バーベキューの食材を用意するとき、マシュマロを食材リストに加えるのを忘れないでください。
デザートとして、焼きマシュマロがおすすめなんですよ。
普段、マシュマロを食べる機会があまりないという人も、バーベキューの焼きマシュマロを味わったらきっとクセになります。
串に刺して、炭火や焚き火で炙るという楽しさもあります。
今回の記事では、焼きマシュマロに使う串や焼きマシュマロの作り方などをご紹介します。
串に刺して炙るのが楽しい!焼きマシュマロ
バーベキューの締めには、少し甘いものが欲しくなります。
子どもがいればデザートとしても喜ばれますね。
そんなバーベキューのデザートにおすすめなのが、マシュマロです。
しかし、マシュマロをそのまま食べるのではありません。
炭火や焚き火でマシュマロを炙る、「焼きマシュマロ」です。
マシュマロは、メレンゲに砂糖などを加えてゼラチンで固めたお菓子です。
白いものが一般的ですがフルーツフレーバーつきのものやカラフルな色がついたものもあります。
加熱すると香ばしく溶けて、そのまま食べるのと違った味わいが楽しめます。
バーベキューで焼きマシュマロをするときは、マシュマロを串に刺して手に持って焼きますので、自分で焼く楽しさもありますね。
今回の記事では、焼きマシュマロに使う串のご紹介から、焼きマシュマロアレンジレシピまで、幅広く焼きマシュマロについてご紹介していきます。
焼きマシュマロにはどんな串を使う?
焼きマシュマロに使う串は、少し長めのものがおすすめです。
バーベキューの際の焼きマシュマロは、串を手に持って炭火などで焼きますので、串が短いと火傷をしてしまう可能性があります。
焼き鳥などで使うような短いものではなく、長さがあるものを選びましょう。
串の素材ですが、一般的に「竹製」のものと「金属製」のものが主流です。
竹製のものは使い捨てですので、仲間でバーベキューをするときなど、たくさん使うときに便利です。
軽量で、そのままゴミとして捨てることができるため荷物も少なくできます。
金属製の串は、多くがステンレス製です。
マシュマロだけでなく、肉や野菜、魚などを刺して焼くのにも使えます。
金属製のため火が通りやすく、すぐに焼きあがるのが利点です。
見た目にも焚き火で炙る様子がカッコいいですね。
ただ、串自体が熱くなるため、食材を外すときや食べるときには注意が必要です。
焼きマシュマロにおすすめの串
焼きマシュマロに使いたい、おすすめの串をいくつかご紹介します。
▼ロゴス スキュアセットDX
サイズ:(約)43cm(ハンドル部分含む)
〈串部分〉(約)34cm
12本セットの商品です。
金属製の串に木製のハンドルが付いたおしゃれなデザインでバーベキューを盛り上げてくれます。
グリルへルパー(食材を取り外すための道具)が付属しているので、熱々の食材も簡単に串から取り外せます。
長さもあるため、焼きマシュマロにも使えます。
▼エコー金属 スライドバーベキュー串
サイズは、45cmのものと35cmのものがあります。
金属製の串の注意点として、串自体が熱くなってしまうという点がありますが、この串は持ち手の部分に食材をスライドする部品がついています。
これをスライドすることによって熱々の食材を触らずに取り外すことができるのです。
串から焼きマシュマロを取り外してあげられるので、子どもに食べさせるときも火傷の心配が少なくなります。
▼バーベキュー用竹串
ホームセンターなどで手に入るバーベキュー用の竹串は、人数が多いときのバーベキューに便利です。
30cmほどの長さがあるとマシュマロが炙りやすいですよ。
使い終わったら燃やして処分できるのも楽で良いですね。
たくさん食べたいときや、マシュマロだけでなくいろいろな食材を串焼きにしたいという時にも重宝します。
バーベキューで焼きマシュマロを作ってみよう
マシュマロと串が揃ったら、さっそく焼きマシュマロを作ってみましょう。
マシュマロを焼くと、そのままで食べるよりもおいしいと感じるのが不思議ですね。
普通のマシュマロだと1個か2個くらいしか食べられないのに、焼きマシュマロにするといくつでも食べられてしまうので、食べ過ぎ注意です。
それでは、バーベキューの基本的な焼きマシュマロの作り方をご紹介します。
①バーベキューの炭火は熾火になった状態、つまり弱火の状態にします。
焚き火でもOKですが、火が強すぎると焦げやすいので気を付けましょう。
②串にマシュマロを刺します。
ひとつずつ炙るのがおすすめです。
③熾火になった炭火の上で、少し離して焼きます。
20cmほど火から離しましょう。
焚き火の場合は、炎に当たらないようにし、遠赤外線でじっくり焼く方が焦げずに焼けます。
④串を回しながら全体を炙ります。
⑤全体に焼き色がついたら、温かくてトロリと香ばしいマシュマロの出来上がりです。
火傷に注意してくださいね。
炭火や焚き火の具合によっては焦げてしまうこともあるかもしれません。
マシュマロは焼け始めると一気に焼き色がつきます。
しかし、ちょっと焦げてしまったマシュマロもまたおいしいものです。
バーベキューで簡単に作れるアレンジレシピ!
