ペトロマックスのストームランタンhl1の魅力と芯の扱い方

ストームランタンとは、その名の通り「嵐の中でも明かりが消えない」耐久性の高さから名付けられたランプのことです。

アウトドアでの使用はもちろんのこと、造形の良さから室内を飾るアイテムとしても非常に人気があります。

本記事ではペトロマックス社のhl1に注目、さらに明かりの要となる芯の扱い方についてお伝えしつつ、ストームランタンの魅力についてご紹介していきます。

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ストームランタンとは

ストームランタンとは、冒頭でもご紹介したように、嵐のような悪天候時にも消えることなく明かりを灯し続ける、耐久性の高さに定評のあるランタンのことです。

その見た目は他のランタンとは違い、アンティークな雰囲気がありとてもおしゃれな印象です。

ホヤ部分を囲うようなフレームは空洞で中を空気が循環し、安定的に明かりを灯し続けられる仕組みになっています。

灯火には、木綿糸でできた芯に燃料の灯油を浸み込ませて着火する方法を用います。

燃料には気化しにくい灯油を使用するため、より安定した明かりを得ることができます。

径14㎝、高さ21.5㎝、コンパクトな外見ですが、その燃焼時間は長く、150mlのタンク容量で約20時間の燃焼が可能です。

数あるストームランタンのなかでもペトロマックスのhl1への人気は、衰えることがありません。

ニッケルメッキが施されたボディにランタンの光が映り込む様子は、いつまでも飽きることなく眺めていることができます。

ペトロマックスhl1の特徴と灯火の仕組み

芯を使った明かりというとアルコールランプを連想するでしょう。

アルコールランプの燃料であるアルコールは、常温でも気化しやすいため安定して燃焼します。

しかし炎の色が青いため、明かりには向きません。

一方で、灯油を燃料とするストームランタンは、炎の色味が温かみのある黄色をしており、手元を照らすのに適した照明器具といえます。

ここで、簡単にストームランタンの灯火の仕組みについてご紹介しましょう。

ペトロマックスhl1に代表されるストームランタン最大の特徴は、天候に左右されない燃焼能力の高さにあります。

これを実現しているのが、ホヤを囲うフレームです。

このフレームは中が空洞になっており、トップフードから取り込まれた空気が炎の熱でゆっくりと暖められます。

この空気が2本のフレームを通り、燃料タンク内に取り込まれます。

暖かい空気によって温度が上がった燃料は芯を通ってバーナーへと出ていきます。

ストームランタンは、この効率的な空気の循環によって、外気温の低い環境下でも安定した燃焼を続けることができるのです。

ペトロマックスhl1の心臓部・芯について

ストームランタンであるhl1の燃焼を支えるパーツとして、フレームの存在は欠かせません。

詳細は既述の通りですが、もう一つ、押さえておきたいパーツがあります。

それは、燃料タンクからバーナー部分まで燃料を運ぶ「芯」です。

ペトロマックスのhl1専用の芯は、木綿素材でできています。

他のオイルランプ用の芯でも代用できますが、長さに違いがありますのでメーカーから販売されているものを使うのが安心です。

この芯によって、燃料タンク内の燃料が吸い上げられてバーナー部分で燃焼します。

芯の長さが10~12㎝程ですので、はじめて目にした方は「芯が燃えてなくなってしまうのでは?」と心配になるかもしれません。

しかし、炎が燃えるのは芯の先端で気化した燃料なので、ランタンを使うたびに芯が短くなることはありません。

ただし、点火、消火のときにごくわずかですが芯の素材が燃えて炭化していきます。

このわずかな炭化によって芯の長さが短くなったと感じたら、新しいものと交換しましょう。

ペトロマックスhl1の芯の交換目安と方法

バーナー部分への芯の繰り出しがしにくくなったり、長年の使用で短くなってきたら新しい芯と交換をします。

