初心者必見!バーベキューメニューの定番をご紹介!

最終更新日:2019/08/08

アウトドアでバーベキューというと、初心者にとってはハードルが高いように思われます。

もちろん、屋内でやるよりも、色々と制限された中で行う調理はいつもと勝手が違います。

しかし、いろいろな工夫すれば、それほど苦労せず、スムーズにバーベキューを楽しむことができます。

今回は、初心者でも楽しめる、バーベキューの定番メニューをご紹介します。

基本の火起こしの仕方

バーベキューの定番メニューをご紹介する前に、バーベキューで最も大切な火起こしについて、ご説明します。

まずは、細い木の枝や板を用意してください。

水分を含んでいると火付きが悪くなるので、なるべく乾燥しているものを選んでください。

そして、その木を格子状に組んでいってください。

なるべく隙間をあけ、空気の通り道を作るように意識して組んでいくと良いでしょう。

そして、その上に炭を組みます。

炭も木の枝と同様、なるべく隙間を開けるように組んでください。

そしたら、新聞紙などに火をつけて、木の枝の下の方から着火してください。

気に火が移ったら、うちわなどで扇いで空気を送ってください。

炭に火が移り、炎自体がある程度落ち着いたら、火起こしの完了です。

最初の内は、火を起こすのに苦戦するかもしれません。

そういったときは、着火剤や火起こしを上手に使って、火起こしをしましょう。

バーベキューを食べる前の前菜の定番メニュー

バーベキューを始める前には、なにかと準備が必要です。

火起こしや、食材の下処理など意外と時間がかかってしまいます。

時間がかかりすぎてしまうと、楽しい雰囲気が台なしです。

そんなときに、メインの料理ができ上がる前に、簡単にできる前菜があると間をつなぐことができます。

まずは、前菜の定番メニューをご紹介します。

最初にご紹介するのが、モッツアレラチーズとトマトのサラダです。

こちらは、とっても簡単なお手軽メニューです。

準備する食材は、トマトとモッツアレラチーズ、バジル、イタリアンドレッシングです。

まずは、トマトとモッツアレラチーズをスライスします。

スライスし終わったら、それを交互に並べていきます。

そして、そこにドレッシングをかけ、バジルをトッピングして完成です。

お好みで、塩コショウをまぶしても、美味しいでしょう。

次にご紹介するのが、生ハムのサラダ巻きです。

用意する食材は、生ハムとキャベツ、ニンジン、マスタード、マヨネーズです。

まずは、キャベツを一口大にカットして、軽くボイルします。

芯に近い部分は、固いので薄めにカットすると良いでしょう。

次に、ニンジンをスティック状にカットして、水にさらしてください。

そしたら、野菜を生ハムにくるみ、マスタードとマヨネーズにディップして完成です。

どうしても、野菜の下準備が面倒だったら、コンビニで売ってる、サラダを購入して、それを生ハムに巻いて食べても、とっても美味しいです。

時間をかけずにさっと作れる前菜ですので、是非お試しください。

バーベキューの定番メインメニューに挑戦!

それでは、バーベキューの定番メインメニューをご紹介します。

まずご紹介するのが、ローストビーフです。

最初に、お肉を常温に戻してください。

冷たいまま調理を始めてしまうと、表面だけ火が入り、中が生焼けになってしまう可能性があります。

常温に戻ったら、下味をつけていきます。

塩コショウ・おろしニンニク・オリーブオイルを、表面に塗り込んでください。

下味をつけ終わったら、焼いていきます。

まずは、強火で表面に焼き色を付けています。

ある程度焼き色が付いたら、火を弱めじっくりと中まで火を通します。

串でお肉を刺し、肉汁が出てくればいったん火からあげて休ませましょう。

その際にアルミホイルに包むと、保温効果も高まり、完全に中まで火が通ります。

10分程度休ませたら、ローストビーフの完成です。

レシピ自体はいたってシンプルなので、ぜひともチャレンジしてみましょう。

つぎにご紹介するメイン料理は、スペアリブです。

こちらは、前日からの下準備が必要です。

お肉をたれに付け込みます。

たれに使用する材料が、焼き肉のたれ・おろしニンニク・おろししょうがです。

それを一晩漬けこみ、当日焼くだけです。

たれに付け込んであるため、表面が焦げやすくなっているので、火加減に注意しながら焼いてください。

たれは、お好みでおろし玉ねぎやはちみつなど、色々アレンジしてみましょう。

バーベキュー上級者の定番燻製メニューにチャレンジ!

