バーベキューの持ち物に入れると便利なギアを徹底解説!

最終更新日:2020/01/06

気候が暖かくなると、いよいよバーベキューのシーズンになります。

キャンプで定番のバーベキューは楽しくて美味しい反面、用意するものが多く準備や後片付けに体力を使います。

そして、その体力を使う作業によって、時間や体力を削って思いっきり遊べないのでは本末転倒ですよね。

今回は、バーベキューでの準備・後片付けを助けてくれるギアや持ち物の中に入れていくと便利なギアをご紹介します。

バーベキューの持ち物は何を持っていく?

アウトドアでバーベキューをする時は、色々な持ち物を持参しなければなりません。

そして、どんな持ち物を持っていくか、何を用意しなければならないかの度合いは、バーベキューを開催する場所にもよって変わります。

例えば、キャンプ場側がバーベキューのグリルやトングなどの道具を貸し出してくれる場合は、バーベキューで使用する食材のみを持っていけば大丈夫でしょう。

また、キャンプ場によってはバーベキューの食材・道具を提供してくれる場所もあるため、手ぶらでバーベキューを楽しめます。

しかし、そういった施設が整っていない場所でバーベキューをする際には、バーベキューで使用するものをしっかりと持参しましょう。

バーベキューをする際に必要なものは、食材やバーベキューの道具だけではありません。

バーベキューで焼いた食材を食べるためのテーブルやチェア・日差しを避けるためのタープなど持っていくべきものはたくさんあります。

開催する場所に、水場がなければ水も持参しましょう。

その他にも、バーベキューでの荷運びに便利なギアや火起こしのギアを持っていくと、時間の短縮・疲労の軽減になりますよ。

バーベキューに行く前には、開催する場所でバーベキューをどのように展開して、何が必要かをイメージすると持ち物を用意する時にスムーズですね。

バーベキューで重要な火起こしに便利なギア!

アウトドアでの活動に慣れてくると、ギアを組み立てたり火を起こしたりする作業がとても簡単にできるようになります。

一方で、まだ慣れていない段階の場合は何を優先的にこなせばいいのか、作業をしている間に並行してできる作業などが分からず、困惑することでしょう。

バーベキューでは最初に車からバーベキュー用の荷物と持ち物を降ろして、テーブル・チェアやタープなどの組立てに入るパターンが多いです。

もちろん、バーベキューでは火を扱うため全てのギアを展開させ、場を整然とさせてから火を入れる作業をするのは間違っていません。

しかし、バーベキューで最も時間のかかる作業は「火起こし」です。

火起こしは、ただ単に火を起こせば良いということではありません。

焚火のような火でバーベキューをすると食材が黒こげになる恐れがあるため、調理で使う熱は炭を「熾火」の状態にして作りましょう。

また、炭を熾火の状態にするには、少なくとも1時間程の時間がかかります。

炭火作りに時間をかけたくない時は迷わず「火起こし器」を使うことをおすすめします。

火起こし器は、各アウトドアメーカーから様々なタイプが商品として出ています。

大まかな使用法としては、火起こし器の内部に炭をセットし、あらかじめ起こしていた火の上に火起こし器を置き内部の炭に火を付けるといった簡単な方法です。

火起こし器は、チャコスタとも呼ばれており、上手に使えば10分程度で熾火ができあがる便利なギアなので、一度は体験してみるといいかもしれませんね。

バーベキューの持ち物には絶対入れたいチェアとは?

バーベキューでは、みんなで食事をするためのテーブルやチェアが必要になります。

今までは、アウトドアのチェアといえば通常のイスのようなタイプが主流でした。

そのため、テーブルもイスも高さがあるものを使用するのが普通でした。

しかし、最近では「ロースタイル」でのキャンプやバーベキューが人気が急上昇しています。

ローチェアが人気の理由を以下の3つにまとめてみました。

・ロースタイルのチェアに座ると深く座って足を伸ばせるため、リラックス度が高い
・ロースタイルのギアは今までのスタイルのテーブル・チェアのギアよりコンパクトになっており、持ち物の軽量・小型化が可能
・ローチェアは、低い位置で座ることができるため、大人だけではなく小さな子でも便利に使える

そんなメリットいっぱいのローチェアのおすすめメーカーは「ヘリノックス」です。

ヘリノックスでは、ローチェアの他にも色んなギアを展開しています。

その中でも、「コンフォートチェア」や「タクティカルチェア」はヘリノックスを代表するギアといっても差し支えないくらい人気なローチェアです。

頑丈性と座り心地の良さ、持ち運ぶ際のコンパクトな収納性でユーザーに長く支持され続けています。

また、シートが吊り下げ式なので座るとスッポリとお尻を包み込む感覚があり、とても心地よく座っていられるため、おすすめですよ。

重たい荷物を簡単に運べる便利アイテム!

