チーズタッカルビでバーベキューを盛り上げよう!

最終更新日:2019/08/27

人気のチーズタッカルビは、多くの人々を魅了してやまない、美味しい韓国グルメの一つです。

そのチーズタッカルビを取り入れたバーベキューもまた人気となっています。

チーズと鶏肉の組み合わせだけでも人々の心を掴む組み合わせですが、そこに甘辛いタレが絡んでいるとなると、人気のグルメとして注目されないわけがありませんね。

当記事では、人気のチーズタッカルビの他にも、バーベキューで楽しむ韓国グルメをご紹介します。

チーズタッカルビの作り方をマスターしよう

チーズタッカルビは、鍋がひとつあればできる簡単なレシピのため、バーベキューなどでも作りやすいメニューです。

美味しく食べるポイントは漬け込む時間にあります。

バーベキューが始まる前に、最低30分は肉にタレをからめて漬けておきましょう。

<材料>

・鶏モモ肉 1枚
・白菜キムチ 300グラム
・長ネギ 1本
・にら 1/2束
・とろけるチーズ お好み
・ごま油

<タレ>

・コチュジャン
・醤油 大さじ1
・酒 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・粉唐辛子 小さじ1
・ニンニクとショウガのすりおろし 小さじ1

<作り方>

①タレの材料を全部合わせておきます。

②ビニール袋に①の半分を入れて、一口大に切った鶏もも肉と白菜キムチを入れてタレにからめます。

③30分以上、漬け込みます。

④野菜をゴマ油で炒めたうえに、③をのせて、タレの残りをかけます。

⑤蓋をして、10分~15分ほど蒸したら、蓋を外して汁気を飛ばして炒めます。

⑥⑤を鍋の左右に分けて、中央にチーズをたっぷりとのせて完成です。

こちらが、チーズタッカルビの作り方になります。

バーベキューでも、自宅でのおかずの一品でも、このレシピを覚えておけば問題ないでしょう。

しかし、このような味付けの配合が面倒な方には、「チーズタッカルビの素」という即席で作ることができるレトルトも販売されています。

手軽に作りたいという方は、そのような素を使って作ってもいいかもしれませんね。

バーベキューでチーズタッカルビ!用意する物は?

バーベキューでチーズタッカルビを作る際には、バーベキューコンロの上で作ることになります。

どのような調理道具があると便利でしょうか。

前章では、鍋一つでできるとご紹介しましたが、状況によっては鍋が準備できないケースもあります。

そんな時に、バーベキューコンロの上で、チーズタッカルビを作る際に便利なのは、スキレットです。

もしくは、スキレットが用意できない場合は、焼きそばなどを焼く時に使う「アルミトレー」でも大丈夫です。

これは、ホームセンターなどで安価で購入することができ、使い捨て素材のためとても便利です。

蓋をして蒸す時には、アルミホイルで対応すれば問題ありません。

アルミトレーはチーズタッカルビ以外でも、ホルモンやタレ系の肉を焼く時にとても重宝しますのでおすすめです。

チーズタッカルビはアレンジして二度美味しい

チーズタッカルビは、タレの味が濃く作られるので、ある程度お腹が満足したらアレンジして二度楽しむことができます。

残りのタレにご飯をからめて炒めると、「ポックムパプ」といってキムチチャーハンを楽しむことができます。

また、少しお湯とチーズを足してご飯を入れれば、キムチチーズリゾットにもなり、うどんを入れればキムチうどんを楽しむことができます。

このように、チーズタッカルビは一度で二度楽しむことができることも人気の理由です。

韓国では、チーズタッカルビは、韓国風のチーズフォンデュのような料理であると言われていいます。

実は、こちらのチーズタッカルビは、辛さが苦手な方には、焼肉のたれをからめて作っても美味しいと好評なのです。

味付けも、さまざまなアレンジがきくところが嬉しいところです。

バーベキューに小さな子供連れの参加者がいる場合は、ぜひ辛さを抜いた味でアレンジを楽しんでみてください。

チーズタッカルビは豚肉でも作れる??

