【お一人様バーベキューの極意】場所選びから肉の量まで徹底解説

最終更新日:2023/12/30

【お一人様バーベキューの極意】場所選びから肉の量まで徹底解説

「一人バーベキューをしてみたい」という方は意外と多いのではないでしょうか。
友人知人と大勢でワイワイ楽しむのもいいけど、気を使ったりたくさんお肉を食べられなかったり、家で帰ってからどっと疲れてしまう…という経験もあると思います。
ハードルが高そうに感じる一人バーベキューですが、今回はこれから一人バーベキューを挑戦したい方へ向けて、場所選びや必要な道具、肉の量や予算、おすすめコンロなど詳しくご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

一人バーベキューの3つの魅力

バーベキューと聞くと、大人数でワイワイ楽しむイメージがありますが、今密かなブームになっているのが「お一人様バーベキュー」。
大勢でするバーベキューとは違った魅力が一人バーベキューにはあり、一度するとハマってしまう人が多いようです。
一人バーベキューにはどんな魅力があるのでしょうか。

自分のペースで食事を楽しめる

肉や野菜を焼くタイミングは人それぞれ。大人数でバーベキューをすると、周りを気にしすぎて「満足に食べられなかった…」ということも。
一人バーベキューなら周りに気兼ねすることなく、自分のペースでゆっくりのんびり食事を楽しめます。

好きな食材で好きな料理を楽しめる

友人知人とバーベキューをする場合は”予算”がありますので、その予算内で食材を調達します。
食べたいお肉を用意するというよりは、”みんなが食べそうなものを用意する”のがほとんど。
一人バーベキューならそんな気遣いをする必要なく、好きな食材で好きな料理を存分に楽しめます。
レシピを検索して新しい料理にだって挑戦できます。

日にちや時間、場所など段取りにしばられない

仲間同士でバーベキューをするとなると、みんなの予定を聞いて都合が合う日を決め、何時に集合して誰が何を準備するか、場所はどこにするかなど、決めなくてはならないことがたくさんあるので、段取りだけで疲れてしまうことも。
それも一人なら「明日しよう!」と好きなタイミングで気楽にバーベキューを楽しめます。

一人バーベキューを楽しむための場所選び

一人バーベキューをする際に重要な場所選びです。
一番手っ取り早くて簡単なのは自宅の庭やベランダです。
キッチンが近く、七輪やコンロを使って手軽にできますが、集合住宅やマンションでは煙や臭いなどで近隣に迷惑をかけてしまう可能性がありますし、一人暮らしの方ならいつもの食事と代わり映えしないので、せっかくなら自宅以外で楽しんでみてはいかがでしょうか。
そこで、一人バーベキューを楽しめるおすすめの場所をご紹介します。

キャンプ場

一番のおすすめはキャンプ場です。
全国にはソロキャンプ向けのキャンプ場がたくさんあり、テント不要の日帰りで楽しめるデイキャンプ可能なキャンプ場もあります。
ソロキャンプ用サイトやフリーサイトなら料金も安く、周りはソロキャンパーだけなので、人目を気にすることなく落ち着いてバーベキューを楽しめます。

バーベキュー場

公園やキャンプ場に設置されているバーベキュー場もおすすめです。
トイレの心配もなく、食材や炭などの道具全て持ち込みのところから、手ぶらで楽しめるとこまでプランもあるので手軽に楽しめます。
ただ一人でもOKなところもあれば、二名から利用可能なところもあるので予約する際は事前に確認しましょう。

河川敷や海辺

河川敷や海辺も一人バーベキューに向いている場所です。
自然を景色を楽しみながら食べるバーベキューは格別です。
ただし条例でバーベキュー禁止となっている箇所もありますので、必ず指定されている場所を選びましょう。
また、火の取り扱いには十分な注意が必要です。

人が多い場所で一人バーベキューをするのが恥ずかしい場合の対処法

大勢でワイワイ楽しそうにバーベキューをしている隣で、一人バーベキューをするのは寂しい、恥ずかしい…という方もいるのではないでしょうか。
慣れると人目も気にせず楽しめますが、最初はなかなか落ち着かないものです。

