キャンプファイヤーの出し物といえば?!【小5~6年生向け】

最終更新日:2019/01/15

小5~6年生の行事には、林間学校や臨海学校などがありますよね。

これらの行事で、夜のメインイベントといえば、キャンプファイヤー。

星空の下で、赤々と燃える炎を囲む時間は、子どもたちにとっても忘れられない思い出になることでしょう。

この記事では、小5~6年生にできて、且つ盛り上がること間違いなしの、キャンプファイヤーでの出し物をご紹介していきます。

出し物に悩んでいる先生たちも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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出し物をする前に!キャンプファイヤーの目的をチェック!

キャンプファイヤーをするとなったら、子どもたちだけでなく大人も、ワクワクドキドキが止まりませんよね。

しかし、その前に一度落ち着き、「キャンプファイヤーは何を目的としているか」を、確認しておきましょう。

特に、小5以上の子どもたちには、キャンプファイヤーにも、ちゃんとした目的があるということを知っておいてほしいです。

それがわかっていないと、学びの機会が、ただの遊びのイベントで終わってしまいます。

そのようなことにならないためにも、改めてキャンプファイヤーの目的をチェックしておきましょう。

キャンプファイヤーをする目的は、簡単に言えば「親睦を深めること」にあります。

参加した人全員が友情や助け合う気持ちを理解し、親睦を深めるために行うのです。

ですから、キャンプファイヤーで大切なキーワードは「友情、親睦=絆」となります。

ただ、出し物をして楽しむのではなく、友だちとの「絆」をより深められるキャンプファイヤーにしましょう。

定番の出し物といえば合唱!みんなで歌って盛り上がろう!

それでは、ここからキャンプファイヤーでの出し物をご紹介していきます。

まずご紹介するのは「歌」です。

キャンプファイヤーに火をともし、みんなで合唱することで、最初はドキドキしていても緊張の糸がほぐれていきます。

キャンプファイヤーの定番の歌は、「燃えろよ燃えろ」や「遠き山に日は落ちて」です。

幼稚園・保育園から歌われている童謡なので、小5~6年生の子どもたちの中には、知っている子もいるのではないでしょうか。

自分が知っている歌だと、テンションも上がってきますよね。

この2曲は、キャンプファイヤーにはもってこいの歌なので、ぜひ歌ってみてください。

さらに、盛り上がる歌には、「大きなうた」という曲があります。

なぜ盛り上がるかというと、この曲は、2つのグループに分かれて、交互に同じ歌詞を歌いあう「輪唱」をする歌だからです。

こだまのように歌う形式なので、チームでも1つになることはもちろん、さらにそこにいる全員が1つになります。

ぜひキャンプファイヤーのはじめに、みんなで合唱をして、親睦を深めてみてはいかがでしょうか。

小5だからこそ盛り上がる出し物!フォークダンス!

