スノーピークのペンタシールドとは?魅力をブログから分析!

最終更新日:2019/05/20

スノーピークは国産のアウトドアブランドで、その丁寧な商品作りとユーザー目線のサービスに定評があり、キャンパーの憧れといっても過言ではありません。

そのスノーピークの製品の中でも、ブログでも注目されているアイテムに、ペンタシールドというものがあります。

今回はこのペンタシールドを、愛用者のブログを参考に調査し、その魅力やおすすめポイントに迫っていきます。

ブログで注目のスノーピーク・ペンタシールドはどんな製品?

ここでは、スノーピークのペンタシールドがどのようなアイテムなのか、公式ホームページとブログを参考に簡単にご紹介します。

正式名称は「ライトタープ ペンタ シールド」といい、ソロキャンパーに人気のワンポールタイプのタープです。

一般的なタープとは日差しや雨除けに使う大きな布のことで、複数のポールとペグやロープなどを使用して設営します。

しかしながら、このペンタシールドは1本のポールがあれば自立するので、設営がとても簡単なのが特徴です。

また、耐水性と遮光性に優れた素材を使用しているので、しっかり雨も日光もシャットアウトします。

コンパクトで持ち運びも楽なので、ソロキャンプやツーリング、ビーチなどでも活躍します。

定価は税抜11,800円で、スノーピークの製品の中では比較的手を出しやすい価格です。

ポールは別売りで税抜2,900円で販売されていますが、ブログのなかにはもっと長い別メーカーのポールを使用している例もあります。

180cmほどに伸ばせる他メーカーの細めのポールを使用すると「ポールがかなりしなってしまった」と体験談を紹介するブログがあったので、あまり細すぎるものはおすすめではないようです。

