初心者でも簡単!スノーピークのテントの上手な設営方法

最終更新日:2019/01/15

安心安全な日本のアウトドアメーカー「スノーピーク」。

スノーピークでは、バーナーやランタンをはじめ、テントやタープなど様々なアウトドア用品が取り揃えてあります。

この記事では、その中でもテントの種類や特徴、初心者の方でも上手に出来る設営方法についてご紹介していきます。

スノーピークのテントの魅力とは?

まずは、スノーピークのテントの魅力についてご紹介していきます。

スノーピークのテントは、カーキ色の生地にに赤いラインが映えるバイカラーが特徴的で、キャンプ場でも一際目を引く存在です。

魅力① 初心者から上級者までレベル別にラインナップがある

スノーピークのテントには、使う人のレベル別に、【エントリーモデル】【スタンダードモデル】【プロモデル】と3つのシリーズに分かれています。

ユーザー側は、自分のレベルに合ったものを選べるので、満足のいくテントを購入することが出来ます。

魅力② こだわり抜かれた品質

スノーピークがテントを開発する時に特にこだわっているのが、それぞれの品質です。

「テントは1日遊んで疲れた身体を休息させる快適なベッドルームでなければならない」という考えのもとで作られているスノーピークのテントは、フライシート・インナーテント・ボトムと、それぞれのパーツについて素材や機能など徹底的にこだわり抜いて作られています。

魅力③ 充実したアフターサービス

スノーピークのテントには、保証書が一切付いていません。

その理由は、「保証書がなくてもいつでも修理します」という、スノーピークの理念にあります。

他のメーカーのテントであれば、購入した時に保証書が一緒に付いてきて、保証期間が何年と決められていますが、最後まで品質に責任を持つことがメーカーの義務であると考えるスノーピークは、保証書の制度を廃止しました。

その代わりに、万一破損してしまった場合は、一部例外はありますが、いつでも修理を受け付けてくれます。

これなら安心して使うことが出来ますね。

このように、スノーピークのテントには魅力がいっぱいです。

次からは、そんなスノーピークのテントの種類と、それぞれの設営方法についてご紹介していきます。

スノーピーク【エントリーモデル】の種類と設営方法

まずは、スノーピークのテントの中でも、キャンプ初心者の方にオススメな【エントリーモデル】の種類と、設営方法についてご紹介していきます。

〇アメニティドーム

スノーピークのテントの代表的な存在なのが、このアメニティドームです。

居住空間の快適性と、テントの耐久性を兼ね備えた高スペックなテントで、尚かつ設営も簡単に出来る優れものです。

そのため、初心者の方でも安心して使えるテントになっています。

【設営方法】

①グランドシートを広げる

設営場所にテントを設営する向きを決めて、グランドシートを広げます。

白いラベルやロゴが付いている面が上で出前になるので、そこに注意しながら広げて下さい。

広げ終わったら、4隅を軽くペグで固定しておくと後の作業が楽になります。

②インナーテントを広げる

インナーテントをグランドシートの上に、向きを合わせて重ねて広げて下さい。

インナーテントを広げ終えたら、前後のファスナーを少し開けておきます。

こうすることで、インナーテントを立ち上げる時に空気が通るので、楽に作業が出来るようになります。

③インナーテントにXフレームを通す

2本ある黄色のXフレームを、インナーテントの黄色のスリーブに通して、4隅にあるピンに順番に挿し込んでいって下さい。

④サイドフレームを通す

Xフレームでインナーテントが自立したら、緑色のサイドフレームをインナーテントの緑色のスリーブに通していきます。

Xフレームとの交差する箇所は、サイドフレームが上になるように交差させて下さい。

サイドフレームが通せたら、両端をピンに差し込み、インナーテントのファスナーを全て閉じます。

そして、「①」でグランドシートを仮止めしていたペグを抜き、インナーテントの6箇所のコーナーループを順番にペグダウンしていきます。

この時、コーナーループを軽く引っ張りながらペグダウンするようにして下さい。

ペグダウンが出来たら、インナーテントのフックをフレームにそれぞれ掛けていきます。

⑤フライシートをかぶせる

フライシートの調節ベルトを緩めて、インナーテントに被せたら、ベルクロテープでフレームに固定させます。

フレームに固定出来たら、サイドフレームのバックルと接続させて下さい。

最初に緩めた調節ベルトで、フライシートにテンションが掛かるように調節しながら締めていきます。

⑥前室と後室を固定し完成

何も色の付いていない前室用フレームをフライシートのスリーブに通していき、フレームの両端をピンに挿し込んで下さい。

前室のサイドドアのコーナーにあるフックをリングに掛け、軽く引きながらペグダウンします。

前室と後室のループを全てペグダウンし、形を整えたら設営完了です。

スノーピーク【スタンダードモデル】の種類と設営方法

次に、キャンプ中級者の方にオススメなスノーピークの【スタンダードモデル】の、テントの種類と設営方法についてご紹介していきます。

〇ランドロック

ランドロックは、スノーピークのテントの中でも、ファミリー層に人気のあるテントです。

大型のテントなので、設営には少しコツがいりますが、広々とした内部は家族みんなでゆったりとくつろげます。

【設営方法】

①設置場所の選定

まずは、設置場所と向きを決めて、そこにフライシートを広げます。

大型のテントになるので、なるべく平坦で広めの場所を選んで下さい。

②Aフレームを通す

紺色のAフレームリッジポールを同じ紺色のスリーブに通していきます。

Aフレームのくの字型になっている部分の穴を、Aフレームリッジポールへ向きに注意しながら挿し込んで下さい。

通し終えたらリングを掛けていきます。

③センターフレームを通す

赤色のセンターフレームを、同じ赤色のスリーブに通して下さい。

センターフレームが通せたら、Aフレームにリングピンを片側ずつ挿し込みます。

続いて、センターフレームにリングピンを挿し込んで下さい。

④Cフレームを通す

黒色のCフレームを同じ黒色のスリーブに、少しずつ継ぎながら通していきます。

この時、Aフレームとの交点はCフレームが上になるように通して下さい。

⑤フレームの固定

プラスチックフックを各フレームに掛けていき、クロスフレームの部分は、フレーム先に巻いてからベルクロ付きテープをOリングに通し、反対側に折り返してマジックテープで止めます。

