登山で人気のウルトラライトザック!おすすめ商品をご紹介!

最終更新日:2019/01/21

登山をする時のザック選びは非常に重要です。

登山には必要な装備がたくさんあるので、容量が大きいに越したことはありません。

しかし、ザックを大きくするとそれ自体が重くなり、後々自分の体の負担となってきます。

その負担を軽減するために作られたのが、ウルトラライトザックです。

今回はそのウルトラライトザックのご説明と、おすすめ商品についてご紹介したいと思います。

リュックとザックの違いとは!?登山にはどちらがおすすめ!?

リュックとザックが同じものと認識している人は多いものです。

ここでは、リュックとザックについての基礎知識をお伝えします。

それぞれの特徴からみていきましょう。

【リュック】

・大きさが小さめ

・ウエストベルトや調整ベルトが付いていないものが多い

・細かなサイズ展開が少ない

・機能性に特化しておらず登山向きではない

【ザック】

・歩くときに身体の重心のブレを防止するためデザインが縦長

・身体の負荷軽減のために、各所にベルトやパッドなどが装備されている

・ウルトラライトを意識し、軽量化のために特化した商品が多い

これらの特徴をみても、登山にはリュックよりもザックが適していることがわかりますね。

上記以外のザックの特徴として、サイズ展開が細かいことも特徴の一つです。

男女別で分かれているものもあり、自分の体形に合ったものを選ぶことができます。

ベルトやパッドなどの装備は上記の通りですが、ザックは内側も機能が優れています。

ベルトや収納に便利な小分けのパックが、荷物の崩れなどを防ぎます。

また、最近の機能としてハイドレーションが注目されています。

これは、歩いている最中などにも飲料を飲めるように収納できるものです。

登山のときに便利な機能が多数搭載していることがわかりますね。

ウルトラライト登山とは?

登山を行う場合、高尾山など日帰りでできる場所であれば、荷物が重いということはあまりありませんが、テント泊の場合は変わってきます。

1泊するための荷物などを持ちながら登山することになるからです。

そのためには、テントやバーナー、寝袋などのギアを持参しなくてはなりません。

1つ1つ準備すると、荷物がとても多く重くなってしまいますが、最近「ウルトラライト登山」のスタイルが広まりつつあります。

このウルトラライト登山とは、ザックの中身を必要最低限に厳選することで、荷物をより軽くするスタイルのことをいうのです。

さらに持参するギアも、機能は劣らずに軽量のものを選んで持って行きます。

これにより荷物を軽量化し、快適に登山をすることが可能になるのです。

ウルトラライトのメリットとは?

ウルトラライトで登山するメリットについて、みていきましょう。

先ほどもお話ししましたが、ウルトラライトとは必要最低限の荷物をザックに詰めて登山を行うスタイルです。

荷物が軽くなれば、もちろん身軽になりますよね。

そのため、快適に山を登れるだけでなく、体力も消耗しにくくなるのです。

体力が残っていると、危機管理に対する意識も働いている状態が長くなるので、事故などを未然に防ぐことができ、安全に登山することにもつながります。

こういったメリットにより、最近ウルトラライトで登山を行う方が増えつつあるのです。

しかし、ウルトラライト登山を行う場合は、注意しなければいけないことも当然あります。

次の項でお話ししますので、ウルトラライトに目を向けている方は一度読んでみてくださいね。

ウルトラライトザックって何?

ハイキングやクライミング、トレイルランなど、近年はアウトドア・アクティビティの種類が多様化してきてます。

そしてそれに伴い、ザックの種類も様々なものが販売されています。

そうした様々なザックの中から、さらに軽さに重点を置いた商品が開発されました。

それが、ウルトラライトザックです。

具体的な定義はなく、一般的にザックの重量が1000グラム前後のものをそう呼びます。

様々なシーンで活躍するザックですが、特に「ファストパッキング」というジャンルのアクティビティで注目されています。

ファストパッキングとは、登山とランニングを合わせたものです。

意味合いとしては、軽量化したウエアや道具を使用して、より長い距離を短時間でテンポよく踏破することです。

そのため、ゆっくり自分のペースで登る登山とは少し違います。

移動時間を短くすることによって、さらにより遠くまで移動することもできますし、移動先で長めの休憩をとったり、おすすめの絶景ポイントで写真などにじっくりと時間を費やしたり、行動の自由度が高まります。

