登山前には計画が必須!コースタイムを計算してみよう

登山に行く前には、計画を立てることがとても大切です。

今日思い立ったから登山しよう、とはいきません。

山を甘く見てはいけないのです。

事前の準備が必須です。

登山計画を立てるために必要なのがコースタイムです。

今回の記事を参考にコースタイムを計算して、余裕を持った登山計画を立てましょう。

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登山前にしっかりと計画を立てよう

これから登山を始めるのであれば、決めなければならないことが山ほどあります。

登る山、ルート、装備、荷物など、登山には入念な準備が欠かせません。

面倒と思われるかもしれませんが、実はこれも登山の楽しみのひとつです。

「どんな山に登ろう」「帰りは温泉に入ろう」など、自分に合った計画を自由に立てられるのは楽しいものです。

初心者であれば、登山の計画は、ゆとりをもって作成しましょう。

日没までぎりぎりの計画を立ててしまうと行程を楽しめませんし、初心者であれば計算外のハプニングが起こることもあります。

最悪の場合、下山途中に日が沈んでしまい、身動きが取れなくなってしまうこともあるのです。

生死にかかわる事態になることもありますので、自分の身体能力から計算して余裕を持って計画しておくことが大切です。

下山したらおいしいものを食べる、温泉に入るなど楽しいご褒美も準備しておくと初めての登山も成功しやすいですよ。

そこで、登山計画を作る際に必要なのがコースタイムです。

コースタイムを知ることで、おおよその登山計画を作ることができます。

初心者の登山コースの選び方

コースタイムについて考える前に、登山コースの選び方も大切です。

初心者であれば、無理のない登山コースを選びましょう。

気を付けるポイントはいくつかあります。

・標高差

初心者は登山口から山頂まで標高差がありすぎないコースにしましょう。

初めての登山であれば、日帰りでハイキングの延長程度の標高700mほどの低山から標高1500mくらいの山にしておきます。

・コースタイム

最長でも往復で5時間以内に設定しましょう。

・難所の確認

コースに難所や危険箇所があるかどうかを確認しておきます。

初心者はできるだけ難所のないコースを選びましょう。

・往復型

登山のコースにはさまざまな登山経路がありますが、初心者は往路と復路は同じコースにしておくと迷う心配が少ないです。

・季節

雪のない季節を選びましょう。

夏山でも山頂に雪が残っている場合があるため、山を選ぶときは注意してください。

・エスケープルート

ケガをしてしまったときやバテてしまったときに、ショートカットして下山できるルートのことをエスケープルートといいます。

もしものときのために、エスケープルートがある登山コースを選ぶと安心です。

初心者の登山は、上記のようなポイントに気を付けて山を選びましょう。

登る山が決まったら、次にコースタイムの計算をして、登山計画を立てます。

登山地図でコースタイムを知る

コースタイムを計算するために、多くの登山家が利用しているのが、旺文社から発行されている登山地図です。

『山と高原地図 旺文社』

大きな書店などでは、登山コーナーに必ずと言っていいほど置いてあります。

年度ごとに内容が刷新されていますので、必ず最新版を手に入れましょう。

登山地図は、普通の地図ではありません。

より詳細で、より多くの情報が詰め込まれている地図で、登山に必要な情報はほとんど載っているといっても過言ではありません。

山と高原地図の内容を簡単にご紹介します。

・標高

・コースタイム(だいたいの歩行時間)