芯自体が燃えてしまうことはないため、交換はそれほど頻繁ではありません。

交換するときに慌てることがないよう、手順をしっかり覚えておきましょう。

【ペトロマックスhl1の芯の交換】

①ホヤを外します。

②燃料タンクの上にある芯が出てくるパーツを反時計回りに回して取り外します。

③取り外したパーツについている、芯の繰り出しツマミを回して下方から芯をから引き抜きます。

④新しい芯を準備し、パーツの上から差し込み下へ出すようにします。

⑤芯の交換がすんだらパーツやホヤを組み直し、元の状態に戻します。

芯の交換をしたときにはバーナーやホヤの状態も確認し、汚れがひどい場合には清掃をします。

注意して使っていても、着火時の芯の炭化などによってバーナー周辺にはススが溜まりますし、ホヤにも汚れが付きます。

こうしたススや汚れを放っておくと、火器の不具合につながりますので、まめに掃除をして綺麗な状態を維持したいですね。

炎の形を決める芯のカット方法

ペトロマックスhl1のようなストームランタンの炎は、扇の形になるのが理想的です。

このような形にするためには、芯の両端をカットして整える必要があります。

先がとがるほど切り込むことはありませんが、できるだけ角度をつけてカットすることで炎の形がよりきれいになります。

芯が燃料を含んでしまうと加工がしにくくなりますので、乾いた状態で整えるようにしましょう。

芯の角を取ることで炎の形がよくなるほかに、ススの量も少なくなる効果があります。

ススが多く溜まってしまうと燃焼効率も下がるので、芯のカットは必ずしておきたいですね。

また、炎の大きさを大きくしたい場合には、気化した燃料が放出される表面積を増やすために幅の広い芯にすると良いでしょう。

灯火時には炎の高さが1.5㎝程度になるよう、レバーをつかって芯の長さを調節します。

明かるくしたいからと、あまり大きな炎にしてしまうと芯の部分まで燃えてしまい、短くなるのが早くなったりススが出やすくなってしまいます。

せっかくカットした芯も、これでは逆効果になってしまいますので注意しましょう。

ペトロマックス以外のストームランタンメーカーをご紹介

ここまでペトロマックスhl1を取り上げ、ストームランタンの魅力についてお伝えしてきました。

しかし、hl1は廃盤となっており、入手する方法としては各ショップの在庫をくまなく探すかネットオークションで出品されるのを待つくらいしかありません。

消耗品である芯は、まだ販売されているようですが、ゆくゆくは手に入らないものになってしまうでしょう。

廃盤になってからの数年で、とても希少なアイテムになってしまいました。

それでもストームランタンを手に入れたいという方のために、ペトロマックス以外から販売されているストームランタンをいくつかご紹介します。

ランタン選びの参考にしてみて下さい。

●フュアーハンドランタン

ストームランタンのパイオニアとして今でも生産されているメーカーです。

ストームランタンの仕組みと形を作ったメーカーで、以降にご紹介するどのメーカーもこのフュアーハンド社のものをならって作られています。

●デイツ社製ハリケーンランタン

アメリカのメーカーで、サイズを豊富に取り揃えています。

燃料の容量が大きなものもあるので、自分のキャンプスタイルに合わせて選ぶことができます。

●WINGED WHEEL

国産のハリケーンランタンです。

別所ランプというメーカーで作られています。

一つ一つ手作業で組み上げられるため、手に入れるのはとても困難ですが、それだけの魅力が詰まったランタンです。

明るさとともに趣も大切にしたいランタン

ストームランタンは赤や黒など塗装されたものも増えてきましたが、炎を灯したときに雰囲気がでるのはメッキ加工された光沢のあるデザインのものです。

強い明るさは望めないかもしれませんが、アウトドアでの団らんの時間に灯すことで、ほかのランタンにはない趣を演出することができます。

丁寧に扱えば、長く使うことのできるランタンです。

手に入れることができたら、ぜひ大切にしていってくださいね。