キャンプマットは折りたたみが収納抜群!おすすめ商品を徹底紹介

最終更新日:2021/11/25

初めてのキャンプはアイテムをそろえるだけでもそれなりのコストがかかるので、できるだけお得に良いアイテムを手に入れてたいと思うものです。
特にキャンプの睡眠を快適にしてくれるキャンプマットは機能性、使い勝手、そして価格面でいろいろ選ぶことができます。
今回は、キャンプマットの中でも比較的低価格で持ち運びに便利な折りたたみのキャンプマットについて、その魅力や種類、選び方などを細かくご紹介します。

そもそもキャンプマットにはどのような役割がある?

キャンプマットはテントと寝袋の間に敷くアイテムです。
キャンプマットの大きな役割は以下の2点です。

・地面の凸凹を緩和する
・断熱効果により冷えや暑さから体を守る

テント内にはインナーマットと呼ばれるテントの床をカバーするマットがありますが、キャンプマットは眠ることを快適にするマットなので、荷物を最小限に、そしてコンパクトにするためにどちらかを選ぶのであれば、キャンプマットがおすすめです。
もちろん、インナーマットとキャンプマットを併用することでさらにテント内は快適になります。

キャンプマットは、販売しているメーカーや、ショップなどによっては、「アウトドアマット」、もしくは「登山マット」、「シュラフマット」と呼ばれることもあり、インナーマット、キャンプマットを総称して「テントマット」と表記している場合もあります。

キャンプマットの収納・展開には2つのタイプ

キャンプマットの種類は大きく分けると、銀マットやウレタンマットなどの発泡タイプと、空気を入れて使うエアーマットやインフレーターマットがあります。
それぞれ特徴や寝心地が違い、収納や展開の仕方には以下の2つのタイプがあります。

折りたたみタイプ

アコーディオンの様に折りたたむことのできる「折りたたみタイプ」は、コンパクトに、かつ毎回同じ形にたたむことができるので、車で運ぶ時や、家でのすっきりとした収納が可能です。
折りたたんだまま、もしくは収納袋などに入れて持ち運びができます。

ロールタイプ

丸めて収納できるタイプのキャンプマットです。
一般的に、丸めてゴムバンドやヒモ、もしくは収納袋に入れて持ち運びができます。

キャンプマットに折りたたみ式がおすすめの理由

折り畳みタイプのキャンプマットには、銀マットやウレタンマット、折りたたみマットレスなどたくさんの種類があります。

設営・撤収がスムーズ

折りたたみタイプは何と言っても折りたたまれたマットを開く、そして使い終わった後は再び折りたたむだけの作業で使えるので、キャンプマットを使うまでの時間がとてもスムーズです。

すっきりコンパクトに収納できる

キャンプマットの厚さや大きさによりますが、毎回同じ形、大きさで折りたたむことができるので、コンパクト収納が可能で、ソロキャンプにもおすすめです。
また、使わない間はちょっとした椅子としても活躍します。

折りたたみ式マットの素材と特徴

折りたたみができるキャンプマットはいくつかの素材があり、使い勝手、使い心地はさまざまです。

銀マット

キャンプマットの中でも価格が安い銀マットは、ホームセンターやアウトドアショップの他、100均などでも購入できます。

銀マットの素材は、主に発泡ポリエチレンで、この素材によって断熱効果が得られます。
また、表面はアルミシート加工になっていて、これによって体温を反射して保温性が高まります。
銀マットは厚みがあまりないものが多いので、冬のキャンプなどにはあまり向いていません。
さらに、銀マットは折りたたみタイプの他にロールタイプもあります。

ウレタンマット

高い断熱性のあるウレタンマットは、軽量なものもあり、オールシーズン使えます。
ウレタンマットも銀マットと同じ発泡ポリエチレンで作られていていますが、銀マットと比べると厚みがあり、地面の凸凹を緩和してくれます。
また、ウレタンマットも折りたたみタイプの他にロールタイプもあります。

