目からウロコ!バーベキュー食材の変わり種をご紹介!

最終更新日:2019/06/11

バーベキューの時、いつも同じ定番の食材を選んでいませんか?

肉を焼くだけという、マンネリを感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで、「定番メニュー以外の食材を知りたい!」という方にお答えします。

バーベキューの変わり種の食材を5つ厳選し、レシピ付きで解説します。

変り種食材といっても、調理や準備が大変だと試しにくいですよね。

こちらでは、簡単な調理工程のものご紹介するので是非参考にしてみてください。

変わり種で変化球!バーベキュー食材は肉だけじゃない!

バーベキューの食材の定番のメニューと言えばこちらの2つです。

・牛肉
・焼きそば

2つの食材のメリットは、性別や年齢に関係なく、大多数の方が好んで食べられるという点です。

そして、短時間ですぐに食べられ、調理工程も簡単であることもその理由の一つです。

さらに、食材を準備する観点からみると、当日、人数の変更が見られた場合でも、定番メニューは対応しやすいという利点があります。

つまり、バーベキューには「簡単」、「短時間」、「人数調整」という3つの要素が必要なのです。

しかし、この3つの要素を備える他の食材を、改めて考えて見つける人は少ないのではないでしょうか。

ですから、定番メニューがくり返され、食材のマンネリ化が起きてしまうのでしょう。

ここで、バーベキューのマンネリ化を解消させるべく提案したいのが『変わり種の食材』です。

定番のメニューは残しつつ、『変わり種の食材』をプラスするというアイデアです。

「変わり種の食材が、調理方法や準備が大変だと困ってしまう」という方でも大丈夫です。

簡単な調理方法のものばかり、変わり種の食材を集めましたのでご安心ください。

定番メニューの要素を残しつつ、変わり種の食材をプラスしてワンランク上のバーベキューに挑戦してみましょう。

バーベキュー仲間からは「こんな変わり種の食材のバーベキュー初めてで感動!」という評価ももらえるかもしれませんよ。

「肉=牛肉」を見直し!変わり種の食材「ラム肉」に挑戦

はじめにご紹介する変わり種の食材は「ラム肉」です。

「牛肉」から「羊肉」に変更するだけですが、それだけでインパクトが違います。

なぜなら、知名度はあるものの、牛肉や豚肉に比べると普段食べる肉の中では一般的ではないためです。

しかし最近では、スーパーの精肉売り場でも、ラム肉を目にする機会は増え入手は簡単です。

ここでは、バーベキューの雰囲気を盛り立てる為に、骨つきの「ラムチョップ」を選んでいます。

『味わいラムチョップ』

【材料】

・骨つきラム肉 人数分
・ハーブソルト 適量
・オリーブオイル 適量

【作り方】

①骨つきラム肉に、ハーブソルトを両面にふりかけてなじませます。

②バーベキューの網の上でじっくり食べごろまで焼いたら完成です。

③焼きあがったラム肉に、お好みのタレをつけて食べましょう。

炭火でじっくり旨味を閉じ込めたラム肉の独特な味わいは、きっとくせになりますよ。

頻繁に食べない食材だからこそ、食べた人の印象にも残りやすいですね。

さらにラム肉は、牛肉に比べて低カロリーなことも魅力の一つです。

そして、ラム肉には細胞内の脂肪を燃焼をしてくれる「Lカルニチン」という栄養素がたくさん含まれているヘルシーな食材と言われています。

バーベキューでは、ついつい食べ過ぎてしまうことも多いですよね。

ラム肉は牛肉よりもヘルシーで脂肪燃焼にも効果があることを、一緒に楽しむ仲間にも教えてあげましょう。

美味しさだけではなく、健康まで気を使う変わり種の食材は、とても喜ばれるのではないでしょうか。

変わり種でもとても簡単で時短なバーベキュー食材

バーベキューで、すぐにでも採用してほしい変わり種の食材は、「サバ缶」です。

サバ缶を網の上にのせて焼くだけという、非常に簡単なレシピです。

定番メニューのお肉と合わせて、登場させるとよいでしょう。

缶詰を用意するだけなので、準備も大変ではありませんよね。

さらに、缶詰の種類を変えれば色々な味をみんなで楽しめます。

『置くだけサバ缶』

【材料】

・サバの缶詰
・とけるチーズ(お好みで)
・マヨネーズ(お好みで)