また、公式ホームページではトレッキングポールや、カヌーで使用するパドルでも対応できるとあり、パドルでの設営方法が紹介されています。

スノーピーク・ペンタシールドの基本的な設営方法

ペンタシールドは1本のポールを使って設営する比較的小さめなタープであることは前項でお伝えしました。

ここでは、スノーピークのペンタシールドの設営方法を簡単に説明します。

ペンタシールドは変形5角形の形状をしています。

付属されているロープ3m×1本、1m×2本、ペグ6本と、別売りのポールまたは手持ちのポールを使用します。

①ロープを角が鋭利でない側の3つの角に、長いロープを真ん中の角、両脇の角に短いロープを取り付ける

②タープの最後部の角をペグダウンする

③先ほど取り付けた短いロープの片方を仮止めするようにペグダウンする

④長いロープを取り付けた角にポールをセットして、タープ全体を立ち上げる

⑤もう一方の短いロープを仮にペグダウンする

⑥短い2本のロープを調整してしっかりと張る

⑦残っている2つの角をペグダウンし、全てのペグの位置を確認し、張りムラのないように全体的に微調整する。

慣れてしまえば5分程度で設営が可能と紹介するブログもあり手軽に使えるタープであることがうかがえます。

ペンタシールドのアレンジ使用方法・ポール2本使い

前項でご紹介したスノーピークのペンタシールドの設営方法ですと、どうしてもソロキャンパー向けで1人用なので、全体的にコンパクトになります。

また、横や後ろからの風通しも悪く、見通しが悪くなるデメリットが生まれます。

ポール1本使いでのデメリットを解消するために、タープの後方にもう1本ポールを使って持ち上げる方法があります。

一般的なヘキサタープと同じような張り方をイメージすると分かりやすいでしょう。

そのため、ポールの2本使いをする際には、さらに別にロープが必要になります。

そこで、長いロープを2本、短いロープを4本用意するとよいでしょう。

タープの布が大きい屋根になるので、2人以上だと狭く感じるかもしれませんが、日差しなどを遮るには充分な日陰をつくり出せます。

ブログによっては横になれるアイテムを置いたり、食事を楽しむスペースを作ったりと使い方は色々できます。

ご自分に合った使い方を試してみてください。

アイデア次第でアレンジ自在!他の使い方をブログから調査

こちらではブログで紹介されている、色々なスノーピークのペンタシールドの使い方をお伝えします。

・手持ちのテントと組み合わせて前室として使う

こちらはペンタシールドの使い方に慣れたキャンパーですと、前側と後ろ側にポールを立てることでテントの前にリビングスペースを作ることができます。

中には、日中の気温が30度近くなっても、ペンタシールドのお陰で日陰ができ、「快適に昼食を食べられた」と語るブログもあります。

・インナーテントや蚊帳を使ってタープ泊

現在は廃版となってしまいましたが、ソロキャンパー向けの「ペンタイーズ」というタープ泊専用の吊り下げ式インナーテントがあります。

もし、タープ泊をしてみたい場合は、他メーカーで蚊帳のようなものや、インナーテントが販売されているので一度チェックしてみることをおすすめします。

・驚きのダブルペンタシールド・2点使い

ベテランキャンパーのブログでは、ペンタシールドを2つ使って1つは屋根、1つは風よけにして自在に設営するという上級者の使用法をご紹介しています。

奥行きが出て解放感も増すようですが、設営にはかなりの工夫と熟練した技術が必要になります。

ブログで学ぶペンタシールドの使用場所・砂浜編

スノーピークのペンタシールドは、その名からうかがえますが、シールド加工され高い遮光性が人気の理由の1つでもあります。

そのため、紫外線や日差しの強い砂浜も、ペンタシールドの利用シーンの1つになり得るでしょう。

ここで、注意すべきなのは、設営する場所は砂地であるということです。

専用のペグでは砂地では抜けてしまいますので、砂浜専用のペグ(サンドペグ)を必ず用意しましょう。

ブログの例では、砂浜専用のペグを用意しなかったために、設営場所を探すのに苦労し、流木などを重しにして何とかしのぐなどの失敗談が語られています。

砂浜で日差しもきつく、散々な目にあったとありますから、サンドペグは必需品であると言えますね。

加えて、砂浜でペンタシールドを使うのであれば、ポールを2本使った設営がおすすめです。

ポールを2本使うことで風が吹き抜けて涼しく「ぐっすり昼寝までできてとても快適な海水浴だった」と紹介するブログもあります。

今後砂浜で使う予定がありそうな方は、是非お試しください。

タープの下で焚き火はやめた方がいい?スノーピークのタープの盲点

キャンプをするときに、焚き火をする場所を考えたことがあるでしょうか。

もしも、焚き火をする時には、万が一のことを考えて3メートルはテントやタープから距離を取った方が賢明です。

なぜなら、テントやタープや衣類など、ポリエステルやナイロンの製品に火の粉が飛ぶと、穴が開きやすいからです。

焚き火を楽しみたい場合は、まずはテントやタープの材質を確認し、消火用の水を用意してください。

また、煙を受けないように設営場所は風下を選ぶとよいでしょう。

そして、スノーピークのペンタシールドを含め、スノーピークのタープは難燃加工が施されていない製品がほとんどです。

もしも、雨の日やナイトキャンプで焚き火がしたい場合は、難燃加工の施されたタープやテントを使用するか、熱に強いコットン生地のものにしましょう。

なかには、「キャンプ場で宿泊した人の焚き火が、タープに引火して燃えてしまった」と紹介しているブログもあります。

タープに穴を開けるだけでは済まず、全焼してしまうこともあります。

焚き火をする際は充分な注意が必要です。

コンパクトでも使い勝手は抜群!ペンタシールドを上手に活用しよう!

スノーピークのペンタシールドは、そのキャンパーや少人数向けではあるものの、設営が簡単でアレンジ次第で幅の広く使うことのできるタープだとわかりました。

使用場所もキャンプだけにとどまらず、海水浴やレジャーなどのアウトドアシーンで利用できます。

この記事を参考に、スノーピーク・ペンタシールドを上手に使いこなして、快適なアウトドアライフを楽しんでください。

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