そんな時は、

  • 休日を避ける。
  • 最低限の設備だけある穴場。
  • ソロキャンパーが多い施設。

などを重視して場所を選んでみてはいかがでしょうか。

一人バーベキューに必要な道具と選び方

一人バーベキューをする際に心配なのが道具です。
どんな道具が必要なのかで悩みますが、基本的には普段バーベキューをする際に必要な道具を紹介します。

  • グリル(コンロ・七輪など)
  • アウトドアチェア
  • ガスバーナー
  • カトラリー類(箸・紙皿など)
  • 手袋
  • 食材
  • ゴミ袋

ポイントはグリルです。
準備から撤収まで一人で行わなければならないので、設置が簡単で機材が軽く、軽量・コンパクトな持ち運びしやすいものを選ぶようにしましょう。

一人バーベキューの肉の量と予算

一人バーベキューを楽しむのに必要な肉の量ですが、これは個々それぞれ食べる量が違うので一概には言えませんが、ポイントは食べきれない量を準備しないこと。
最初は「ちょっと物足りなかったかな」と思うくらいの量を用意しましょう。
用意した食材を写真に残しておけば、次回どのくらい用意したらいいのかの参考になります。
何グラム用意しなければわからない方は、お肉の量で男性で300g、女性なら200gが目安。
後は他の食材を合わせて量を調整するといいでしょう。

また、一人バーベキューの醍醐味の1つが「値段を気にせず好きなものを選べる」こと。
大人数でバーベキューをする場合は一人当たり2,000〜3,000円が相場ですが、一人バーベキューならちょっと贅沢に、いつもより高いお肉やエビやホタテなどの海鮮を選んでみてはいかがでしょうか。
高級お肉を独り占めできるのは一人バーベキューの醍醐味です。

一人バーベキューだからこそ楽しめるメニューを堪能する

高級なお肉を焼くのもおすすめですが、せっかくならいつもとは違うメニューを試してみては?食材を焼くだけとは違う美味しさを楽しめます。
一見難しそうに見えるレシピも、家である程度下準備を済ませておけば簡単ですし、缶詰を使った簡単で美味しいお手軽レシピも数多くあります。
また、にんにくのホイル焼きなど、普段は匂いが気になる食材だって一人なら思う存分楽しめます。
トッピングなど自分でアレンジするのもおすすめです。

ソロキャンプにも使える一人バーベキューにおすすめのコンロ

一人バーベキューに欠かせないコンロ。ソロキャンプにも使える小ぶりで持ち運びしやすいおすすめのコンロを厳選してご紹介します。

ロゴス ピラミッドグリル・コンパクト

1〜2人の焼き肉に最適なツーリングやソロキャンプ向けのお手軽グリル。重さ1kgと軽量、折りたたみ式なのでコンパクトに収納できます。収納ポーチ付きです。
【総重量】(約)1kg
【組立時サイズ】(約)19×19×15cm
【収納サイズ】(約)24×18.5×3.5cm
【素材】ステンレス、スチール

キャプテンスタッグ バーベキューコンロ V型 卓上グリル

ソロキャンプにも最適なコンパクトグリル。折りたたむとトランクのようなおしゃれな形になるので、収納もすっきり、手軽に持ち運びできます。テーブルの上でも使えます。
【総重量】(約)1.4kg
【組立時サイズ】(約)幅300×奥行220×高さ230mm
【収納サイズ】(約)幅300×奥行240×厚さ70mm
【素材】本体/鉄(焼付塗装)、目皿・ハンドル/ステンレス鋼、脚/アルミニウム合金、バーベキュー網/鉄(クロムめっき)

最後に

慣れるまでは寂しい気持ちになるかもしれませんが、何度も行くうちに「一人バーベキューは最高!快適!」とその魅力にハマる人が多いです。
ただ一人で行うため、

  • SNSでのリアル発信はしないこと。
  • 家族や友人に行き場所を知らせておくこと。
  • 慣れないうちは管理人さんが常駐する場所で行うこと。
  • 応急処置ができるキットを準備すること。

といった防犯対策、リスク対策をしておきましょう。
火の取り扱いと荷物の管理には十分注意し、一人バーベキューをぜひ楽しんでみてください。

こちらも合わせてご覧ください。