キャンプの時など、屋外で夜を明かす時に欠かせないのが、寝袋と『エアマット』です。
エアマットにもいろいろな種類がありますが、中でもおすすめなのがモンベルのエアマットです。
丁寧なつくりをしているのはもちろん、出先で破損してしまった時のために修理キットが付属しているという気配りもされているので、安心して使うことができますよね。
この記事では、アウトドアにおすすめなモンベルのエアマットのご紹介をしていきます。
モンベルはコスパが高いアウトドアメーカー
エアマットについてお話をしていく前に、まずはモンベルについてご紹介していきます。
モンベルは、日本で生まれたアウトドア用品メーカーです。
品ぞろえとしては、今回ご紹介していくエアマットだけでなく、ウェアやテントのようなものまで幅広い製品を取り揃えています。
そのため、お手持ちのアウトドアグッズの中にモンベルの製品が加わっているという方も多いのではないでしょうか。
モンベルの製品は、高性能であるわりにお手頃な価格であり、また日本のメーカーであることから国内の気候に性能がマッチしているため、どのメーカーの物を買うか迷った時にはモンベルを選べば間違いないでしょう。
また、モンベルの店舗では購入した製品の修理も請け負ってくれるため、アフターサービスの面でも信頼できますね。
それでは、次の項ではおすすめのエアマットについてご紹介していきます。
おすすめのモンベルのエアマット
それでは、おすすめのモンベルのエアマットについてご紹介していきます。
まず、エアマットには大きく分けて2種類あります。
ひとつは、プールで使う浮き輪のように、自力で空気を入れるタイプの「エアーパッド(空気注入式)」と呼ばれるタイプです。
もうひとつは、マットの中にスポンジ状のセルが閉じ込まれていて、空気バルブを開くとある程度まで自力で膨らんでくれる「セルフインフレーティングパッド(半自動膨張式)」と呼ばれるタイプです。
前者は製品としてポピュラーでバリエーションが多いため、保温性や携行性といった欲しい機能に合わせて選択の幅が広い事がメリットです。
一方後者は、空気を入れる作業がエアーパッドと比較して楽であることの他に、マット内のセルのおかげでほどよい弾力性があることがメリットといえるでしょう。
なお、どちらもデメリットとしてパンクしてしまうと使い物にならないというリスクがありますから、エアマットに同梱されている修理キットも忘れずにキャンプへ持ち込むようにしましょう。
それでは、具体的な製品名をご紹介します。
■U.L.コンフォートシステム エアパッド
この製品は空気注入式です。
非常に軽量で、厚みも7cmあることからデコボコしたところでも底付きせずに体を労った状態で眠れますよ。
製品名に入っている「U.L.コンフォートシステム」とは、モンベルのエアマットやピローに付加されている機能で、それぞれマットやピロー同士を自由につなげて固定しレイアウトできる機能の事を指します。
眠っている間に枕がずれてしまうようなことを防げますので、キャンプの夜を快適に過ごすことができます。
■U.L.コンフォートシステム キャンプパッド38
この製品は半自動膨張式のため、バルブを空ければ勝手にある程度まで膨らんでくれるので、地味につらい空気入れの作業が楽になって便利です。
重量は900gと少しかさみますが、空気注入式よりもより自然な弾力があるため、寝心地の面ではこちらをおすすめします。
車などで移動できる、荷物が多少かさばっても大丈夫なキャンプで活躍してくれます。
エアマットに空気を入れる便利グッズ
エアマットは使用前に空気を入れて準備をする必要があります。
半自動膨張式であれば空気を入れる作業にそれほどの手間がかからないのですが、空気注入式の場合は結構重い作業になります。
そこで、エアマットに楽に空気を入れられる便利なグッズをご紹介します。
■Flextail:MAX PUMP
お手頃な値段ながら、コンパクトで強力な充電式ポンプです。
スイッチひとつで空気を入れることも抜くこともできるため、寝床の設営や片づけを素早く行うことができますよ。
■モンベル:ポンプバッグ
ポンプバッグは、中に入れた空気を絞り出すようにしてエアマットのバルブに空気を入れるポンプです。
また、通常のバッグのように中に物を入れることも出来ます。
そのため、移動中は着替えや枕を入れておいて、眠るときにはポンプとして使うといったように、荷物を減らしたい登山などの最中にも邪魔にならないことが最大のメリットです。
以上のグッズを使えば楽に空気を入れることができますが、空気を入れる際には注意しなければいけないことがあります。
それは、空気を入れすぎてしまうとエアマットがパンクする恐れがあるという事です。
空気を入れすぎてしまうと、上に寝転がった時の衝撃などをうけとめる余裕がなくなってしまうため、パンクの原因となるのです。
空気の量は8割くらいを目安に、寝心地のいいところまで空気を入れるようにして、修理が必要な事態にならないように気を付けましょう。
「壊れて修理」にならないためのエアマットの取り扱い方!
