バーベキューといえば、肉や野菜を焼いて楽しむものですが、少し変わったバーベキューをしたいと思った時に、一緒にピザ窯を用意してピザを焼いてみるのはいかがでしょうか。
バーベキューコンロでは味わえない、もっちりふっくらの本格的なピザを作ることができたら、きっと盛り上がります。
そこで当記事では、バーベキューの際に簡単に準備できるピザ窯のご紹介をします。
ぜひ、いつものバーベキューに取り入れてみてください。
バーベキューにあったら嬉しいピザ!差し入れでも人気!
バーベキューといえば、肉や野菜、海鮮を焼いて楽しみますが、ピザを生地から焼いて作るとなるとなかなか手間がかかるものです。
市販のピザを、アルミホイルにのせて焼いて食べるのも良いですが、せっかくであれば生地から作った本格的なピザを食べたいものですよね。
バーベキューコンロしかない場合、ダッチオーブンがあれば作ることは可能ですが、なかなかピザ窯で作ったような完成度を求めるとなると、かなりの経験を積む必要があるでしょう。
また、ピザはバーベキューでもらったら嬉しい差し入れで上位にランクインしているほどの人気のメニューです。
そこで、ピザ窯があったら、レストランで食べるような焼きたての美味しいピザを楽しむことができるでしょう。
ただ、ピザ窯というと、「価格が高いのではないか」、「持ち運びできるのだろうか」とさまざまな懸念があります。
しかし、実はピザ窯は、購入しやすい価格のものから本格的なものまで幅広くあり、また自作も可能なので、バーベキューでも使うことができます。
ピザ窯は持ち運べるの?価格はいくらくらいからあるの?
ピザ窯というと、重たく持ち運びが難しいイメージがありますが、野外料理のブームに沿って持ち運びしやすいカジュアルなピザ窯が多く見られるようになりました。
自宅の庭にピザ窯を設置している方もいますが、そのようなピザ窯は持ち運ぶことが難しい本格的な窯であることが多いでしょう。
バーベキューで使用する際は、手軽にバーベキュー場に持ち運べるタイプの窯をおすすめします。
以下でおすすめのピザ窯をご紹介しましょう。
●メキシコ製ピザ窯「チムニー」
・商品サイズ:W52×W52×H44cm (窯のみの高さ29cm)
・商品重量:17.3kg 脚込:19.5kg
・素材:陶器、鉄
<使い方>
窯の中央で、薪や炭の燃料を燃やし、温度を350度まで上げます。
窯の温度が安定したら、燃料を寄せて、中央にアルミホイルにのせた生地を置きます。
時々ピザを回しながら、焼き具合を確認しましょう。
目安としては、5分弱で焼くことができます。
●ファイヤーサイド:KABUTO
・商品サイズ: W440×D740×H836mm(ハンドル、煙突含む)
・商品重量:16.5kg (本体装備)
・素材:ステンレス、木、コージェライト
<使い方>
燃料投入口に、燃やした新聞紙と細かい枝を投入します。
火が安定したら、2~3センチの枝を投入し、窯の蓋を開けて火の温度を上げます。
オーブン内は400度近く上がるので、2分程でピザが焼き上がります。
以上、ご紹介した窯は、持ち運びできるコンパクトなサイズの窯になっています。
自宅で保管もでき、野外に持ち運ぶことのできるピザ窯は、使い勝手も抜群でおすすめです。
バーベキューコンロ載せるだけ!バーベキューコンロをピザ窯に!
