近年では、登山やトレッキング、岩などを登るクライミングを楽しむ人が増えてきています。
世界的アウトドアシューズメーカーのスカルパでは、険しい道や岩場を軽快な歩行へと導く、沢山の種類の登山靴、アプローチシューズ、クライミングシューズなどを取り揃えています。
快適な登山を楽しみたい方のために、スカルパで人気のシューズ「モジト」や、おすすめのシューズとその口コミをご紹介します。
アウトドアシューズメーカーのスカルパとは?その歴史に触れよう!①
スカルパとはイタリア語で「靴」を意味します。
スカルパのあるモンテベルーナ一帯は、世界の靴製造業トップブランドが集まっている地方です。
まず、口コミで話題の、モジトなどのスカルパのシューズをご紹介する前に、スカルパというブランドの歴史について触れておきます。
1938年イタリア北部のアゾロ村で創業されました。
アゾロ地方の伝統工芸が皮革加工であったことから、職人たちが集まり、靴を作り始めます。
1956年、現在の経営者に繋がるパリゾット三兄弟が、多額の借金をかかえながらも事業を受け継ぎます。
1960年代になると、品質の高さが認められ、イタリアの登山靴市場で大きなシェアを占めます。
この頃から、海外へも進出し始めます。
1970年代には、新たに日本への進出がありました。
この頃、高品質な高所登山靴の開発を始め、現在の「ペガ」へと繋がる「グリンタ」が生み出されます。
1980年代には、会社の規模が拡大し、アウトドア・クライミング・山岳スキーに対応する靴まで種類の幅を広げます。
ゴアテックス採用の「コーデュラ」、スエード製のブーツなども普及しました。
アウトドアブランドのスカルパとは?その歴史に触れよう!②
続けて、スカルパの歴史をご紹介していきます。
1986年には、史上2人目の8,000メートル峰14座登頂に成功した登山家が、スカルパの「ベガ」を履いていたことで、さらに有名になります。
1990年代になると、トレッキングブーツの「ラダック」がロングセラーで成功を収め、マーケティング部門への投資が拡大します。
この年代には、ブランドイメージの向上、統一を図り、成功します。
1992年には、世界初のプラスチック製「テレマークブーツ・ターミネーター」開発され、テレマーク・山岳スキーレース部門でヒットします。
1993年には、登山家であるロマロ・ノタリスの協力のもと、山岳スキーブーツとデナリで大成功しました。
この後も、新社屋ができたり、様々な部門がオープンするなどスカルパは成長を遂げ、2005年にはコロラド州ボルダーにスカルパ・ノースアメリカが誕生します。
2006年以降は、クライミングシューズの開発に伝説的クライマーである、ハインツ・マリアッハが監修した機能的な靴で、登山家たちを魅了しています。
このような歴史のあるスカルパですが、口コミでも評判のシューズ「モジト」について後述していきます。
スカルパモジトの靴の種類とは?人気のアプローチシューズの口コミ!
スカルパのモジトはアプローチシューズとよばれる種類に属します。
アプローチシューズとは、登るべき岩場まで履いていくための靴であり、そのまま簡単なクライミングができる機能も兼ね備えているシューズのことです。
アプローチシューズの特徴は、クライミングシューズのようにつま先が平らになっているものが多いです。
簡単な岩場を登る、ハイキング、軽いトレッキングにも使用できるの万能シューズです。
ではここで、アプローチシューズを使用した方の口コミを見てみましょう。
●登山靴と比べて軽量なので、疲れない
●ちょっとしたクライミングならできる
●着脱がしやすい
●早く乾くので蒸れない
これらは、登山靴やクライミングシューズなどと比べ、優れている点です。
ちょっとした岩場を登りながら、登山道も楽しみたい方におすすめです。
登山靴と比べて、軽量で蒸れにくいので、快適に履けますよね。
ここからは、登山靴やクライミングシューズと比べて劣っていると感じられる点です。
●かかとのホールド力が弱め
●つま先部分が少しきつい
●岩場対応のソールパターンの凹凸が浅いので、若干滑りやすい
●防水性が弱いものが多い
などがありました。
本格的な登山、クライミングをしたい方はそれぞれ登山靴、クライミングシューズを購入した方が良さそうです。
口コミで評判のアプローチシューズ!スカルパのモジト!
では、スカルパのモジトをご紹介します。
【スカルパ:モジト】
・参考価格 18,360円
スカルパのモジトは、11種類のカラーバリエーションの中から好きな色を選ぶことができます。
デザイン性が高く、若者にも人気が高いです。
アウトドアはもちろんのこと、普段使いにも履けるので1足持っているととても便利です。
つま先がフラットの、ビブラム・スパイダーソールを採用し、歩きやすく、岩や石などにも対応します。
アプローチシューズなので、前項でご紹介した場面で使用できる万能シューズです。
実際モジトを使用した方からは「トレッキングに履いたが快適だった」「スパイダーソールが優れフリクションが最高」といった口コミが寄せられました。
クライミングは靴底のソールから岩に摩擦(フリクション)をかけて登るので、ソールの役目は重要です。
このように、スパイダーソールを評価する口コミも多数みられました。
スカルパモジトと同様大人気!口コミで評判のアプローチシューズ
次に、スカルパのモジトと同様口コミで人気のアプローチシューズをご紹介します。
【スカルパ:イグアナ】
・参考価格 12,960円から
超軽量で通気性に優れています。
コンパクトに収納できるので、持ち運びしやすいです。
口コミでは、「軽くて歩きやすく、デザインがかっこいい」などが見られ評判です。
続いてご紹介するのがこちらです。
【スカルパ:クラックス】
・参考価格 14,040円から
スニーカーに近いデザインで、普段使いもできます。
高いグリップ力があるので、岩場の多いトレッキングにも対応します。
口コミでは、「幅はきちんとしめつけがある」「初めて履いた時も靴ずれしなかった」「しなやかで頑丈、フィット感も心地よい」などがありました。
その履き心地に、満足の声が多いアプローチシューズです。
クライミングを始めたい方必見!初心者のシューズ選びのポイント!
ここまでスカルパのモジトなど、アプローチシューズをご紹介してきましたが、最後にクライミングシューズの選び方をご紹介します。
初心者の方のクライミングシューズ選びは、ぴったりとした構造などの特徴から、サイズ感がつかみにくく本当に難しいです。
クライミングシューズとは、岩を登るために作られた靴のことです。
特殊なソール(靴底)が使用されていて、岩に吸い付くような感覚を得ることができます。
また、足にしっかりとフィットするようなサイズ設定なので、初心者の方だとかなり小さいと感じます。
では、選ぶときのポイントです。
●サイズ選び
昔は立てないほど、きついサイズを進められましたが、今はそこまで小さいものを選ぶことはめずらしいです。
5本指が少し曲がるくらいのものをおすすめします。
皮革のシューズを履く場合は伸びやすいので、化繊製品より若干小さいものを選んでください。
●低価格のシューズ
口コミなどによると、クライミングシューズに関しては、上記したやり方などでどんなに頑張って探しても、最初の1足目から「成功した」と感じている方は少ないようです。
1足目はできるだけ低価格な物を購入して、徐々に自分にぴったり合うものを見つけていくと良いでしょう。
アプローチシューズでより快適なアウトドアを楽しもう!
スカルパのモジトなどのアプローチシューズを中心に、色々とご紹介しました。
足元の悪い道を歩いたり、登ったりするので靴選びは重要です。
アプローチシューズは、様々なシーンに対応するので1足あるととても便利です。
この記事を参考に、みなさんのアウトドアがより快適なものになるといいですね。