イスカのマットが壊れた!これって修理?それとも不具合?

日本で「寝袋」のブランドとして有名なイスカですが、同じ寝具としてマットレスにも力を入れています。

そんな安心のブランド、イスカのマットを買ったはいいけれど、最初に使う時に上手く膨らまなかったり、小さな傷が出来てしまったりすると困りますよね。

今回は、そんなイスカのマットの不具合の見つけ方、不具合かどうかの判断の仕方、修理の仕方に焦点を当ててご紹介していきます。

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イスカの特徴

イスカは、日本のアウトドアブランドで、基本的には「寝袋」を専門とした商品を提供しています。

実は、イスカが提供しているギアは「マットレス」と「グローブなどのギア」を数点扱っている以外はほとんど寝袋専門です。

このことから、イスカがどれだけ寝袋の開発・研究に本気で取り組んでいるかが分かりますね。

実際、アウトドアで寝袋やマットレスを選ぼうとすると、オススメの中に「イスカ」の商品が入っていることは珍しくありません。

そんなイスカの特徴を以下にまとめました。

・卓越した縫製技術

・最新技術の生地

・軽量ながら実用的な使い心地

数あるブランドの中でも、寝袋に特化したブランドなので、技術の全ては「寝袋」を基本としています。

その素晴らしい技術は、マットレスにも反映されているので、イスカのマットレスは実用的だと言えるでしょう。

しかしながら、例え実用的なギアでも、不具合が起きて修理が必要になることがあります。

そんな時でも、イスカは問い合わせフォームを準備しているので、気軽にお問い合わせすることが可能です。

今、寝袋やマットレスの購入を検討しているなら「イスカ」のギアを候補に入れてもいいかもしれませんね。

イスカのマットの種類

実は、イスカのマットレスの種類は2種類しかありません。

その2種類とは「ピークライトマットレス」と「コンフィライトマットレス」です。

この2種類の違いは、ざっくり言って「色」と「重さ」です。

実のところ、ピークライトマットレス・コンフィライトマットレス共に「インフレータブルマット」という種類のマットレスになります。

このマットレスの特徴は、エアマットに近い構造ながら内部にウレタンが入っており、空気を入れるためのバルブを開放するとウレタンの膨張で自動的に空気が入っていく所にあります。

ちなみに、インフレータブルマットレスのメリットは、コンパクトに畳める所と空気の注入をウレタンの膨張にある程度なら任せることが出来る所です。

これは、体力を出来るだけ温存したい登山や、荷物を少しでも軽減したい時に役立つ機能です。

アウトドアのギアとして、とても有能なインフレータブルマットレスですが、空気注入用のバルブの故障や内部の生地が剥離したら修理しなければならないなどのデメリットもあります。

なお、ピークライトマットレスが最も軽く、色はインディゴです。

一方のコンフィライトマットレスは、厚みがある分だけ少し重く、色はグリーンです。

イスカのマットが膨らまない!これは修理?

