クライミングを施設の中でも自然の中でも行う際は、シューズが必要になりますね。
ここでは、クライミングシューズを取り扱うメーカーの1つ、ファイブテンについてお話をしていきます。
その代表的シューズでもある「ハイアングル」が高い評価を得ているのですが、なぜそうなったのかをみていきましょう。
また、ほかのファイブテンで高評価されているシューズもご紹介しますので、購入する際の参考にしてみてくださいね。
ファイブテンって何?
まずはじめに、ファイブテンについてお話をしていきましょう。
ファイブテンとは、1985年にアメリカのカリフォルニア州で誕生したメーカーです。
扱う商品はクライミングシューズが有名ですが、このほかにもマウンテンバイクのシューズやクラッシュバンドなどがあります。
クライミングシューズが顔とも言ってもいいくらいの代表的アイテムなのですが、なぜそんなに人気なのでしょうか。
その理由として挙げられるのは、「ステルスラバー」というソールがあるからです。
このソールは「世界で最強のソール」とも言われていて、何がすごいのかというと、グリップ力とフリクション性が圧倒的に優れているのです。
このソールを使いたいがために、ファイブテンのクライミングシューズを使う人がいるくらいの代物です。
それほど多くのクライマーから高評価を得ているクライミングシューズの1つに、ハイアングルというシューズがあります。
これもクライマーたちに愛用されているのですが、どのようなシューズなのでしょうか。
ファイブテンの代表作!ハイアングルをご紹介
クライマーから高い評価を得ているファイブテンのクライミングシューズの1つに、ハイアングルというシューズがあります。
これはどのようなシューズなのかを、ここでご説明していきます。
ハイアングルは、快適さを残しつつもオールラウンドに高いパフォーマンスができるように作られたシューズです。
特徴としてはステルスラバーのソールに、C4というクライミング時のフットワークを的確にコントロールできるソールを組み合わせています。
これにより、優れたエッジングとフリクションの性能を両立させることを可能としています。
さらに、ノンライニングのレザーアッパーを採用することで、履き慣らしていくうちにユーザーの足にフィットするような仕組みになっています。
履き慣らしていくと、少しずつシューズが柔らかくなっていきます。
そのため、たいていは自然の岩を登る際と施設内で登る際は履き分けますが、両方で使う人もいるようです。
有名なクライマーからも愛用されていて、「どんな状況でも柔軟に対応してくれる、1番信頼しているシューズ」と評価している方もいます。
ハイアングルの高評価ポイントを知ろう!
それでは実際に、どのような点でファイブテンのハイアングルは高評価を得ているのでしょうか。
多くの方が高評価しているポイントがあります。
それは、フリクションの良さです。
フリクションとは直訳すると「摩擦」という意味です。
クライミングにおいて、シューズの底と岩の2つのフリクションが重要な要素とされています。
このフリクションに関してあまり意識されない方もいますが、シューズを履き替えると気づくポイントなのです。
そして、ファイブテンのハイアングルに履き替えると、多くの方がフリクションの良さに気づくようです。
元々、ファイブテンのステルスラバーソールの特徴として、グリップ力とフリクション性が優れているとお伝えしましたね。
これにC4ソールを組み込ませたことで、よりバランスの良いソールとなり、フリクション性も高まったようなのです。
もちろん、ほかにも高評価な部分はあるのですが、使った方が1番に挙げるのはフリクションの良さのようです。
使ってみないとわからないポイントですので、気になる方は一度履いてみると良いかもしれませんね。
ファイブテンのマイナス評価だった部分が激変!
ファイブテンのシューズには、マイナス評価されていた部分があるのです。
それは、「ヒール」部分です。
ヒールの三角形のような部分を潰して使うということで、ファイブテンのシューズは知られていたのです。
長くファイブテンを愛用している方には知られていることですが、「ヒールが細すぎる」や「ヒールが余る」という意見も多く、ヒールに対してあまり良いイメージは多くありませんでした。
しかし、ハイアングルではヒールが激変し、ピッタリとフィットするようになったのです。
これに高い評価がされ、「とても良いシューズだ」と言われるくらいになりました。
有名なクライマーの方々もハイアングルを愛用しており、先ほどもお話ししましたが「どんな状況でも対応するシューズ」と評価しています。
なかには、「穴が開いたとしても履き続けたい」という方もいます。
そのくらいヒールの性能が良くなったことを評価しているのです。
ヒール部分に不安に感じ、まだファイブテンのシューズを履いたことがない方もぜひ一度、ハイアングルでクライミングをしてみてはいかがでしょうか。
ハイアングル以外も!高評価のシューズをご紹介①
ここまでファイブテンのハイアングルについてお話をしてきましたが、これ以外にも高評価を得ているクライミングシューズはあります。
ここから、ファイブテンで評価を得ているシューズをご紹介していきます。
【ファイブテン ローグ】
クライミングが初心者の方にもオススメの1足です。
先ほどまでお話ししてきたハイアングルはどちらかといえば、たくさんクライミングをしている方にオススメのシューズです。
まだあまり慣れていない方には、こちらのローグから履くのがオススメですね。
ローグはオーソドックスではありますが、使いやすいとの評価が多いのです。
快適さを重視したスリングショットやレザーアッパーが特徴です。
このシューズのソールもステルスラバーにC4ソールを組み合わせたものですので、グリップ力やフリクションにも問題はないでしょう。
オールラウンドに使えますので、はじめての方はこのシューズから履いてみると良いですね。
ハイアングル以外も!高評価のシューズをご紹介②
引き続き、ファイブテンで高評価を得ているシューズをご紹介します。
【ファイブテン ドラゴン・レースアップ】
有名なクライマーたちがデザインしたクライミングシューズです。
抜群のフリクション性やレースアップによる足へのフィット感などが、世界中のトップクライマーたちから支持されている1足です。
フリクション性などの機能が絶妙に組み合わさることで、パワフルな爪先を作り上げることができ、かき込み力や傾斜の大きい場所でのエッジング性能を強めることにつながっています。
【ファイブテン モカシムオンサイト】
ファイブテンの有名代表モデルともいわれています。
ほとんどの人の足型にフィットするともいわれており、はじめての方も多く使っていますが、上級クライマーも使っているようです。
その理由として、モカシムはスリッポンタイプのクライミングシューズということもあり、足裏の感覚に優れていると評価されているのです。
ハイアングルと同じソールということもあり、フリクションなどにおいての性能を発揮できることでしょう。
このようにファイブテンは、ハイアングルのほかも多くのクライミングシューズが高評価を得ていますので、自分の実力に合ったシューズを選ぶと良いでしょう。
ファイブテンでクライミングしよう!
多くのクライマーからも支持されているファイブテンのクライミングシューズ。
初心者にオススメのものもあれば、上級者向けのシューズまで幅広く取り扱っています。
今まで違うメーカーのシューズでクライミングを行っていた方も、この機会にファイブテンのシューズに履き替えてみてはいかがでしょうか。
フリクション性の良さに気づけると思いますので、ぜひ試してみてください。