泊りがけでキャンプをするときは、快適な睡眠を確保したいですよね。
寝不足では、次の日のアウトドアを思いっきり楽しめません。
一般的にテントで眠るときはシュラフ(寝袋)を使用しますが、中には「背中にごつごつした感触があって眠れない」という人もいるでしょう。
そこでおすすめなのが、シュラフの下に敷くマットです。
この記事では、モンベルのマットについてや、その空気の入れ方などもご紹介します。
大人気アウトドアブランド!モンベルマットの特徴とは?
テントの下に敷くマットは、「スリーピングマット」とも呼ばれています。
シュラフの下に敷いて、敷布団のような役割を果たします。
背中を地面からの底冷えから守り、快適な眠りを提供します。
この記事では、人気アウトドアブランドのモンベルのマットの特徴をご紹介します。
他のブランドと比較してみると、多少値段が張るものもありますが、耐久性が高く、購入後は長く使用できるマットが揃っています。
また、モンベルのコンセプト「Light and Fast」からも分かる通り、軽くて収納もとても早くできます。
大人数でキャンプなどに出掛けるとき、人数分のマットを持ち運ぶのはとても大変です。
そんな時、モンベルのマットは空気を抜くとコンパクトになるタイプもあるので、嬉しいですよね。
3種類あるモンベルマット!それぞれの特徴とは?
では、モンベルの豊富な種類の中から、どのようなマットを選べばいいのでしょうか。
キャンプ場などの気温や地形などに合わせて、マットも選びたいですよね。
モンベルのマットは、大きく分けると3種類あります。
まずは、「エア注入式」です。
「エア注入式」とは、マットを広げて空気を入れて膨らませるものです。
軽くてコンパクトに収納でき、寝心地はフワフワとしています。
2つ目は「発砲式」です。
こちらは、マットに元々厚みがあり、膨らませないで使用します。
しっかりとした作りになっていて、断熱性にも優れています。
ただし、たたむことはできますが、あまりコンパクトにならないため持ち運びは大変ですし、収納でも場所をとってしまいます。
登山やトレッキング、車以外の交通機関を使用するキャンプなどには向きません。
モンベルには、この2種類の利点を活かしたタイプのマットがあります。
それが3つ目の「エア注入式・発泡式」のマットです。
こちらは、膨らませる前から、マットの中に軽いスポンジを入れてあります。
空気を入れるとさらに厚くなり、寝心地の良さも増します。
これら3種類のマットのサイズは、長さが90センチ・120センチ・150センチ・180センチと4つあります。
荷物を少なくしたいという、ベテランの人は、90センチのエア注入式のものを使用して工夫する人もいるようです。
やり方は、足の下にバックパックを置き、枕代わりに衣類を詰めた袋を枕のかわりにして寝ます。
究極のミニマリストのやり方で慣れるまでは寝づらいと思いますので、初心者・女性・お子様にはおすすめできません。
空気を入れて使う!「エア注入式」のおすすめのマットをご紹介
3種類のモンベルのマットについてお話ししましたので、ここからは各種類ごとにおすすめのマットをご紹介していきます。
はじめは、モンベルのエア注入式のマットをご紹介します。
【モンベル:U.L. コンフォートシステム エアパッド 150】
・参考価格 9,000円(税抜き)
・重量 431グラム
高い保温性を実現した、超コンパクトサイズの空気注入式のマットです。
登山やトレッキングなどにも適しており、持ち運びに大変便利です。
こちらのマットは150センチのマットですが、先ほどご説明した通り、ほかにも90センチ・120センチ・150センチとあるので、ご自身に適したものをお選びください。
以下ご紹介するモンベルの各種マットも、同様のサイズとなります。
「発砲式」と空気を入れて使う「エア注入・発泡式」のおすすめマット!