・山小屋の位置と名称

・テント場の位置

・水場の位置

・登山道、山、登山道上のポイントの名称

・危険箇所やコースの特徴

・山小屋の電話番号や営業時間

・交通機関の電話番号

付録の小冊子には、山のガイドだけでなく気象情報や動植物情報も記載されています。

山と高原地図は北海道から九州まで、60巻にわたって日本中の山を網羅していますので、登りたい山があればまず買っておきましょう。

コースタイムを参考にして自分用に計算する

山と高原地図には、コースタイムが記載されており、多くの登山家はこのコースタイムを参考に登山計画を立てます。

しかし、これに記載されているコースタイムはあくまで目安です。

山と高原地図で計算されているコースタイムと実際のコースタイムでは違いが出てきます。

地図での計算に用いられている条件を理解しておきましょう。

・山小屋の活用を前提条件とした装備

・40~50歳の登山を経験済みの人

・2~5人のパーティ

・晴天の夏山

上記の条件で計算されているため、これも加味して自分用にコースタイムを計算しなおします。

もし、登山初心者であれば地図に記載されているコースタイム以上に時間がかかることを前提として計画を立てましょう。

初心者だけでなく、5名以上のパーティやテント泊、雨天の場合もコースタイムに誤差が生まれます。

初心者は、この標準コースタイムの1.5倍ほど時間がかかるとみておきましょう。

「標準コースタイム×1.5」で計算しなおしてください。

例えばコースタイム3時間と記載されているのであれば、4時間半かかると考えます。

このようにコースタイムを参考に、初心者であれば充分に余裕をもって計画を立てることが大切です。

アプリやサイトを利用すればコースタイムも自動計算

登山計画の立て方がわからない、自信がないという人は、アプリや登山計画を立ててくれるサイトを利用しましょう。

『山と高原地図アプリ』

先ほどご紹介した『山と高原地図』にはアプリもあります。

有料ではありますが、機能は充実しています。

登山地図をベースに、現在地表示やGPSログの記録機能を搭載した登山アプリです。

このアプリがあれば、登山計画もラクラク作れます。

コースやコースタイムポイントを選ぶと、最短時間のルートを自動計算して選択してくれます。

選択されたルートから登山の行程表を作ることもできます。

出発時間、休憩時間、コースタイムの倍率を設定すれば、自分に合った登山計画も作ってくれます。

オフラインでも使用できるため、電波の届かない山中でも使えるのがうれしいですね。

しかし、バッテリー切れなどのトラブルを考慮して、登山では地図も携行することをおすすめします。

『ヤマレコ』

登山に関する情報を集めたサイトです。

みんなの登山の記録や登山ルートを見ることができます。

見るだけでなく自分で投稿することもできますので、登山の記録を残すことができます。

このサイトでは、初心者でも簡単に登山計画を作れるサービスがありますのでおすすめです。

また、登山計画書を管轄の都道府県警や友人に送付もできますので、便利です。

無料で利用できますが、有料のサービスもあります。

無料のサービスでも十分に使える機能満載です。

『ヤマタイム』

コースを選択するだけで標準コースタイムを自動計算して出発から下山までの計画を簡単に作成してくれるサイトです。

ただ、作成できる山は日本の有名な100山程度で、コースも限られています。

コースタイムの調整もできないので、それを参考にして自分で計算しなおす必要もあります。

しかし無料で使えますので、コースタイムの参考にするのであれば使えるでしょう。

山は何が起こるか計算できない!登山計画書を忘れずに!

登山計画やコースタイムの計算をしたら、忘れてはいけないのが登山計画書(登山届)の提出です。

登山者カードや入山届ともいわれます。

登山計画書は、登山のコースやメンバーなどを記載した計画書のことです。

登山計画書があれば、万が一遭難したときに、遭難場所の特定や捜索がしやすくなります。

家族に「○○山に行ってくる」とだけ言って出かけて遭難した場合、「○○山」という情報だけでどのように捜索すればよいのでしょうか。

第三者が確実にパーティの足取りをたどれるように、作成するのが登山者の義務です。

登山計画書は決まったフォーマットはありません。

以下の情報が記載してあれば、OKです。

・山域/山名

・登山期日

・ルート

・登山形態(日帰り、小屋泊、テント泊等)

・メンバー全員の個人情報

・メンバー全員の緊急連絡先

・日別の行動予定

・緊急時の避難コース

・装備の内容

・食料の量

・携帯電話の番号

さまざまな登山サイトでフォーマットがありますので、それを利用して作ってみましょう。

前項で紹介したサイトでも作ることができます。

提出先は、所轄の都道府県警の担当部署、または登山口の提出場所です。

県によっては郵送やメール、オンライン、FAXでも受け付けていますので、確認してみましょう。

そして、家族など(緊急連絡先に当たる人)にも登山計画書を渡しておきます。

自分でも一通持参して、登山に携行します。

どんな低山であっても、登山計画書は必ず作成しましょう。

低山といっても、何が起こるかわからないのが山なのです。

しっかりと登山計画を立てて、安全な登山を楽しんでくださいね。

登山の楽しさにハマると抜け出せない

登山は苦しいものですが多くの楽しみや達成感があり、それにハマってしまうとなかなか抜け出せません。

登山をしない人はなぜわざわざ苦しい思いをするのか不思議に思うかもしれません。

しかし、登山の楽しみは登頂の喜びだけではありません。

登山道に咲く花を愛でるのも、登山仲間との交流も、自分の体力と向き合うのも、すべて登山の楽しみです。

挑戦してみたくなってきたでしょうか。

登山計画を立てたら、まずは近所の低山から登山を始めてみませんか。