バーベキューはどんな食材もおいしく調理することができ、にぎやかで楽しいですよね。
しかし、バーベキューでは「火おこし」に手間取ることがあります。
慣れれば簡単にできる火おこしでも、初めは苦労するものです。
そんな火おこしも「着火剤」を使用することで、比較的簡単に火をおこすことができます。
今回は、着火剤を使用した火おこしの方法やおすすめの着火剤をご紹介いたします。
バーベキューでの火おこしに苦労している方は、是非参考にしてください。
バーベキューの火おこしには「着火剤」が必要?
バーベキューをする際の火おこし方法は豊富にあるため、必ず着火剤が必要というわけではありません。
着火剤を使用しなくても炭に着火することはできますが、着火剤を使用することで、より迅速かつ簡単に炭に着火することができます。
そのため、火おこしに慣れていない初心者の方などは、着火剤を使用して火おこしをすることをおすすめいたします。
また、バーベキューをする方の中には、着火剤の代用品となるものを使用して、火おこしをする方もいます。
しかし、物によっては煙が出たり、灰が飛び散ったりすることがあるため、慣れないうちは着火剤を使用するようにしましょう。
火おこし器などの道具と一緒に、着火剤を使用する方法もあり、火おこしに自信がない方は、一緒に使用することで火おこしが非常に簡単になります。
バーベキューでの着火剤の基本的な使い方!
バーベキューに使用する着火剤は、主に「ジェルタイプ」と「固形タイプ」の2種類に分けられます。
どちらも適切に使用することで、非常に簡単に火おこしを行うことができます。
ここでは、種類ごとに着火剤の基本的な使い方についてご紹介いたします。
●ジェルタイプの着火剤の使い方
ジェルタイプの着火剤の中でも、チューブに入っているタイプと、一つ一つがパックで小分けされているタイプがあります。
小分けされているタイプの使い方は、基本的に固形タイプの着火剤と同じように使用することができます。
チューブに入っているタイプの着火剤の使い方は、まず、コンロの下に炭を数個置きます。
この時の炭は、大きめの炭を置くようにしましょう。
その後、置いた炭に着火剤を塗り、火をつけ、周りに炭を置いていきます。
周りに置く炭は、大きいサイズのものであると火おこしに失敗することもあるため、小さめの炭を置くことをおすすめします。
空気の通り道ができるように、隙間を空けて炭を置くことがポイントです。
その後しばらく放置し、様子を見ながら炭を足していき、火が安定したら炭を広げて終了です。
●固形タイプの着火剤の使い方
固形タイプの着火剤の使い方をご紹介いたします。
まず、着火剤をコンロの下に置きます。
空気の通り道ができるように隙間を空けて置きましょう。
また、固形タイプの場合でも、大きいサイズの炭を置くと火おこしが失敗することがあるため、小さめの炭を置くようにしましょう。
着火剤に火をつけ、しばらく放置します。
周りの炭が燃焼し始めたら、新たに炭を加えます。
火が落ち着いたら炭を広げて終了です。
バーベキューで着火剤を使用する際の注意事項!
バーベキューで着火剤を使用した際の、基本的な注意点についてご紹介いたします。
注意事項を守らないと火おこしに失敗したり、やけどなどの怪我をしたりすることがあるため、しっかりと理解しましょう。
●着火剤の燃焼中は基本的に放置
初心者の方の中には、着火剤に火をつけた直後から、うちわであおぐ方もいると思いますが、これはしてはいけません。
着火剤に着火した直後にうちわなどで仰ぐと、火が消えてしまうことがあります。
うちわであおぐのは基本的に、仕上げの時のみです。
●燃焼中に着火剤を追加しない
燃焼中に着火剤を追加してはいけません。
火の勢いが強くなりすぎて、やけどの危険性が高まります。
また、ジェルタイプの着火剤を使用した場合は、手元の着火剤に引火することもあり、非常に危険です。
燃焼中に着火剤を追加することはやめましょう。
●着火剤のキャップを開けたまま放置しない
着火剤の中には可燃性の燃料が含まれています。
その燃料は非常に気化しやすく、密閉せずに放置しておくと、着火剤が使い物にならなくなってしまいます。
特にジェルタイプの着火剤は揮発性が高いため、注意が必要です。
固形タイプの着火剤は密閉できる容器に入れておくことをおすすめいたします。
着火剤のおすすめの選び方とは?
