靴を選ぶとき、自分の足に合っているかどうか見極めるのは意外と難しいですよね。
特に登山やトレッキングシューズは、選び方を間違えると靴ずれなどを起こし、痛い思いをしてしまいます。
そうならないために、購入時に色々と確認するポイントがあります。
この記事では、モンベルの登山靴、トレッキングシューズを中心に、痛くならないための方法などをご紹介します。
登山靴・トレッキングシューズ!その特徴とは①
モンベルは、日本発祥の総合アウトドアメーカーです。
モンベルでは、たくさんの種類の登山靴(トレッキングシューズを含む)を取り揃えています。
登山靴を選ぶとき、何の知識も無いまま選んでしまうと歩行中に「足が痛い」と感じる原因になってしまうかもしれません。
そこで、モンベルの登山靴も含めた、一般的な登山靴の特徴をご紹介します。
●カットタイプ
登山靴には、タイプが3つあります。
カットタイプとは、足の周りの高さのことで、高い方から「ハイ」「ミドル」「ロー」の三種類に分かれています。
高いものは、足首がしっかりと固定されるので、険しい足場を歩く時に活躍します。
また、雪や砂などの異物の侵入を防ぎます。
低くなるにつれて、軽くて歩きやすいという特徴があります。
初心者の方や、荷物の軽い方などは、ローカット、上級者や重い荷物を持ち運ぶ方にはハイカット、その中間の方にはミドルカットをおすすめします。
登山靴・トレッキングシューズ!その特徴とは②
「足が痛い」と感じることがないよう、しっかりと登山靴の特徴をを知ることは大事です。
モンベルも含めた一般的な登山靴の特徴は、カットタイプ以外の部分にもあります。
●素材
素材は、靴の通気性や、柔軟性、軽量性を決める重要なものです。
代表的には、革や布、メッシュなどがあります。
革製の靴が履き心地重視なのに対して、布製は通気性や軽量性が高いものが多いです。
また、メッシュ製は山道を走り抜ける、トレイルランニングのためのトレランシューズなどによく使用されます。
●アウトソール
アウトソールとは、外側の靴の底のことを指し、各ブランドによってそれぞれの特徴を持った、独自のソールを作っています。
その形状は様々で、硬さ、溝の形、深さなどが異なります。
また、柔らかいソールと硬いソールがありますが、特徴をご紹介します。
柔らかいソールは柔軟性が高く曲げやすいので、山道だけではなく、舗装されている道でも歩きやすいです。
一方硬いソールは、歩きにくい岩場や、ぬかるんだ道に対応し、疲労が感じにくいのが特徴です。
ちなみにソールは、使い込んで機能が低下した場合も、張替えが可能なものも多いので、そのような場合は専門店などに相談してみてくださいね。
足を傷めないために、これらの登山靴の特徴と、後述するサイズや履き方を踏まえて靴を選んでいきましょう。
モンベルの登山靴!痛い思いをしないためのサイズの選び方とは?
