キャンプや車中泊で便利な、コールマンのインフレーターマット。
上手く空気が抜けず、困ったことはありませんか?
コツをつかむことで、コンパクトにたたむことができるのです。
上手に収納できるたたみ方をご紹介していきます。
インフレーターマットを販売しているコールマンとは?
キャンプなどのアウトドアで便利なインフレーターマットを販売しているコールマンは1900年にアメリカで創業しました。
ランタンのロゴマークが特徴的で、アウトドアショップやキャンプ用品を扱う店舗では、ほとんどその商品があるので、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
1900年の創業当初は、ガソリン式ランプの販売を行っていました。
しかし、当時は粗悪品が多く、消費者からの評判は決していいものではありませんでした。
この状況を打破するため、「1週間で1ドル」というリース形式を導入します。
ただ、リース形式を導入しても粗悪品は多く、修理代がかさむようになったため、耐久性・メンテナンス性を上げた、自社のアルコールランプ開発・販売がされました。
このことで、消費者の信頼を回復させます。
電灯が普及し始めると、屋外でも使うことができる「アークランタン」を1914年に販売しました。
アークランタンは牛小屋や馬小屋で多く使われていたそうです。
1923年には、燃焼器具を2つ並べた「キャンプストーブ」が販売されます。
これは、現在でもほとんど姿を変えずに「ツーバーナー」と名前のみ変え活躍しています。
日本では、日本法人のコールマンジャパンがあり、日本人向けの商品が製造・販売が行われています。
インフレーターマットもその一つです。
そんなコールマンのインフレーターマットは「上手く収納袋に入らない。」という声がたくさん上がっています。
「コンパクトにならない。」とお困りの方に、インフレーターマットの上手なたたみ方をご紹介します。
コールマンのインフレーターマットのたたみ方のコツ!
テントで眠る時、テントの床にそのまま寝袋で眠るのは体が痛いですよね。
そんな時に使うと便利なのがインフレーターマットです。
コールマンのインフレーターマットは自分で空気を入れなくても、バルブを開けるだけで、勝手に空気が入るのでとても楽です。
マット自体の厚さもしっかりあるので、快適に眠ることができます。
ですが、たたむときは少々手こずってしまう方が多いようです。
コールマンのインフレーターマットの商品レビューを見てみると、「寝心地はいいけど、収納時にはなかなか小さくなりません。」、「しまうときは、かなり大変。」といったものが、たくさんあります。
インフレーターマットの上手なたたみ方で重要なポイントは「しっかりと空気を抜く」ということです。
空気が抜けていないと、その分インフレーターマットは膨らんでいますから、収納袋には入りません。
この「空気をしっかり抜く」ということを踏まえて、インフレーターマットをたたみましょう。
コールマンのインフレーターマットのたたみ方
具体的にどのようなたたみ方がいいのでしょうか。
手順は8つです。
①バルブを開けます。
コールマンのインフレーターマットをたたむときには、何度かバルブを開け閉めする必要があります。
まずは、バルブを開けてください。
②蛇腹になるように折ります。
空気がスムーズに出るよう蛇腹に折ります。
③インフレーターマットの上に座ります。
バルブが自分の前に来るようにして、少しずつ座ります。
一気に座ってしまうとインフレーターマットが破損してしまう可能性があるので、注意してください。
④バルブを閉じます。
座った状態で、インフレーターマットから空気が「シュー」という音がなくなり5割ほど抜けたら、座ったままの状態でバルブを閉じてください。
⑤インフレーターマットを巻きます。
インフレーターマットを拡げ、体重をかけつつバルブの反対方向から巻いていきます。
⑥バルブを開けます。
半分ほど巻き、巻いた部分を足で押さえながら、バルブをあけます。
⑦残りも巻きます。
バルブを開けたまま、体重をかけつつ端まで巻いていきます。
⑧バルブを閉じる
巻き終わったら、足でマットを押さえたままバルブを閉じます。