バーベキューで1番大変な作業と言えば、持ち物や荷物を運ぶ作業です。

アウトドアでは、自分の持ち物は自分で持ち歩くのが通常のパターンです。

それに加えて、バーベキューではバーベキューをするためのグリルや食卓用のテーブル・イス、日よけのタープなど、かなり重量のある荷物を運ぶことになります。

もちろん、力のある男性に運んでもらったり、みんなで協力したりして運べば問題はないのかもしれません。

しかし、それでも大変な作業には変わりありませんよね。

そんな時「アウトドアワゴン」があれば、とても便利です。

アウトドアワゴンを使えば、車から荷物を出してアウトドアワゴンに積み、バーベキュー会場やキャンプの拠点までアウトドアワゴンを引いて運ぶことができます。

アウトドアワゴン自体は、大体10キロ前後と軽いものではありません。

そのため、「組立てや扱いが大変なのではないか」と少し考えてしまうかもしれません。

しかし、最近のアウトドアワゴンは組立ても簡単にできる上、クーラーボックスなどのオプションが付いているものもあります。

アウトドアワゴン自体の重さと利便性・自身の疲労度を天秤にかけるとやはりアウトドアワゴンを使用した方が効率的なため、おすすめですよ。

キャンプやバーベキューで大活躍するマルチツール!

キャンプやバーベキューでは、ハサミや缶切り、ビールやワインを飲む時に必要なオープナーがあると便利です。

もちろん、それぞれ1つずつ持参して小さなボックスに収納し、持ち物として持っていくのも選択の1つです。

しかし、それら全てのツールを1つにまとめたマルチツールがあることを知っておくといいかもしれません。

マルチツールにも様々なメーカー・種類があります。

その中でも、特に有名なメーカーは「ビクトリノックス」のマルチツールです。

スイスのメーカーであるビクトリノックスは、様々なコンパクトナイフやアウトドアツールを扱っているメーカーです。

ナイフだけを搭載したシンプルな形もあれば、マイナス・プラスドライバーなどの工具をまとめたツールもあります。

そして、アウトドアで大活躍するナイフ・缶切り・ハサミ・オープナーをまとめたツールはバーベキューでは重宝すること間違いなしです。

例えば、バーベキューで食材を切り分ける際にナイフをすぐ使いたい時、ビールやワインを開けたい時などにマルチツールをポケットに忍ばせておけば、すぐに使用する事ができます。

ビクトリノックスのマルチツールに搭載されているナイフやハサミはどれも切れ味が良く、丈夫なためタフな道具が求められるアウトドアでも十分な活躍をしてくれることでしょう。

細々としたナイフやハサミは、収納ボックスに入れて持ってきたとしても、その場に置き忘れがちな道具です。

その点、マルチツールは使用する度にササッと拭いてポケットに収納すれば、誰の手にも渡らないため安全性は高いといえるでしょう。

アウトドアでの持ち物は軽量・便利・小型のものがベスト!

前章でも記述した通り、バーベキューに限らずアウトドアで活動する時は自分の持ち物を自分で背負って歩いたり、車にある荷物を拠点まで運んだりする作業があります。

アウトドアで遊ぶ時や、バーベキューをする時は自分で思っていたより体力を消耗するものです。

そのため、必要な荷物類はギア選びや持ち物チェックの段階でできるだけ軽量化し、荷物運びで疲労を溜めず「遊ぶ体力」を十分に温存しておきましょう。

また、バーベキューで1番大変な作業は「準備」と「後片付け」です。

準備をする際に、車から荷物を運び入れたり、タープやテントを展開したりする作業はなかなかの力仕事です。

そして、後片付けの際に使用した道具を洗ったり、ゴミ捨てをしたりなどの作業は、面倒くさく感じることでしょう。

タープやテントも、はじめは収納バッグから出して簡単に設営が可能です。

しかし、後片付けの時には何故か嵩張って上手く収納バッグに入れる事が難しいという経験をした方もいるのではないでしょうか。

そんな時、持ってきたギアが小型なものや、「2WAY」仕様のものであれば持ち運びや準備・後片付けの作業がグッと楽になります。

ギアが小型であれば、荷物を持ち運び・展開する時に場所を取らず、軽いため誰でも扱えて便利です。

ちなみに、アウトドアギアに表記されている「2WAY」とは、2通りの使用法が可能だという意味です。

2WAYのギアを使用すれば、2つのギアを1つのギアで賄えるということなので、半分になったスペースを有効活用することができます。

バーベキューは道具選びの段階で、すでにスタートしているものと思って道具選びは準備・後片付けのことも考えて選ぶといいでしょう。

アウトドアでは便利なギアを活用して遊ぶ体力を温存しよう!

アウトドアでは、例外なく体力を使います。

それは、バーベキューでも同じことです。

バーベキューを楽しむために開催していのに、準備や後片付けで体力をたくさん使ってしまうとグッタリして遊ぶどころではありません。

無理して、全て自分の力で済まそうとするのではなく「力作業」や「時間のかかる作業」は便利なアウトドアギアの力を借りましょう。

そして、温存した体力を使ってバーベキューを目一杯楽しみましょう。

こちらも合わせてご覧ください。