じわじわと人気に火が付いているボルダリングやクライミングは、オリンピック競技になったことからも話題にのぼることが増えました。
これらは「登る」競技なので、シューズは特殊なものが必要になります。
クライミングシューズで有名なファイブテンは、初心者向けの『モカシム』から上級者向けの『ドラゴン』までさまざまなモデルを取り揃えています。
クライミングシューズの選び方やファイブテンのシューズの評価をまとめました。
クライミング競技は評価が異なる3つの種目がある
2020年に開催される東京オリンピックから正式種目となったスポーツクライミング。
オリンピック競技に加わったことで、世間からも注目されるようになったスポーツのひとつです。
競技としてのクライミングは、『ボルダリング』『リード』『スピード』の3つの種目に分かれており、それぞれ異なる点を評価されます。
これらの中でも、壁に設置されたホールド(カラフルな石の突起物)をロープを使わずに登るボルダリングの人気は年々高まっており、フィットネスジムに設置されていたり、ボルダリング専用のジムも登場しています。
壁を登るというシンプルなスポーツなので特別な道具も必要なく、しかも全身運動ができることから、女性でも挑戦する人が増えているようです。
ただ、特別な道具が必要ないといっても、シューズだけは専用のものが必要です。
クライミングを行うときに履くシューズはクライミングシューズといいます。
インドアで行うクライミングから自然の岩場を登るロッククライミングまで、このクライミングシューズが必要になるのです。
クライミングのためのシューズなので独特な形状をしており、世界中のクライミングシューズブランドが独自の特徴を打ち出しています。
代表的なメーカーとしてはアメリカのファイブテン、イタリアのラ・スポルティバ、スカルパなどが有名ですね。
クライミングシューズといっても、ファイブテンだけで『モカシム』や『ドラゴン』など様々なモデルが販売されており、はじめはどれを選べば良いのわかりませんよね。
そこで、ファイブテンのシューズを例に、クライミングシューズの選び方のポイントを知っておきましょう。
ドラゴンは初心者には難しいかも?シューズのタイプは3つ!
クライミングシューズには、選ぶポイントがいくつかあります。
シューズのタイプとしては大きく3つの着脱方式で分類され、それぞれ『スリッパ』『ベルクロ』『シューレース』と呼びます。
『スリッパ』
着脱が簡単で、初心者向けです。
履きなれていくと緩くなりがちなので、はじめはきつめのサイズを選びましょう。
ファイブテンの『モカシム』はスリッパタイプのシューズです。
入門モデルとして、これからクライミングを始めるという人におすすめです。
『ベルクロ』
2~3本のベルクロが甲の部分についており、フィット感を調節できます。
ファイブテンの『ローグ』はベルクロタイプで、初心者から中級者まで、長く使えるモデルとして評価が高く、人気も高いです。
『シューレース』
シューレースは靴紐タイプのことです。
履き口が大きく開くので足入れしやすく、つま先から甲まで締め付ける強さを微調整することができます。
上級者向けです。
ファイブテン『ドラゴン』がシューレースタイプです。
ソールの形状もチェック!上級者向けドラゴンはダウントゥ
着脱方式のほかにも、クライミングシューズには選ぶポイントがあります。
次に見るのは、つま先の形状です。
『ストレート』
通常の靴と同じく、つま先からかかとまでまっすぐなので初心者でも履きやすいです。
『ターンイン』
つま先が親指の方向にカーブしています。
親指に力が入れやすく、小指には力が入りにくくなります。
最後に、ソールの形状の違いを見ましょう。
『船底』
つま先が上方向に反っています。
前傾斜ではあまりおすすめしません。
『フラット』
つま先からかかとまでフラットなソールです。
あらゆるシーンで使用することができる定番です。
『ダウントゥ』
つま先とかかとが下に向かって湾曲しています。
地面やホールドをつかみやすいというメリットがあります。
上級者向けです。
ファイブテンのドラゴンなどはダウントゥですから、はじめは履きにくさを感じるかもしれません。
これらのポイントを押さえながら、クライミングシューズを選んでいきます。
初心者であれば、『スリッパ』『ストレート』『フラット』タイプのシューズを選ぶと、クセが少なくて履きやすいです。
ファイブテンの『モカシム』『ローグ』は初心者からも評価が高く、おすすめです。
初心者におすすめ!ファイブテンのモカシム
ここからは、前の項でおすすめしたクライミングシューズ『モカシム』『ローグ』『ドラゴン』の機能や評価について掘り下げてご紹介します。
まずは『モカシム』です。
モカシムは、スリッパタイプでストレートなので、通常の靴と同じ感覚で履くことができます。
ソールが柔らかいため、どのような足型にもフィットしてくれます。
クセがないため操作性も良く、初心者だけでなく上級者でも履きやすいです。
アウトソールにはファイブテン独自の『Stealth®C4』を使用しており、摩擦力やフリクション性も抜群です。
ただ、履きなれてくると伸びやすいという評価もありました。
購入するときのサイズ感は少し小さめにするのがおすすめです。
必ず試し履きをしてみて、ショップ店員に相談すると良いでしょう。
それでも決められないという人は、ボルダリングジムなどで一度レンタルシューズを利用してみてください。
履いてクライミングしてみれば、自分に合ったサイズが見つかるはずです。
中級者まで使えて評価も高い!ファイブテンのローグ
『ローグ』は初心者にもおすすめですが、中級者でも使うことのできる人気も評価も高いモデルです。
アッパー素材にスエードレザーを使用しており、タイトに感じにくく足に馴染みやすいです。
柔らかくて痛みを感じにくいので、初心者でも苦痛を感じずに履くことができます。
アウトソールには『Stealth®C4』を使用しているため、摩擦力は文句ありません。
傾斜のある壁面もしっかりとらえて足運びできます。
ベルクロタイプなので着脱もラクで、甲の締め付け具体も調節できます。
モカシムとどちらを選べば良いのかは、それぞれの足の形などにもよりますが、ローグはワイズが広めの人や甲高の人におすすめです。
このように、ファイブテンは初心者でも履きやすいクライミングシューズを多く世に送り出していますが、もちろんハードなロッククライミングに対応した本気のクライミングシューズも扱っています。
それが次項でご紹介する『ドラゴン』です。
世界的な評価を得ているファイブテンのドラゴン
『ドラゴン』はトップクライマーによってデザインされたクライミングシューズで、発売以来多くの世界的クライマーに高い評価を得ています。
ハードなロッククライミングでは、シューズの信頼性はとても重要です。
トップクライマーに愛され使われているということは、ドラゴンはそれだけ信頼性も高いシューズということです。
ラバーソールに使用されている『Stealth®Hf(TM)』は、『Stealth®C4』と比較すると4倍もの摩擦力を持つといわれています。
ダウントゥの形状と、ラバーソールの摩擦性、フリクション性により、つま先に強力なパワーを送り込むことが可能で、強傾斜にも耐えうるクライミングシューズとなっています。
さらに、シューレースによる着脱方式は、繊細なフィット感を生みだします。
さらに上を目指したい、本気のクライマーにおすすめできるのがファイブテンのドラゴンです。
クライミングシューズは試し履きしてから!
クライミングシューズは特殊な形状ですから、一般的なシューズショップでは取り扱っていないことが多いです。
そのため、インターネットショッピングで購入する人も多いようです。
しかしクライミングシューズはサイズ感が重要であるため、試し履きしてから購入することを強くおすすめします。
また、レンタルシューズで実際にクライミングしてみるというのもひとつの手です。
ぜひ、あなたにピッタリの一足を見つけてください。