キャンプや旅行が好きな方なら、1度はキャンピングカーに興味を持ったことがあるのではないでしょうか。
広いスペースを持ったキャンピングカーがあれば、車内でも快適に過ごすことができます。
また、長距離の移動でもリラックスして過ごせますよ。
この記事では、アウトドアブログで紹介している広く快適な住居スペースを持ったキャンピングカーの「キャブコン」を中心にご紹介します。
ゆったり過ごせるキャンピングカーのキャブコン!
キャンピングカーの種類で「キャブコン」をご存知でしょうか。
キャブコンとはキャブコンバージョンの略で、トラックなどのキャブ(運転席部分)を残してコンバージョン(改造)したキャンピングカーのことです。
運転席の後ろに家を付けて移動しているような造りです。
もう1つ、キャンピングカーで人気があるのが、「バンコン」です。
バンコンとはバンコンバージョンの略で、ハイエースやキャラバンといったバンをベースに造ったキャンピングカーのことです。
どちらも家族連れに人気で、使用人数や用途などに合わせて選ぶことができます。
ただ、アウトドアブログでは「キャブコンで1度キャンプに出掛けるとバンコンが狭く感じる」といった感想も見られます。
キャブコンには、大人が普通に立って歩ける広さがあるのです。
次の項では、移動中、目的地に到着後のどちらでもゆったり快適に過ごせるキャブコンの特徴をご紹介します。
キャンピングカーのキャブコンの特徴!ブログで紹介されている長所と短所は?
ではまず、キャンピングカーのキャブコンの特徴を長所と短所に分けてご紹介します。
●長所
前述したとおり、車内がとても広いのが特徴です。
居住部分は箱形なので、車内で圧迫されている感じはしません。
滞在先でも大変居住性が高く、快適に過ごせます。
キャンプでは荷物も沢山積むので、広いスペースがあると便利ですね。
また、ボディーの断熱性が高いので、社内で快適に過ごすことができます。
通常、夏場の車内は驚くほど高温になるので、これは嬉しいですね。
冬場であれば、車内で暖かく過ごすことができます。
また、防音性も高いので、多少車内がうるさくなってしまっても周りに迷惑をかけることはありません。
とはいえ、ドアや窓が開いているときは音が外に漏れてしまうこともあるので気を付けましょう。
また、車外の音が車内に伝わりにくいので静かに快適に過ごすこともできます。
広々として快適なキャブコンですが、アウトドアブログでは短所も指摘しているので確認していきます。
●短所
バンコンと比べると幅がある造りなので、駐車スペースを選ぶのが大変なこともあります。
また、ベース車にトラックを使うことが多いため、バンがベース車のバンコンに比べると走りが不安定になることがあります。
車体がかなり大きくなるので、当然このようなデメリットもでてきますね。
ただ、これもディーゼルエンジン車を選べば改善されるようです。
選ぶときの参考にしてください。
キャンピングカーのキャブコンの標準装備とは?