この項では、エアマットを使う上でパンクなどを防ぐために気を付けるべきポイントについてご紹介していきます。
まず、先ほどお伝えした通り、入れる空気の量は8割程度を目安にして、入れすぎないようにしてください。
空気をパンパンになるまで入れてしまうと、マットの下に尖った石などがあった場合に簡単に穴が開いてしまいます。
次に、もしエアマットに汚れが付いた場合には、帰宅してからすぐに中性洗剤で洗って汚れを落とすようにしてください。
もし汚れを放置してしまうと、汚れがマットの生地に浸み込んでしまったり、汚れが原因でカビが生えることで生地が弱ってしまって、空気漏れの原因になってしまいます。
生地の汚れが原因の空気漏れは修理が非常に難しいため、モンベルに修理を依頼しても対応してもらえない場合があります。
なるべくマットは汚さないように、また、汚れてしまっても早い段階できれいにするようにしましょう。
緊急時に安心!同梱の修理キットはキャンプに持っていこう!
先ほどお伝えした通りのことに気を付けていても、いずれはエアマットがパンクしてしまう事もあると思います。
しかし、モンベルのエアマットは購入時に修理キットが付属してきますので、手早く応急処置することが可能ですよ。
そこで、この項ではエアマットの修理方法をご説明いたします。
①まずは、どこに穴が開いているかを確認しましょう。
エアマットに空気を入れて、空気が漏れている場所を探します。
わかりにくい場合には、エアマットを水にひたすと泡が出てわかりやすいです。
②穴の周囲の生地をきれいにして乾燥させてから、修理キットの接着剤を塗布します。
塗布した接着剤は、薄くまんべんなくパッチより広い範囲に塗り広げてから、5分くらい放置して半乾き状態にします。
③乾きかけた接着剤の上に、裏紙をはがしたパッチを張り付けて、平らで固いものを使って押し付けます。
この時、パッチにしわが寄ったり浮いたりしていないことを確認してください。
④そのまま8時間程度乾燥させて、その後に空気漏れが無いか確認しましょう。
もしキャンプ中でしたら、なるべく乾燥させたうえで使用し、帰宅後にきちんと修理しなおしてください。
もしパンクしてしまったらモンベルの修理サポートへ!
エアマットがパンクしてしまった場合、ちょっとした穴であれば前項のように自分で修理することも出来ます。
しかし、手に負えないような穴や修理に自信が無い場合には、モンベルの販売店や電話窓口に連絡をすることで、メーカーの専門家に修理対応してもらうことも出来ます。
修理対応をしてもらった人のお話を聞くと、かなり親切に対応していただけるうえに修繕も丁寧ですから、修理に自信が無いのであれば連絡してみるのも良いかもしれませんね。
ただし、メンテナンス不足や保管状況が悪いせいでカビが生えたことなどによる空気漏れの場合、使用者の責任かつ修理も難しいことから、修理できないと言われてしまう場合もあります。
なるべく日頃のケアをきちんと行っておくことをおすすめします。
アウトドアを楽しんだ後はモンベルのエアマットで熟睡!
以上、アウトドアにおすすめなモンベルのエアマットのご紹介をしてきました。
体力を使うアウトドアですから、寝具には気を使ってフルパワーで楽しめるようにしたいですね。
エアマットは便利ですが、ある程度取り扱いに気を付けないとパンクしてしまう事もあります。
大切に使うためのポイントをおさえて、大切にエアマットを使いましょう。
また、もしもの時のために、修理キットを持っていくことも忘れないでくださいね。