通気性のよいアウトドアスニーカーを選ぶのにはポイントがあります。
選び方を間違えると、有意義なアウトドアの妨げにもなり得るでしょう。
また、アウトドアスニーカーといえば、黒や茶などの暗いカラーが一般的ですよね。
ですが、近年はアウトドアスニーカーをタウンユースとして使用するのが人気です。
白などの明るい色を選んで、おしゃれのワンポイントとして楽しむ人もいます。
これらをふまえて、今回はアウトドアスニーカーの魅力に迫ります。
アウトドアスニーカーは用途で選ぶ
一口にアウトドアスニーカーと言っても、様々な種類があります。
先述した通り、用途によって選ぶことが大切です。
主なアウトドアスニーカーの種類をみてみましょう。
【ローカットスニーカー】
足首の動きが自由になりやすく、キャンプにおすすめです。
足の固定が強すぎないため、暑い日でも快適に履きやすいのもよいですね。
フェスなどでも活躍します。
またハイカットなどに比べ、カラー展開が幅広いのも特徴です。
白などの明るいカラーをタウンユースとして使用するのが人気なのも納得できますね。
【ミドルカットスニーカー】
足首がローカットに比べて固定しやすいのが特徴です。
ハイキングにおすすめです。
安定した足運びにも役立つため、山歩きなどにもよいでしょう。
【ハイカットスニーカー】
高山などの難易度の高い登山に適しています。
足首の固定が強く、足全体をしっかりとサポートしてくれます。
登山は荷物が多いのも特徴です。
その際の安定した歩きにも、ハイカットは役立ちます。
足に負荷がかかりやすい登山では、ハイカットを選ぶとよいでしょう。
またアウトドアスニーカーに共通して重要なのが、通気性などの機能です。
事項では、機能についてみていきましょう。
アウトドアスニーカーと通気性の関係
アウトドアは外での活動のため、選ぶアウトドアスニーカーの機能が重要です。
とくに大切なのが、前項でも触れた通気性です。
通気性がないと、足にどのような影響が出るのかみていきましょう。
靴の不快な症状として挙げられるのは、足の蒸れです。
これには、湿度が大きく関係しています。
ある会社が計測した、靴のなかの湿度のデータをご紹介しましょう。
それによれば、1日のうち8時間に渡り、90%を超える湿度が計測されたのです。
冷房を効かせた涼しい部屋であっても、同じ結果が出ました。
また、このときの最高湿度は99.4%にも及んだのです。
その後靴を脱いでしばらく経つと、湿度の低下がみられました。
湿度が高くなる原因として、汗が挙げられます。
身体には、汗腺という器官が多く存在します。
なかでも足の裏には無数の汗腺があるため、最も汗をかきやすい部分なのです。
足の裏は、靴や靴下などに覆われている状態が多く、汗が溜まります。
アウトドアスニーカーに通気性が備わっていれば、汗による湿度の上昇を抑えることができます。
これらに関しては、アウトドアスニーカー以外の靴にも当てはまるといえるでしょう。
また通気性をより効果的にするには、履いた後のお手入れも大切です。
例えていうならば、白く洗い上げるようなお手入れが目安となります。
白をより白く?アウトドアスニーカーの通気性を損なわないお手入れ方法
ここでは、アウトドアスニーカーのお手入れについてみていきます。
【用意するアイテム】
・中性洗剤
・割りばし
・新聞紙
・スポンジ
・防水スプレー
①まず、中敷きや靴ひもを外します。
これらを中性洗剤で洗いましょう。
②靴底を洗います。
砂や石が挟まっていることがあります。
この状態でアウトドアスニーカーを履くと、グリップ力の低下の原因になります。
滑りやすくもなり、危険です。
しっかりと割りばしで取り除きましょう。
③アッパーを洗います。
スポンジに水を付けて丁寧に洗いましょう。
アッパーが白などの汚れが目立つカラーの場合は、特に念入りにしましょう。
スポンジの代わりに、タオルでも代用できます。
その場合、タオルはよく絞ってから使用してください。
④新聞紙の上に置き、乾かします。
アウトドアスニーカーの中に水分が残らないよう、しっかりと乾かしてください。
⑤防水スプレーをかけます。
ムラにならないよう、全体にかけてください。
注意点として、じゃぶじゃぶと洗うのはおすすめしません。
アウトドアスニーカーの通気性や防水性を損なうおそれがあります。
防水スプレーは使い方を間違えると変色や白いシミができる!?