このようにたたむと収納袋にスムーズに収納することができます。
コールマン以外のインフレーターマットのたたみ方
コールマンのインフレーターマットをお持ちの方の中には、他のブランドのインフレーターマットも持っている、という方もいらっしゃるかもしれません。
実は、インフレーターマットはコールマンのものに限らず、たたみにくいものなのです。
持ち運びをするものなので、仕方のないことのようです。
しかし、コールマンのインフレーターマットも他のブランドの物も空気をしっかり抜くと、とてもコンパクトになります。
コールマンのインフレーターマットのほかにも人気のある、「ハイランダー スエードインフレーターマット」のたたみ方をご説明します。
このインフレーターマットの特徴は厚さが9cmあり、マットにピローがついていることです。
ピロー部分は、バルブを開けるとすぐにしぼみます。
たたみ方の手順は以下の通りです。
①バルブを自分の体の反対になるようにして、バルブを開けます。
②マットを蛇腹に折り、マットが破損しないように上から少しづつ体重をかけます。
③空気の抜ける音がなくなったら、バルブを閉めマットを拡げます。
④バルブのない方向からバルブの方向に向け、空気を抜くようにして丸めます。
⑤マットを半分ほど丸めたらバルブを開け、最後まで丸めます。
再びマットを拡げ、④・⑤の作業をもう一度行うと直径16cmほどまで細くすることができます。
ここまで細くできると、収納袋に収納するのはとても簡単です。
インフレーターマットもメンテナンスが必要?
コールマンのインフレーターマットのたたみ方を覚えていても、きちんとしたメンテナンスを行わないと、使えなくなる可能性があります。
では、どのようなメンテナンスをしたらいいのでしょうか。
インフレーターマットは、寝袋と同様に干す必要があります。
おそらく、ほとんどの方は、インフレーターマットを寝袋と一緒に使うと思います。
寝ているときは、汗をかいてしまいます。
その汗が、寝袋を通り越して、インフレーターマットにまで、しみ込んでしまうことがあります。
それを、干さずにそのままにしてしまうと、カビが生えてしまうのです。
カビが生えてしまう原因は、寝汗だけでなく、地面からの湿気・結露もあります。
カビを生やさないためにも、使用したら干すことをおすすめします。
もしもカビが生えてしまったら、洗濯用洗剤につけてから手洗いしましょう。
洗ったら、天日干しでしっかりと乾かしてください。
コールマンのおすすめインフレーターマット
収納が大変そうなインフレーターマットは、たたみ方のコツさえつかんでしまえば、簡単に収納することができます。
では、コールマンから販売しているインフレーターマットのご紹介をします。
【キャンパーインフレーターマットシングル2】
参考価格:7538円
総重量:約1.5kg
コールマンの販売しているインフレーターマットの中で、一番ポピュラーなインフレーターマットです。
マットの厚さは4cmあります。
バルブを開けると、空気が入るのと同時にスポンジが膨らみます。
マットの高反発性を高めたい時には、収納袋についている穴をマットのバルブにかぶせ、空気を送り込むことができます。
また、インフレーターマットを連結することができるので、テント内でマットを敷き詰めることもできます。
【コンフォートマスターインフレーターマット】
参考価格:9374円
総重量:約2.7kg
コールマンのインフレーターマットで上級モデルとされている「マスターシリーズ」のインフレーターマットです。
マットの厚さは6cmあり、コールマンのインフレーターマットのなかでは一番の厚さです。
表と裏でマットの硬さが異なるため、自分に合った硬さを選ぶことができます。
インフレーターマットはコツをつかんでコンパクトにしよう!
インフレーターマットのたたみ方をご紹介してきました。
インフレーターマットは、空気を残してしまうと収納するときにかなり苦労します。
しかし、空気を抜くことでコンパクトになり持ち運びも、収納もとても簡単になります。
たたみ方のコツをつかんで、インフレーターマットを使ったアウトドアを楽しみましょう。