続いてご紹介するものが、モンベルの発砲式マットです。
【モンベル:フォームパッド 150】
・参考価格 4,400円(税抜き)
・重量 297グラム
簡単に広げられてすぐに折りたためる、折りたたみ式のマットです。
耐久性や断熱性に優れ、軽量のポリエチレンフォームを使っているため軽いです。
全面に生じた重みを分散させる機能があるディンプル加工を施しているため、クッション性にも優れています。
あまりコンパクトにはなりませんが、地面からの冷えを遮断できる高性能マットです。
次にご紹介するマットが、エア注入・発泡式マットです。
こちらのタイプは、4種類の長さだけでなく、厚さも25ミリ・38ミリ・50ミリと3種類あるので選択の幅が広いです。
【モンベル:U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 150】
・参考価格 9,000円(税抜き)
優れたクッション性で心地よい眠りを提供します。
フォームに厚みがあるので、ごつごつした地面や地面の冷気から体を守ります。
注入する空気の量で、マットの硬さを調整し、保温性も高いです。
空気を抜けば平らになり、折りたたむとかなりコンパクトになります。
快適性と軽量・コンパクト性を兼ね備えた、モンベルおすすめのマットです。
優秀なエア注入・発泡式マット!気になる空気の入れ方とは?
エア注入・発泡式マットをもう一つご紹介します
【モンベル:U.L. コンフォートシステム アルパインパッド50 180】
・参考価格 11,000円(税抜き)
フォームの厚さが50ミリあり、寝心地の良さを追求したマットです。
クッション性が高く、フォームが厚いので、寒い時期の冬山などにも適しています。
幅は60センチで長さは180センチと長いので、体格の良い人でも快適に眠れます。
以上、各種おすすめのマットをご紹介しました。
モンベルのエア注入式のマットと、エア注入・発泡式マットの場合、空気を入れてマットを使うことになります。
この空気の入れ方についても、ここでお話ししましょう。
風船などのように口で空気を入れられれば簡単ですが、大きなマットですから大変ですよね。
ビニールプールに空気を入れるときに使用する、空気入れを使う方法もありますが、これでも多少時間がかかってしまいます。
モンベルには、空気を入れる時に使用するアイテムもありますのでご紹介します。
【モンベル:ポンプバッグ】
・参考価格 3,200円(税抜き)
こちらのポンプバックは筒形の袋で、大きさはバケツ程度です。
作りは空気を入れるノズルが付いているだけの、シンプルなものです。
使い方もとても簡単でなのでご紹介します。
①マットの空気注入口に、ポンプバッグのノズルをつなぎます。
②ポンプバック上部に空気を含ませて、上部に付いているアジャスターを閉めます。
③ポンプバックの空気をマットに押し入れていきます。
これだけで簡単にマットに空気が入りますよ。
汚れ放置でモンベルマットの生地が剥離!それを防ぐには?
マットへの空気の入れ方は簡単なので、ご家族で使用する場合はお子さんにもお手伝いをお願いできそうですね。
では最後に、モンベルのマットのメンテナンスについてご紹介します。
外で使うものなので、テントの中は、土や泥や食べ物のカスなどで汚れてしまうこともよくあります。
マットの剥離の原因の1つは、これらから来る汚れです。
汚れを放置してしまうと、生地が傷んで、剥離に繋がってしまうのです。
お気に入りのマットを長持ちさせるためには、収納前に汚れを確認し、きれいにふき取って乾かしてからしまいましょう。
マットとセットで使用するシュラフも同様に、汚れると本来の効果が得られなくなります。
全体的に汚れていると感じたり、購入時に比べてかさが低くなってしまった場合は洗濯しましょう。
モンベルのシュラフの中綿は、化繊繊維とダウンの2種類に分かれていて、それぞれで洗い方が異なります。
どちらも家で簡単に洗濯ができるので、モンベルの公式ホームページを参考に挑戦してみてください。
モンベルの多種類のマット!用途によってぴったりの1枚を見つけよう!
モンベルのマットについて、色々とご紹介しました。
軽量性が高く小さくコンパクトになるものや、快適さを追求したものまで揃っています。
交通手段や行く場所などによって、どのようなマットを選ぶべきかが変わりますよね。
この記事を参考に、ご自身にぴったりのマットを見つけて、より快適なアウトドアの夜を過ごせるといいですね。