家族や仲間とのバーベキューが盛り上がる季節は、やはり春から夏ですよね。
春は気候が穏やかで、快適に過ごせる季節でもあります。
そんな春のバーベキューですが、ファッションでは気を付けるべきポイントがあります。
場違いなファッションをしていかないように、ポイントをおさえておきましょう。
快適な春をバーベキューで楽しもう
春は気温もちょうど良く、花も咲き始めてアウトドアにはちょうど良い季節ですね。
花見をしながらバーベキューという人も多いようです。
暑くもなく寒くもない快適なバーベキューができる季節は短いため、貴重な季節でもあります。
友達や家族、仕事仲間とワイワイ楽しみたいですね。
しかし、春のバーベキューはどんなファッションで行けば良いのか、少し迷うところです。
バーベキューですから、作業をしたりしゃがんだり、立ちっぱなしになったりすることもあるでしょう。
普段のおしゃれファッションだと、邪魔になったり疲れてしまったり、汚れてしまったりするかもしれません。
春のバーベキューファッションにはいくつかポイントがありますので、ここをおさえて適したファッションで、思い切り楽しみましょう。
春のバーベキューは寒暖差に対応できるファッションで
春のバーベキューファッションのポイント、ひとつめは重ね着です。
春は暖かくなってきたとはいえ、まだ寒い日もあります。
日中は温かいと思っていても、日が陰ったり日が暮れたりすると突然気温が下がり、寒くなることもあります。
逆に、日が強く照って暑いくらいに気温が上がることもあります。
寒暖差が激しいため、その両方に対応できるようにしなければなりません。
そのため、パーカーなど脱ぎ着ができるファッションを選びましょう。
パーカーはビビッドなカラーにしてみてはいかがでしょうか。
暑いときは脱いで腰にまいておけばファッションのポイントになります。
さらに、パーカーなどの上着は、日焼け対策にもなります。
夏ほどではありませんが、春の日差しは意外と強いです。
しっかり日焼け止め対策をしておきましょう。
UVカット加工されたパーカーもおすすめです。
パーカーでなくても、長袖シャツなどでもOKですよ。
もし、バーベキューをする場所が高原など標高が高い場所であれば、防寒や防風対策ができるマウンテンパーカーが良いでしょう。
基本はズボン!レギンスで春らしさをプラスしても○
次に考えたいバーベキューファッションのポイントは、動きやすさです。
ただし、最近ではグランピングのようにバーベキューコンロや食材が準備されていて、焼いて食べるだけ、という状況でバーベキューを行うこともあります。
このような場合は、いつものファッションにプラスアルファで少し動きやすさを意識する程度でも大丈夫です。
そうでない一般的なバーベキューでは、基本的に女性はスカートではなくズボンをおすすめします。
ストレッチ素材のデニムパンツは、動きやすさもあり、どのようなファッションにも合わせやすくて万能です。
ナイロン製やポリウレタン製のパンツでスポーティに決めても良いですね。
春のファッションなので、少し軽やかさを取り入れたいのであればラップスカートとレギンスを組み合わせてみましょう。
カラーの組み合わせで、春らしい季節感を出すことができます。
肌の露出を減らすことで、日焼け防止や防寒対策にもなります。
バーベキューでは洗濯できる素材がマスト!
バーベキューは屋外で行うものですし、炭を使って火をおこします。
地べたに座ったり、春の気温が上がって汗をかくこともあるかもしれません。
焼肉をするのであれば、油やにおいなども気になります。
そのため、バーベキューの最中には気づかなくても、家に帰ったら服が意外と汚れていた、ということがあります。
そんなこともあるため、洗濯ができない素材の服を着ていってしまうとクリーニングに出さなければならなくなり、大変ですよね。
バーベキューファッションでは、しっかりと汚れやにおいを落とすために、洗濯機でがしがし洗える素材を選びましょう。
もしくは、汚れても気にならないような服装であれば、バーベキューの最中も汚れやにおいを気にせず楽しめます。
綿やポリエステルなどの素材は洗濯機で洗えますし、着心地が良くて春にピッタリです。
ポリエステル素材のものは洗濯機で洗えるうえ、吸湿と速乾性にすぐれたものも多いのでインナーにもおすすめです。
ほかにも、撥水加工が施されている素材は汚れやにおいがつきにくく、バーベキューのときにも使えます。
小物使いで春ファッションにオリジナリティを出す
ファッションで大切なのは小物使いですが、バーベキューのときも小物をうまく使いましょう。
バーベキューファッションでは、素材などにも気を遣わなければならず、思い切りファッションを楽しめないこともあるかもしれません。
そんなときは、小物でオリジナリティをアピールすると良いですよ。
例えば、帽子です。
春になると、軽やかな麦わら帽子はファッションのアクセントになりますし、日焼け防止にもなります。
ほかにも、キャップやニット帽など、バリエーションも豊富なので、ここでおしゃれを楽しめます。
同様に、サングラスもシンプルになりがちなコーディネートのポイントとなります。
胸元にさしておくだけでも、ファッションの雰囲気を変えることができます。
サブバッグもファッションの一部としておしゃれに決めましょう。
スマホや財布などの貴重品は、自分で持っておきたいですよね。
ショルダーバッグやボディバッグなどのサブバッグに入れて身に着けておけば安心ですし、サブバッグ自体もファッションアイテムとして有効です。
ご注意!バーベキューに適していないファッション
最後に、バーベキューに適していないファッションもご紹介しておきます。
おしゃれにこだわりたい、という人もいるかもしれませんが、ファッションにはTPOというのも大切な要素です。
■露出が多い
春になると気温が上がりますので、肌の露出を多くしたいという人もいるかと思います。
短いスカートや短パン、タンクトップなど、開放的なファッションでバーベキューを楽しみたいですよね。
海の近くで行うバーベキューでは、水着で来てしまうような人もいるかもしれません。
しかし、それはバーベキューには適していません。
バーベキューでは火を使いますので肌の露出が多いと危ないですし、日焼けや虫刺されの心配もあります。
肌の露出はほどほどに、上に羽織れるものや重ね着できるものを必ず持参しましょう。
■ハイヒール
女性らしさをアピールできるアイテムではありますが、バーベキューには適していません。
砂浜や河原など、バーベキューを行う場所は足場が悪いことも多いです。
ハイヒールは足元が不安定になり、バーベキューコンロの周りでは危ないこともあるかもしれません。
フラットで歩きやすい靴でバーベキューを安全に楽しみましょう。
■ロングネックレスやロングストール
ファッション小物として、ロングネックレスやロングストールは定番ですが、バーベキューでは「ロング」の小物が邪魔になることがあります。
バーベキューコンロの近くで屈んだり、食材を取ったりするときにうっかり火に近付いてしまうと危ないですし、汚してしまうこともあります。
身に着けるのであれば、短い丈のものを選びましょう。
ポイントをおさえつつファッションも楽しむ
バーベキューのときには女性らしいアイテムは避け、スポーティなアイテムでまとめると、あまり場違いなファッションにならずに済むのでおすすめです。
スポーツミックスにして、一部をガーリーなアイテムにすると、女性らしさもアピールできますよ。
どのようなシーンでもファッションを楽しみたいですよね。
バーベキューファッションの基本はおさえて、バーベキューとともにファッションアレンジも楽しみましょう。