キャンピングカーの選び方!維持費と燃費ランキングを参考に

最終更新日:2019/01/15

アウトドアが好きな人は、一度はキャンピングカーの購入を検討したことがあるのではないでしょうか。

キャンピングカーがあれば、ホテル代を浮かすことができるので、アウトドアだけに関わらず、旅行が好きな人もキャンピングカーを購入する人が増えてきました。

しかし、キャンピングカーを購入しようと思うと、一番気になるのは維持費ではないでしょうか。

燃費や機能、乗ってよかったキャンピングカータイプのランキングなど、色々な情報を集めて、後悔しないキャンピングカー選びをしましょう!

キャンピングカーにも色々ある!まずは種類を知っておこう!

キャンピングカーには色々な形のものがあります。

・バンコン

ハイエースなどのバンやワゴン車を改造してキャンピングカーにしたタイプです。

一見キャンピングカーには見えないため、普段使いとしても使えます。

・キャブコン

キャブコンとは、キャブコンバージョンの略で、トラックの運転部分(キャブ部分)をベースにして荷台に住居部分を乗せたものです。

キャンピングカーと言えば、このタイプが定番スタイルですが、トラックをベースにしているため、普通車よりも一回り大きく普段使いには不向きです。

・バスコン

バスコンバーションの略で、マイクロバスをベースに作られたキャンピングカーです。

広々とした空間が作れるため、住居用としては最高ですが、サイズが大きくなり価格が極端に高くなるため、豪華なキャンピングカーというイメージでしょう。

そのため、一般的にはなかなか手がだせない高級キャンピングカーですね。

・軽キャンパー

軽ワゴンや軽トラックをベースにしたコンパクトなキャンピングカーです。

燃費や維持費などを考えると一番手軽で、ネットなどにある人気おすすめランキングの上位を占めるようになってきました。

1人で使用するのであれば、軽キャンパーでも十分と言えます。

・トレーラー

一般車の後ろに連結して使用するキャンピングトレーラーです。

トレーラーの総重量によっては、牽引免許が必要となります。

キャンピングカーを所有することのメリットとデメリットは?

キャンピングカーを所有するメリットとして、以下の点が挙げられます。

・宿泊料金が安くなる

キャンピングカーを所有する理由のランキング1位が、この理由ではないでしょうか。

旅行やキャンプへ行くと、ホテル代や場所によってはテントの設置費用かかりますが、キャンピングカーがあれば、宿泊費を浮かせることができます。

1人ならホテル代はさほどかかりませんが、大家族となるとホテル代や交通費が結構な金額になります。

・無計画で旅にでることができる

旅行となると、前もってホテルを予約しなければいけなかったり、チェックイン・チェックアウトの時間も気にしなければいけません。

しかし、キャンピングカーがあれば、急な予定変更や思いつきで旅にでることができます。

・渋滞時のトイレを気にしなくてもよい

トイレつきのキャンピングカーであれば、いつでもトイレに行くことができます。

特に、渋滞中や子供がいる場合には安心ですね。

・ペットと一緒の旅行ができる

最近ではペット可の宿泊施設もありますが、まだまだ対応しているところは少なく、探すのも一苦労します。

キャンピングカーなら気にせず、連れて行くことができますね。

続いて、キャンピングカーを所有することのデメリットを挙げてみましょう。

・普通の車よりも金額が高い、維持費が余計にかかる

メリットの一つとして宿泊料金を浮かせることができますが、普段使う車とは別にキャンピングカーを購入する場合は、2台の車を所有することになります。

それに合わせて、維持費も車2台分必要となってしまいます。

また、大型のキャンピングカーは燃費も悪く、ガソリン代も予想外にかかります。

・車体が大きいので駐車スペースが限られる

軽のキャンピングカーなら大丈夫ですが、駐車スペースを気にしなければいけません。

キャンピングカーには、上記のようなメリット・デメリットがあります。

他にも購入前にチェックしておきたい項目がありますので、以降でご紹介していきます。

気になる燃費!燃費ランキングはつけることができる?

さて、維持費の中でも「気になるランキング1位」になりそうな「燃費」です。

普通の車でも同じですが、カタログよりも実際の燃費は悪いですよね。

キャンピングカーも一緒で、乗り方にもよりますが、2~3割はカタログよりも燃費が悪いと思っておいたほうがよいです。

キャンピングカーの種類の中で一番燃費がよいものは、やはり「軽キャンパー」です。

軽をベースにしているため、車体も軽く荷物を載せることができる量も少ないため、他のキャンピングカーと比較しても燃費は一番よくなります。

ただし、山道などの傾斜がきつい道ばかり走行する場合は、アクセルをかなり踏み込まないとスピードがでませんので、燃費が悪くなることも多々あります。

燃費だけを気にする場合は、その他の選択肢として、ハイブリッドキャンパー(ハイブリッドのキャンピングカー)です。

一般的なキャンピングカーと比較すると、キャンピングカーらしさは劣りますが、車中泊だけでしたら、ハイブリッドキャンパーは燃費がよいので、おすすめです。

ヴォクシーキャンパーの場合、カタログ上23.8 km/Lと、場合によっては普通のガソリン車よりも燃費がよくなります。

さらに、オプションでソーラーシステムをつけることもできます。

ただし、燃費だけを考えると使い勝手が悪くなりますので注意が必要です。

実際に必要な機能と、価格や維持費を天秤にかけて、より自分に合ったキャンピングカーを選びましょう。

キャンピングカーを買うときには燃費以外もチェックしよう!

