キャンプで一番楽しい時間は食事という方も多いかもしれません。おいしい食事を作るために、キッチン用品がどんどん増えていって収納に困っていませんか?
この記事では、準備や後片付けも楽になる、キャンプでのキッチンツールの収納方法や、おすすめアイテムなどについてご紹介します。キッチン周りをコンパクトに整理整頓したい方も、ぜひお読みください。
キャンプで使うキッチン用品の収納アイテムの選び方
キャンプで、ごちゃつきがちなキッチン周り。
キャンプに行く回数が増えるにつれ、キャンプギアは増えていくものですよね。
時間を大切にしたキャンプシーンで、どこに何があるかわからないと、スムーズに調理ができなくてストレスがたまるものです。
そのような時、収納アイテムがあると必要な調理器具を必要な時にサッと取り出すことができますよ。
そればかりでなく、キャンプの準備や撤収も楽になります。
キャンプで使うキッチン用品を効率良く収納するには、いろいろな収納ツールからご自分の使い方に合ったものを検討してみましょう。
キッチンの快適性を上げる、キャンプで使いたい収納アイテムの選び方についてご説明します。
タイプで分ける
収納アイテムは、ハードタイプとソフトタイプに分けられます。
ハードタイプは丈夫で衝撃に強いので、中の調理器具を守りながら移動することができます。
また、水濡れなどに強く、汚れてもサッと拭くだけできれいになります。
スタッキングができるものもありますが、収納には場所を取るでしょう。
ソフトタイプは柔らかいので使わない時はコンパクトに収納でき、持ち運ぶ際もかさばりません。
軽量で手軽に使えますが、水濡れや衝撃に弱いものが多いでしょう。
フタがあるか
アウトドアシーンではキッチンツールや食器など、清潔にしていたいものにも砂やホコリなどが付きやすいもの。
焚き火などをすると、煤や火の粉が舞うこともありますよね。
そのような時にフタ付きの収納アイテムがあると、砂やホコリ、煤などから中身を守ることができます。
折りたためるか
ハードタイプのボックスやプラスチックコンテナなどの中には、折りたためるものがあります。
使わない時は平らに形に折りたたむことができるので、保管スペースを取りません。
段積みしても潰れない耐久性もあるので、アウトドアでは便利に使えるでしょう。
取っ手が付いているか
取っ手が付いていると、持ち運ぶ時に便利ですよ。
折りたたみ式コンテナなどの中には、取っ手付きのカゴ型のものもあります。
移動を楽に行いたい方におすすめです。
キャンプのキッチン用品を効率良く収納するコツ
キッチン用品は細かいものが多いですが、コツをつかめば調理器具が埋もれることなくスッキリ収納できますよ。
隙間なく詰める
丸形ではなく、なるべく四角形になるよう意識して収納すると、隙間なく詰めることができます。
空間を無駄なく使え、上から見ても見やすいのでどこに何があるかわからない、ということもなくなるでしょう。
自立式の収納アイテムがおすすめ
手っ取り早く大きめの布バッグなどにキッチン用品を入れてしまいがちですが、それですと物が埋もれてしまい、せっかくの道具も使いたい時にすぐに取り出すことができません。
それを防ぐには、自立するタイプの収納アイテムがおすすめですよ。
ハードタイプの収納ボックスや、コンテナを活用すると良いでしょう。
ジャンルごとに分ける
自立式の収納アイテムを用意したら、箱ごとにジャンル別に収納しましょう。
キャンプに必要なキッチングッズは、以下のようにこまごましたものがたくさんあります。
調理器具の箱、調味料など食材系の箱、食器の箱など、ジャンルごとに分けて収納すると準備も片付けもスムーズです。
調理をした後や食後は食器やキッチンツールを洗いますので、洗剤とスポンジなどの洗剤セットも作っておくと良いでしょう。
- 包丁・ナイフ・キッチンバサミ
- まな板・カッティングボード
- フライパン
- 鍋
- メスティン
- シェラカップ
- スキレット
- ダッチオーブン
- ホットサンドメーカー
- 耐熱グローブ
- トング
- ヘラ
- お玉
- 菜箸
- 鉄板
- コンロ・シングルバーナー
- ガス缶
- 食器
- カトラリー
- キッチンペーパー
- アルミホイル
- ジッパー付き保存袋
- 調味料
- ふきん
- エプロン
- 洗剤セット
キャンプのキッチン用品の収納におすすめのアイテム
キッチン用品をキャンプで快適に収納できる、おすすめアイテムを種類別にご紹介します。
収納ボックス
収納ボックスは、さまざまなメーカーが販売しています。