次にご紹介する、キャンプファイヤーでの出し物は、「フォークダンス」です。

小5~6年生ですと、子供によっては徐々に思春期が始まってきている時期ですよね。

気恥ずかしさだったりで、男子と女子がどうしても分かれてしまいがちです。

しかし、そのような場合でもフォークダンスを取り入れれば、男女の一体感が生まれること間違いなしです。

ここでは、2つのフォークダンスをご紹介していきます。

1つ目は「オクラホマミキサー」です。

これは、男女でそれぞれキャンプファイヤーの周りに円を作り、横に並んだ男女同士がカップルになり、手をつないで踊るダンスです。

ずっと同じカップルではなく、パートナーが次々と変わるので、親睦を深めるのにぴったりです。

しかも、曲も陽気な音楽なので、パートナーを次々交代していくうちに、気分も楽しくなっていきますよ。

2つ目は「マイムマイム」で、盛り上げたい場合に特にオススメです。

これは、キャンプファイヤーの周囲を1つの円になって踊ります。

大きな声で「マイムマイム」を歌いながら、炎に近づいたり離れたりする、とっても面白いダンスです。

手をつなぐのが恥ずかしい年頃の子どもたちも、みんなで大きな声で歌いながら炎に近づいたりしていくうちに、溶け込んでいきます。

音楽も明るくテンポが速いので、次第に手をつないでいたことも気にしなくなるくらい、みんなで盛り上がって楽しんでいることでしょう。

男女の仲や、周囲の仲を1つしたい時には、特にオススメの出し物です。

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小5からできるキャンプファイヤーのゲーム①

それではここからは、小5~6年生の子どもたちにオススメな、キャンプファイヤーを囲んで行うゲームをご紹介していきます。

この項では、少し頭を使うゲームを2つご紹介します。

・「八百屋さんゲーム」

まずは、みんなでキャンプファイヤーの周りに輪を作り、「八百屋のお店に並んだ品物見てごらん」と歌います。

1人目が、八百屋さんにおいてある野菜や果物を言います。

例えば、「もやし」と言ったら、次の人の番になります。

次の人もまた、同じように歌を歌い、前の番までに出てきた野菜を順番に言ってから、最後に野菜や果物の名前を付け加えます。

前の番が「もやし」と言ったので、例えば「もやし、なす」のように言います。

これを順番に繰り返していき、どんどん野菜を増やしていきます。

自分の番で、前の人たちが言った野菜を全て言えなかったら、そこでゲームオーバーとなります。

・「古今東西」

これは、別名「山手線ゲーム」ともいい、お題をみんなで決めてそのお題に沿った言葉を言う、鉄板の言葉遊びゲームですね。

例えば、「山手線の駅名を言う」、「都道府県を言う」、「赤いものを言う」などのお題を、最初に決めます。

お題が決まれば、順番にお題に添った言葉を言っていきましょう。

前の番までに出てきた言葉と同じ言葉を言ったらゲームオーバーです。

同じ言葉を言ってはいけないゲームなので、前に答えた人たちが何を言ったかを覚えなければならず、結構頭を使いますよ。

どちらのゲームも、やり方はとても簡単で、全員が参加できて、すぐに楽しめる出し物です。

小5~6年生になると、低学年生と比べても、脳が発達して言葉のバリエーションも増えてきているので、頭を使ったゲームはオススメです。

そして、罰ゲームに何を用意するかでもムードがとても変わるので、工夫してみてください。

小5からできるキャンプファイヤーのゲーム②

先ほどは、キャンプファイヤーを囲んで行う出し物として、頭を使ったゲームをご紹介しました。

反対にここでは、頭ではなく、体を使ったゲームをご紹介します。

・「輪っかくぐり」

事前に、体が通るくらいの大きさの「輪っかにしたヒモ」を、グループ分用意しておきます。

6人くらいのグループを作り、手をつないだ状態で、体に通したヒモを隣の人に渡していきます。

ゲームスタートの合図をしてから、1番早く全員がヒモをくぐり、ヒモが1周して戻ってきたチームの勝ちです。

「輪っかにしたヒモ」は、新聞紙をくりぬいた物でも可能です。

新聞紙の場合は、新聞紙で輪っかを作るところから競うようにしても、かなり盛り上がりますよ。

・「犯人は誰だ!」

これは、ルールが少し難しいので、小5~6年生の高学年向けのゲームです。

犯人役になった人は、これから他の人に見つからずに誰かにウィンクをします。

ウィンクされた人は5秒後に手を上げて「やられたー」といって座ります。

これをどんどん続けて、犯人はどんどんウィンクで他の人を倒していきます。

犯人じゃない人は、誰が犯人か分かったら「犯人は○○さんだ!」と叫び、当たっていたら犯人の負けで終わりです。

犯人を替えて、また次のゲームを開始させましょう。

周囲には、キャンプファイヤーの炎しか明かりがなく、誰が犯人かなかなか分かりにくいので、スリルもあってとても盛り上がります。

また、男女混合で行うと、ウィンクが可愛く見えたりして、恋が芽生えるなんてこともあるかもしれません。

本来の楽しいゲームとは違った意味でも、さらに盛り上がること間違いなしのキャンプファイヤーの出し物です。

事前準備の徹底!キャンプファイヤーを安全に楽しもう!

先ほどまで、キャンプファイヤーの出し物についてご紹介してきました。

キャンプファイヤーは普段なかなか行えないものなので、やるからには、子どもたちにも思いきり楽しませてあげたいですよね。

しかし、いくら小5~6年生の高学年で、物心がついているとはいっても、まだ子どもです。

日常では味わえないイベントの最中は、子どもたちもかなり興奮し、周囲が見えなくなってしまうことも多々あります。

大切な子供たちを守るためにも、キャンプファイヤーの事前準備を、徹底して行いましょう。

事前準備で重要なことが、2点あります。

①キャンプファイヤーの準備は、昼から取り掛かること

「キャンプファイヤーは夜に行うから、行う直前に準備すればいい」と思っていませんか。

夜は手元が見えず、近くに落ち葉や火気厳禁の物が落ちていても見落としてしまいやすいです。

また、出し物を行う際に、何か危険なものが落ちていると、子どもたちがケガをしてしまう恐れもあります。

必ず、明るい時間のうちに、キャンプファイヤーの準備をするようにしてください。

運営側として用意しておきたいアイテムとしては、ヘッドライトやハンドライトです。何かあった際、両手を空けられるので、ヘッドライトがベターです。


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②出し物のシミュレーションもしておくこと

行う予定の出し物を、事前に先生や大人たちが、キャンプファイヤーをする場所で、シミュレーションしておくといいですよ。

実際に行ってみないと、「どこに注意しないと危ないか」などの危険がわかりません。

あらかじめ危険な点を知っておけば、事前に対策もできるので、子どもたちも安全に楽しむことができます。

事前準備で安全対策を整え、思い出に残るキャンプファイヤーにしましょう。

キャンプファイヤーで絆を深めよう!

キャンプファイヤーの出し物についてご紹介してきましたが、参考になりましたか?

はじめにお話したように、キャンプファイヤーの目的は、絆を深めることです。

みんなの絆が深まる出し物をできるよう、大人の方々も子どもたちと一丸となって、キャンプファイヤーを盛り上げましょう。

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