キャンピングカーの運転が難しいってホント?その理由は?

最終更新日:2019/01/15

キャンピングカー所有者からよく聞くのが、「運転が難しい」といった意見です。

今回は、そのように運転が難しい理由や、運転のコツなどを徹底的に解説していきます。

購入を検討している方は、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

キャンピングカーの運転が難しい理由

キャンピングカーの購入を検討しているけど、運転が難しいとの意見もあり、なかなか踏み切れないという方が多いようです。

また、実際にキャンピングカーを購入したけど、運転に四苦八苦しているという方も少なくないようです。

その理由はいくつかあります。

●重量の重さ

キャンピングカーは、普通の車と違い、さまざまな設備を搭載しています。

旅行に行くともなると、荷物が加わり、さらに重量が増えます。

このような状態で走行するということは、運転をする際には負荷となりますよね。

また、タイヤにも大きな負担が掛かるので、走行中にタイヤがバーストしてしまったという事故例もあるのです。

●重心の高さ

キャンピングカーは、形状を見てわかる通り重心が高めになっています。

そのため、普通の車と同じように運転をしていると、横転してしまうこともあるのです。

●車体の大きさ

キャンピングカーは、車体が大きいですよね。

ハンドルの切り方も、普通の車とは少々違います。

●後方確認のしづらさ

キャンピングカーには、設備や荷物が積んであります。

そのため、後方の確認がしづらいようです。

運転が難しいキャンピングカーを乗りこなすコツ①

先ほどは、キャンピングカーの運転が難しい理由についてお話ししました。

では実際、どのようなことを意識をして、運転をすればいいのでしょうか。

●安全運転

これは、普通の車を運転する時も意識するべきことです。

キャンピングカーでは、さらなる安全運転を意識しましょう。

例えば、急に発進をしたり、急にブレーキをかける、急にハンドルを切るなどということは厳禁です。

先ほどもお話ししたように、キャンピングカーは、重量が重く、重心が高くなっています。

これらの動作をしてしまうと、大きく車体が揺れてしまいます。

そうなると、車内の設備や荷物が落下してくる可能性も考えられます。

車内でのトラブルであれば、まだ軽度の破損で済みそうですが、車体が横転して事故を引き起こしてしまったなんてことになってしまったら大変ですよね。

無理のない、時間にも気持ちにも余裕のある運転をしましょう。

これを意識していれば、大きな事故は起こすことはほぼないでしょう。

運転が難しいキャンピングカーを乗りこなすコツ②

●キャンピングカーの大きさ・高さ

キャンピングカーは、車幅・車高ともに、普通の車と比べて大きくなっています。

また、ルーフが付いているので、特に注意が必要です。

普通の車に乗っているような感覚でいると、看板にぶつかってしまったり、車高制限のある駐車場の天井にぶつかってしまうことも少なくありません。

車幅は、自分でも確認することが出来るので、気を配ることが出来ますが、車高に関しては目が届かない位置なので忘れがちなのかもしれませんね。

●重量の軽減

キャンピングカーは、そのまま出掛けられるように、常に荷物を置きっぱなしにしている方も多いかと思います。

しかし、その中には不要な荷物も少なからずあるはずです。

そのような無駄な荷物を下ろすことで、運転が難しいという悩みを少しでも解消することが出来るでしょう。

また、軽い荷物は上にし、重たい荷物は下に置くことを意識しましょう。

その他にも、全体的に重心が偏ることがないようにしておくことが大切です。

キャンピングカーをレンタルしてみよう!

ここまで、キャンピングカーを乗りこなすコツについてお話ししました。

しかし、実際に運転してみないとわからないものですよね。

そうともなると、購入に踏み切れないという方もいるでしょう。

そんな方は、一度キャンピングカーをレンタルをして、旅行に行ってみることをおすすめします。

「キャンピングカーのレンタルをしているところなんてあるの?」と思っている方も多いかもしれませんが、普通のレンタカーサービスのお店で取り扱っていることもあるのです。

また、最近では、キャンピングカーレンタル専門のお店もあるので、一度調べてみましょう。

実際に運転してみることで、どれくらい運転が難しいのかを知ることも出来ますし、思っていたよりも簡単だったということもあるかもしれません。

また、自分がキャンピングカーを購入して、旅行をしているイメージが湧きやすいでしょう。

近々、旅行を検討しているという方は、一度利用してみてはいかがでしょうか。

レンタルを利用する場合は、公共のマナーやルールだけでなく、お店ごとのルールもしっかりと守りましょう。

普通の車をDIYでキャンピングカーに?!

ここまで、キャンピングカーについてお話ししてきましたが、やはり運転が難しいのは怖いという方や、金銭的にキャンピングカーの購入は難しいという方も少なくありませんよね。

そんな方は、普通の車を、DIYでキャンピングカー仕様にしてみるのはいかがでしょうか。

キャンピングカー仕様と言っても、本格的なものから、ベッドだけが付いている簡単なものまで、色々なDIYをしている方がたくさんいます。

もちろん、普通の車なのでキャンピングカーと比べて、維持費も掛かりません。

おすすめの車は、ハイエースやキャラバンです。

最近では、車種によってベッドキットを販売している会社もあるので、ベッドキットを取り付けるだけでも車中泊が可能になります。

しかし、車中泊するにあたって、季節によってさまざまな注意点があるので、しっかりとした知識を持っておきましょう。

DIYに時間は掛かるかもしれませんが、旅行をするたびに改善していくことで、さらに愛着が湧いてくること間違いなしでしょう。

キャンピングカーにあると便利なグッズ!

最後は、キャンピングカーにあると便利なグッズをご紹介しましょう。

●サイクルキャリア BOX仕様

キャンピングカーと言えど、積載に限界はあります。

普通の車をキャンピングカー仕様にしたとなると、さらに難しいですよね。

そんな時に便利なのが、このステージサイクルキャリアです。

リアゲートに取り付けるだけで、最大30㎏の荷物を積むことが出来ます。

車内には持ち込みたくない、汚れた荷物などを入れて運ぶのにも便利でしょう。

●寝袋

車中泊の定番アイテムですね。

コンパクトにすることが出来るので、使っていない時は場所を取りません。

温度に合った、寝袋を用意しましょう。

●アルポット

朝の運転前にコーヒーを飲む時、カップラーメンなどを作る時には、お湯が必要ですね。

そんな時に便利なのが、このアルポットというグッズです。

お湯を沸かすだけでなく、食材を煮たり、お米を炊いたりすることも出来るので、一つ持っておくと便利でしょう。

キャンピングカーで楽しい旅行を!

今回は、キャンピングカーの運転が難しい理由や、運転のコツなどについてお話ししました。

確かに、キャンピングカーの運転は難しいと言われています。

しかし、今回ご紹介した運転のコツをしっかりと意識すれば、意外と簡単なものです。

まずは、キャンピングカーのレンタルサービスを利用して、旅行をしてみるというのはいかがでしょうか。