着火材には「ジェルタイプ」と「固形タイプ」があることをお話ししましたが、どちらの方がより有能ということはありません。
そのため、どちらのタイプの着火剤を使用しても、火はおこしやすいといえます。
しかし、自分に合った着火剤を選んでいなければ、結局火おこしに苦労することとなり、着火材を使う意味がなくなってしまいますよね。
そこでこちらでは、着火剤のおすすめの選び方についてご紹介いたします。
どんな着火剤を選べばよいのかお悩みの方は、是非参考にしてください。
●着火剤の燃焼時間
着火剤は、燃焼し続ける時間が長いほど、効率的に炭に着火することができます。
火おこしに慣れないうちは、できるだけ燃焼時間が長い着火剤を選ぶことをおすすめいたします。
●バーベキューの頻度
着火剤には寿命があり、長期間保管していると、いざ使おうとしたときに、湿気て使えなくなっているということがあります。
そのため、バーベキューをする頻度の低い方は、比較的長期間保管することができる「ジェルタイプ」の着火剤を選ぶことをおすすめいたします。
●小分けされている着火剤
小分けされている着火剤は、必要な分だけ使用することができるので、おすすめです。
また、コンパクトなため保管も容易です。
ジェルタイプの着火剤のおすすめ商品3選!
こちらでは、ジェルタイプの着火剤のおすすめ商品を3選でご紹介いたします。
ジェルタイプの着火剤が気になっている方は、是非参考にしてください。
●キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) バーベキュー用 ファイアブリッツ チューブ 着火剤
参考価格:616円
内容量:240g
チューブに入っているタイプの着火剤です。
着火が難しい備長炭などにも火おこし器と一緒に使うことで、比較的容易に着火することができます。
着火直後は臭いがありますが、燃焼してしばらくたつと臭いは気にならなくなります。
着火剤に着火した際の炎の色が見やすいため、着火の有無が一目で分かるということも特徴の一つです。
●NITINEN(ニチネン) アウトドア着火剤 チャッカネン
参考価格:451円
重量:240g
チューブに入っているジェルタイプの着火剤です。
燃焼時間が比較的長時間で、煙の発生も少ないため、安心して火おこしをすることができます。
備長炭などへの着火には時間がかかるため、火おこしがしやすい木炭などに使用することをおすすめいたします。
●ニチネン製 パック燃料 着火剤 四角タイプ
参考価格:595円
小分けにされているジェルタイプの着火剤です。
燃焼時間が非常に長く、非常時にも使用することができます。
火力も高く、一パックで簡単に火おこしができる上、長期間保存することもできます。
固形タイプの着火剤のおすすめ商品3選!
こちらでは、固形タイプのおすすめの着火剤をご紹介いたします。
固形タイプの着火剤を使用して、のんびりとバーベキューを楽しみたいという方は、是非参考にしてください。
●ニチネン製 パック燃料 着火剤 四角タイプ
参考価格:669円
重量:600g
この商品自体が着火剤でもあり、炭の代わりにもなるため、この着火剤一つでバーベキューを楽しむことができます。
燃焼時間が一時間以上ある上、火力も高いため、バーベキューでは問題なく食材を調理することが可能です。
また、着火も非常に簡単で、マッチ一本あれば容易に着火することができます。
しかし、着火直後は火花が散ることがあるため、やけどに注意する必要があります。
小分けにされていないため、長期間の保存ができないところがデメリットです。
●ロゴス 着火剤 防水ファイヤーライター
参考価格:777円
重量:400g
長時間燃焼し、水に濡れても炎が消えない固形タイプの着火剤です。
火力も十分で、容易に炭を燃焼させることができます。
着火が難しい備長炭やオガ炭などでも、時間をかければ比較的容易に火起こしをすることができます。
しかし、燃焼時に異臭が発生するため、食事を調理するのは着火剤は燃え尽きた後に調理するようにしましょう。
●尾上製作所(ONOE) 着火剤
参考価格:349円
重量:135g
ライターで簡単に着火することができ、燃焼時間が長い着火剤です。
着火剤の中でも低価格なため、お求めやすくなっています。
燃焼時の煙や、臭いが少ないため、臭いが気になるという方でも安心して使用することができます。
火力も高く、着火が難しい炭に対しても比較的容易に、火起こしをすることが可能です。
着火剤を使用してストレスなく火を起こそう!
初心者の方が、まず苦労する火起こしの作業ですが、着火剤を有効に活用することで、ストレスも少なく、火を起こすことができます。
着火剤は、火起こしをする際の、最も効率的な方法の一つのため、初心者の方は着火剤を使用して火起こしをすることをおすすめいたします。
また、バーベキューの頻度が少ない方は長期保存ができるジェルタイプの着火剤を使用するようにしましょう。
小分けされている着火剤も一つ一つを保存することができるためおすすめです。
着火剤を有効に活用してバーベキューを楽しみましょう。