キャンプファイヤーで楽しむゲームのポイントとおすすめの遊び方

最終更新日:2024/04/23

キャンプファイヤーで楽しむゲームのポイントとおすすめの遊び方

キャンプで行うキャンプファイヤーは日常生活にはない体験で、テンションも雰囲気も盛り上がります。大きなたき火のように、眺めているだけでも十分ですが、せっかくのキャンプファイヤーなのですから、みんなで楽しめるゲームはいかがですか?この記事では、子どもから大人まで楽しめるゲームを厳選して、大人数、または少人数でできるゲームをご紹介します。また、雨の日でも楽しめるレクリエーションもお伝えしますので、キャンプファイヤーを楽しむ時のご参考にしてください。

キャンプファイヤーでゲームを行うポイント

キャンプファイヤーを行うレクリエーションと言えば思い浮かぶのはゲームや踊り、歌などです。ボーイスカウトで行うキャンプファイヤーでは、寸劇や出し物をすることをスタンツと呼び、もともとは妙技や離れ業の意味を持ちます。
今回ご紹介するキャンプファイヤーを囲みながらできるゲームは、保育園や幼稚園へ通う幼児や小学校低学年から中学生、そして大人まで楽しめるゲームをご紹介しますが、ゲームを行う時は以下の3つポイントを意識してみましょう。

ポイント1.人数に合わせたゲームをチョイス

キャンプファイヤーで行うゲームは、人数によって盛り上がり方が変わります。その日の人数によってベストなゲームをチョイスしましょう。

ポイント2.年齢を考える

幼児が行うゲームならできるだけルールは簡単に、そしてシンプルなものを、小学校高学年以上でゲームをするなら、ちょっと複雑で、ルールも細かい方が楽しめます。

ポイント3.盛り上がる工夫

ゲームはその種類ごとにグループで行うものや個人戦になるものがあります。グループを作る時には、その能力や年齢をバランス良く組み合わせるととても盛り上がります。

ポイント4.準備が不要なゲーム

キャンプファイヤーだけではなく、キャンプやアウトドアで行うゲームは、準備や用意するものができるだけ少ないタイプがおすすめです。準備が不十分でゲームができなかったり楽しめなかったりすると、テンションが下がります。

大人数で盛り上がる年代別ゲーム一覧

幼児から大人まで一緒に楽しめるゲーム

じゃんけん列車

じゃんけんでできるゲームはルールと遊び方がとても簡単なので、1番最初に行うゲームとしてとてもおすすめです。じゃんけんで負けた人は、勝った人の後ろについて肩を持ち、最終的に1番長い列を作った人が優勝です。歌を歌いながら行うとさらに盛り上がります。

あんたがたどこさ

手まり歌のイメージの強いあんたがたどこさですが、キャンプファイヤー周辺でボールを扱うと危険なので、アレンジゲームで楽しみましょう。あんたがたどこさの「さ」のタイミングで手拍子をする、または隣の人の肩にタッチするなど、リズムゲームの感覚で行います。レベルアップして歌を早くすると難易度は高まります。スマホの動画であんたがたどこさの歌を再生して、歌の途中で再生スピードを変えてみる方法もおすすめです。

ハンカチ落とし

大人数なら、キャンプファイヤーを囲みながらのハンカチ落としがおすすめです。通常、ハンカチを落とされたことに気づかずに1周回ってきた鬼にタッチされた時は、「お便所」行きですが、夜の短い時間で行う時は、少しルールを変えてみるのはいかがでしょうか。

落ちた落ちた

代表を1人決めて、他の人がジェスチャーで応えるゲームです。歌や手拍子に合わせて「おーちた、おちた」と代表者が声をかけて、応える側が「なーにが落ちた?」と返答したら、代表者は何が落ちたかを言います。その落ちたものに対してジェスチャーを行います。ジェスチャーは、スイカが落ちてきた時に抱えるポーズなど、最初は簡単なものから始め、だんだんと難しくしてみましょう。例えば、クワガタなどの昆虫、うどんなどの食べ物など、落ちてきたら困るものを題材にしても良いでしょう。

小学校低学年から大人まで楽しめるゲーム

マジカルバナナ

テレビ番組の人気コーナーで行われていたゲームで、リズムにのって連想ワードを答えるゲームです。最初に「マジカルバナナ、バナナと言ったら黄色」で始まり、次は「黄色といったら・・・」と次々に連想ワードを出し合います。徐々にリズムを上げていき、最後まで連想できた人の勝利です。連想ワードが出てこなかった、もしくはリズムに乗れなかった場合はアウトです。マジカルバナナのリズムやメロディーはさまざまな動画サイトで確認できますので、ゲームをする前に覚えておきましょう。

犯人は誰だ

司会者を1人決めて、その他の人は目をつぶり、司会者は犯人を決めた人の肩を叩き、ゲームはスタートです。キャンプファイヤーの周りを自由に歩き回り、犯人は目が合った人にウィンクをします。ウィンクをされた人は5秒後に倒れる、またはしゃがみ込みゲームオーバーです。残った人はその様子を見ながら犯人を当てます。もちろん犯人役の人は、目が合った人全員にウィンクをする必要はありません。