ある程度、簡単なバーベキュー料理に慣れてきたら、次にチャレンジしたいのが燻製です。

燻製メニューもアウトドアの定番です。

煙を気にすることなくできる燻製は、アウトドアにうってつけの料理と言えます。

それでは、燻製の作り方をご紹介します。

最初に、食材を用意してください。

ベーコンやチーズ、ゆで卵などが定番です。

しかし、意外なものが燻製に合うという話もよくあるので、色々試してみるのも面白いかもしれません。

そして、注意して欲しいのが、肉や魚類などを生のまま燻製するのは避けてください。

燻製中に多少は熱が入ると言えども、中まで火が通るほどの火力はありません。

食べてみて生のままだと、食中毒になる危険性があります。

しっかりと火を通した状態で燻製をしましょう。

食材の準備ができたら、次は煙をいぶすチップの準備をしましょう。

アルミホイルを器状に形造り、底にチップを入れてください。

そして、それを炭火の上に置きます。

炭の火力が強すぎると、チップから火が出て燃える可能性があるので、ある程度、火加減を調整してください。

チップをセッティングしたら、網の上に食材を並べてください。

チーズなどのとける食材は、アルミカップなどに置いて調理してください。

並べ終わり、煙が出てきたころを見計らい、バーベキュー蓋を被せましょう。

蓋がなければ、アルミのボウルなどでも構いません。

蓋の中に煙が充満して、食材に風味と照りがついてきます。

その状態で、15分から20分程度放置したら、完成です。

いつも食べている食材で、いつもと違った味が楽しめます。

バーベキューで飯盒炊飯にチャレンジしてみよう!

バーベキューの定番メニューをある程度マスターしたら、いよいよ炊飯にチャレンジしてみましょう。

今までご紹介したメニューは、料理の過程をみながら、調整できるので失敗しにくいメニューです。

仮に、多少焦げて失敗しても、食べることはできます。

しかし、炊飯はそうはいきません。

基本的に調理過程で、途中経過を見ることができないので、成功か失敗かは調理し終わってからしか確認できません。

しっかりと、調理手順を守って調理しましょう。

それでは、飯盒炊飯の調理方法をご説明します。

まず、お米と水の量を量ります。

お米1に対して水は1.1の割合で量ってください。

お米は摺り切って、水は水平な場所でしっかりと正確に量りましょう。

炊飯の準備ができたら、いよいよ火にかけていきます。

最初は強火で火にかけてください。

ぐつぐつと中の水が沸騰してきたら、中火に移してください。

中の水が、飯盒からこぼれ出てきたら、弱火にしてください。

弱火にしてから約10分、火にかけます。

10分経過したら、火からあげもう10分蒸らします。

蒸らし終わったら完成です。

よく失敗するのパターンが火が強すぎて、焦げてしまう場合です。

どうしても心配なら、火を弱めて炊きあげましょう。

仮に、芯が残っていても、そこから水を少し足して、蒸らしてあげれば、リカバリーできます。

ぜひ、アウトドアで美味しい炊飯を楽しみましょう。

最後にバーベキューの定番デザートメニューに挑戦!

ある程度、みんなのお腹が膨れた頃に最後の締めで食べたくなるのがデザートですよね。

屋外でも簡単に作れるバーベキューの定番デザートメニューをご紹介します。

まず、ご紹介するのが焼きバナナです。

そのまま食べてもおいしいバナナですが、焼くことで甘みが増しさらにおいしくなります。

それでは、作り方をご紹介します。

作り方はいたってシンプルで、バナナを皮のまま、網の上で焼いていきます。

皮が真っ黒になるまで焼いてください。

全面が真っ黒になったら完成です。

皮をむかずに、そのままナイフで縦にカットしてください。

とろりとした焼きバナナの完成です。

お好みで、シナモンシュガーを振りかけても良いでしょう。

次にご紹介するのが、焼きリンゴです。

こちらもバナナ同様、焼くことで甘みが増してとってもジューシーに仕上がります。

それでは、作り方をご紹介します。

まず、リンゴの芯をくりぬいてください。

そして、くりぬいた穴に、バターと砂糖を入れてください。

そしたら、それをアルミホイルで包んで、網の上で焼きましょう。

15分ほどしたら、柔らかくなっているので完成です。

こちらの焼きリンゴも、シナモンが良く合います。

料理のバリエーションが増えれば、アウトドアの楽しさ倍増!

屋外での料理となると、普段と勝手が違う分、色々苦戦してしまいがちです。

今回ご紹介した料理は基本的なものですので、火起こしなどの一連の作業に慣れてきたら、お好みの味にアレンジするなど、工夫を加えてみるのも一つの楽しみ方です。

是非色々なメニューにチャレンジしてバーベキューを楽しみましょう。