基本の焼きマシュマロを作ったら、バーベキューの際にも簡単に作れるアレンジメニューを楽しみましょう。
【焼きマシュマロのせカフェオレ】
①串に刺したマシュマロを炭火や焚き火で炙って、焼きマシュマロを作ります。
その間に並行して、一緒にお湯を沸かしておきます。
②マグカップにインスタントのカフェオレを入れ、お湯を注いでカフェオレを作ります。
③焼きマシュマロをそっとのせます。
お好みでシナモンパウダーなどを振ってもおいしいですよ。
マシュマロが甘いため、無糖のカフェオレを使うのがおすすめです。
子ども用には、ココアを作って焼きマシュマロをのせてあげましょう。
【焼きマシュマロのせ焼きフルーツ】
①バーベキュー用のアルミ皿にお好みのフルーツを入れ、マシュマロをのせます。
②アルミホイルでふたをしてバーベキューコンロの網にのせて焼きます。
③お好みの焼き加減になったら出来上がりです。
焼きフルーツと溶けたマシュマロがマッチして、新感覚の温かいスイーツが楽しめます。
マシュマロが甘いため、一緒に焼くフルーツは酸味が強いものにするとバランスが取れます。
バーベキューで物足りないときはスモア
焼きマシュマロをするなら、ぜひ楽しんでほしいのが「スモア」です。
スモアは、アメリカやカナダの伝統的なデザートで、溶けたマシュマロとチョコレートをクラッカーで挟んだおやつです。
マシュマロは、日本ではそのままおやつとして食べるのが一般的ですが、アメリカではキャンプやバーベキューなどで炙ってクラッカーなどに挟んで食べるのが一般的なのです。
「スモア」は「サムモア(some more)=もう少しほしい」が語源といわれており、食後にちょっと物足りないときのデザートとして定着しました。
食後のゆっくりとした時間、串に刺したマシュマロを炙りながら焚き火を眺めるのは充実の時間ですね。
スモア自体が甘いので、ブラックコーヒーをお共にするのがおすすめですよ。
作り方は焚き火で焼きマシュマロを作り、チョコレートと一緒にクラッカーに挟むだけです。
クラッカーは塩気があるものにすると甘くなりすぎず、大人でも食べられます。
甘すぎるのが苦手であれば、チョコレートを抜いてもおいしいです。
香ばしいマシュマロと塩気のあるクラッカーのハーモニーをお楽しみください。
今すぐ焼きマシュマロが食べたいという人は
焼きマシュマロは、火で炙って食べるだけ、というシンプルなデザートながらそのおいしさと楽しさにハマってしまう人が続出しているようです。
「焼きマシュマロが今すぐ食べたい!」と思った人は、自宅にあるトースターでも作れるようですので試してみてください。
バーベキューをするときは、溶けたマシュマロやチョコレートが手についてベタベタになってしまうため、ウェットティッシュも用意しておくと良いですよ。