バーベキューで人気の食材の1つには、「海鮮」もあげられるのではないでしょうか。
肉や野菜とともに、海鮮メニューが充実していたら嬉しいですよね。
海鮮はシンプルにバーベキューコンロの上で焼いたり、ひと手間加えてアレンジしたりとバーベキューでいろいろな料理を楽しむことができます。
この記事では、バーベキューでおすすめの海鮮の食べ方や海鮮料理レシピなどをご紹介していきます。
海鮮バーベキューにおすすめの定番食材!エビ
ではまず、バーベキューにおすすめの海鮮食材をご紹介していきましょう。
さまざまな種類の食材を楽しむことができるのが、海鮮バーベキューの魅力の1つです。
海鮮バーベキューで1番人気といっても過言ではない食材が「エビ」です。
エビには、いろいろな種類があります。
小エビからブラックタイガーのような串さしにちょうどよいサイズの大きさのもの、伊勢海老のような大きなエビまでバーベキューで楽しむことができます。
1番のおすすめは、ブラックタイガーサイズのエビです。
バーベキューコンロの上にのせて焼き上げれば、甘くて濃厚なエビを味わうことができます。
何も付けなくても美味しいですが、お好みで焼き肉のタレや、塩などをつけるとより美味しくいただけますよ。
ただ、ブラックタイガーのような殻付きで販売されているエビは下処理が必要になります。
簡単な下処理の仕方は、バーベキューブログなどでも細かく説明されているので参考にしてください。
小エビを使ったアヒージョもおすすめです。
アルミホイルでつくられた器にオリーブオイル・ニンニク・鷹の爪・塩と小エビを入れてコンロの上にのせて加熱するだけでできあがりです。
簡単でおしゃれなメニューなので、女性に喜ばれそうですね。
また、伊勢海老の半身をバーベキューで使う方もいます。
高価なので、「仲間とお金を出し合って購入した」といった方が多いようです。
コンロの弱火エリアにエビの殻を下に向けてのせ、加熱するだけで完成します。
お好みで、塩やレモンなどをかけていただきましょう。
海鮮バーベキューで子供にも人気でおすすめの食材!
続いてご紹介する、海鮮食材は「貝類」です。
貝類の中でも「ホタテ」はその食べやすさから、お子さんにも人気の食材です。
シンプルにバーベキューコンロの網の上にのせて加熱するだけで、ホタテのうま味があふれ出てきて絶品です。
このように網焼きするときには、殻付きのまま焼くことをおすすめします。
しかし新鮮な貝ほど身が殻の部分に張りつき、加熱しても簡単には開きません。
あらかじめ身と殻を切り剥がしてから加熱しましょう。
出来上がったら、醤油やバターをつけていただきます。
シンプルに食べても大変美味しいホタテですが、大粒のホタテを串焼きにしてみるのもおすすめです。
●ほたての串焼き
【材料(3人から4人分)】
◎食材
・ベビーホタテ 300グラム
・ピーマン 2個
・トウモロコシ 2分の1本
・玉ねぎ 2分の1個
◎調味料
・にんにく 1片
・オリーブオイル 大さじ2
・酒 大さじ1
・レモン汁 大さじ1
・塩小さじ 2分の1本
・ブラックペッパー 適量
【作り方】
1.野菜を串にさす大きさに合わせて、ちょうどよい大きさに切りましょう。
2.ビニール袋に調味料を入れて、よく混ぜ合わせます。
3.2に食材を入れて揉みこみ、味をなじませます。
できたら、1時間ほど放置してください。
4.食材をビニール袋から取り出して竹串に刺したら、バーベキューコンロにのせて加熱します。
両面に焦げ目が付くまで焼いたら出来上がりです。
あらかじめ竹串に水に浸しておけば、串が焦げ付く心配がないので参考にしてください。
ブログおすすめ!本格的なサザエのつぼ焼きバーベキュー!
貝類の中でも、ブログなどで「海鮮バーベキューでお酒のおつまみにぴったり」と紹介されているのが、「サザエ」です。
食べ方のおすすめは、ずばり「つぼ焼き」です。
海水浴に行ったときなどよく見かけるさざえのつぼ焼きですが、普段はあまり食べる機会が無いといった方が多いのではないでしょうか。
普段なかなか食べられないさざえのつぼ焼きが、バーベキューに出てきたら仲間たちも喜んでくれそうですよね。
殻ごとバーベキューコンロにのせて、貝の中身がブクブクと沸騰するまで待ちましょう。
沸騰してさらに3分ほど放置すれば出来上がりです。
そこに、醤油をほんの少し垂らしていただきましょう。
貝類は、長く煮ると身が固くなってしまうので注意してください。
少し苦みのある貝のエキスが口の中に広がり、まさに「大人の味」を堪能できます。
バーベキューに可愛らしい見た目の海鮮メニュー!