その自由度がファストパッキングの魅力であり、そのファストパッキングをサポートするのがウルトラライトザックと言えます。

それでは、次はザックの選び方のポイントをご説明します。

ザック選びのポイント

そもそもですが、ザックとは何でしょうか。

ザックとは、登山用に特化したリュックのことを指します。

調整ベルトやウエストベルトなどが装備されており、長時間の登山に対応できている作りとなっています。

それでは、何をポイントに置いてザックを選んだらいいのでしょうか。

最も重要なのはフィット感です。

ウルトラライトザックだけでなく、ザック全般は背負うものではなく、着るものとよく言われます。

ウエアと一緒で、自分の体に合っていないと、体に余分に負荷がかかってしまいます。

そのため、背面のサイズやウエストの位置、肩パッドの厚さや背中のフィット感など自分の体にしっかり合ったものを選びましょう。

次のポイントとしてはウエストベルトです。

これは意外と重要で、荷物が重たくなると肩で背負うよりも、腰で背負った方が非常に楽に感じます。

ウエストベルトが分厚ければ、その分腰の負担も少なくて済みます。

大抵の商品は、ザックの容量に合わせてウエストベルトも分厚くなっているのですが、購入前にしっかりと確認しておきましょう。

そして、最後に防水機能がついてるものがおすすめです。

山の天候は変わりやすいです。

急な雷雨に備えて、雨用のザックカバーを購入してもいいのですが、やはり面倒です。

雨の度、中から取り出してセッティングしなければなりませんし、ザックの中身を取り出すのに、いちいちそれを取り外してから中身を取り出すのは、本当に面倒です。

防水機能が備わっていれば、その作業から解放されます。

防水機能の有無も購入前にしっかりと確認しておきましょう。

登山用ザックを選ぶ!ポイントを押さえよう

前の項で、登山に必要といえるギアなどについてお話をしてきました。

ウルトラライトでは、必要最低限とはいえ多くのアイテムを7kg前後で用意することが可能なのですね。

次にここでは、多くの荷物をまとめるための、登山用のザックの選び方についてお話をしていきます。

ザックを選ぶときのポイントには、2つあります。

1つめは、ギアなどの容量で選ぶことです。

登る山によって必要になるアイテムも変わりますから、容量も変わってきます。

例えば、日帰り登山や山小屋がある山で1泊する場合は、だいたい荷物は30L前後になります。

また、テント泊の場合は、50~80Lほどの荷物になることでしょう。

登る山によって必要となる荷物の量も違うので、その山に合った荷物の容量のザックを選ぶ必要があります。

2つめは、体にフィットするかで選ぶことです。

自分の体に合ったザックでないと、重さがかかる部分にかたよりが出てしまうため、疲れやすくなってしまうのです。

きちんと背面長(首の後ろの突起した骨から腰骨まで)の長さを測り、その長さに合ったサイズのザックを選びましょう。

もし、背面長の長さが42cmの場合はSサイズのザックがオススメです。

「ザックも軽くしたいからこれ!」というように、きちんと試着せずに軽さ重視でザックを選んでしまうと、せっかくウルトラライトでそろえたとしても、逆に体を負担にさせてしまいます。

こういったことのないように、登る予定の山に必要な荷物の容量と自分の体にフィットしたザックを選ぶようにしてください。

ウルトラライトのザックが人気のわけとは!?

先述した通り、ウルトラライトのザックは軽量化に特化しています。

登山は必要な荷物も多く、重量が重くなりがちです。

短時間であれば、重くてもあまり身体の負担になることはないでしょう。

しかし登山は長時間だったり、泊りがけで行くこともあるでしょう。

重さに比例して、歩行距離にも影響が出ます。

重いと、身体だけでなく精神的にも負荷を感じてしまいますよね。

これらの問題の解消のために、ウルトラライトのザックが開発されました。

身軽であれば、走ったり岩を登ったりなどのアクティブな行動にも繋がります。

登山は、自然を楽しむことが醍醐味です。

そのためにはザックの軽量化が不可欠であるとの理念が、開発にも役立っています。

ウルトラライトのザックがなぜ人気なのかを物語っているともいえるでしょう。

カラーやデザインも多種多様で、選ぶ楽しさがあることも人気の一つです。

自分の好みのウルトラライトのザックを選ぶことは、登山への意欲にもつながるものです。

後ほど、ウルトラライトのザックをご紹介しますので、参考にしてください。

ウルトラライトの注意点も知っておこう!