山手線ゲーム

古今東西ゲームとも呼ばれるゲームで、お題を決めて、2回手拍子した後にお題に対する答えを答えます。答えが出てこなかったり、タイミングがずれるとアウトです。このゲームはお題を難しくしたり、テンポを早くすると難易度が上がり盛り上がります。同じワードを2回言ってもアウトなので自分、もしくは他の人が回答したワードをしっかりと覚えておきましょう。

少人数におすすめのゲーム一覧

少ない人数でも楽しめるゲーム

おもちゃのチャチャチャ

おもちゃのチャチャチャの歌に合わせ、「おもちゃ」の歌詞でしゃがむ人と「チャチャチャ」の歌詞でしゃがむ人を決めておきます。タイミングがずれたら負けです。歌のテンポを上げて難易度を上げていきましょう。4人以上いるなら、チーム戦でも楽しめます。しゃがむ以外にもジャンプや手を上げるなど違うバリエーションで行う方法もおすすめです。

風船ゲーム

風船を弾ませながら最後まで風船を落とさなかった人の勝利です。風船を弾ませる体のパーツ、例えば頭や肩、ひざなどに決めると難易度が上がります。また、風船を増やしても楽しめます。

ジェスチャーゲーム

とても簡単なゲームですが、ジェスチャーを伝える相手の年齢によっては、理解できない可能性もあるので、ジェスチャーの仕方に工夫が必要です。ジェスチャー用のお題は、クジなどを使うランダム形式、もしくは状況に合わせてお題を考えると良いでしょう。

ソロキャンプでもゲームは楽しめる?

キャンプファイヤーまでの規模ではなくとも、たき火を楽しむソロキャンパーはたくさんいますよね。たき火を独り占めしてゆっくりとするのがソロキャンプの醍醐味ですが、ちょっと暇になった時に、1人でできるゲームはいかがでしょうか。最近ではスマホのアプリでゲームを楽しむ方も多いですが、テーブルを使って1人で遊べるボードゲームや、集中力が必要なバランスゲームなどはいかがでしょうか。

コーヒーロースター 欧州エディション(日本語版)

その名の通り、プレイヤーがコーヒー焙煎士となり、理想のコーヒーを作るボードゲームです。

ロビンソン漂流記

ロビンソン・クルーソーを島から脱出させるゲームです。デッキを構築してロビンソンの能力をアップさせ、最終的にはボスを倒せば勝利です。

ジェンガ ミニ

積み上げた木のパーツを抜き取り、そのパーツをまた積んでいく、バランス感覚と集中力が試されるゲームです。

キャンプファイヤーができない雨の日に行うゲーム

キャンプ場の天候は変わりやすいので、残念ながらキャンプファイヤーを楽しめない時もあると思います。そのような時もテントやタープの中でできるゲームで盛り上がりましょう。

テントやタープの中でできるゲーム

1分間ゲーム

1人がストップウォッチや時計を使い時間の判定をし、他の人はスタートからちょうど1分間後を感覚で当てるゲームです。1分たったと伝える方法は、挙手、または手をたたくなどいろいろですが、ジャストタイムを競うよりも、前後5秒くらいの余裕を持たせると良いでしょう。慣れてきたら1分間以外の時間を設定して無限に楽しめます。時間を測る人がいればできるので2人でのキャンプにもおすすめです。

伝言ゲーム

せまいテントやタープ内で他の人に聞かれないように小さな声で行う伝言ゲームは、難易度が上がります。また、背中に文字を書いて伝言していく方法もおすすめです。

ボードゲーム・カードゲーム

天気に関係なく、ボードゲームやカードゲームは一つ持っていくと便利なアイテムです。トランプやオセロなどはコンビニエンスストアでも購入できますし、ミニサイズのボードゲームなら持ち運びも便利です。テントやタープ内にスペースがあるなら、100円ショップなどのレジャーシートやアルミシートに手書きでツイスターゲームを作る方法もおすすめです。ルーレットも割り箸やなどを代用して作ればすぐに遊べます。

キャンプファイヤーでゲームをする時の注意点

キャンプファイヤーは火を扱うので、必ず大人がしっかりと管理している条件下でゲームを楽しみましょう。キャンプファイヤー中にゲームに夢中になりすぎて火に近づいてしまう、もしくは強風で火の粉が飛ぶこともあるので、特に幼児から小学校低学年のいるキャンプでは注意が必要です。キャンプファイヤーをきっかけに「火の危険性」について話してみるのはいかがでしょうか?
また、万が一の事故に備えて救急用のアイテムをそろえておくと便利です。

キャンプにおすすめの救急アイテム

  • 消毒薬
  • 絆創膏
  • 虫刺されの薬
  • 常備薬
  • 湿布
  • 氷のう
  • ガーゼ

この他にも、突然の発熱に便利な冷却シートや、ちょっとした擦り傷に使えるワセリン、トゲ抜き用のピンセットなどを準備しておくと万能な対応ができます。

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