楽しみにしているキャンプ。
連休や週末を使って出かけることが多いと思いますが、事前準備に時間がかかったり、初めてのキャンプ場で道に迷ったりして、予約したチェックイン時間から遅れることもあるのではないでしょうか。
そんなときの電話連絡のポイントをご紹介します。
また、ネット予約のメリットや、遅れたときのマナーなどもお伝えします。
キャンプ場に予約を入れるチェックインの時間と電話連絡
キャンプをする前には「地域」、「キャンプ場」などを雑誌、ネット情報から選択することが多いです。
そのときに考えることとして、チェックイン、チェックアウトの時間、チェックアウト時間延長、就寝時間、入浴施設の使用時間、キャンプ場出入り時間などがあります。
予約をするときは、電話連絡での予約方法、ネット予約での予約方法があり、徐々にネット予約の方法が増えてきています。
また、予約をするにあたって専用アプリのダウンロードを行い、登録後、予約、指定メールに送信、記録が残る方法もあります。
このような方法を通して、空いているキャンプ場に予約します。
伝えたり入力する情報は、「日付」「宿泊日数」「人数」「交通手段や車の形態」「チェックインの時間」を指します。
予約した段階での注意点は、電話番号を控えておくことです。
ネット予約でメールなどの記録・電話連絡帳登録がない場合、忘れやすいものですが、遅れるときに重要になります。
しかし、携帯・スマホで、電話番号登録やルート検索ナビシステムへの登録といった情報ツールなどから準備しておくと安心です。
初めてのキャンプ場!電話・ネット予約でのアドバイス
初めてのキャンプ場は特に、広さや環境が、雑誌やサイト情報ではわかりにくいことも多いです。
初めての場所でネット予約をしたら、面倒でもした方がいいのは、キャンプ場に直接、電話連絡をすることではないでしょうか。
手間を省くためにネット予約がありますが、電話連絡にも利点はあります。
例えば、下記のようなメリットがあるでしょう。
①キャンプ場の管理人や職員さんの接遇や応対がわかる
②雑誌やネットの情報だけではわからない情報を教えてもらえる
③チェックアウト延長などを確認できる
特に①は知らずに行った場所で口コミ評価などを参考にすると思いますが、利用した方の主観や感想も含まれ、評価も分かれることがあります。
一度、連絡をしてみて態度や応対が悪いところは、キャンプ場自体の質も悪かったりする場合があるので、確認する意味でも、電話を入れると安心です。
これ以外でもチェックインの詳細の確認、遅れるときの対応なども、事前に確認できるメリットがあります。
また、③の「チェックアウト延長確認」は時期や曜日によってはできませんが、連絡した時点で空いているときは、片付けにもゆとりが生まれるので、利用してみてはいかがでしょうか。
チェックインとチェックアウトの詳細の確認とは?
チェックインとアウトの予約をする際、確認するときのポイントとしては、次を参考にしてください。
①予約サイトの場所(番号や記号で表示)
②炊事場所での洗剤に関して(自然素材か、一般の洗剤の使用の有無)
③入浴設備と使用時間(入浴などの使用時間で、着いてから気づくことが多い)
④出入りの方法(詳細は次項に記載)
⑤遅れるときの出入りに関して(詳細は下で記載)
また、コテージ・バンガローなどを使用する方は、次を参考にしてください。
⑥備品がどこまで用意されているのか
⑦大勢で利用する場合、駐車場からの距離はどのくらいあるのか
これらの内容は、ホームページや雑誌の紹介で載せてない場合もあるので、予約後、電話などで確認しておくと準備も楽になり、安心できると思います。
この中で、キャンプ場によっては洗剤を売っていない所もあり、洗剤を用意していない場合、洗い物ができないこともあるので、確認しておくと安心です。
また、小さな子供連れや荷物が多いときには、片付けに時間がかかることがあります。
そんなときに、チェックアウトの時間にゆとりがあると負担も減るので、時間延長も視野に入れて確認しておくと安心です。
遅れそうなときや遅れたときのキャンプ場の出入り
キャンプ場の出入りには幾つかの管理方法があります。
〇自由に出入りするキャンプ場
管理上、減っては来ていますが、チェックインやアウトのときに管理棟で事前支払が終わると、後は自由に出入りできるキャンプ場です。
使用する場合のメリットも多いですが、少なからずデメリットもあります。