燃費や維持費は自然と気にしてしまう箇所ですが、意外と見落としてしまうのは、細かい性能や使い勝手です。

キャンピングカーの展示会や、メーカーのホームページ、アウトドア雑誌での紹介記事などは、ほとんどの情報がよい部分しか書いていません。

写真で見ると、車内が広く見えたり、台所やお風呂やトイレがついていて便利、というようなメリットばかり記載されています。

しかし実際は、使用後のトイレは自分で処分しなければいけません。

このようなマイナス面を知ると、「トイレがついていないキャンピングカーでもよいのではないだろうか」と思い始めてきます。

ないよりはあったほうがよいものですが、不要な装備によって割高になってしまいます。

また、「最初は小さくてもいいけど、使い慣れてくると大きいものが欲しくなるから、最初から大きいものを」と思って、ついオーバースペックなものを購入してしまいがちです。

そのため、メリットだけではなくデメリットの情報も集めて、納得行く形で購入するようにしましょう。

実際に所有している人たちが集う、情報サイトの人気ランキングなども参考にしてみてくださいね。

燃費ランキングも大事だけど、ガソリン以外にかかる費用は?

車を購入するときは、燃費ランキングが一番気になるところですが、それ以外にもチェックしておきたい項目があります。

・キャンピングカーは年に何回使用するだろうか?

・自動車税

・車検代

・保険代

・家の駐車場に入るサイズかどうか

実際には、1台の車を所有する場合と同じ経費がかかります。

自動車税に関しては、自家用車よりも2割ほど安くなりますが、車検費用や任意保険が普通車よりも若干高くなる傾向があります。

結果、普通車とさほど変わらないと考えてもよいでしょう。

また、年間の使用回数によっては、購入するよりもレンタルしたほうが安く済む場合があります。

地域やシーズンによって金額は変わってきますが、1泊のレンタル料金は大体20,000円前後が相場なようです。

年間の使用回数と比較して、購入かレンタルかを検討してみてください。

また、何度かレンタルをしてみて、自分に合ったキャンピングカーを探してみるのもおすすめです。

筆者おすすめ!キャンピングカータイプランキング!

筆者自身、過去にキャンピングカーを所有していたことがあります。

使用頻度が少なくなってからは、今はレンタルで済ませており、そのかわりに色々な車種に乗ることができました。

その中でも乗ってみてよかったと思うタイプのランキング1位は、「軽キャンパー」です。

これは、筆者が1人で移動するときに使っていたからというのも大きいです。

他のキャンピングカーと比較すると燃費がよく、1人で寝るには十分な広さがありますし、1人分の荷物なら余裕で積むことができます。

しかし、2人でも軽キャンパーは使えますが、2人では狭く感じ、のんびりすることができません。

2人以上や家族で使用するなら、やはり「キャブコン」が快適で過ごしやすいですね。

そのため、ランキング2位は「キャブコン」です。

2人以上ということで、普通車の後ろで牽引するタイプの「トラベルトレーラー」も快適に過ごすことができますが、運転のしやすさや、駐車スペースの問題で苦労することが多々あります。

「バーベキューの材料を買いに途中のスーパーへ」と思っても、普通の駐車場には止めることができませんし、かなり使い勝手が悪くなります。

また、前述したようにキャンピングーカーのトイレは、子供がいる場合には便利ですが、処理や掃除は自分でしなければいけません。

処理は簡単にできるようになっていますが、「車の中にトイレがあることが衛生的に苦手」という人もいると思います。

道の駅やキャンプ場、パーキングエリアにはトイレがありますので、実際にトイレつきのキャンピングカーを使用してみて「キャンピングカーのトイレは不要かな」と実感しました。

そして、メーカーや雑誌などの人気ランキングでは、装備や機能がフルでついているものが多く掲載されますが、実際に使用してみると不要なものも多々あることがわかりました。

キャンピングカーは住居と同じ!試しに利用してから購入!

キャンピングカーと言えど、実際に数日間そこに寝泊りすることになるので、自分の家と同じようなものです。

そのため、やはり快適で心地のよい空間であってほしいですよね。

レンタカーには色々な種類が揃っています。

様々なタイプのキャンピングカーを試用してから、自分に合ったキャンピングカーを見つけてみましょう!