では続いて、モンベルの登山靴を履いた時に丁度良いサイズ感についてです。
日常生活を送る上でも、しっくりきていないサイズの靴を履いていると靴ずれを起こしてしまうことがありますよね。
登山などで、そのような状態になると、せっかくの山歩きが辛いものになってしまうでしょう。
靴ずれして、痛い思いをしないためにも、サイズや履き方や靴紐についてなどご紹介していきます。
まずは、履いた時のサイズ感です。
登山靴は、普段履いているサイズより1センチ大きいもの選ぶことをお勧めします。
足を靴にいれてから、つま先を靴の先端部分に付けるとカカトにスペースができます。
この大きさが、指1本分くらいがベストです。
なぜかというと、歩いたときつま先の部分に空間が欲しいからです。
ぴったりな靴だと、下山する時につま先と靴がこすれ、靴ずれやつめの損傷などの原因になってしまうのです。
モンベルの登山靴!痛い思いをしないための履き方とは?①
靴ずれなどで、痛い思いをしないためのモンベル登山靴のサイズ感をご紹介しました。
続いて、履き方をご紹介します。
①紐全体をゆるめる
登山靴を履く時は、靴紐全体をゆるめ、ベロをきっちりと広げて足を入れます。
ベロとは足の甲のに乗る部分にあたり、俗にアッパーとも呼ばれます。
これは、足を入れやすくするためではなく、ベロのクセを取り除いた状態で、靴に甲をフィットさせることが目的です。
②カカトをコツコツさせる
足を入れたら、カカトをコツコツと地面に打ち付けて、カカトを靴にしっかりと収めましょう。
そして、つま先に空間があり、指を動かせるかどうかを確認してください。
カカトを地面にコツコツと打ち付けるとき、地面と足との間に角度が生まれています。
この角度を保ったまま、この後、靴紐を結んでいきましょう。
足を地面に付けてしまうと、カカトが前にずれてしまい、つま先の空間が保てないからです。
最後まで、しっかり角度を保ちながら、靴紐を結びます。
モンベルの登山靴!痛い思いをしないための履き方とは?②
続けて、モンベル登山靴の正しい履き方をご紹介していきます。
③紐は靴先から1つずつ締めていく
紐も先を引っ張りきつくしめるのではなく、適度な締め付けで丁寧に1つずつ、キュッキュッと締めていきます。
この時、足の甲と足首をベロで固定させていきます。
ポイントは、この部分でどの程度フィットさせるかになってきます。
ここは、血が止まらない程度にしっかりとおさえていきましょう。
甲と足首がしっかり固定されたら、それより上部はゆるめでも問題ありません。
④結び終わったら、2、3回屈伸運動をして、足首の周りを広げていきましょう
足のスネと靴の淵に、少し空間がききる位がちょうどいいです。
スケート靴のように、スネと靴の淵がぴったりくっついていると、登山の場合は痛いと感じてしまう場合があるので注意してください。
ただ、歩いているうちに、スネと靴の淵が当たってしまうこともあるでしょう。
それを防ぐために、靴下は靴よりも長いものを選ぶことをおすすめします。
また、それでも気になる場合は、靴下を折り返して厚みを出し、クッション替わりにしましょう。
機能的なモンベルおすすめの登山靴とは?
これまで、靴ずれなどで痛い思いをしないように、一般的な登山靴の特徴やモンベル登山靴のサイズ選びや履き方などをご紹介してきました。
最後にモンベルでおすすめの登山靴をご紹介します。
【モンベル:ツオロミーブーツ】
・参考価格 20,304円
・重量 740グラム(片足/26センチ)
通気性と防水性の高い、防水透湿性素材であるゴアテックスファブリックスを使用した登山靴です。
靴の中に、雨などの水が入ってくることを防ぎ、また、通気性が高いので、夏場であっても湿気や熱気を通すので涼しく快適に使用できます。
中敷きのソールは、速乾性に優れた「トリコット素材」を使用しているので、蒸れる心配がありません。
長時間歩いても、疲れにくい、ハイカットモデルのブーツです。
高性能のソールは、厚さがあるので丈夫ですべりにくく、柔らかいのが特徴です。
つぎにご紹介するのがこちらです。
【モンベル:タイオガブーツ】
・参考価格 17,691円から
・重量 720グラム(片足/26センチ)
ゴアテックスファブリックスとトレールグリッパーを使用した布製の靴です。
ミドルカットの全天候型で、アウトソールが厚く、ゴツゴツした岩場にも対応します。
サイズの選び方や履き方を知って登山靴を選びに役立てよう!
モンベルの登山靴を中心に色々とご紹介しました。
サイズの選び方や履き方は、くつを選ぶ上でとても大事です。
いくら高品質で機能的な登山靴であっても、用途に合わせた登山靴を選ばなかったり、自分の足にしっくりきていないものであれば、足を痛めてしまう原因にもなりかねません。
ぜひこの記事を、登山靴選びの参考にしてみてくださいね。