管理人の管理が行き届かず、ルールを守らない人が、決められた時間外で出入りする可能性もあるため、不愉快になることも注意する必要があるのです。
〇管理棟が出入り口にあり、管理するキャンプ場
出入口に管理棟が設置してあり、駐車場に面しているキャンプ場があります。
管理人が24時間常駐していることが多いので、時間外での出入りの際、遅れることがあるときは、事前に確認しておくと良いですね。
〇ゲートが設置してあるキャンプ場
管理棟はゲートの近くにあるのですが、決められた車の出入りの管理がしやすいことから、ゲートを設置しているキャンプ場も増えているようです。
ゲート式はチェックインの際にカードを基本サイトで1枚渡され、出入りに使用されます。
ただし、複数の車両で利用するときは、キャンプ場によって違いがある可能性があるので、事前に確認しておくと安心です。
〇開場時間外でチェーンやフェンス扉で閉めるキャンプ場
キャンプ場で決められた時間で、チェーンやフェンス式扉などで閉めて、出入りを規制するキャンプ場もあります。
メリットは、時間で出入りを管理しやすいことが挙げられますが、買い物や温泉、観光などで遅れた際に入れないことがあるため、時間厳守となります。
遅れる場合は管理棟に電話し、開場をお願いすることになります。
これらの出入り方法も、雑誌やネット情報で載りにくいので、予約する際に確認しておくと安心です。
チェックインに遅れるときは電話連絡!
予約をして、「さあ向かおう!」と思った矢先、多いのが交通渋滞。
特に、GWやSWは休みが長く、キャンプや観光に適した時期でもあることから、一般道、高速道に関わらず渋滞が発生するニュースをよく見ます。
さらに、買い出し先のスーパーなどのお店が閉まっていた、混雑していた、調べていたのにキャンプ場の場所が「わからない」「迷った」などということがあるのではないでしょうか。
また、お友達と待ち合わせしていたのに、仕事や所用などで待たされた経験もあるのではないでしょうか。
多くのキャンプ場や宿泊施設は13:00~15:00頃チェックイン可能となりますが、これらが重なった場合、かなり遅れるときもあります。
そのときは、早めに電話連絡しましょう。
開場時間内であっても電話連絡をしておくと、あちら側も遅れたときの対応が楽になります。
さらに付け加えると、予約時にチェックイン予定時間を伝えますが、「早めに到着しそう」となったときも、連絡すると応対してくれる場合もあります。
遅れると配慮が必要?テントやタープを建てる注意点
予定時刻より遅れるときに、キャンプ場に電話連絡とチェックインがようやくできたあと、キャンプの準備をするときもあります。
そのようなときには、周りで利用されている方々の迷惑にならないように配慮する必要があります。
テントやタープのサイズによって設置する時間の差はありますが、日が暮れて設置するときなどは、視界が悪くなることから、設置が終わってもテーブルや椅子、ご飯の準備と時間がかかることがあります。
そのときにサイトをまたいで車を停めるのはやめましょう。
また、大声で話さないように注意することも大切です。
渋滞で遅れるとかなり焦りますし、疲れているので大声を出したくなる気持ちはわかります。
特に繁忙期に多くの方々が利用して混雑しているときほど、お互いにゆとりがなくなりますよね。
しかし、ただでさえ物音を立ててしまうのですから、少しでも配慮するようにしましょう。
そして、宿泊日数にもよりますが、2泊以上は最低限の設置のみとして、翌朝に持ち越すこともありです。
1泊での利用のときは、遅れないようゆとりを持ってチェックインする方が楽しめると思うので、観光は帰宅時に立ち寄ったり、食料は当日の朝に詰め込んでおくといいのではないでしょうか。
どんなときもお互いに気持ちよく利用したいのであれば、ひと呼吸おいて準備を始めるといいと思います。
楽しく、有意義に遊ぶために
お店の予約はスマホの普及によって、ネット予約が簡単になったことで、随分便利になりました。
その代わりに直接電話することが減り、ボタンを押しただけで安心してしまい、予約が取れていなかった経験もあるのではないでしょうか。
キャンプなどは特に、予約が入っていなかったときに「泊まるところがない」という悲しいことがないように、予定日の数日前に電話しておくと安心です。
また、時間に遅れるとき、早めに電話連絡をすることでお店の間違いが減り、お互いに気持ちよく利用できるので、事前準備、確認をお勧めします。