バーベキューにあまり大きな荷物を増やしたくないという方におすすめなピザ窯をご紹介します。
こちらは、バーベキューコンロを使用して作ることのできるピザ窯で、収納時には折りたためるという非常に手軽なピザ窯です。
まずは、ピザ作りがどんなものか試してみたい方におすすめです。
●キャプテンスタッグ:たためるピザ窯
・商品サイズ:W350×D310×H140mm
・収納サイズ:W430×D320×厚み75mm(バッグ収納時)
・トレーサイズ250×250mm
・重量:1.8kg
・コンロ取り付け可能サイズ:W350×D270mm以上
・素材:ステンレス鋼
<使い方>
バーベキューコンロの上に載せるだけの簡単ピザ窯です。
ピザートレーが付いているので、その上に生地を載せて焼くことができます。
3~4分でピザが焼きあがり、ピザ以外のオーブン料理にも対応します。
こちらは、何より1.8Kgという軽さであることや、専用バッグに収納できるため、手軽に持ち運べるということが魅力的です。
バーベキューの盛り上げ役!ストーブの役割も果たすピザ窯
バーベキューでは、焚火をして暖をとる方も多いですよね。
少し肌寒くなってきた時のキャンプに、非常におすすめのピザ窯をご紹介します。
こちらは、燃焼のプロ、新潟県燕三条の匠が設計し、開発した万能ピザ窯で、グリルとしてもストーブとしても活躍する窯です。
見た目は大きいですが、組み立て式になっているため、持ち運びも楽なうえ、わずか1分で組み立て可能です。
●RAKUDASAN
・商品サイズ:W1510×D210×H660mm
・収納サイズ:W395×D210×H600mm
・重量:本体約7.2kg
<使い方>
木質ペレットを所定の場所にセットし、着火剤を付けます。
5分後には完全燃焼をはじめ、無煙で楽しめることもポイントです。
薪や炭よりも安価なペレットを使用できることも魅力の一つで、ラクダの長い首のようなフォルムにより、ストーブとしての機能も果たします。
ストーブの購入も考えている方は、ピザ窯とセットになったこちらのアイテムは一石二鳥の存在として大活躍することでしょう。
自宅庭で手作りピザ窯作りを楽しもう
もし、自宅の庭が広く、お隣との距離にも問題がなければ、自宅の庭にピザ窯を作るというのもおすすめです。
自宅の庭にピザ窯を設置するのを業者に頼むとなると、かなりのコストがかかりますが、自身で作ることができれば、費用も半分以下に抑えることができます。
大がかりなイメージがあるかもしれませんが、実は意外と簡単に作ることができます。
また、場所も手軽に移動することができるので、おすすめです。
それでは、作り方をご紹介します。
<用意するもの>
・レンガ 70個
・鉄板(300mm×300mm)
<作り方>
ホームセンターでレンガを購入します。
この時に気をつけるのが、ガーデニング用のデザインされたレンガは対応していないためご注意ください。
予算に余裕があれば、耐火レンガを使うと安心です。
鉄板に関しては、バーベキュー用のもので構いません。
地面を平に整えたら、横3×縦7でレンガを並べます。
さらにその上は、コの字を描くようにレンガを積み、4段ほど積みあがったら、鉄板を載せます。
そして、鉄板の上からさらにレンガを錘のように積んでいきます。
作り方はたったこれだけです。
実際の使い方ですが、窯の奥に薪を入れて着火します。
火が高温になり安定するまでに3時間弱かかるので、余裕をもって行いましょう。
火が高温で落ち着いたら、手前でアルミホイルにのせたピザ生地を置いて焼くことができます。
時間はかかりますが、コストは1万円弱で済み、繰り返し使えるためおすすめです。
ぜひ、参考にしてください。
ピザ窯完備のバーベキュー場もおすすめ
ピザ窯を持っていなくても、ピザ窯体験ができるバーベキュー場があります。
自宅での保管が難しい方は、ピザ窯完備のバーベキュー場を利用するというのもおすすめです。
以下、ピザ窯のあるバーベキュー場をご紹介しますので是非参考にしてみてください。
●たなごころビレッジ
・住所:東京都西多摩郡檜原村人里2100-1
・営業時間:10:00~18:00
・営業日:4月~11月 土・日 12月~3月 予約のみ
こちらは、新宿から2時間で行ける大自然溢れるキャンプ場です。
川や、露天風呂が楽しめる他に、ピザ窯を完備したバーベキューを楽しめるという魅力があります。
パン屋が経営しているキャンプ場なので、ピザ生地は事前に予約しておくことで、当日はプロ直伝の美味しいピザを食べることができます。
●グリーンパークふきわれ
・住所:群馬県沼田市利根町大楊1098
・営業時間:8:00~18:00
・営業日:お問い合わせ
農家直営のキャンプ場のため、新鮮野菜でバーベキューやピザ作りを楽しむことができます。
生地や具材はすべて用意されているので、手ぶらでピザ作りを楽しむことができます。
もちろん、お好みの材料を持ち込むことも可能です。
バーベキューにピザ作りを取り入れて思い出を深めよう!
ピザ窯には、コンパクトで持ち運び可能なタイプがあることがわかりました。
また、可能であれば自宅庭に手作りのピザ窯をセットして、バーベキューを楽しむというのも良いですね。
ピザ窯で焼くピザはコンロで焼くのと違い、本格的なイタリアンレストランで味わうような美味しさがあります。
いつものバーベキューに少し変化をつけて、本格的なピザ窯でのピザ作りを取り入れて、より一層バーベキューの思い出を深めてください。