イスカに限らず、インフレータブルマットを使用しようとすると、使い始めは中々上手く膨らまないことが多いです。

アウトドアを趣味にしたての初心者は、それを不具合と捉えがちですが、最初にするべき慣らし作業があるのを忘れてはいけません。

実は、購入したてのインフレータブルマットレスは、丸めたまま収納袋に納まる期間が長かったため、内部のウレタンに「痕」が付いています。

その痕が膨張を邪魔している訳なので、最初使用する時は痕を取ってあげましょう。

【手順】

①マットレスを通常通り広げ、バルブを開きます。

②自然に空気が入っていくので、そのまま放置し、放っておいてもこれ以上空気は入らないと感じたらバルブを閉じます。

③軽く空気の入っている状態で、逆巻きや上に乗って圧をかけ、空気が隅々まで行き渡るようにします。

④もう一度バルブを開けると、また空気が入っていくので、再度ウレタンの膨張のままに空気が入るのを確認したらOKです。

たったこれだけの作業なのですが、慣らし作業をするとウレタンの膨張率がガラっと変わるため、必要な作業です。

インフレータブルマットを使用しようとして、膨らみが悪い時は修理を検討する前に、この方法を試すといいかもしれませんね。

修理が必要な不具合の見つけ方

イスカのマットレスは、縫製技術が優れているためか、縫い目から破れるといった不具合はあまり目にしません。

しかし、インフレータブルマットなので、縫い目ではない所を何かに引っかけて傷を作ってしまうことが多いです。

この小さな引っかき傷は、見つけにくい上に出来てしまうとそこから空気が漏れるため、夜に膨らませて使用しても朝には空気が抜けてしまいます。

これは小さな傷なのですが、とてもありがちな破損例で厄介です。

では、この傷を見つけるためには何をすればいいかと言うと、方法は2種類あります。

1つ目は、お風呂のバスタブなどに水を張り、あらかじめ空気を入れたインフレータブルマットを沈めてみる方法です。

この方法は、すごく簡単に破損箇所が分かるのですが、水が逆流して内部に入らないように細心の注意を払う必要があります。

2つ目は、あらかじめ空気を入れたインフレータブルマットを少し圧迫しながら全体に濡れた手をかざしてみる方法です。

この方法では、小さな傷から漏れ出た空気を手で感じる必要があります。

もっと詳しく知りたい場合は、薄めた石鹸を怪しい箇所に塗りましょう。

もし、その場所から空気が漏れていたら泡となって出てくるので、そこを重点的に修理しましょう。

自分で出来る修理の仕方

実は、インフレータブルマットレスの小さな傷はよくあることなので、「修理パッチ」を使えば比較的簡単に直すことが出来ます。

【手順】

①傷のある場所を丸くマークしておきます。

②パッチを傷の二回りほど大きく切っておき、傷の周りはゴミなどが付着しないようにします。(起毛していたら紙やすりで削るといい)

③傷の周りに、接着剤をパッチよりも更に一回り大きく塗り広げます。

④パッチを張り付け、はみ出た分の接着剤が乾いていたら、上に重しを乗せてしばらく様子を見て、しっかり張り付いたらOKです。

この修理のコツは、傷の周りをしっかり綺麗にすることと、わざと接着剤をはみ出させることです。

もしも、傷の周りにゴミが付いていたら接着に緩みが出ますし、接着剤がはみ出ていなかったら端から剥がれる可能性があります。

ちなみに、修理パッチはイスカでは提供していないため、他のメーカーのものを使う必要がありますが、だからと言って合わないという訳ではないのでご安心下さい。

そして、修理パッチを使いたくないという場合は、生地に合った接着剤と同じ素材の生地さえ手に入れば同じく修理することが出来ますよ。

イスカのマットの正しい扱い方

アウトドアに限らず、破損や事故は起こってしまう前の予防が1番大事です。

イスカのマットと言えど、使用した後何もケアせずに放置すると劣化が早まり、元々持っているパフォーマンスを引き出せません。

「いつもよくやってしまうことが実は劣化の原因だった…」なんてことも珍しくありません。

以下にやってしまいがちな例をあげます。

・高温の車内に置いてしまう

・湿気のある場所で保管してしまう

・使用後すぐに畳んで収納袋に保管してしまう

実は、この例は全て内部剥離や劣化の原因になります。

インフレータブルマットの素材は「ポリウレタン」なので、熱や水分・紫外線によって劣化が始まってしまいます。

この素材の特徴を知った上でメンテナンスをしていけば、破損のリスクは自然と減っていくことでしょう。

ちなみに、インフレータブルマットレスを使用した後は、汚れをふき取り軽く空気が入った状態で、2つ折りにして冷暗所で保管するといいでしょう。

せっかくのインフレータブルマットを修理なんて事態にせず、ケアしながらずっと使い続けられたらきっと長持ちしてくれますよ。

慌てなくても大丈夫!アウトドアでは修理も楽しみのうち

アウトドアでは、ハプニングなんて日常茶飯事です。

念入りに準備したつもりでも、実は限界が来ていて破損したり、うっかり木に引っかけたりなどはよくあることですね。

そんな時、慣れた人はすぐに対処しますし、とても楽観的に捉えています。

そして、だんだん増えてくる修理痕を見て、様々なハプニングを乗り越えたことをしみじみ感じ、誇らしい気持ちにさえなります。

自分のギアに修理が必要だと感じたら、頑張って自分で修理してみましょう。

きっと、その後ギアに愛着が湧いたり、自分に自信を持つことが出来るようになりますよ。