折りたたみキャンプマットの選び方

折りたためるキャンプマットは、以下の4つのポイントを軸に選ぶと快適な寝心地が期待できます。

体・テントに合ったサイズ

折りたたみのキャンプマットは、さまざまなサイズ展開がありますが、選ぶ時のコツは体のサイズに合ったものを選ぶことです。
メーカーによってサイズの基準は異なりますが、長さは180~190cm程で、一般的なシングルサイズで幅が50cm前後、少しワイドなタイプが90cm前後、さらに幅の広いものは120cm前後となります。

また、銀マットは自分の体型に合わせてカットして使うことができます。
体型の他に、寝返りをうちたい方などは、少し大きめの銀マットを、また、テントの広さに合わせる場合はお好みのサイズにカットして使うことも1つの方法です。

厚さ

厚さは、断熱性や地面からの衝撃を緩和できるかどうかを左右するので、寒い時期や、地面の状況が悪いときなどは特に厚みのあるものを選ぶと良いでしょう。

折りたたみタイプのキャンプマットはコンパクトで持ち運びに便利な分、厚手のものがあまりないところが難点ですが、何枚かを重ねて使うことで断熱性などがアップします。
季節や状況に合わせてこのように重ね使いをすると良いでしょう。

こちらの記事でご紹介している折りたたみタイプとは少し異なりますが、主に車中泊用として販売されているマットは厚さが10cm程ある厚手のものがあり、腰痛や快適な睡眠を求める方に人気があります。

断熱性

断熱性がどれほどあるのかを知る基準となる「R値」は特に寒い時期に使うキャンプマットを選ぶ際の大きな目安となり、R値が高いもの程断熱性があります。
シーズンごとのR値の目安は以下の通りです。

  • R値が2~4 春・秋
  • R値が2未満 夏
  • R値が4~6以上 冬

この数値はあくまでもおすすめで、テント内にどのようなインナーシートを使うかによっても断熱性は変わります。

防水

雨天時、またはテント内の結露でテントの中が水に濡れてしまうことを防ぐためにキャンプマットの防水も大切なポイントの1つです。
防水加工、もしくは撥水加工がされているキャンプマットを使うことで寝袋が濡れずに、もしも汚れが付着しても簡単にお手入れができます。

キャンプにおすすめの折りたたみマット

楽天市場やAmazonなどの大手通販サイトで人気のある折りたたみのキャンプマットは、多くの方が選んでいるだけあって機能性や使いやすいものが多く、初めてキャンプマットを購入する際の参考になります。

  • 「キャプテンスタッグ EVAフォームマット」

マットの表面の波型の加工によって保温性とクッション性に優れています。
また、ゴムバンドが付属されているので持ち運びが便利です。

    • 「USER アルミマット 極厚」

厚さが1.5cmと銀マットの中では厚手のタイプです。
両面がアルミシートで出来ているので表裏が関係なく使えます。
サイズは幅60cm、長さ180cmです。

    • 「サーマレスト Zライトソル」

程よいクッション性のある銀マットです。
・Sサイズ
 幅51cm 長さ130cm 厚さ2cm
・Mサイズ
 幅51cm 長さ180cm 厚さ2cm

銀マットをおしゃれに見せるポイント

機能性重視のキャンプマットも良いですが、少しおしゃれに見せる方法があるならば、試して見ませんか?
中でも、銀マットは他の種類のキャンプマットに比べて価格が低いものが多いので、コストパフォーマンスの面ではとても良いと言えます。
しかし、見た目で言うと、必ずしもおしゃれには見えないデザインも多いのも事実です。
そこで、銀マットをおしゃれに見せるちょっとしたポイントをご紹介します。
・ラグやブランケットを使う
おしゃれな雑貨店などで売られているラグやブランケットは銀マットの上に敷くことでテント内をおしゃれにしてくれます。
特にメキシカンラグや、ネイティブアメリカン柄はおしゃれなアウトドア上級者のような雰囲気を出すのにぴったりのデザインでおすすめです。
また、ラグやブランケットを使うことで、薄手の銀マットを使うときの厚みをカバーしてくれます。

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