ウィンタースポーツをする人であれば、サロモンのアイテムを購入したことがある、もしくは購入を検討したことがあるでしょう。
サロモンのアイテムには定評があり、使用している人も多いです。
中でもブーツはフィット感に優れ、高い評価を得ています。
今回の記事では、サロモンのスキーブーツやスノーボードブーツについてお話しします。
そして、面倒だと思われているスノーボードブーツの履き方についてもご説明します。
サロモンのシューズはフィット感に定評あり
サロモンは、ウィンタースポーツ界では名前が知られた存在です。
こだわりのデザインをベースに、アスリートとともに商品開発を進めてきました。
確かな品質とデザイン性を持つブランドです。
ウィンタースポーツだけでなく、現在ではトレイルシューズやトレッキングシューズにも力を入れています。
サロモンのブーツは評価が高く、特にフィット感が優れていることが特徴のひとつです。
サロモンは海外ブランドでありながら、ジャパンフィットというサイズを展開しています。
そのため、日本人の幅広甲高の足に合ったものを選ぶことができるのも魅力です。
しかも軽量で、スキーヤーやスノーボーダーに人気を集めています。
スノーボードブーツというとひもの締め上げが大変であったり、履き方が難しいというイメージがありますよね。
しかしサロモンは、ブーツのひもの締め上げが必要ないダイヤル式のブーツ「BOAシステム」を採用しているため、履き方も簡単です。
最先端のテクノロジーを取り入れた新しいタイプのブーツを次々に開発しているのがサロモンなのです。
ブーツの履き方を知る前に選び方を知ろう
それでは、サロモンのブーツをご紹介する前に、ブーツの選び方について簡単にご説明します。
ブーツの選ぶときに決め手となるものは、値段や履き方、デザインなどさまざまですが、最も重要なのはフィッティングです。
フィッティングのポイントは4つあります。
・横幅
海外ブランドのブーツは、横幅が日本人に合っていないことが多いです。
無理やりブーツに足を入れるのではなく、自然に足がインナーに入ることが大切です。
・つま先
ブーツは一般的に大きめに作られています。
スニーカーなど、いつも履いている靴よりも0.5cm程度小さいサイズのものから試し履きしてみてください。
つま先が痛かったり、逆につま先が余っている場合はサイズが合っていません。
試し履きしてみて、トントンと足をブーツの中でならしてください。
そのときにつま先がギリギリ当たらないサイズがオススメです。
・かかと
かかとが浮いてしまっているブーツはいけません。
つま先がちょうど良くても、かかとがしっかり嵌まらないブーツは合っていないといえます。
スノーボードでは前後に体重移動を行いますので、かかとが浮いていると体重がうまくボードに伝わりません。
思っている動作よりテンポが遅れてしまうので、うまく滑れないことにもつながります。
・痛み
普通の靴を選ぶ時にも大切ですが、履いてみて痛くないことです。
試し履きをするとき、履くだけでなく前後左右に動かしてみましょう。
膝を曲げてみたりと、実際に使うときのように動いてみます。
ここで痛みがあるようであれば、インナーソールを変えたり靴下を変えたりしてみましょう。
サロモンのスキーブーツ
サロモンのブーツはどれも特徴があり、豊富なラインナップから自分に合ったものを選ぶことができます。
スキーブーツで代表的なモデルをご紹介します。
≪スキー≫
サロモンのスキーブーツは、モデル名の末尾に数字が付いています。
この「90」「100」「110」「120」などは、フレックスの硬さを意味します。
どの硬さが合っているのかは、試し履きをして決めましょう。
・X PROシリーズ
一般スキーヤーや中級スキーヤー向けのブーツです。
上位機種の優れた性能も持ち、どのようなシーンにも対応してくれます。
・X MAXシリーズ
上級者用のハイパフォーマンスモデルです。
足幅が狭く、フレックスは硬めになっています。
・X LABシリーズ
レーシングや競技向けのブーツです。
過酷なコンディションでもパワーを正確に伝達し、安定性があります。
サロモンのブーツは、足首やかかとのフィット感が抜群に良いのが魅力のひとつです。
スキーブーツは、2点のバックルでホールドさせるタイプですので、履き方も脱ぎ方も簡単です。
サロモンのスノーボードブーツ
次に、スノーボードブーツの代表的なモデルをご紹介します。
≪スノーボード≫
・ラウンチ
快適性が高く、柔らかいのが特徴です。
ファッション性もありながら、テクノロジーも搭載しています。
一日中履いていてもツラくないので、どれを買えば良いのか迷っている人におすすめです。
・ダイアログ
サロモン独自のRF3 Lateral Flexパネルによって、動作性とサポート性を両立しています。
ミディアムフレックスですので、後述のシナプスよりはしなやかさがあります。
・シナプス
レーシングにも対応したモデルです。
保温性を保つライナーが温度調節を行い、最新のインソールが最高のフィット感をもたらしてくれます。
ブーツの履き方ですが、一般的にスキーやスノーボードブーツは履くのが面倒です。
サロモンのブーツは履きやすいのですが、早く履きたいという人はBOAタイプのモデルを選ぶと良いですよ。
スノーボードブーツの3つの履き方
スノーボードブーツは、タイプによって履き方が異なります。
ブーツには、ハードブーツとソフトブーツの2種類がありますが現在はソフトブーツが主流になっています。
ソフトブーツの履き方は3パターンありますので、ご説明します。
・ひも
オーソドックスなタイプのブーツです。
締める場所を細かく調整できるため、上級者に人気があります。
・スピードシューレース(クイックシューレース)
ひもを引いて締め、ロックする仕組みになっています。
ひもは2本あり、足の甲の部分とすね部分の締め具合が調整できます。
・BOA
ダイヤルを回すことによってワイヤーを締め上げます。
ダイヤルで締めるため、締め具合の調整ができないのがデメリットですが、ダイヤルが2つあるダブルBOAタイプであれば、甲の部分とすねの部分の締め具合をそれぞれ調整することができます。
スピードシューレースとBOAの履き方
それでは、スピードシューレースタイプとBOAタイプの履き方を見てみましょう。
≪スピードシューレース≫
①すべてのワイヤーとひもをゆるめ、ブーツを大きく前に開いてつま先から足を入れます。
②インナーブーツのひもを引いて締めてロックし、余ったひもをアウターとインナーの間に挟み込みます。
③アウターのシューレースを引いて締めます。
シューレースは、ブーツの下部と上部にわかれて2本ありますので、締め分けすることができます。
④シューレースを後ろにひいてロックします。
締め方やロックの仕方はブランドによって異なりますので、わからない場合は購入したお店で確認すると良いですよ。
≪BOA≫
①すべてのワイヤーとひもをゆるめ、ブーツを大きく前に開いてつま先から足を入れます。
②足を入れて、インナーブーツのシューレースを締めてロックします。
余った部分は巻いて収納してください。
③すねにタンがフィットするように調整します。
④ダイヤルを回してワイヤーを締めます。
ちょうど良く締め上げたところで、ダイヤルを押し込みます。
そうすると固定されてワイヤーが緩みません。
サロモンのスノーボードブーツでは、ご紹介した3種類のブーツがありますので、自分が履きやすいものを選んでみてください。
ブーツがパフォーマンスを左右する?!
ブーツはウィンタースポーツに欠かせないアイテムです。
足に直結しますので、パフォーマンスにも大きな影響を与えます。
そのため、自分に合ったものを選ぶことがとても大切です。
たくさんあるブランドの中でもサロモンはおすすめですので、今年のシーズンに早速試してみませんか?