スノーピークのレクタタープでできる、技ありアレンジ術!

最終更新日:2019/01/15

タープにも様々な形と大きさがあるのをご存知ですか。

スノーピークでもたくさんの種類のタープがありますが、中でも今回は、アウトドア好きなら一枚は持っていると言われるレクタタープに焦点を置いてみました。

幅広いアレンジにも応用が利くという万能なレクタタープには、どのようなアレンジ方法があるのでしょうか。

さらに、スノーピークおすすめのレクタタープのご紹介もしていきます。

レクタタープ設営の前に!基本ポイントのおさらい

レクタタープとは、長方形のシンプルなデザインで、基本的には6本のポールを使って張るタープです。(以降レクタと省略します)

スノーピークでは6人用のMサイズと8人用Lサイズがあり、ファミリーや大人数で使われる時にもおすすめなサイズ感です。

他のアイテムと連結することもできますので、より幅広い使い道ができアレンジに向いています。

それではここからは、レクタを設置する前に必ずチェックしておきたい基本ポイントを、おさらいしていきます。

まずは、風、太陽の向きを確認しましょう。

太陽は時間によって向きが変化するので、予め予測して設置してみてください。

周りの環境としては、崖の下や古い木の下などは、落下物の可能性があるので避けるようにしましょう。

また、木が一本しかないようなところにも注意が必要です。

一本木は避雷針となりやすいため、あまりにも近くに設営すると落雷時に影響が出ることもあります。

特に、山の場合は天候が変わりやすいので気を付けましょう。

とても初歩的なことばかりですが、最低限のことを気を付けるだけで、より楽しいアウトドアを過ごせるはずです。

スノーピークのレクタアレンジ術!雨対策をしよう

雨が降った場合、張り方によってはかなりの量の雨を天井に溜めてしまうことになります。

そこで、急な雨でも安心なレクタのアレンジ方法を、2通りご紹介していきます。

【基本的なレクタの張り方からできるアレンジ方法】

まずは、レクタの基本的な張り方をします。

張り終わったら、側面にある真ん中のグロメットに、自在付ロープを通します。

そしてロープを引っ張り、しっかりとペグを差し込みます。

雨水を流し込む道を作るイメージでテンションをかけていきます。

反対側も同じように作業して終了です。

【ポール4本でできるアレンジ方法】

ひし形になるように、それぞれの面に1本ずつポールを立てていきます。

四隅のグロメットに自在付ロープを通し、少し強めにテンションをかけていきます。

そうすることでテンションをかけた4箇所が低くなり、そこから雨水がしっかりと排水されます。

この形は、見た目にもオシャレでスタイリッシュなイメージになります。

また、スノーピークのレクタには3000㎜ミニマムという高い耐水圧があるので、雨の日でもさらに安心してアウトドアを楽しむことができます。

スノーピークのレクタアレンジ術!プライベート空間を作ろう

ここではポールを4本使い、レクタの一面を地面近くへ下ろすアレンジ方法をご紹介します。

まずは、長方形の短い一辺の左右にポール(スノーピーク別売りの延長ポールを使い、長さ調節も可能です)を立てていきます。

真ん中にも、左右ともにポールを立てます。

残った一辺の左右、真ん中のグロメットには自在付ロープを通しテンションをかけてペグを差し込みます。

この時、地面からレクタまでの角度や隙間はお好みで変えてみてください。

天井スペースを小さくした分、一面に壁を作ることができるのでプライベートな空間に仕上がります。

下ろした一面へ風が受けるように設置することで、直接的な風も防ぐことができます。

逆に、壁になっていない方向からの風には非常に弱くなりますので、風向きが変わりやすい日などは気を付けて設置してください。

スノーピークのレクタアレンジ術!解放感を感じよう

ここでは、とても簡単な設置方法で解放感を感じられる、レクタの平屋根風アレンジ方法をご紹介します。

まずは、4本の同じ長さのポールを用意しましょう。

広げたままの状態で天井を作るように、四隅にポールを立てていきます。

タープにたるみが出ないよう、ポールの位置を調節したら設置終了です。

ポールのみでの設置も可能ですが、その他のグロメットにロープを通しておくとより安心です。

