バーベキューのサイド料理で、チーズフォンデュが楽しめたら嬉しいですよね。
チーズフォンデュは、女性だけでなく男性にも人気のおしゃれな料理です。
当記事では、チーズフォンデュについて詳しく見ていきます。
どのようなチーズが合うのか、また合わせる野菜やパンについてさまざまな情報をお届けします。
日本でも人気!チーズフォンデュとは?
チーズフォンデュは、スイスを中心に、フランス、イタリアでも親しまれている郷土料理です。
作り方としては、すりおろしたチーズに、小麦粉や片栗粉をまぶし、熱した白ワインを入れて鍋で煮ます。
チーズが柔らかくなったら、そこに一口大に切ったフランスパンを串に刺し、溶けたチーズにつけて食べるというのが、もともとの始まりです。
チーズフォンデュの発祥は、「硬くなったチーズやパンを美味しく食べるために考案されたのではないか」また、「山岳放牧民族が保存食として広めたのではないか」などさまざまな説がありますが、定かではありません。
パン以外にも食材をからめて食べるのが主流で、野菜やソーセージなども定番のレシピとなっています。
日本でも、とても人気のメニューで、レストランからバーベキューのシーンまであらゆる場所で親しまれています。
そのため、チーズフォンデュは私たちの食卓に身近な存在として位置しています。
ぜひ、チーズフォンデュの魅力を改めて知っていきましょう。
では、チーズフォンデュはどのようなチーズが使われているでしょうか。
次章で見ていきましょう。
チーズフォンデュに合うチーズが知りたい
チーズフォンデュで使われるチーズは、主に、エメンタールチーズとグリュイエールチーズです。
しかし、これに決まりはなく、それぞれの家庭好みのチーズの味を使うというのが基本で、数種類を合わせて作ることが多いです。
他にも、カマンベールチーズやゴーダチーズを使用する家庭もあります。
ここで、もう少し詳しくチーズの種類につい見ていきましょう。
●エメンタールチーズ
穴の開いた姿が漫画やアニメでもお馴染みのチーズです。
癖もなく、穏やかな味で、加熱すると甘くなるため、最もチーズフォンデュに適したチーズであると言えます。
●グリュイエールチーズ
チーズの本場、スイスで親しまれている種類で、ナッツのような味とフルーティーな甘さが特徴のチーズです。
こちらも過熱することで甘みが増します。
●カマンベールチーズ
日本ではかなりオーソドックスなチーズと言えます。
表面は白カビに覆われており、中身はトロトロという個性的な食感が多くのファンを惹きつけます。
チーズフォンデュにすると、上品でクリーミーに仕上がります。
●ゴーダチーズ
オランダ生まれの癖のない味わいのチーズです。
プロセスチーズの原料としても使われるチーズで、馴染みのある種類と言えます。
このような本格的なチーズを使用して作るのも良いですが、バーベキューでチーズフォンデュをする際は、チーズをすり下ろして作るのは大変です。
そこで、「チーズフォンデュソース」という簡単なレトルトタイプのものを使用するという手があります。
他には、裏技として、カマンベールチーズをアルミホイルにのせて、そのまま上の部分を少しだけくり抜きます。
くり抜いたところから白ワインを含ませ、バーベキューコンロで焼いて、チーズフォンデュとして楽しむというのもお手軽です。
チーズフォンデュで野菜がたくさん食べられる
バーベキューでは野菜を焼いて食べますが、焼くだけだと飽きてしまい、野菜が残ってしまうことが多いですよね。
残ってしまった、ポテトやニンジン、かぼちゃなどもチーズフォンデュにつけて食べればあっという間に無くなることでしょう。
そのような理由もあって、バーベキューにおいてチーズフォンデュはぜひ取り入れたいメニューです。
上記でご紹介した野菜以外にもおすすめのつけ野菜をご紹介します。
●ミニトマト
