アウトドアマンから高評価を受けているメーカーの1つに、ホグロフスがあります。
アウトドアシーンはもちろんのこと、タウンユースでも使えるデザインですので、1つ持っていると様々なシーンで活躍するアイテムがそろっています。
今回は、ホグロフスのシューズについてお話をしていき、気になるであろうサイズ感についてもお伝えしていきます。
北欧メーカーの1つ!ホグロフス
ホグロフスは、1914年に創設された北欧のスウェーデンのメーカーです。
100年以上もの歴史のあるメーカーで、原点は創業者のヴィクトル氏が、自宅の農作業小屋で通学用のバックパックを製造していたこととされています。
本格的なアイテムを製造するために、1916年に会社を立ち上げました。
1940年代にはアウトドア用のアイテムも手掛けていき、その高品質さに多くのユーザーを獲得することに成功を収めました。
今もなお、最高峰の技術と最先端の素材を組み合わせたアイテムを開発し続け、北欧だけでなく世界中のアウトドアマンに支持されているメーカーなのです。
シューズであれば素材、サイズ感、履き心地などで高評価を得ています。
他にもバックパックやウェアであれば、独特な色味やフォルムなどのデザインが人気となっています。
そして、2010年にあるメーカーと合併し、現在はそのメーカーの子会社となりました。
あの有名な日本のメーカーと合併!共同開発したシューズも!
ホグロフスは100年以上続くメーカーですが、2010年にある日本のメーカーと合併しました。
そのメーカーとは、スポーツ用品で有名なアシックスです。
アシックスは国内外で堅実な製品づくりが人気で、高品質なことでも高い評価を受けています。
合併する前も、ホグロフスはアウトドアメーカーとして人気でしたが、その理由の1つには「機能性の良さ」があります。
パッと見ただけですと普通のシューズのように見えるのですが、高いクッション性やグリップ力などが備わっているので、危険な場面であっても素早く回避することができるシューズなのです。
そんな機能性の良さで人気のホグロフスと、高品質なアシックスが合併することで、お互いの利点が相乗効果を発揮することは間違いなしでしょう。
実際に合併後、共同開発したシューズが話題となっています。
その製品は、【ホグロフス L.I.M LOW(リムロウ)】というトレイルシューズです。
トレイルシューズに求められる防水性とスピード性の良さを実現し、軽くて頑丈、フィットするサイズ感も抜群といわれています。
実際に着用した方も、「履き心地や通気性が良いので1年中使えそう」と評価していました。
デザインに関しても、北欧ならではの飽きのこないものに仕上がっていますので、多少高額ではありますが試す価値のある一足といえます。
ホグロフスが扱うシューズの特徴
それではここから、ホグロフスの製品の中でもシューズについてお話をしていきます。
前の項でも、ホグロフス製シューズの「機能性の良さ」についてお伝えしましたが、他にも特徴があるのです。
その1つには、「ローカット」ということが挙げられます。
ほとんどのホグロフス製シューズは、ローカットで作られています。
アシックスとの共同開発したシューズもそうですし、クライミング用のシューズなどもローカットです。
ローカットであっても頑丈な作りのシューズになっていますので、多少のことではダメになったりしません。
そのくらい機能性の良さが評価されているのです。
また、「ファッション性の高さ」も特徴として挙げられます。
北欧ならではの飽きのこないデザインなのですが、日本では見かけないようなカラーの組み合わせをしているものもあります。
しかしそれも、絶妙ともいえる配色となっているのです。
そのため、「アウトドアでは履きたくないな」という人もいるほどの、高いファッション性を持っています。
そして、気になってくるのがシューズのサイズ感ですが、ホグロフス製シューズはどうなのでしょうか。
ホグロフス製シューズのサイズ感はどうなの?
国内で販売されているアウトドア用のシューズですと、比較的幅広のシューズが多いですよね。
ましてや海外メーカーの場合、いつもと同じサイズを選んでも大きいということが多々あります。
しかし、ホグロフスのシューズの場合は比較的細身のサイズ感となっています。
いつもと同じサイズのシューズを履くと、足の両サイドがピッタリとフィットするようなのです。
「両サイドがピッタリくっつくと痛くなりそう」と思う方もいるでしょうが、シューズによっては側面も柔らかい素材を使っているため、痛くなりにくくできています。
ピッタリとフィットしているほうが、シューズ内ですき間がなくダボつくこともありません。
ですから、むしろピッタリしていたほうが快適で歩きやすいでしょう。
しかし、幅広の方や甲高の方の場合は痛くなってしまう可能性もありますから、ワンサイズ上のシューズを選ぶことをおすすめします。
ワンサイズ上だと少しすき間ができてしまう場合でも、靴ひもで調整することも可能ですから、快適に動けるサイズを選ぶことが重要ですよ。
サイズ感も一緒に!オススメシューズをご紹介~登山向け~
ホグロフスのシューズの特徴についてお話をしてきましたので、ここからアウトドアにオススメのシューズをご紹介していきます。
登山向けとクライミング向けの2足をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
まずは登山向けのシューズです。
【ホグロフス ホグロフス ROC ICON MID GT】
ホグロフスでは珍しいハイカットのシューズで、登山に最適とされるグリップ感を実現しています。
耐久性や機能性を備え、軽量且つ安全性の高いビブラムソールと、防水性と保護力に優れたゴアテックスを採用しています。
やはりこちらも比較的細身のサイズ感です。
登山シューズとしても使えますが、アプローチシューズとしての機能も含まれています。
つまり、クライミングスポットに行くためのシューズとしても活躍が期待できるシューズなのです。
サイズ感も一緒に!オススメシューズをご紹介~クライミング向け~
つぎは、クライミング向けのホグロフス製シューズをご紹介します。
【ホグロフス ROCKER LEATHER GT】
軽度なクライミング向けのシューズで、トレッキングなどのアウトドアシーンでも活躍が期待できるシューズです。
靴ひもが非対称で長いため、フィット感を高めるための細かいコントロールも可能となっています。
シューズには耐水性スエードを採用していることで、クライミングやトレッキングの際中に、水たまりなどから水を吸収しても余分な重量がシューズにかかる心配もありません。
アシックスと共同開発されたアウトソールは、濡れた地面を歩くときであっても、抜群のグリップ力を発揮します。
もちろん、こちらもゴアテックスを採用しているので、防水性もありシューズ内の環境を快適にキープすることに役立つでしょう。
サイズ感はやはり比較的細身ではありますが、実際に履いた方の中には「サイズが想像より大きかった」といったサイズ感に関する評価をしている方もいました。
どのシューズもそうですが、自分に合っているかは本人にしか分からないことですので、店頭などで実際に試着してみると良いでしょう。
ホグロフス製シューズの優秀さは肌で味わおう
アシックスと合併する前から、ホグロフスはアウトドアマンから支持されているメーカーでした。
シューズに関してはアウトドアシーンごとに適したものを製造していて、優れた機能や素材が惜しみなく詰め込まれています。
今回は計3足のホグロフス製シューズをご紹介しましたので、気になるものがありましたら一度見に行ってみてください。
そして、実際にアウトドアシーンでその優秀さを肌で味わってみてください。