このように、設置方法がとても簡単なので初心者にもおすすめのアレンジ方法です。

フルにタープを使うことで、かなりのスペースの日陰を確保できますので、大人数でのアウトドアには特に役立ちます。

その分、雨が降ると一気に雨水が溜まりますので、設置する時の天候には十分に注意してください。

今回ご紹介した平屋根風のアレンジ方法は、長いポールを使用することで、より解放感を味わうことができます。

スノーピークでは、延長用に長さを調節できるポールも購入できますので、このアレンジ方法をお考えの方はぜひ検討してみてください。

スノーピークのレクタタープアレンジ術!連結してみよう

アウトドアの回数を重ねるごとに、誰もが自分だけのオリジナル感を出したくなってくることでしょう。

ここでは今までご紹介してきたことを参考にしながら、さらに連結をすることで、よりオリジナリティー溢れるアウトドアスタイルをご紹介していきます。

まずは、定番になりつつあるテントとレクタの連結です。

一言にテントと連結と言っても色々なスタイルがあります。

天井の高さを利用しテント自体に屋根をかけてしまう方法や、テントに繋げるようなイメージで設置する方法もあります。

また、テントとテントの間にレクタを繋げるように設置すれば、ひと際目立つ空間ができあがり、大人数で楽しむこともできます。

ただし、キャンプ場など区画が限られている場所もありますので、設置場所によってアレンジを使い分けられるといいでしょう。

また、キャンピングカーなどに装備されているカーサイドオーニングのように、レクタを車と連結させることもできます。

スノーピークのレクタは、ポールで長さ調節が自由なので、どんな車にも合った設置をすることができます。

まずは、ご自身でイメージを膨らませて、そこに近づけるような連結スタイルを表現してみましょう。

スノーピークのおすすめ商品をご紹介!

ここでは、スノーピークの中でも、特におすすめしたいレクタをご紹介していきます。

また、合わせて使いたい、おすすめのスノーピークのアイテムも一緒にご紹介します。

【HDタープシールド・レクタ(L)Pro セット (8人用)】

セット内容:
・タープ本体
・ウィングポール
・アルミポール
・ソリッドステーク40×4
・ソリッドステーク30×4
・自在付きロープ
・ペグハンマー
・ポールケース
・ロープケース
・ペグ、ハンマーケース
・キャリーバッグ

素材:
・210Dポリエステルオックス
・遮光ピグメントPUコーティング耐水圧3000mmミニマム
・UVカット加工
・テフロン撥水加工

参考価格:
60,800円(税別)

こちらは、シールド加工を施し、高い耐水圧を実現させたレクタになります。

ペグやハンマーなど設置に必要な物は全て揃ったセットで、大変人気となっています。

サイズは他にも6人用のタイプがありますので、ご要望に合わせて選んでください。

【秋雪峰祭限定品 エクステンションシートシールドレクタL グレー】

セット内容:
・シート本体
・自在付ロープ
・ロープ
・ジュラルミンペグ
・本体収納ケース
・ペグケース

素材:
・210Dポリエステルオック
・遮光ピグメントPUコーティング耐水圧3000mmミニマム
・テフロン撥水加工
・UVカット加工

参考価格:
16,800(税別)

こちらは、ファンからの要望に応えた、限定復刻盤のエクステンションシートになります。

レクタLサイズに取り付け可能で、単体でも使用できるタイプとなります。

パネルにはメッシュが付いていますので、天候に合わせて調節することができます。

レクタと連結させることで、よりアレンジのバリエーションが増え、簡単にプライベート空間が作れます。

初心者でも安心!まずはレクタから!

ここまで、スノーピークのレクタの魅力をたくさんお伝えしてきました。

ご紹介してきたように、レクタの性能はもちろん、アレンジ方法の多さもその人気の理由なのでしょう。

また、初心者でも扱いやすい形は、設置、収納面を見てもおすすめできます。

みなさんも、まずはスノーピークのレクタを使ったアウトドアスタイルから始めてみませんか?

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