防水スプレーは、前項の通りアウトドアスニーカーのお手入れに大きく役立ちます。
ですが、防水スプレーを使用したことにより、白いシミができてしまうこともあります。
どのような場合に起こるのか、詳しくみていきましょう。
まず、使用できる素材は防水スプレーの種類により異なります。
注意書きにも詳しく記載されているため、よく読んでおきましょう。
主な例として、合成皮革やエナメルなど、防水スプレーに適していない素材があります。
アウトドアスニーカー本来のツヤを奪う原因にもなりますので注意しましょう。
また、ヌバックやスエードもアウトドアスニーカーで人気の素材ですよね。
これらの素材には、専用の防水スプレーを使用する必要があります。
変色や白いシミの原因になるため、注意しましょう。
上記以外にも、オイルや、ろうを含む素材はどうでしょう。
これらは、防水スプレーが浸透しない場合があります。
また、皮の風合いや通気性を損なうことにも繋がります。
専用のスプレーを使用しましょう。
このように、素材に合った防水スプレーの使用が大切です。
アウトドアスニーカーのお手入れに!おすすめアイテム
ここでは、アウトドアスニーカーのお手入れに役立つアイテムをご紹介します。
【コロンブス 靴ブラシ 豚毛ブラシ102】
・サイズ:全長14.5㎝
・材質:木部/ブナ 毛部/豚毛
・原産国:中国
豚毛を100%使用したブラシです。
アウトドアスニーカーの表面の細かいほこりなども、取り除くことができます。
裏起毛の素材の毛流れを整えることにも役立ちます。
毛先の柔らかさも特徴で、素材を傷つける心配がありません。
クリームをのばすのにも使用できます。
注意点として、ブラシに以前使用したクリームが付着していないか確認しましょう。
白などのアウトドアスニーカーの場合、その色が移ってしまうこともあります。
クリームをのばすのに使用した後は、ブラシの汚れを落としておきましょう。
【コロニル アウトドアアクティブバイワックススプレー】
・対応素材:オイルヌバック、オイルレザー
・容量:200ml
・原産国:ドイツ
天然のワックスが含まれています。
皮の柔軟性や、耐久性の維持に役立ちます。
汚れをつきにくくするために、定期的な使用をおすすめします。
皮の風合いを持続できる優れものです。
定期的なアウトドアスニーカーのお手入れは、通気性の向上にも役立ちます。
また汚れは、通気性以外の機能も損ねる原因となりますので注意しましょう。
白がマストアイテム!?通気性のよいアウトドアスニーカー
タウンユースとしても注目が集まっている、白のアウトドアスニーカー。
なかでも人気の商品はどのようなものでしょうか。
主なものをご紹介します。
【コロンビア クイックロウ2オムニテックトレッキングシューズYU3936】
・メイン素材:合成繊維
・表面素材:合成繊維
コロンビア独自の技術であるオムニテックを搭載しています。
そのため、通気性や透湿性に優れています。
雨の日のアウトドアでも、快適に使用することができます。
そのため、気になる蒸れなどにも対応します。
ソールのクッション性も高く、長時間歩く際も疲れにくいです。
【ティンバーランド プレミアムブーツホワイト】
・メイン素材:レザー
・表面素材:レザー
メンズとレディースの両方が揃った商品です。
サイズ展開も、23.0㎝~29.0㎝までと幅広いのもうれしいですね。
ヌバックレザーの使用により耐久性の高さが魅力です。
通気性にも長けているため、アウトドアでも活躍してくれるでしょう。
デザイン性の高さも人気の一つです。
真っ白なアウトドアスニーカーは、目を引くこと間違いなしですね。
白のアウトドアスニーカーでおしゃれもアウトドアも楽しもう!
アウトドアスニーカーは、様々な種類があります。
用途に合ったものを選ぶのがよいでしょう。
使用後は、汚れを落として清潔に保管することが大切です。
アウトドアスニーカーの機能を損なわないよう、丁寧に洗うこともポイントですね。
またお手入れの際の、防水スプレーの使用にも注意しましょう。
素材に合わない防水スプレーの使用は、変色や白いシミの原因になるためおすすめできません。
白などの明るい色のアウトドアスニーカーは、おしゃれに気を遣う人のなかでも人気が高まっています。
タウンユースとしての使用など、幅広く活躍してくれるでしょう。