続いてご紹介する、海鮮バーベキューにおすすめの食材は「イカ」です。
下処理を施したイカをシンプルに網焼きやホイル焼きにしても美味しいですが、ひと味違ったバーベキューレシピもあるのでご紹介します。
イカは胴体部分を使い、イカの中に焼きそばを詰めていきます。
下処理をする際、胴体の部分を切らないよう注意してくださいね。
●イカそば
【材料(2人前)】
・イカつぼ抜き 2ハイ
・焼きそば蒸し麺 1袋
・麺付属の粉末ソース 1袋
・味付塩コショウ 適量
・紅ショウガ お好みで
【作り方】
1.イカを綺麗に洗いぬめりを取り、キッチンペーパーなどで水分を取り除きます。
2.焼きそばの蒸し麺をほぐした後、粉末のソースをかけてよくなじませます。
3.お好みにあわせて麺に紅ショウガを加えて、イカの中に入れていきます。
このとき、詰めすぎに注意しましょう。
8割くらい詰めたら十分です。
4.3に塩コショウで味付けをして、バーベキューコンロの網の上にのせて加熱します。
5.全体に熱が通りイカが少し縮んで、中から焼きそばが顔を出したら完成です。
顔を出した焼きそばがイカの足に見え、可愛らしいです。
お好みで、ソースなどを付けても美味しくいただけます。
おすすめの簡単で美味しい海鮮メニュー!サーモンのホイル焼き!
日本では、サーモンというと「焼き鮭」を食べる機会も多いのではないでしょうか。
海鮮バーベキューでは、サーモンを「ホイル焼き」にすることをおすすめします。
とても簡単で、濃縮されたサーモンのうま味を堪能することができるので、ぜひお試しください。
●サーモンのホイル焼き
【材料(1人分)】
・サーモン(味付けされていないもの) 1切れ
・玉ねぎ 2分の1個
・えのき 2分の1個
・しめじ 2分の1個
・バター 大さじ1
・塩コショウ 少々
【作り方】
1.野菜をお好みの大きさに切りましょう。
この時、えのきとしめじの石づきをしっかり取り除いてください。
2.アルミホイルを広げ、玉ねぎ・サーモン・キノコ類の順でのせていきましょう。
3.バターと塩コショウをかけて包んだらバーベキューコンロの網の上にのせて加熱し、火が通るまで蒸しましょう。
4.火が通ったら、お好みで醤油やポン酢をかけてもおいしくいただくことができますよ。
バーベキューで豪華な海鮮メニュー!アクアパッツァがおすすめ!
最後にご紹介するおすすめ海鮮メニューが、「アクアパッツァ」です。
アクアパッツァというと、レストランで食べるようなイメージもあるようですが、バーベキューだとアルミホイルを使って簡単に仕上げることができるのです。
本格イタリア料理が、手軽にバーベキューで食べられたら嬉しいですよね。
とても豪華に見えるので、アルミホイルを開けた時に仲間たちから喜ばれるでしょう。
●アクアパッツァ
【材料】
◎食材
・白身魚 1尾
・塩コショウ 少々
・アサリ 10個
・プチトマト 8個
・オリーブの実 8個
・レモン 2分の1個
・パセリ お好みで
◎調味料
・白ワイン 50ミリ
・水 50ミリ
・アンチョビペースト 大さじ1
・にんにくすりおろし 小さじ1
【作り方】
1.アルミホイルを半分に折り、左右と下部を2回ずつ折り袋のようにしておきます。
2.魚の内臓を取り除いて魚の身に切り目を入れたら、塩コショウで味付けをします。
3.器で調味料を全て混ぜ合わせます。
4.1で作っておいたアルミホイルの袋の中に、2とアサリ・プチトマト・オリーブの実を入れます。
5.4に3の調味料を回し入れ、アルミホイルでつくった袋の口を2回しっかりと折りましょう。
閉じた口の角を、さらに3角形に折ると開かないのでおすすめです。
6.バーベキューコンロの網の上にのせて、15分ほど焼いたら出来上がりです。
レモンやパセリなどを添えてると、彩りがより華やかになります。
肉に負けず美味しい!さっぱりした味わいが楽しめる海鮮バーベキュー!
海鮮バーベキューについて、いろいろとご紹介しました。
シンプルにバーベキューコンロで肉を焼いて食べるのも美味しいですが、海鮮も肉に負けないくらい美味しく食べることができます。
醤油や塩でさっぱりと食べることができるので、肉のタレの味付けに飽きてしまったといった方にもおすすめです。
ぜひ、挑戦してみてくださいね。