有名アウトドアメーカーはもちろん、ホームセンタのニトリやナフコを始め、無印良品や3コインズなどでも扱っています。
ナフコには移動に便利なコロ(キャスター)付きの深型収納ボックスがあり、ほかに木製の天板があるタイプもありますので、楽に運搬したい方や収納ボックスを作業台としても使いたい方におすすめです。
3コインズには300円台のリーズナブルな価格で、フタ付きクリアワイドボックスや吊り下げられる収納ボックスなどがあります。
無印良品では、軽量で頑丈な「ポリプロピレン頑丈ボックス」が椅子としても使えると人気です。おしゃれなホワイトなのでインテリアとしても馴染みますよ。ステッカーなどを貼ってカスタムを楽しむ方も多いようです。
オリジナル家具などで人気のunico(ウニコ)でも、おしゃれなバスケット型の収納ボックスを販売しています。
コンテナ
頑丈で衝撃に強いおすすめのコンテナをご紹介します。
- キャプテンスタッグ 折りたたみコンテナ
赤い持ち手がかわいい、ワンタッチで組み立てることができるコンテナです。 - ロゴス スタックキャリーコンテナ
移動に便利な持ち手付きの、オールブラックの折りたたみコンテナです。 - スノーピーク ファニチャーシェルフコンテナ
竹製のハンドル付きのコンテナです。シェルフの状態に変形でき、積み重ねて収納棚として使用できます。
木製キッチンラック
キッチンラックは使い方の汎用性が高く、アウトドアでも人気のアイテムです。
- ニトリ 木製折りたたみラック
アカシア素材のナチュラルな雰囲気がおしゃれなラックで、2〜4段とタイプを選ぶことができます。 - コーナン オリジナルコーナンラック
折りたたみ式のウッドラックで3段と4段、幅46cmmと60cmの2パターンがあります。 - 不二貿易 折りたたみラック
900gと軽量の白木の木製ラックで、室内で使用してもインテリアと馴染みます。
キャリーワゴン
キャリーワゴンは車輪が付いているので、たくさんの荷物を一度に運ぶことができます。
キャンプなどアウトドアで荷物の運搬に活躍する、キャリーワゴンのおすすめをご紹介します。
- コールマン アウトドアワゴン
大型タイヤでたくさんの荷物を楽に運ぶことができます。ストッパーが付いているので固定も可能です。 - DODキャリーワゴン
生地を取り外してメンテナンスができる、ノーパンクラバータイヤを使用したワゴンです。 - WAQ キャリーワゴン
ワンタッチ収束式のワゴンで、業界最大級レベルの大型タイヤを使用しています。
収納袋
- ユニフレーム ギアバッグ
丈夫な6号帆布を使ったギアバッグです。キャンプギアはもちろん、薪なども入れることもできます。 - コールマン ポップアップボックス
円筒形のフォルムが印象的な持ち手付き収納袋です。テーブルの脚などに固定できるベルクトテープが付いています。 - ソト ミニマルバッグ
CB缶などを収納できるミニマルバッグです。ショルダーベルトが付いているので肩に掛けて使えます。ソロキャンプの食事に使う最低限のギアを収納するのに便利です。
キャンプのキッチン用品をスッキリ収納できるアイデア
キャンプなどのアウトドアのキッチン周りは、コンパクトにまとめたいものですよね。
そのような時に参考になるのは、1人暮らしの方などの1Kのミニキッチンの収納アイデア。
「1K ミニキッチン 収納」などで検索すると、100均のワイヤーラックや突っ張り棒などを活用して、狭いキッチンを素敵に使い勝手良くプチリノベーションしている例をたくさん探すことができます。
キャンプシーンでは、大きめの収納ボックスやコンテナの中に突っ張り棒を渡してキッチンツールを引っ掛けたり、ワイヤーラックを立てかけてS字フックをかけて調理器具を吊るすこともできそうですね。
キャンプで活躍するキッチンツールの収納ケースを100均で手作りする方法
セリアやダイソー、キャンドゥなど100均にあるグッズを使って、キッチンツールを収納するキャンプ用のロールケースを手作りしてみましょう。
ロール状にすることができるので最小限のスペースでキッチンツールを収納できる上、持ち運ぶ時も調理器具同士がぶつからないので傷が付く心配もありません。
用意するものは、トングなどのキッチンツールが入るくらいの大きめのウォールポケットとフック、そして紐だけ。
作り方は、ウォールポケットの裏側の左右に、くるくる丸めて結べるくらいの長さの紐を縫い付けて完了です。
フックを付けて、ハンギングラックやキッチンスタンドなどにかけて使用します。