近年、めざましく人気が上昇しているキャンピングカー。
中でもロータスRVが販売しているマンボウシリーズは、コンパクトキャブコンのスタンダードと言われるほどの人気です。
ユーザーの声やニーズをいち早く取り入れ、さまざまなモデルを発表しています。
そんな、マンボウシリーズの特長と評判について詳しく調べてみましょう。
マンボウシリーズってどんなキャンピングカー?
ロータスRVが販売しているマンボウシリーズは、マツダのボンゴがベースになっており、コンパクトキャブコンというジャンルになります。
キャブコンとは、トラックなどをベースにし、このベースの運転席側(キャブ)の部分だけにキャビンを取り付けたキャンピングカーとなります。
日本のキャンピングカー市場では、バンをベースにした『バンコン』が一番人気のあるジャンルになりますが、次いでキャブコンの人気が高く、その中でもコンパクトキャブコンは価格が安く、コンパクトなところも人気となっています。
コンパクトキャブコンは人気の高さから、多くのメーカーが製造しており、多種多様のコンパクトキャブコンが市場に出回っています。
そんなコンパクトキャブコンの中でも、ロータスRVのマンボウシリーズは評判が高く、コンパクトキャブコンのスタンダードと言われてます。
マンボウシリーズの人気のポイントは、5×2メートルの一般的な広さの駐車スペースに収まるサイズ感にあります。
そして、選択できるオプションや装備が非常に充実していて、自分好みのセッティングをすることができるのが魅力となっています。
ラインナップも複数用意されており、ユーザーの目的や人数、予算に合わせて車種を選択でき、多くのオプションから装備をセレクトして、自分だけの一台を所有できるといったところが人気の高さにつながっています。
では次に、マンボウシリーズのラインナップをご紹介します。
キャンピングカー、マンボウシリーズのラインナップ
ロングセラーキャンピングカー、マンボウシリーズの人気のポイントの一つに、ラインナップされている種類の多さが挙げられます。
現在、マンボウシリーズには5種類のモデルがあります。
■ MAMBOW ANV
オプションがフル装備されている『マンボウ アニバーサリー』は、マンボウシリーズのフル装備モデルになります。
上品で落ち着きのあるマホガニー調の家具をレイアウトし、ゆったりとくつろぐことができる高級感ある内装を実現しています。
■ MAMBOW EXE
ダイネットのレイアウトをさまざまなアレンジで変更することができたり、ANV同様、上質で落ち着いた雰囲気の家具やファブリックカラーの内装が魅力の『マンボウ エグゼ』。
ユーザーの意見を取り入れL字に構成されたキッチンは、冷蔵庫がビルトインされていたり収納スペースも充実しており、使い勝手抜群です。
■ MAMBOW EVE
ユーザーからの評判も上々の、ロングセラーキャンピングカー『マンボウ イブ』は充実した装備と選べる内装カラーなど、使い勝手のよさが魅力です。
ダイネットが全面フロアベッドになったり、掘りごたつやロングベンチとして使用できたりと、自在なアレンジを楽しめます。
■ MAMBOW Famille ANV
フル装備モデルで人気の『マンボウ アニバーサリー』のファミリー仕様にあたる『マンボウ ファミーユ アニバーサリー』。
リヤスペースが自在にアレンジでき、2段式の子供用ベッドルームやトランクルームなど多用途に使用可能です。
キッチンは独立したカウンターキッチンになっており、角型シンクやカセットコンロも装備されています。
■ MAMBOW Famille
ユーザーの声に応えて、装備を検討して生まれた『マンボウ ファミーユ』。
リアスペースに子供サイズの2段ベッドがあり、フロアベッドとバンクベッドを使えば、人数の多い家族でもゆっくり休むことができます。
また、リアスペースはアレンジ可能で、ベッドを取り外してフリースペースや小さなダイネットとしても使えます。
「キャンピングカー マンボウ ANV/Famille ANV」の特長と評判
コンパクトキャブコンの究極を目指している『マンボウ ANV(アニバーサリー)』と『マンボウ Famille ANV(ファミーユ アニバーサリー)』は、ユーザーの声や評判を取り入れたフル装備モデルとなっています。
マホガニー調の落ち着きあるインテリアは、キャンピングカーとは思えないほどの、上質な空間に仕上がっています。
ANVとFamille ANVはフル装備モデルですので、標準装備が非常に充実しています。
ダイネットは大人5人が大型テーブルを囲んでゆったり座れる広さです。
オプションで最も人気が高い家庭用ルームエアコンや、ルーフが取り付けられた180Wタイプのソーラーパネル、インバータなども標準で装備されています。
大人二人がゆったりと休むことができる、白を基調としたバンクベッド(L196cm×W120~160cm)は、パネルを引き出すだけでセットできる簡単仕様。
パネルを収納すれば運転席上部まで開放できるので圧迫感もありません。
次に、それぞれの個別装備・インテリアをご紹介します。
■ MAMBOW ANV
ダイネットのテーブルを外し、補助マットを取り付ければ、L188cm×W128cmのベッドとなり、大人2人が眠ることができます。
キッチンはロングカウンターの広々としたL字型のシステムキッチンになっており、大型のシンク(53×32.5×15cm)や耐熱ガラスカバー付きの2口ガスコンロが装備されています。