⑥ペグダウンし完成

各裾のリングピンに付いているループとテープを、フライシートの張りを確認しながらペグダウンしていきます。

最後に、張り綱をそれぞれの場所に掛けて、ペグダウンしたら完成です。

スノーピーク【プロモデル】の種類と設営方法

ここからは、スノーピークのテントの中でも上級者向けとなる【プロモデル】の、種類と設営方法についてご紹介します。

〇ドックドーム

ドックドームは、インナーテントを外せばシェルターに大変身するスノーピークの新定番ドーム型テントです。

耐久性にも優れているので、上級者の方でも満足して使えます。

【設営方法】

①設営場所の選定

まずは、設営場所を選びます。

ドックドームは大型のテントになるので、平坦で広めの場所を選んで下さい。

場所が決まったら、向きを考慮してフライシートを広げます。

②メインポールで仮建て

赤色で太いメインポールを、同じ赤色のスリーブに2本通していきます。

クロスする箇所は、お互いを引っ掛けないように注意しながら通していき、ポールの先端を赤色のロープが付いているピンにそれぞれ挿し込んで下さい。

これでフライシートが建ちます。

③サブポールを通す

次に、赤色と青色のサブポールを青色のスリーブにそれぞれ通して下さい。

フライシートのサイドでクロスさせ、青色のロープが付いたピンに挿し込みます。

ポールが通せたら、フックを掛けていきます。

サブポールがクロスしている箇所は、ベルクロテープで固定させて下さい。

④ペグダウン

シートの張りを調節しながら、サブポールの根元から順番にペグダウンしていきます。

⑤入口を作って完成

赤色で細いポールを低い側の入口のスリーブに通していき、先端をピンに挿し込んで下さい。

シートの張りを確認しながら、ペグダウンしていきます。

底にあるベルトを、それぞれ調節しながら締めていき完成です。

スノーピークにはオールインワンテントも!

スノーピークの各モデルのテントについてご紹介してきましたが、スノーピークにはオールインワンテントもあります。

全ての居住空間が一体となっているのが特徴で、テントと別にタープを張る必要がないので、設営時間や撤収時間を大幅に減らすことが可能です。

そんなオールインワンテントにも【エントリーモデル】【スタンダードモデル】【プロモデル】があります。

そこで、それぞれのモデルのラインナップと特徴についてご紹介していきましょう。

【エントリーモデル】

〇トルテュ ライト

リビングと寝室を兼ね備えており、尚かつコンパクトなサイズのオールインワンテントです。

4人家族でも使えることが出来る大きさで、初心者の方でも楽に設営することが出来ます。

【スタンダードモデル】

〇タシーク

とにかくコンパクトにした作りと、ガッチリとした外観が特徴的な2ルームシェルターです。

2人でキャンプをすることが多い方に、オススメなサイズになっています。

【プロモデル】

〇トルテュ Pro.

スノーピークの人気テントのランドロックを、一回りコンパクトにしたサイズのオールインワンテントです。

ファミリーキャンプでもゆったりとくつろげるスペースの広さがあるので、快適な時間を過ごすことが出来ます。

その圧倒的な存在感は、キャンプ場で注目の的です。

このように、オールインワンテントにもうれしいラインナップが揃っています。

スノーピークのテントと使いたいオススメアイテム!

ここからは、これまでご紹介してきたスノーピークのテントと一緒に使うことで、さらに快適なキャンプにしてくれるオススメのアイテムをご紹介していきます。

〇スノーピーク HDタープ ”シールド”・ヘキサ

2本のポールで簡単に設営出来る、スノーピークのヘキサタープです。

テントとの相性も良く、風にも強いのでキャンプなどで大活躍してくれます。

〇ギガパワー 2WAYランタン

置き型にも吊り下げ型にもなる、スノーピークの優秀なランタンです。

最大90Wにもなる明るさは、メインランタンやテーブルランタンとして大活躍してくれます。

燃料はOD缶とCB缶のどちらも使えるので、大変便利です。

〇焚き火台

薪や炭の燃焼を促す、逆四角錐の形状をしているスノーピークの焚き火台は、オシャレなデザインと、優秀な機能性から人気があります。

様々な調理器具などにも対応しているので、料理をする時も快適です。

〇ジカロテーブル

先程ご紹介した焚き火台を、みんなで囲みながら食事が出来るように設計されているテーブルです。

サイドにスノーピークのアイアングリルテーブル用のテーブルもセットすることが出来るので、バリエーションを楽しめます。

このようにスノーピークには、様々なアイテムが揃っています。

自分のスタイルに合ったアイテムを揃えてみるのも、きっと楽しいですよ。

スノーピークのテントの設営をマスターして快適なキャンプを!

スノーピークのテントの種類や、設営方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

機能的で使いやすいテントや、様々なアイテムがあれば、今まで以上に快適で楽しいキャンプになるはずです。

ここで紹介したもの以外にも、まだまだ豊富なラインナップがあるので、自分にぴったりなものを探してみて下さい。

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