焚き火用手袋を準備しよう-種類やおすすめ9選とお手入れ方法

最終更新日:2024/05/15

焚き火用手袋を準備しよう-種類やおすすめ9選とお手入れ方法

暖をとったり、料理を作ったりできるだけでなく、見ているだけでも癒やされる焚き火。
魅力がたくさんある焚き火ですが、火を扱うので素手で管理をするのは危険です。

そこで活躍するのが耐熱手袋です。
耐熱手袋があれば、やけどから手を守ってくれますし、薪のトゲでけがをする心配もなくなります。

この記事では、そんな耐熱手袋の種類やおすすめの手袋をご紹介します。
お手入れ方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

焚き火で使える耐熱手袋の種類

焚き火をするときは薪をくべたり、火の近くで作業をすることが多いのでやけどの危険があります。
そこで、焚火をするときは、耐熱手袋(耐熱グローブ)を活用してみましょう。
耐熱手袋の素材と長さの特徴についてご紹介します。

素材

  • 牛革
    牛革は、耐久性や通気性に優れ、使い込むほどに風合いが増していく素材です。
    牛革の耐熱温度は、一般的に100℃~120℃程度と言われています。
    薪をくべたり焚き火のそばで使用すると、火傷や革の劣化を招く可能性があるため、注意が必要です。
  • アラミド繊維
    アラミド繊維は、一般的に300℃~500℃程度の耐熱温度を持つ繊維です。
    なお、炭火の温度は、種類や燃焼状態によって異なりますが、一般的に500℃~700℃程度になります。
    焚き火だけでなく、炭も扱う場合は耐熱温度を重視した手袋を選びましょう。

長さ

  • ロング
    ロングタイプの手袋は、前腕まで覆うものもあり、範囲が広いため、やけどやけがをしにくいというメリットがあります。
    ただし、外したときにかさばったり、持ち運びが不便といったデメリットがあります。
  • ショート
    ショートタイプの手袋は手首までなので、着脱しやすく持ち運びも簡単です。
    軍手のようなフィット感があるので、他の作業もしやすいといったメリットがあります。
    ただし、腕部分まで守ることができないことがデメリットです。

焚き火におすすめのロング丈の手袋

腕まで守ってくれるロング丈の手袋のおすすめを2つご紹介します。
どちらも汚れが目立ちにくくおしゃれな見た目なので、長期間愛着を持って使えます。

モンベル

モンベルの「ファイヤーピット グローブ」は、柔らかさと強度に優れた牛革と、肌触りの良いコットン100%ライナーを採用しています。
前腕まで覆える長さで、袖の汚れを防ぎます。

ロゴス

ロゴスの「たき火ロング耐熱レザーグローブPRO」は、耐熱性に優れた牛革を使用した、丈夫な作りのレザーグローブです。
上腕まであるので火の粉や熱から腕全体を守ります。
手のひらや指部分には革を重ね貼りしているため、熱による火傷を防げます。

ショート丈でおすすめの手袋

着脱しやすく作業がしやすいショート丈の耐熱手袋にはどのようなものがあるのでしょうか。
おすすめを3つご紹介します。

ロゴス

ロゴスの「BBQ耐熱レザーグローブ」は、手のひらや指部分を重ね張りした牛革製の手袋です。
重ね張りしているので、牛革製ですが断熱性が高めです。

サイズ展開が豊富なので、自分に合ったサイズも見つかります。
フィット感もあり使いやすいので、多くの方から支持されている人気の手袋です。

キャプテンスタッグ

キャプテンスタッグの「アウトドア ソフトレザーグローブ」は、内側がコットン素材の牛革の手袋です。
肌触りがよく柔らかいので握りやすく、焚き火だけでなくいろいろなシーンで使えます。

モンベル

モンベルの「レザーキャンプグローブ」は、強度と柔らかさのバランスが取れた牛革を採用した手袋です。
縫い目が外側になっているのでごわつかず、つけ心地がよいのが特徴です。
また、手口が広めなので着脱もしやすいです。

コスパが良いおすすめの手袋

耐久手袋は、楽天などのネットショップやホームセンターなどでも気軽に手に入れることができます。
ここでは、コスパのよい手袋を3つご紹介します。

東和コーポレーション

東和コーポレーションの「エクストラガードタキビ」は、厚みのある牛床革を採用しているので耐久性、耐熱性に優れた手袋です。
劣化しやすい指股部分には、黒銀革当てがついています。

また、3つのタイプがあり、薪の扱いに活躍するタイプと、キャンプ料理に活躍するタイプ、においやムレを防止する内側がメッシュになっているタイプがあります。
どれもコスパのよい手袋です。

コストコ

コストコで販売されている、Wells Lamont(ウェルズ ラモン)の「プレミアムレザーグローブ」は、3枚組で売られている牛革の手袋です。
耐熱性はあまりありませんが、ほどよい厚さなので作業がしやすいです。

おすすめの子供用手袋

ファミリーキャンプで焚き火をしていると、子供も薪をくべたり、火の管理にチャレンジしたいということもあるでしょう。
焚き火は火を使うので危険ではありますが、キャンプだからこその経験をさせたいですよね。

子供と一緒に焚き火を楽しむときは、子供にも耐熱手袋を用意しましょう。
そして、必ず大人と一緒に行い、やけどやけがをしないように注意しましょう。
下記では、おすすめの子供用の耐熱手袋をご紹介します。

ワークマン

ワークマンの「フィールドグローブ」は、牛床革使用の手袋です。
子供でも握りやすく、柔らかいのが特徴です。
フリーサイズだけでなく、レディース向けの少し小さめサイズと子供用のサイズがあり、お手頃価格なので家族分そろえるのもおすすめです。

キンコグローブ

キンコグローブの「Cowhide Leather Palm」は、牛革で作られた手袋です。
サイズが3~6歳向けのXXSサイズと、7~12歳向けのXSサイズ、大人用のMサイズがあります。
手のひら部分に裏地がついているので、肌触りもよい手袋です。

焚き火用手袋のお手入れ

ここまで、おすすめの焚き火用手袋をご紹介しました。
最後に、焚き火用手袋のお手入れ方法についてご紹介します。

キャンプで手袋を使うと必ず汚れてしまいます。
革手袋の場合は洗濯できないので、お手入れに注意する必要があります。

軽い汚れの場合は、ブラシや布を使って汚れを落とし陰干ししましょう。
しっかり乾燥させてから、通気性の良い場所で保管しましょう。

汚れがひどい場合は、革専用の洗剤を使って洗濯することも可能です。
ただし、革製品は水に弱いので洗濯できないものを洗うときは自己責任になります。

形を崩さないように優しく洗って、叩くように水分を吸い取り、形を整えて風通しのよい場所で陰干しましょう。
乾燥したらオイルやクリームを塗り、メンテナンスをしたらお手入れ終了です。

革手袋は洗い方を間違えると使えなくなることもありますので、お手入れするときは十分に注意しましょう。

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