他にも40Lの冷蔵庫やバゲッジドア搭載のFRP一体型マルチルームとポータブルトイレ、各種収納やLED間接照明などが標準装備されており、とても快適な居住性が確保されています。
■ MAMBOW Famille ANV
ダイネットのテーブルを外し、マットを取り付けてフロアベッド(L188cm×W90cm)を展開することができます。
お子様連れであれば、リアスペースを子供サイズの二段ベッドにすることができ、多人数でのファミリー利用にぴったりです。
リアスペースはカスタマイズして、1段だけのベッドにしたり、トランクルームとしてアウトドア用のギアを沢山積みこむことなども可能です。
「キャンピングカー マンボウ EXE」の特長と評判
『マンボウEXE(エグゼ)』はユーザーの声や評判を取り入れ、バックベッドのタイプが選べたり、マルチルームやダイネットに高いカスタマイズ性を持たせた、さまざまなユーザーのニーズに応えるモデルになっています。
■ MAMBOW EXE
特長としては、レイアウトアレンジに富んだダイネットが挙げられます。
通常のテーブルレイアウト以外に、ベッド、ベンチシート、お座敷など目的や人数に応じたアレンジができるので、ユーザーに合わせたリラックス空間をチョイスすることが可能です。
また、ダイネットをフロアベッドにした場合は、L188cm×W168cmと実に広々としています。
他にも、バンクベッドをフラップタイプか上方格納式か選ぶことができます。
フラップタイプならベッドパネルを折りたたんで収納し、上方格納式ならばベッドパネルが天井に格納することができます。
加えて、L字型キッチンや、マルチルームなどが装備されていて、それぞれレイアウトアレンジが可能なため、ユーザーの目的に合わせて使いやすさが向上するように設計されています。
さらに、バックカメラとミラータイプのモニタも標準装備されており、後方視界がよくないキャンピングカーの弱点もきっちりカバーしています。
「キャンピングカー マンボウ EVE」の特長と評判
『マンボウ EVE(イブ)』は、ユーザーから高い支持を受け続けているロングセラーモデルです。
内装カラーを選べたり、広いフロアベッドやバンクベッド、使い勝手のよいキッチンに冷蔵庫やマルチルームなど、キャンピングカーの基本をきっちり抑えたモデルになっています。
■ MAMBOW EVE
マンボウ EVEの評判の高さの理由の一つが、内装カラーが選べる点です。
ダークブラウンの家具とベージュ系のファブリックが、上質なくつろぎ空間を演出する「アバンギャルドカラー」。
ライトブラウン系の家具と平織りのマット生地がぬくもりを演出する「エレガントカラー」の2色からセレクトできます。
ダイネットをアレンジすれば、大人2名がゆったりと眠れるサイズの全面フロアベッドになります(L188cm×W128cm)。
バンクベッドもL196cm×W120~160cmなので、ゆっくり休める広さがある十分にあり、使用しない場合は寝具などの収納スペースとして使えます。
マルチルームは収納やトイレ、シャワールームなど自由に使用できます。
さらに、キッチンはL字型に設計されていて、シンプルな動線で色々な作業ができるので使いやすくなっています。
他にも40L冷蔵庫が標準装備されていたり、電子レンジ台などの各種収納も充実しています。
「キャンピングカー マンボウ Famille」の特長と評判
ユーザーの「こんな装備があったらいいのに」という声や、評判を取り入れて生まれたのが『マンボウ Famille(ファミーユ)』です。
大きな特長として、多用途にアレンジ可能なリアスペースを搭載していることが挙げられます。
■ MAMBOW Famille
Famille ANV同様、リアスペースには子供サイズ(L166cm×W95cm)の二段ベッドが標準装備されていて、大人数の家族の就寝スペースを確保することができます。
このリアスペースは、下段のベッドだけを取り外して下をカーゴスペースとして使ったり、全て取り外してフリースペースにしたり、小さなリビングスペースにカスタマイズするなど、多彩なアレンジでユーザーのニーズに合わせた使用が可能です。
また、ダイネットも、通常はテーブルを囲んで5名がくつろげるリビングスペースとして使用できる他、テーブルを外してL188cm×W90cmのフロアベッドになります。
バンクベッドにおいても、L196cm×W120~160cmのゆったりサイズで、使わないときは寝具などの収納に活用できます。
ルーフサイドに収納も備え、バッテリー残量計や100Vのコンセントも2口標準装備になっています。
オプションも豊富で、冷蔵庫、電子レンジ、ベンチレーター、ソーラーチャージャーなどをオプションとして装備することができ、キャンピングカーとして十分な設備を設置することができます。
ニーズに応えたラインナップでコンパクトキャブコンのスタンダードに
いかがでしたか?
ラインナップが多くオプションも充実しているマンボウシリーズなら、こだわり派のユーザーのニーズにもきっと応えてくれるはずです。
常にユーザーの声に耳を傾け、ニーズに合わせたモデルを発表し続けてきたからこそ生まれたラインナップの豊富さが、マンボウシリーズの最大の特長ではないでしょうか。
大きすぎず、小さすぎないサイズ感や、多人数で使いたいコンパクトキャブコンをお探しの方は、マンボウシリーズも検討してみてはいかがでしょうか?