ウルトラライトによって荷物の軽量化を可能にできますが、注意点も当然あります。

まず挙げられるのは、「使用するザック」です。

ウルトラライト志向のザック(ULザック)もあるのですが、これを使う場合、ほかのギアたちも軽量のものを用意しなくてはなりません。

ULザックだけでなく、ザック以外のギア(水筒、クッカーなど)も細かいところまで軽量化されていないと、体の負担が増してしまう恐れがあるのです。

ザックだけ軽くてほかのものが重ければ軽量化したとはいえませんし、結局背負ったときの体感は重いままですよね。

快適に登山を行うためのウルトラライトが、反対に体に負担を与えてしまっては意味がありません。

ですから、ザック以外のギアも全て軽量のものにできれば、ULザックであっても体に負担を与えることはなくなります。

また、持っているULザックが自分の体に合っていない場合も、同様に体に負担を与えてしまうので注意する必要があります。

使うザックによっても、ウルトラライトで快適に登れるかが変わりますので、ザックを選ぶときは注意して選ばなくてはなりません。

ほかにも、「必要なギアを削らないこと」や「余計なアイテムは持参しない」ということも頭に入れておきましょう。

登山に行くなら!オススメのザックをご紹介

ここでは最後に、登山にオススメのザックをご紹介していきます。

選ぶときは、先ほどのポイントを意識して選ぶようにしてくださいね。

【グレゴリー バルトロ65】

テント泊の場合にオススメのザックです。

サイズが3展開あり、S-61L、M-65L、L-69Lとなっています。

背負い心地もこだわって作られているので、体への負担を与えにくくしてくれます。

ザック自体の重さはそこそこありますが、ウルトラライト登山でも活躍が期待できるでしょう。

【ノースフェイス テルス30】

M-28L、L-30Lの2サイズ展開です。

機能性と耐久性に優れているので、登山で活躍すること間違いなしのザックです。

日帰り登山や山小屋泊の登山のときにオススメです。

【カリマーSF セイバー30】

こちらもノースフェイス同様、日帰り登山などにオススメのザックです。

30Lの容量が入るザックで、比較的軽量のものです。

背面にクールメッシュが備わっているので、快適な背負い心地を与えてくれます。

登山でも活躍しますが、キャンプやタウンユースでも使えるので、使い勝手の良いザックですね。

山旅全般におすすめのウルトラライトザック

ウルトラライトザックと一口に言っても様々な種類があります。

大きさや機能性やデザインなど、各メーカー特色のあるものを販売しています。

今回は、普通の登山をする場合とトレイルランの場合に適したザックをご紹介していきます。

それでは、まず登山に適したおすすめのウルトラライトザックをご紹介します。

登山に適したおすすめのウルトラライトザックは、「山と道」が販売している「U.L.FramePack ONE」です。

「山と道」はアウトドア用品店の中で非常に有名なショップで、主に山に関わる道具を販売しています。

では、ザックの特徴についてご説明します。

要領は40L後半まで詰め込める大容量にもかかわらず、本体重量はたったの600グラムという驚きの軽さです。

そして、それほど軽いにもかかわらず、あり得ないほど快適な背面構造が施されています。

大抵のウルトラライトザックは、軽さを求めるあまり、耐久性であったり機能性であったり、その性能が他のザックより劣ります。

しかし、このザックは違います。

X型に配置されたカーボンフレームは肩と腰にしっかりと当たり、背中のラインにぴったりフィットします。

ぴったりとフィットすることによって、荷物の重みが肩だけにかかることなく、肩・背中・腰にまんべんなく負荷がかかり、疲労が溜まりにくくなります。

そのため、非常に性能がいいウルトラライトザックと言えます。

その反面、ネックとしては値段が高価という点です。

