キャンプ場での事故に注意!神奈川の恐ろしい事故とは?

みなさんは、キャンプ中に事故に巻き込まれたことはありますか?

「一度はヒヤッとした経験がある」という方も少なくないと思います。

キャンプ中の事故の要因にはさまざまなものがありますが、アウトドア特有の『自然の力によって発生する事故』は恐ろしいものです。

そこで今回は、神奈川のキャンプ場で起きた、自然による恐ろしい事故にスポットを当ててお話しします。

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神奈川のキャンプ場で起こった事故①

自然の中で行うキャンプですが、しっかりとした知識を持たず、自然を甘く見た行動を取った結果、事故に巻き込まれてしまうことも少なくありません。

そこで今回は、神奈川県のキャンプ場で起こった「玄倉川水難事故」について詳しくお話ししていきます。

「玄倉川水難事故」は、神奈川県の玄倉川の中州でキャンプをしていた18名中、13名が死亡した水難事故です。

ちょうど、事故のあった時期は、沖縄よりも北海道の方が温かくなるという異常気象でした。

事故の原因となったのは、熱帯低気圧による大雨です。

事故の前日、15時ごろから雨が降り出し、少し経った頃にダム管理職員がキャンプ客へ退避を促しました。

大半のキャンプ客は、この警告を聞き退避したようです。

しかし一方で、その警告を無視し、退避をしないキャンプ客もいました。

その後も雨は降り続き、17時前には大雨洪水注意報が発表されることとなり、川上のダムの放流予告のサイレンが鳴らされました。

それでも、再三にわたって警告されてたにも関わらず、キャンプ場にとどまっているキャンプ客がいたようです。

とうとうダムの放流が開始し、警察官も一緒に退避勧告をしましたが、それでも一部しか退避しませんでした。

ここまでの警告を一切聞かずにいたキャンプ客が、翌日事故に巻き込まれることになりました。

神奈川のキャンプ場で起こった事故②

そして翌日、朝方には大雨洪水警報が発表されました。

まだ川は歩いて渡ることが出来る深さだったため、前日に退避をした、未だに居座っているキャンプ客と同じグループのキャンプ客が退避を呼びかけましたが反応がなく、6時半ごろには、ダムの本格的な放流が始まりました。

それから、幾度も警察官が警告したにも関わらず、一向に退避することはありませんでした。

とうとう水深は1mに達して、テントが流されるほどの状況となり、キャンプ客は自力で退避することが出来なくなってしまったようです。

その後、救助隊やレスキュー隊が決死の救助を試みましたが、水深は2m近くにまで増し、残っていたキャンプ客は全員濁流に流されてしまいました。

最終的に、流されてしまった18人中、5人の命は助かりましたが、残りの13人は死亡が確認されました。

この神奈川のキャンプ場で起こった事故は、当時のニュースでも大々的に取り上げられ、キャンプ客が流される場面がテレビ中継されたことから、国民に大きな衝撃を与えたとも言われています。

ここまで、事故の経緯をご説明してまいりました。

キャンプ客がしっかりと知識を持たず、自然を甘く見た結果招かれた事故ということが伝わったでしょうか。

神奈川のキャンプ場事故を忘れない!再発を防ぐために!

では、神奈川のキャンプ場で起きたような事故を再び起こさないためには、どのような点に気を付けてキャンプを行えばいいのでしょうか。

安全なキャンプを行う上で重要な事柄をピックアップしてお伝えします。

●知識を付ける

キャンプをするにあたり、出来る限りの知識を身に付けておきましょう。

アウトドア専門サイトなどを見ておくといいですね。

●知識のある人が同行する

キャンプで一番怖いのは、素人判断で事故を招いてしまうことです。

インターネットで知識を身に付けていても、やはり経験には及びません。

必ず、川や自然の知識を持っている人に同行してもらいましょう。

●地図を確認する

上流に川がある、または下流に滝がある場合は、水難事故に巻き込まれやすくなってしまいます。

その近辺では絶対にキャンプを行ってはいけません。

●高い場所に設営する

必ず河原から離れた高い場所にテントを設営しましょう。

もし、テントを河原に設営する場合には、水面がどこまで上昇するのかを確認し、その高さよりも高い場所に設営しましょう。

水面がどこまで上昇するのかは、大きな岩などについている水の跡を見ることで知ることができます。

「川遊びをするから水辺に近い方がいい」という考えは捨てて、安全を優先しましょう。

●天気を確認する

天気はこまめに確認しましょう。

もし、上流が曇っている様子であれば、すぐに引き上げることが大切です。

最近では、スマートフォンで簡単に気象情報を確認することが出来るので、賢く利用しましょう。

雨が降っていなくても注意!鉄砲水とは?