「タッカルビ」というのは、鶏肉のことを示します。

また、豚肉を使ったチーズタッカルビのことを「チーズテジカルビ」といいます。

もちろん、豚肉を使っても美味しく出来上がるので、バーベキューで豚肉を消費したい時などにおすすめです。

作り方は、チーズタッカルビとまったく変わりません。

使用する豚肉の部位ですが、おすすめは脂がたくさんのっている厚切りの豚バラ肉です。

そこで、チーズサムギョプサルと何が違うのかと思いませんか。

チーズサムギョプサルは、シンプルに厚切り豚バラ肉を焼き、食べる時にチーズやキムチや辛みそをのせて、サンチュという野菜で包んで食べるという料理です。

そのため、アレンジして二度楽しむという食べ方はしないので、やはりアレンジを楽しめる料理というと、チーズタッカルビやチーズテジカルビの横に並ぶものはないでしょう。

チーズテジカルビも同じく、最後の締めに、ご飯やうどんを入れて二度楽しむことができます。

バーベキューで楽しむ韓国グルメ

チーズタッカルビやチーズテジカルビの他に、バーベキューで楽しむことができる韓国グルメのレパートリーがあったら嬉しいですね。

そこで、バーベキューで簡単に作れる韓国料理のレシピをご紹介します。

●簡単ケランチム

<材料>

・卵 2個
・ぬるま湯 180cc
・昆布だし 60g
・チューブニンニク 小さじ1
・ごま油 少々
・ねぎ

①卵2個とチューブニンニクを混ぜ合わせます。

②別の容器で、昆布だしをぬるま湯に溶かします。

③アルミ容器の内側にごま油を塗ります。

④①と②を混ぜて③に入れたものを中火にかけます。

⑤箸で、卵がふつふつとするまでかき混ぜます。

⑥茶碗蒸しの色に変わったら火を止めます。

⑦仕上げにねぎをのせて完成です。

●きゅうりと玉ねぎの冷たい韓国風スープ

<材料(具)>

・きゅうり(千切り)
・玉ねぎ(スライス)
・白ごま
・牛肉ダシタ
・おろしにんにく
・おろししょうが
・わかめ(もどしたもの)

<材料(スープ)>

・醤油
・酢
・レモン汁
・冷水
・こしょう
・ごま油
・塩

<作り方>

①ボウルに、きゅうりの千切りとスライスした玉ねぎ、ダシを入れ、おろしにんにくとしょうがを加えてよく揉みこみます。

②しんなりしたら、氷を入れて材料をよく冷やします。

③冷えたら、スープの材料を全て入れて混ぜます。

この際、こしょう、ごま油、塩はお好みで入れて味を調えてください。

④器に入れ、白ごまをかけて完成です。

どちらも、チーズタッカルビに合う韓国グルメです。

バーベキューの時に、サイドメニューとして簡単に作ることのできるレシピになりますので、ぜひ挑戦してみてください。

韓国風バーベキューをさらにおいしく!絶品ソースの作り方

韓国式のバーベキューは、日本のバーベキューとそれほど変わりはありませんが、サムギョプサルを作ることが多いようです。

先にもご紹介したように、サムギョプサルとは厚切りの豚バラ肉を焼いて、キムチや辛みそをつけてサンチュで巻いて食べる料理です。

このサンチュの代わりにエゴマの葉を巻いて食べることも多いです。

他には、日本でいうとアヒージョのように、煮立たせたゴマ油の中にニンニクをまるごと入れて、バーベキューコンロの上でぐつぐつと煮込んで食べることも主流になります。

そして、さらに韓国風のバーベキューを極めたいという方のために、韓国風のバーベキューソースをご紹介します。

チーズタッカルビ以外の肉を楽しむ時に、こちらのソースを知っておくと味のバリエーションが広がります。

<材料>

・だし汁  100cc
・しょうゆ  大さじ6
・みりん 大さじ6
・酒 大さじ6
・にんにく 3片
・唐辛子粉 小さじ2
・すりごま 大さじ1
・白ごま 大さじ1
・ごま油 大さじ1

<作り方>

①だし汁に、しゅうゆ、みりん、酒を入れて煮立たせます。

②すりおろしにんにくと唐辛子粉を入れて好みの濃さまで煮詰めます。

③すりごまと白ごまを加えて煮立たせたら、最後にごま油を入れて完成です。

この韓国風バーベキューソースを知っておくと、チャーハンやチャプチェなど他の韓国料理にも使うことができます。

そして、こちらのソースがあれば、一段とバーベキューも韓国風となるでしょう。

ぜひ取り入れてみてください。

韓国風バーベキューを楽しもう

人気のチーズタッカルビを中心に、バーベキューで楽しめる韓国料理のご紹介をしました。

いつものバーベキューに少し飽きてしまった方に、ぜひ取り入れてもらいたいレシピです。

コチュジャンや唐辛子粉以外は、どちらの家庭にも常備している調味料ばかりでしょう。

ぜひ、韓国調味料の準備をして料理の幅を広げ、バーベキューをさらに盛り上げてみてください。