大自然溢れる中で、日頃の疲れをリセットできると人気のキャンプ。
美味しい野外料理や、普段ではできないアウトドアスポーツを楽しんだりと、日常のストレスから解放される大人の遊びでもありますね。
そこで、都心からも行きやすい自然溢れる群馬県のキャンプ場にスポットを当ててみました。
デイキャンプや、週末のお泊りキャンプに、ぜひ時間をつくって楽しんでみませんか?
群馬県の無料のキャンプ場や、あわせて楽しめる無料の観光スポットもご紹介していきます。
群馬県のキャンプ場はどれくらいあるの?
都心から高速道路を2時間も走れば、もうそこは群馬県です。
あっという間に都会の日常からかけ離れ、美しい山々に囲まれた自然溢れる景色の中で、キャンプを楽しめるスポットがいくつも点在しています。
その中でも特におすすめのキャンプ場をご紹介しますので、まずは群馬県のキャンプ場・人気スポットをおさえていきましょう。
●星の降る森
群馬県沼田市上発知町2543
沼田ICから15分で、キャンプ初心者でも楽しめるレンタルセットを利用すれば、手ぶらで出かけても問題ありません。
夜は天然のプラネタリウム、昼は旬の味覚狩りなどを楽しめ、少し車を走らせれば、子どもも大人も楽しめる観光スポットが多くある場所に位置しています。
●まほーばの森
群馬県多野郡上野村勝山1169
ファミリーリゾートというだけに、夢のような非日常の世界が体験できるエリアです。
芝そりもあるので、小さな子ども連れのキャンパーにはうってつけのスポットですね。
●くらぶち相間平キャンプ場
群馬県高崎市倉淵水沼27
天然ログハウスでの非日常的な時間と、温泉が楽しめるキャンプ場です。
比較的に町に近い場所に位置しているので、車で10分走ると、近くにコンビニやスーパーもあります。
そのため、キャンプ初心者には、利用しやすい場所といえます。
これらは交通の便もよく、初心者から小さな子ども連れの方でも利用しやすいキャンプ場になります。
ただし、これらのキャンプ場は使用料金がかかります。
キャンプ場も昔と違い、まるでホテルに泊まっているかのような、なんの不便さも感じないほどサービスや施設設備に力が注がれています。
そのため、ホテルに泊まるほどの料金ではありませんが、それなりの金額もかかります。
しかし、「今月は節約して過ごしたいけど、お出かけもしたい!」という方もいるでしょう。
そんな期待に応えた楽しみ方ができるのが、無料キャンプ場です。
静かな湖畔にポツンと設営されたテント、便利な日常の暮らしからあえて不便さを体験することで生まれる仲間との一体感、まさにキャンプの醍醐味が味わえます。
少々不便な点もあるけれど、本当の自然を体感できる無料のキャンプ場に焦点を当てていきましょう。
使用料が無料のキャンプ場ってどういう風になっているの?
群馬県に限った話ではありませんが、無料のキャンプ場は「どこが管理しているのだろう?」と、ふと疑問が湧きます。
これらはそのキャンプ場がある地方自治体で管理しており、多くは各市町村の役場などです。
しかし管理しているとはいっても、よくある有料のキャンプ場のように、管理人が常駐しているとは限りません。
必要最低限のトイレと水場、炊事棟というのが基本的な設備です。
ただ、これらの施設も、場所によっては老朽化がすすみ、電気がつかなかったり、水が出なかったりする場合もありますので、自分である程度の装備はしっかりと準備していくことをおすすめします。
また、予約に関してはしなくても使えるケースがほとんどですが、団体で利用する場合があると非常に混雑しますので、事前に自治体に確認するとよいでしょう。
群馬県の無料のキャンプ場はココ!
それでは、群馬県の無料キャンプ場を挙げていきましょう。
●烏川河川敷総合レクリエーション基地公園 角渕キャンプ場
所在地:群馬県佐波郡玉村町
標高:約60m
問い合わせ:玉村町役場経済産業課
●利根キャンプ場
所在地:群馬県太田市
標高:約36m
問い合わせ:太田市尾島庁舎教育委員会青少年課
●県立赤城公園キャンプ場
所在地:群馬県前橋市
標高:約1343m
問い合わせ:群馬県庁環境森林部自然環境課
●川場谷野営場
所在地:群馬県利根郡川場村
標高:約1232m
問い合わせ:不明
●群馬県自然の森(奥利根水源の森)野営場
群馬県みなかみ町
標高:約1388m
問い合わせ:みなかみ町役場観光商工課
以上が、群馬県の無料キャンプ場です。
標高から、だいたいどのような場所にキャンプ場が位置しているのかわかると思いますが、公園のような雰囲気のものから、本格的な山の中にあるキャンプ場までさまざまです。
なお、赤城公園キャンプ場は公園と称されていますが、周囲4キロほどある湖のほとりで、本格的な山の中です。
現地に着いてしまえば、近くにコンビニなどはなく、かなり標高の高い場所にあるため忘れ物には要注意です。
無料キャンプ場は、自己管理、自己責任が重要なポイントになりますので、事前の確認はしっかりとしてから出かけましょう。
無料のキャンプ場で必ず持参したいものは?