ここまで、神奈川のキャンプ場で起こった事故にスポットを当ててお話をしました。

先ほどお伝えした事故の場合、キャンプ場で雨が降っている状況でありながら退避しなかったことで、結果として命を落としてしまいました。

一方、現場では雨が降っていなかったにも関わらず、たまたまハイキングで河原を歩いていた人が、川の急激な増水によって流されてしまった事故もあります。

その事故は、湯桧曽川で起こりました。

当初、湯桧曽川の水深はひざ下程度でしたが、あっという間に腰の高さまで水位が上がってしまったようです。

なぜ河原では雨が降っていなかったのに、突然水位が上がってしまったのでしょうか。

このような急激な増水現象は、「鉄砲水」と呼ばれています。

「鉄砲水」は、上流の雨によって発生した土砂崩れ等で川がせき止められて天然のダムが出来上がり、そのダムが決壊してしまうことで、せき止められた水が一気に下流へ流れ出すというメカニズムで発生します。

湯桧曽川の事故が起きた現場は、岩肌が露出している急傾斜地に囲まれている場所でした。

そのため、上流の天然ダムに溜まった水が一気に流れ込みやすく、川の上流での雨だけでなく、現場から2キロ程上流にあった残雪の融雪水まで川に流れ込んだことで鉄砲水が発生したようです。

この「鉄砲水」によって、全国でたくさんの水難事故が発生しています。

水難事故を防ぐために!鉄砲水から身を守るには?

先ほどは、ハイキングで「鉄砲水」に巻き込まれてしまった事故についてお話ししました。

では、突然起こる鉄砲水から身を守るには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

家族連れでキャンプをしに来て、川遊びをしている場合を例に、注意するべきことをご紹介します。

●大人が付き添う

まず大前提として、子どもが川遊びをする場合は、必ず大人が付き添いましょう。

子ども3人に対して大人1人は必要です。

また、子どもが流されたときに対応できるように、付き添いをする場合は子どもよりも下流にいましょう。

●天気を確認する

先ほどもお話ししましたが、川遊びをしている時には天気の変化に気を遣いましょう。

少しでも異変がある時や、注意報や警報が出た時には、すぐに川から出て避難します。

●川の水や流れを見る

水かさが増えた時や、落ち葉などが流れてくる、水が濁り出した時などは注意が必要です。

鉄砲水の前兆なので、すぐに高い場所に避難しましょう。

●周りの音にも気を配る

遠くで雷の音が聞こえる場合、上流で雨が降っていることがあります。

また、山鳴りなどの大きな音が聴こえたら、すぐに避難しましょう。

神奈川のキャンプ場で起こった事故のように「気づけば手遅れ」になる前に、早め早めに避難することが大切です。

キャンプ場での事故を防ぐために!

ここまで、神奈川のキャンプ場や、湯桧曽川で起こった事故について詳しくお話ししました。

これらの事故は、キャンプをしていて、川で発生した事故です。

しかし、キャンプで事故が発生する場所は、川だけではありません。

そのため、安全にキャンプをする上で注意するべきことは、他にもたくさんあります。

その中で重要なものを、いくつかをピックアップしてご紹介していきます。

●熱中症

特に家族連れが注意するべきなのが、熱中症です。

楽しく過ごしていると忘れがちですが、水分補給はしっかりと行いましょう。

成人の場合、アルコールを摂取することがあると思いますが、アルコールと水はまったく別物です。

「ビールを飲んでいるから、水分補給はしなくても大丈夫」ということは断じてありません。

逆にアルコールには、体内の水分を排出してしまう作用があるため、脱水症状を起こしてしまう可能性があることを覚えておきましょう。

また、テントの中は、暑さ対策をしていないとサウナ状態になります。

直射日光が当たらないように日陰に設営するほか、風通しが良くなるように工夫しましょう。

●火事

キャンプなどのアウトドアでは、バーベキューや焚き火など、どうしても火を扱うことが多くなります。

やけどに気を付けるのはもちろんですが、火事を起こしてしまわないように、火の始末はきちんと行うようにしましょう。

特に、冬場は空気が乾燥しているので、少しの火種が残っていることが大きな山火事に繋がりかねません。

責任をもって火の始末を行うようにしましょう。

●虫

野山には危険な虫が多く存在します。

虫よけスプレーを使えば虫の方から近づいてくることは減るのですが、こちらから近づいたり、ちょっかいを出して刺激してしまうと、虫は身を守るために反撃してきます。

虫にいたずらするようなことはもちろん、なるべく虫には近づかないようにして、虫を刺激しないようにしましょう。

正しい知識を持ってキャンプをしよう!

今回は、キャンプ中に実際に起こった事故について、詳しくお伝えいたしました。

冒頭にお伝えした「玄倉川水難事故」は、キャンプ客が正しい知識を持ち、周りの意見に耳を傾けていれば命が助かった事例だと思います。

そのため、悲惨な事故を二度と起こさないように、きちんとした知識を身に着けたうえで、絶対に自然を甘く見ることはせずにキャンプを楽しみましょう。