登山初心者がいきなり買うには、少しハードルが高いかもしれません。

トレイルランにおすすめのウルトラライトザック

続いて、トレイルランにおすすめのウルトラライトザックをご紹介します。

トレイルランとは、登山とランニングを合わせたスポーツです。

普通の道ではなく山道を走るわけですから、ただのランニングと比べて非常なハードな競技と言えます。

しかし、その反面、完走できたときの達成感は他では味わうことができません。

また、大自然の中を走る疾走感というのも、このスポーツの魅力の1つと言えるでしょう。

そんなトレイルランに適したウルトラライトザックは、「ULTIMATE DIRECTION」が販売している「ファストパック30」です。

トレイルラン用に販売されているザックはたくさんありますが、大体容量は10L程度のものが大半です。

そういった意味で、30Lもの容量は非常に貴重な存在です。

テント泊も可能な収容性の高さと、ランニングに適した構造を両立しています。

しかし、デメリットとして、5キロを超えるような荷物を背負うと非常にパフォーマンスが下がります。

肩に大きく負荷がかかり、走行時のバックのぶれも大きくなります。

また、耐久性に関してもそれほど有能とは言えず、すぐに破損する可能性もあります。

使用する際は、荷物の容量に十分注意しましょう。

登山におすすめ!ウルトラライトのザック

ここでは、おすすめのウルトラライトのザックをご紹介します。

【山と道 MINI】

良質なウルトラライトのザックが豊富で有名な、山と道の商品です。

小型のバックで女性にもおすすめです。

ハイキングや低登山などに適しています。

大きめのサイドポケットには、500mlのペットボトルが2本入ります。

作りもしっかりしており、走ったときに落ちるなどの心配も少ないです。

【オガワンド OWN】

近年人気が高い、オガワンドの商品です。

雑誌に搭載されるなど、注目も高まっています。

容量が25~50lと幅広いのもポイントです。

ザックの拡張性にも優れ、マットの外付けなどにも便利です。

身長によって調節できるよう、ショルダーベルトが3サイズから選ぶことができます。

またベルトが高い位置に装備されているため、肩甲骨の中心に重心を合わせることができます。

ウエストハーネスが無くても安定感や重さの軽減に役立ちます。

【アトリエブルーボトル collerPAC-03】

山と道と同等の人気を誇るアトリエブルーの商品です。

泊りがけの登山にもおすすめです。

ポケットの多さと容量が特徴です。

フロントのオープンポケットとミニポケットや、ボトルポケットなどが役立ちます。

見た目よりも容量と使い勝手のよさが人気です。

デザイン性にも優れ、おしゃれを重視する人にも支持を得ています。

コスパ抜群のウルトラライトザック

最後におすすめするウルトラライトザックは、コスパ抜群のウルトラライトザックです。

ウルトラライトザックに限らず、本格的なザックを購入しようと思えば2~3万円はかかります。

中には、10万円台の高価なものも販売されています。

そんな中、初心者でも購入しやすい1万円を切る価格で販売されているザックがあります。

それは、「mont-bell」が販売している「バーサライト パック 30」です。

なんと、登山初心者でも購入しやすい定価9,936円で販売されています。

30Lもの大きさがあるにもかかわらず、重量はわずか620グラムです。

ポケットの数は合計7つで、外側に6つと内側に1つあります。

しかし、メリットだけではありません。

デメリットとして、耐久性があまり期待できません。

必要以上に荷物を積めると、破損する可能性があります。

また、同様に荷物を積めすぎると、背中全体ではなく肩だけに負担がかかってしまいます。

主力のバックとしては少し心もとないです。

用途を決めて消耗品と割り切って使用することをおすすめします。

ザックに詰める!登山に必要なアイテムとは?