万が一のことを考えて、念には念を入れて持ち物を用意しましょう。
まず、忘れてはいけないものがヘッドランプやランタンです。
無料キャンプ場は、夜になると、真っ暗になる可能性があります。
炊事棟などに電気があったとしても、切れている可能性も否めません。
そんな時、暗闇をしっかりと照らしてくれるランプは必需品です。
ただ、これはマイナスな面だけではありません。
暗闇だからこそ、晴れていれば、天然のプラネタリウムを楽しめることができるでしょう。
下界では見ることのできない満点の星空を眺められたら、多少の不便さも吹き飛び、忘れられない思い出になりますね。
もう一点は、ウォータータンクです。
水場が遠く離れていたりすると、夜に水が必要という時にかなり助かります。
また、冬場は水が凍結して出ないということもありますので、非常用に持っていくとよいでしょう。
あとは、念のため、熊よけにラジオを持参することも必要です。
これは、群馬のキャンプ場に限らず、山深いキャンプ場に出かける際には、心に留めておきたいことの一つです。
管理人が不在の、自然に溢れた無料キャンプ場の場合は、徹底した装備を心がけることをおすすめします。
無料のキャンプ場での楽しみ方と注意点
無料のキャンプ場の楽しみといえば、人の手が加えられていない、ありのままの自然の生活を楽しめるというところです。
子ども連れであれば、虫取りや釣り、木登りなど、普段できない遊びを楽しませてあげられるでしょう。
しかし、その時に注意したいのが、「虫」です。
蚊や虻などに刺されると、痒みや痛みで腫れ上がることもあります。
虫よけスプレーや、痒み止め、炎症を抑える塗薬などを揃えた、応急処置のセットは必ず持参しましょう。
そして最も怖いのがハチです。
ハチはまさに、8月から10月のキャンプシーズンに活動が活発になるため注意が必要です。
ちなみに、ハチは黒いものに攻撃してくる傾向があるため、なるべく全身白い服装をするということが対策になります。
無料キャンプ場に到着した際には、一番近い近隣の医療機関を確認しておくことも、キャンプを安心して楽しめむコツといえるでしょう。
また、夜にもならではの楽しみと注意すべき点があります。
群馬の山からの星空は息をのむほど美しい、まさに天然のプラネタリウムです。
しかし、キャンプシーズンの夏であっても日が沈むと気温はぐっと下がり、厚手の防寒着が必要となります。
寒さで体調を崩さないよう注意が必要です。
ぜひ、これらのことに気をつけて、無料キャンプ場ならではの楽しみを満喫してください。
群馬県の無料おすすめ観光スポット
無料キャンプ場を満喫したあとは、ぜひ群馬県の無料観光スポットに足を運んでみませんか?
群馬県には、お財布に優しい無料で楽しめる場所がありますので、いくつかご紹介します。
●こんにゃくパーク
工場見学や、なんと食べ放題のこんにゃくの試食まで、天候に左右されることもなく子どもから大人まで楽しめる施設です。
群馬県甘楽郡甘楽町小幡204‐1
●桐生が岡動物園
ライオン、キリンなど、迫力ある動物が出迎えてくれる桐生が岡動物園は、小さな水族館まで併設されているにもかかわらず、なんと無料です。
遊園地(有料)も同じ敷地内にあり一日楽しめるスポットです。
群馬県桐生市宮本町3ー8ー13
●ぐんま子どもの国
広大な敷地にたくさんの遊具、また小学生以下は無料で楽しめる本格的なプラネタリウムが完備された児童館で、パソコンルームなど、子どもたちの豊かな心を育む施設が無料で楽しめます。
群馬県太田市長手町480
●神津牧場
標高1000mの広々とした牧場で、動物たちとふれあうことができ、放牧されている100頭の牛たちが牛舎に帰る行列は見応えがあり人気です。
群馬県甘楽郡下仁田町南野牧250
これらの施設が無料で楽しめるのはとてもありがたいですね。
ぜひ、無料キャンプ場と併せて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
低予算で楽しい思い出作りにはぜひ無料スポットを活用しよう
群馬県には、無料で楽しめるキャンプ場や観光地が、幅広く充実していることがわかりました。
これなら、無理をすることもなく時間ができた時などに家族旅行やデートの予定がたてられそうですね。
思い出はお金では買えません。
ぜひ、無料キャンプ場ならではの、非日常的な体験を楽しみ、一生の思い出作りに役立ててください。