キャンピングカーには、色々な装備が施されています。
装備品には標準装備のものと、オプションのものがあります。
標準装備であっても家電・水回り・キッチン回りなど生活に困らないような一般的な設備が一通り整っています。
ではまず、アウトドアブログに記載されている、キャブコンに付いている標準装備で魅力的なものをご紹介します。
●バンクベッド
お子さんはもちろんのこと、大人であってもテンションの上がるベッドです。
運転席の上のスペースにあるベッドのことで、使用する際に引き出して寝ることができます。
就寝時に使うものなので、走行中は使用しないようにしてください。
●座席(ダイネット)
対面式の豪華でゆとりのある座席です。
走行中もカードゲームなどで楽しむことができます。
座席の中央に設置してあるテーブルを取り外せば、座席をベットにすることも可能です。
ベットにできない場合もあるので、購入前に確認しましょう。
●就寝スペース(リアベッド)
キャブコンで1番の魅力といってもいいのが常設されているベッドです。
こちらは好きな時に寝ることができるので、小さなお子さんがいる場合でも気軽にお昼寝などさせることができますね。
●十分な収納スペース
前述したように、荷物を沢山載せるスペースが十分にあります。
キャンプアイテムはもちろんのこと、長期旅行にも十分対応します。
キャンピングカーのキャブコン!ブログおすすめのオプションとは?①
続いて、キャンピングカーに付けられるオプションについてお話していきます。
アウトドアブログでは、キャブコンにおすすめのオプションを紹介しているのでお伝えします。
●FFヒーター
少量のガソリンと少量の電気を使って車内を効率良く暖めるヒーターです。
アイドリングせずとも使うことができるため、寝ている間も暖かく快適です。
FFヒーターが標準装備になっているキャブコンも多いですが、付いていない場合は必ず付けましょう。
●トイレ
今までは排泄物の処理のことを考えて、トイレを付けない方も多かったようです。
しかし、「電動式水洗トイレ」を導入することにより処理は、3ステップで完了です。
①あらかじめ溶剤を入れたタンクを引き出す
②タンクをスーツケースの要領で転がしてトイレに移動
③トイレに流す
アウトドアブログでは「トイレのイメージが一変した」との記載がありました。
このように排泄物処理の仕方がとても簡単になったので安心ですね。
●家庭用ルームエアコン
電装設備が充実してきているので、家庭用ルームエアコンも動かせるようになりました。
これがあると、夏がより快適に過ごせそうですね。
キャンピングカーのキャブコン!ブログおすすめのオプションとは?②
●冷蔵庫のサイズアップ
キャブコンの標準装備の一般的な冷蔵庫サイズは65リットルです。
大人数で出掛ける場合、大きめのものがあれば安心です。
そんな時は90リットルのものに変更できるか、購入前に確認してみましょう。
●足回りの強化
前述した通り、キャブゴンの短所に「乗った時の不安定な乗り心地」があります。
アウトドアブログに記載されている対処法の1つに「タイヤの交換」があります。
空気圧が高いタイヤは、車体が不安定で乗り心地が良くないといったことがあります。
特に高速道路では、路面の凹凸が影響して体が飛び上がるような感覚になってしまうこともあるようです。
そこで、空気圧を下げることによって乗り心地をよくしていきます。
低い空気圧でも重たいキャンピングカーを支えることのできるタイヤに替えましょう。
購入時にビルダーやタイヤ専門店に相談してみてください。
●サイドオーニング
サイドオーニングとは、キャンピングカーのサイド部分に取り付ける幕のことをいいます。
タープを設営する手間が無く、気軽にオープンエアを楽しめるのが嬉しいですね。
キャンプ場以外の場所で使いたい場合、使用できないところもあるので気を付けましょう。
キャンピングカーのキャブコンに使われるベース車は?
では最後に、アウトドアブログに記載されている、キャンピングカーのキャブコンに使われているベース車をご紹介します。
前述したように、走行が安定するディーゼルエンジン車を選ぶことをおすすめします。
【トヨタ:カムロード】
キャブコンといえば「カムロード」といわれるほど、キャンピングカーとして走行しているのをよく見られるベース車です。
【いすゞ:エルフ】
「後輪がダブルタイヤのベース車がいい」という人に選ばれるのがこちらです。
【いすゞ:Be-cam】
エルフをベースにして、キャンピングカー専用の設計が施されています。
キャンピングカーでありながら、乗用車のような快適な乗り心地のベース車です。
全国のいすゞサービスセンターで修理を受けることができるので、長く乗るのに安心ですね。
【トヨタ:ダイナ】
カムロードベースで後輪にダブルタイヤを希望する場合、こちらが選ばれます。
ブログでは「乗り心地が劣る」といったことも記載されていました。
【フィアット:デュカト】
海外でよく使われている、小型商用車です。
各ビルダーが架装しやすいといった特徴を持っています。
豪華なキャブゴンがあれば長距離移動も楽々!キャンプも楽しもう!
キャンピングカーのキャブコンについて色々とご紹介しました。
広さがあり標準装備も豪華なキャブコンがあれば、長距離の移動でも快適に過ごせます。
お子さん連れであれば、色々な装備に大喜びすること間違いありませんね。
特にしっかりとしたベッドが常設されているのも嬉しいポイントです。
ご自身にぴったりのものを見付けて、移動時間とキャンプを楽しみましょう。