モンベルでは、キャンプや登山などアウトドアに使う商品を多く手掛けていますが、キャンプで快適に眠りに付くために必要なマットも多くの種類を販売しています。
いろいろな種類があって選ぶときに違いがわからない、どれを選んだら良いのかわからないという方もいらっしゃると思います。
そこで、この記事ではモンベルのマットの特徴や、種類、マットの長さ、R値についてをご紹介します。
マットの空気の入れ方やたたみ方、修理についてもご紹介するのでぜひ参考にし、キャンプで快適な眠りに付きましょう。
モンベルのマットの特徴
テントとシュラフだけでは、地面の影響をそのままうけてしまうので快適な眠りにつけません。
マットを敷くことで、地面の凹凸や冷えを軽減し快適な眠りに付くことができるようになります。
キャンプ用品を取り扱うモンベルでも多くのマットを取り扱っていて、快適な朝を迎えるためにおすすめです。
モンベルのマットの特徴は軽くて収納性に優れている点や、丈夫で使いやすく高性能なことです。
種類にもよりますが、ジョイントできるので長さの異なるマットを自分に合わせて調節したり、オプションアイテムを併用して快適な空間を作ったり機能性も充実しています。
また、マットを組み合わせてジョイントできるので、キャンプだけでなく車中泊にもおすすめです。
モンベルのスリーピングマットの種類
モンベルのマットは大きく分けると、空気を注入するU.L. コンフォートシステム搭載のタイプと空気を注入しないタイプに分かれています。
また、空気を注入するタイプも「エアマット」と「インフレーターマット」に分かれています。
下記で詳しくご紹介します。
エアマット
「U.L. コンフォートシステムエアパッド」は、空気を注入してふくらませるタイプで厚みが7.0cmあります。
快適性に優れているので寝返りをうっても快適に眠れます。
空気を抜いて収納したときはとてもコンパクトになり持ち運びが簡単です。
空気入れはついていないので、別売りのポンプバッグを購入し使用することがおすすめです。
インフレーターマット
インフレーターマットには「U.L. コンフォートシステムアルパインパッド」「U.L. コンフォートシステムキャンプパッド」があり、ウレタンフォーム入りの空気注入タイプのマットです。
U.L. コンフォートシステムアルパインパッドは厚みが2.5cm、U.L. コンフォートシステムキャンプパッドは3.8cmと5.0cmがあります。
U.L. コンフォートシステムアルパインパッドはコンパクトで軽量なので登山などで持ち運ぶのに向いています。
U.L. コンフォートシステムキャンプパッドは保温性を重視しているので寒い時期のキャンプに向いています。
フォームマット
「フォームパッド」は空気を注入しないタイプで、折りたたみ式なので、設置、収納がとても簡単です。
厚さは1.6cmでポリエチレンフォームで作られたマットなので、耐久性、断熱性に優れています。
全面に凹凸があることでクッション性をアップし、地面からの距離を大きくすることで冷気を遮断します、
また、収納時にはこの凹凸が重なるようになっているのでコンパクトに収納できます。
モンベルのマットの長さ
モンベルのマットの長さには、90、120、150、180cmがあります。180cmあれば問題なく眠れますが、その分荷物も増えます。
できるだけコンパクトに軽量に持ち運びたい場合は、短いマットを選び他のアイテムで補う方法もあります。
モンベルの公式ページでは、90cmのマットに衣類などをつめたスタッフバッグとバックパックを組み合わせる方法や、120cmのマットにU.L. コンフォートシステムピローとエクステンションパッド30を合わせる方法、150cmのマットにU.L. コンフォートシステムピローを合わせる方法が紹介されています。
短いマットでも他のアイテムを合わせることで快適に過ごせるので、よりコンパクトに持ち運びたいという場合は長さ選びにもこだわりましょう。
モンベルのマットのR値について
冬にキャンプをするなら地面からの冷えを遮断するために、断熱性の高いマットが必要になります。
断熱性を表す数値にR値という数値があり、マット選びをするときはこの数値を目安にすることもあります。
ですが、モンベルではR値についての記載がなく、星の数で断熱性について説明しています。
モンベルの中で一番断熱性が高いマットは「U.L. コンフォートシステムキャンプパッド50」で星5です。
次に、「U.L. コンフォートシステムキャンプパッド38」で星4、「U.L. コンフォートシステムアルパインパッド25」は星3、「フォームパッド」は星2.5です。
「U.L. コンフォートシステムエアパッド」は厚みがありクッション性はありますが、星2と断熱性は低いです。
モンベルのマットの空気の入れ方、たたみ方
「U.L. コンフォートシステムキャンプパッド」と「U.L. コンフォートシステムアルパインパッド」は空気注入バブルを操作することで半自動的に空気が入るので空気をいれるのが簡単です。
最後に息を吹き込んだり、別売りのポンプバッグを使って空気を入れて空気圧の調整ができます。
「U.L. コンフォートシステムエアパッド」は空気入れが必要なので、別売りのポンプバッグを購入し空気を入れましょう。
たたむときは、バルブを開いてパットを軽くたたんで上に乗って空気を抜きます。
あらかたぬけたらバルブを閉じ、サイズにあわせて縦に折り曲げ、バルブの反対側から空気を押し出すように強く押さえながらマットを丸めます。
最後にバルブを開いて残った空気を抜いてまき終えたらバルブをしめて空気が入らないようにし、バックルで止めて終了です。
モンベルのマットの修理
モンベルのマットには空気もれの穴が補修できるように、リペアキットが付属されています。
パッチと接着剤、弁がセットになっているので、説明書の手順にしたがって修理が可能です。
また、キャンプ場で万が一のことがあった場合でも応急処置ができるよう、パッチにあらかじめ接着剤が塗布してあります。
小さな穴ならリペアキットを使って修理可能な場合もありますが、マットの内部で溶着が剥がれる剥離がおきてしまった場合は修理は不可能です。
保証期間内であれば交換の対象となる場合もあるようなので、剥離が起こった場合はメーカーに問い合わせしてみましょう。