① サバの缶詰のふたを開けて、網の上に置きます。

② お好みで、サバにとけるチーズや、マヨネーズをかけて焼くのもおすすめです。

③ 具材がアツアツになったら食べごろです。

食べ終わったら、缶を捨てるだけなので洗い物を減らせます。

サバだけでなく、イワシやシーチキン、貝などの食材の缶詰も美味しいです。

簡単でも、味は保証つきな変わり種の食材ですので、ぜひ試してみてくださいね。

食材は普通のフランスパン!バーベキューで変わり種に変身

次にご紹介する食材は、「フランスパン」です。

変わり種の部分は、フランスパンの食べ方にあります。

さっそく、バーベキューでのフランスパンレシピをご覧ください。

『シェアして楽しいチーズフランスパン』

【材料】

・フランスパン1本
・市販のバジルチューブなど
・とろけるチーズ
・アルミホイル

【作り方】

①フランスパンは1本まるごと使い、包丁で均等に切りこみを入れます。

具材をはさむので、最後まで切り落とさないように気をつけましょう。

②バジルをフランスパンの切れ目に塗っていきます。

③さらに、切れ目にとろけるチーズをまんべんなくいれます。

④アルミホイルで軽くフランスパンを包み、網の上に置きます。

⑤とろけるチーズがとけて、フランスパンがこんがりとしたら完成です。

切り込みをいれたパン部分をもちあげると、中味のチーズがとろりとして、食欲をそそります。

馴染みのある食材でも、いつもと違う食べ方をすることで変り種の食材に仲間入りです。

フランスパンをまるごと使うので、おしゃれな見た目は写真映えも狙えるかもしれませんね。

調味料に、ガーリックや、粒マスタードなどのアレンジも美味しいです。

ハムやトマトなど、トッピングの種類も色々とチャレンジしても楽しいでしょう。

大人数でもシェアできるこの変わり種のレシピをぜひ試してみてください。

大人のバーベキューにおすすめ!変わり種の食材を炙るだけ

大人グループでバーベキューをする時に、おすすめな変わり種の食材は「カツオ」です。

カツオのさくを、バーベキューの炭火とバーナーを使って炙ります。

カツオをバーナーで炙る時はエンターテイメント性も加わるため、場の雰囲気を盛り上げる効果も期待できますよ。

『炙るカツオのたたき』

【材料】

・カツオのさく
・薬味のネギとおろしショウガ
・スライスした玉ねぎ
・大葉
・ポン酢醤油
・バーナー
・カツオを刺す用の鉄串

【作り方】

①カツオのさくを鉄串で何箇所か刺し、炭火の上でじっくり炙ります。

②焼き足りない上面を、バーナーで炙りましょう。

③お皿に、大葉と玉ねぎを盛り付け、その上に包丁で、切ったカツオをのせます。

④さらに、カツオの上に、薬味をのせて完成です。

バーベキューといえば、肉を思い浮かべる方々にとっては、カツオのたたきは目からウロコですね。

さらに、定番メニューでは焼肉のタレの味ばっかりになってしまうことも多いですが、このカツオのたたきは、ポン酢醤油でさっぱり食べられ、味の変化ももたらしてくれる嬉しい料理です。

サプライズにいかが?めでたいバーベキュー変わり種の食材

最後に、工程に少々手間がかかる中級者向けの変わり種の食材をご紹介します。

「塩釜」という料理です。

「塩釜」とは、一般的に塩に卵白を混ぜたもので食材を包んで調理する方法です。

塩で食材を包み、水分を外に逃がさず蒸し上げることで、ふっくらとジューシーな味わいを楽しめます。

調理工程は中級者向けですが、チャレンジし甲斐のあるインパクトある料理です。

『昆布が香る鯛の塩釜』

【材料】

・鱗をとった鯛 1匹
・塩 1kg
・卵白 卵2個分
・昆布 適量
・大葉 適量
・ダッチオーブン(なければ、アルミホイルで蓋もある容器で代用)
・ボール
・アルミホイル

【作り方】

①塩と卵白を、ボールの中で混ぜます。

②アルミホイルをダッチオーブンの中に敷きます。

③その中に、①を1/3程度、ダッチオーブンの底に広げます。

④③の上に、昆布と大葉を引いてその上に鯛をのせ、さらに昆布と大葉を上に被せます。

⑤残った①を、鯛の姿がしっかり隠れるように、まんべんなく敷きつめ、蓋をします。

⑥炭の上に置き、蓋にも炭火を何個か置いて、1時間ほどで完成です。

火加減が難しいので、30分くらいで一度中身をチェックしましょう。

焦げ過ぎている場合には、炭の量を加減してください。

出来上がると、まわりの塩は固まっています。

塩釜の醍醐味は、その塩をハンマーで割るところにあるのです。

なかなか普通の料理では体験できない面白さですよね。

バーベキューで、何かのお祝い事にサプライズ演出としてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

変わり種の食材で、ワンランク上のバーベキューに挑戦しよう!

今回ご紹介した「変わり種の食材」は調理も準備も簡単なものばかりです。

ご紹介した中でも一番おすすめは「炙るカツオのたたき」です。

ポン酢醤油で食べるさっぱりした味わいは、バーベキューの定番の味にはなかなかありませんし、手軽にインパクトある料理としても楽しめます。

ぜひ、ご紹介した様々な変わり種の食材で、バーベキューのバリエーションを広げて行ってくださいね。

こちらも合わせてご覧ください。