●アスパラ
●アボカド
●ブロッコリー
●ズッキーニ
●パプリカ
●ヤングコーン
ミニトマトとアスパラ以外の野菜はさっとゆがいておきましょう。
これらの色とりどりの野菜を用意すると、バーベキューの食卓も一層華やかになります。
バーベキューでチーズフォンデュに合うパンを手作りしよう
野菜が揃ったら、あとはパンが必要になります。
チーズフォンデュに合うパンは、ハードなフランスパンなどがおすすめですが、せっかくならバーベキューコンロを使って、手作りパンを作ってみるのも良いでしょう。
パン作りは難しく思われがちですが、分量を計っておくなどの下準備をしておけば意外と簡単です。
ちなみに、道具はスキレットを使いますので準備しておきましょう。
●手作りお手軽パン
<材料>
・強力粉 100グラム
・砂糖 8グラム
・塩 少量
・ドライイースト 1グラム
・水 65グラム
・バター 8グラム
<作り方>
①ボウルに強力粉と砂糖、塩を入れてよく混ぜます。
②ドライイーストと水を加えます。
③生地を捏ね、やわらかくなってきたら、濡らしたペーパーを上からかぶせて30分放置します。
④生地が膨らんできたら、小分けにして、再度濡らしたペーパーをかぶせて10分放置します。
⑤スキレットにオーブンシートを敷いて、生地を成型して並べます。
⑥蓋をして30分放置します。
⑦膨らんだら、まずは弱火から少しずつ中火にして15分放置します。
⑧様子を見て、中まで焼けていたら焼き上がりです。
この焼きたてのパンを、チーズフォンデュにつけて食べることができたら、贅沢なバーベキューになることでしょう。
チーズフォンデュをバーベキューのサイド料理に取り入れるのであれば、ぜひ手作りパンにも挑戦してみてください。
バーベキューでフォンデュといったらチーズ?それとも…
今まで、チーズフォンデュについてご紹介してきましたが、フォンデュと言えば、チョコレートフォンデュもあります。
同じフォンデュはフォンデュでも、こちらは甘いデザートバージョンですね。
こちらはバーベキューのデザートとしておすすめできます。
先ほどご紹介したパンを付けても美味しく、またバナナやマシュマロをつけるのも人気の食べ方です
しかし、チョコレートフォンデュは、鍋の汚れが心配です。
そこで、そのような悩みを解決すべく、100均でも手に入る、アルミ皿を使うことをおすすめします。
アルミ皿にチョコレートを細かくして入れ、コンロの上に載せるだけで出来上がりです。
バーベキューのサイド料理の盛り上げ役!
チーズフォンデュはバーベキューのサイド料理の盛り上げ役と言えます。
では、チーズフォンデュ以外に、バーベキューの食卓を楽しませてくれるサイド料理にはどのような物があるでしょうか。
人気の簡単メニューをご紹介します。
●アヒージョ
オリーブオイルにニンニクとアンチョビペーストを入れて煮立たせます。
そこに、好きな魚介や野菜を入れて火を通します。
塩コショウで味を調えて出来上がりです。
●ベーコンリング
輪切りにした玉ねぎにベーコンを巻き付けて焼きます。
●枝豆のホイル焼き
アルミホイルで茹でた枝豆をくるみ焼きます.
●チーズとチリのグリルドコーン
茹でたトウモロコシを、油を入れたスキレットで焼き、焦げ目がついたら粉チーズとチリパウダーをかけ蓋をして蒸し焼きにします。
これらのサイド料理はとても簡単にできますので、ぜひチーズフォンデュと一緒に楽しんでみてください。
チーズフォンデュはバーベキューに喜ばれるメニュー
チーズフォンデュは一見手間がかかりそうですが、市販のソースを使ったり、カマンベールチーズを使うことで、バーベキューでも手軽に楽しめる料理です。
また、余った野菜も、チーズフォンデュがあれば美味しく頂くことができます。
ぜひ、チーズフォンデュをサイドメニューに取り入れてみてください。