ウルトラライトの注意点についてお話ししたところで、ここでは登山に必要といえるギアは何があるのかをご説明していきます。

「もっと身軽に動きたい!」という思いが強いほど、必要なものまで削ってしまうことがありますので、最低限登山に必要といえるアイテムを知っておきましょう。

富士山など1泊する登山の場合でお話ししていきます。

まずは、もちろんザックです。

このあと、登山にオススメのザックもご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

つぎに、テントです。

荷物のなかでは、1番重くて大きいといってもいいでしょう。

最近では自立式のものも増え、800gほどの軽量サイズのテントもあります。

そして、シュラフも重要ですね。

シュラフとは寝袋のことで、こちらも最近では十分な温かさがありながらも、コンパクトで軽量サイズのものが増えてきています。

軽量のものはだいたい320gほどのものです。

また、登山の場合はマットも用意しておきましょう。

登山道は石などが多くあまり整備されてはいませんし、標高が高くなるにつれて気温も下がります。

断熱材の高いマットであれば、寝るときにシュラフと一緒に使用すれば、十分な温かさを維持しながら睡眠をとることが可能です。

ウルトラライトでは130gほどのものが良いでしょう。

夜のマストアイテムといえば、ランタンです。

折りたたみ式のランタンであれば、収納も便利です。

また、70g前後のソーラー式のランタンもあるので、電池を持って行く必要もなくなりますよ。

ほかに、バーナーや熱源、クッカー、飲食料、防寒着、着替え、充電器なども大切です。

本格的な登山の場合は、トレッキングポールも用意しておきましょう。

折りたたむことが可能なものもあるので、使わないときはコンパクトに収納することができます。

さらに、ヘッドライトやヘルメット、コンパスなどもそろえると良いですね。

ファーストエイドキットという、必要最低限のアイテムが搭載された携帯アイテムも持っておくと安心です。

これらのトータルをだいたい7kg前後で用意できれば、ウルトラライトといえるでしょう。

重さなども厳選すれば、5kg代でそろえることも可能となります。

いざ登山に行く際は、ご紹介したアイテムを用意し、必要ではなさそうなアイテムは省くようにしてくださいね。

その他のおすすめの軽量登山グッズ

ウルトラライトザック以外にも、非常に軽量な登山グッズが販売されています。

登山をするための最低限の装備といっても、ついついかさばり重たくなってしまいます。

当然ですが、重たくなるとその分、体に負担がかかります。

登山を楽しむために、なるべく軽量なものを揃えましょう。

まず1つ目に軽くしたいのが、テントです。

日帰り登山なら必要ありませんが、山で1泊する予定ならテントが必要です。

そして、テントが一番重たい荷物となるでしょう。

まずは、そのテントを軽量化することがおすすめです。

テント以外にも野営するための、食器や調理器具も軽量化するといいでしょう。

おすすめはチタン製の食器や調理器具です。

非常に軽く耐久性もあります。

また、着ているウエアや靴も軽いものを選ぶと、さらに体の負担が少なくなるでしょう。

しかし、軽量登山グッズはメリットだけではありません。

デメリットとして、その耐久性の弱さがあります。

その辺のデメリットも、しっかりと加味しておきましょう。

お気に入りのザックを長く愛用するために

ザックを使った後は、お手入れも大切です。

登山のときにかいた汗は、ザックにも染みついています。

またザックの底の部分などは、汚れやすくもあります。

汚れからくる劣化を防ぐためにも、使ったあとのお手入れは重要です。

ここでは、主にザックの洗い方をご紹介します。

【洗い方】

①フレームなどの取り外しができる部分を外しましょう。

②ザックを、折りたたまなくても入るくらいの容器に入れます。

浴槽などもおすすめです。

③次に、化学繊維用の洗剤を容器に入れ押し洗いします。

底の部分など、汚れやすいところは特に念入りに洗います。

④洗い終わったら、よくすすぎましょう。

洗剤が残らないようによくすすいでください。

⑤陰干しでザックを乾かしたら、化学繊維用のスプレーをかけます。

その後、熱を加えるためにドライヤーで乾かします。

これは、洗うことで弱くなったザックの生地表面の撥水作用を回復させるためです。

注意点として、もみ洗いは避けましょう。

ザックの本体内部生地の防水コーティングが剥がれる原因になります。

この洗い方は、ウルトラライトに特化したザック以外にももちろん適用できます。

手順も難しくないため、ぜひ参考にしてください。

登山に必須!?ウルトラライトの便利なアイテム

ウルトラライトのザックをいくつかご紹介してきました。

ここではザック以外におすすめな、ウルトラライトのアイテムについてまとめていきます。

【シートゥサミット ウルトラライトマット Xスモール】

全長128㎝、厚み5㎝の大きめなマットです。

重さも296gと軽量で、大きさに反比例して持ち運びにも便利です。

ドット状の膨らんだ突起は、エアスプリングセルといいます。

空気が入ると、このセルが重さを分散させ、適度なクッション性を保ちます。

長さがあるため、長身の男性が寝ても十分余裕があります。

【モンベル ウルトラライトシェルジャケット 】

アウトドアブランドで有名なモンベルの商品です。

ウルトラライトのジャケットは各社から販売されていますが、こちらの商品は特におすすめです。

一般的に販売されているTシャツよりも軽く、平均重量は128gです。

表の生地には極薄シェルを採用しています。

そのため、軽いのに強度が強いと人気です。

裏の生地のポリエステルメッシュは、保温性と速乾性の両面に役立っています。

袖や背中にはストレッチ性を施し、登山のときのアクティブな動きにも対応します。

ウルトラライトのザックで登山をアクティブに楽しもう!

ウルトラライトのザックが登山にどのように役立つかがわかりましたね。

機能はもちろん、デザインやカラーが豊富なのもうれしいポイントです。

長く愛用するためには、ザックのお手入れも重要です。

また、ウルトラライトはザックだけでなく、様々なアイテムがあります。

登山に役立つアイテムも多数ありますので、ザックと一緒に揃えるのもよいですね。

軽量装備で登山を楽しもう!

登山のときの荷物の重たさは、非常にネックになります。

最低限の装備と言いつつ、ついつい荷物はかさばってしまうものです。

そこで、ウルトラライトザックが良いでしょう。

また、その他の装備もなるべく軽量なものを購入すると、体に負担をかけず登山を楽しめることができますよ。

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