キャンプ用キッチンツール大特集!おすすめ5選【調理器具セット】

最終更新日:2022/01/01

家庭ではいろいろお気に入りのものが揃っているキッチンツールですが、荷物をコンパクトにしたいキャンプでは、どのような調理器具を持って行けば良いのでしょうか。
この記事では、キャンプ用キッチンツールの選び方や人気のキッチンツールセット、あると便利なキッチンツール収納ボックスなどをご紹介します。
収納ケースを100均アイテムで自作する方法もご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

キャンプに持って行くキッチンツールの選び方

キッチンツールとは、包丁やまな板、ナイフやフォーク、スプーンやフライ返しなどの調理器具のことです。ヘラやスプーン、菜箸などのキッチングッズがセットになっているセットツールもあります。
家庭ではいろいろ揃っている便利なキッチン用品ですが、なるべく荷物をコンパクトにしたいキャンプシーンでは、その中から用途に合わせたものを選ぶことが必要です。
キャンプでのキッチン道具は、作りたい料理などに合わせて、持ち運びしやすいものを揃えると良いでしょう。

以下に、キャンプ用キッチンツールの選び方をご紹介します。

作りたいキャンプ料理に合わせて選ぶ

キャンプ用キッチンツールは、キャンプで作りたい料理に合わせて選びましょう。キッチングッズをあれこれ持って行ったものの、使わないものがたくさんあっては邪魔になってしまいます。
キャンプには、用途に合わせたものを最低限度で持っていくことがおすすめです。
例えばバーベキューなら、以下のようなキッチンツールを揃えると良いでしょう。

【バーベキューの場合】

  • トング

食材をつかんだりひっくり返す時に便利。焼きそばやパスタをつかんだりサラダの取り分けにも使用できます。焼く用に長いもの、取り分ける用に短いものをそれぞれ用意しておくと、火傷の心配がないでしょう。

  • バーベキュー専用フォーク

肉や野菜を刺したり、炙り焼きなどにも使用できて便利です。

  • ハケ

肉や野菜、焼きおにぎりなどに、こぼさずにタレをぬることができます。

  • キッチンバサミ

大きな食材を切ったりする時に便利です。網の上などでも食材を切ることができるので重宝します。

<後片付けツールも用意>

  • アウトドア用の網・鉄板用ブラシ
  • ヘラ

鉄板や焼き網を使用する料理の場合は、使用後に焦げや汚れを落とす必要がありますよね。
そのような時はアウトドア専用のブラシやヘラがあると、一般的なタワシやスポンジよりも簡単にきれいに焦げや汚れを落とすことができます。

素材で選ぶ

キッチンツールには、金属や木製など、さまざまな素材がありそれぞれ重量や使用感などが異なります。以下に、素材ごとの特徴を解説します。

金属製

チタンやステンレスなどの金属製のものは、丈夫で手入れがしやすく耐久性に優れていることが特徴です。

  • チタン

軽量なのに強度も強く、耐食性にも優れているチタンは、ステンレスよりも軽いので荷物の重量を減らしたい方にもおすすめです。価格は高めな傾向があります。

  • ステンレス

錆や傷に強く丈夫な素材で耐久性に優れています。熱にも強いのでトングやヘラなどにもよく使われている素材です。幅広い価格のものがあるので予算によって選ぶことができます。

  • アルミ

大変軽い素材ですが、へこみやすく強度が低いので厚めに作られたものがおすすめです。熱伝導率が高く、温度が素早く伝わります。価格はリーズナブルなものが多いです。

天然素材

木や丈などの天然素材のキッチンツールは、アウトドアの雰囲気に溶け込むナチュラルな風合いと、軽い使い心地が特徴です。断熱効果にも優れ、おしゃれなデザインのものが多いです。使用後はしっかり乾かして保管する必要があります。

シリコン製

シリコンゴムを使用しているため、適度な柔軟性と弾力があるのが特徴です。食器にもソフトに触れるので、ソースや食材を最後まですくい取ることができます。

ナイロン製

シリコン製よりも少し硬めの素材ですが、食器を傷つけることはありません。継ぎ目のない一体型のデザインが多く、洗いやすいので衛生的です。汁気が切りやすく、油汚れも落としやすいメリットがあります。

持ち運びに便利なもの・収納ケースつきがおすすめ

携帯性を重視したい方は、ケースつきで収納しやすいキッチンツールがおすすめです。ケースにキッチンツールを入れることができるので、荷物のパッキングなども簡単で手軽に持ち運ぶことができるでしょう。多くのキッチンツール専用ケースには、持ち手がついていますので運搬も簡単です。

耐久性のあるもの

何度もキャンプに行く方なら、耐久性のあるものを揃えると良いでしょう。
移動が多いアウトドアでは、破損や変質しにくいものがおすすめです。耐久性のあるものは長く使用できますので、買い替えたり買い足す必要がなく、経済的に使用できるでしょう。

キャンプで活躍するおすすめのキッチンツールセット

多くのアウトドアブランドがキッチンツールを販売しています。使用感を重視して気に入ったキッチンツールをバラバラに用意しても良いですが、ブランドを統一すると、視覚的にもまとまりがあって使用する時も楽しいものです。
キッチンツールは何から揃えたら良いか迷っている方は、用途によって内容を確認し、好きなブランドのセットを購入するのも良いかもしれません。

以下に、人気のアウトドアメーカーなどのおすすめのキッチンツールセットをご紹介します。

ハイランダー:クッカーセット キャンプクッカー

ハイランダーのキッチンツールセットでは、「クッカーセット キャンプクッカー」が内容が充実していておすすめです。
持ち手のついた持ち運びしやすい専用ケースは、収納時もコンパクトになり重量も956gと軽量ながら、中には7種類もの調理器具が入っています。
ハンドル部分は付け替え構造となっており、それぞれ先端部を付け替えて使用することができるので、かさばりがちな調理器具もスッキリとまとまっている使い勝手の良いアイテムです。
【内容】 包丁・フライ返し・おたま・コルク抜き・パン切り・魚切包丁・フォーク
【収納ケース】31cm×22cm×4.5cm

コールマン:クッキングツールセット

コールマンでは、大手アウトドア通販サイトのランキング上位にも入っている「クッキングツールセット」が使いやすさと収納性の良さでおすすめです。
おしゃれなデザインの持ち手のついた収納ケースは、付属の内容以外にもキッチンツールを入れる余裕があります。収納ケースに余裕があるので、他にもいろいろキッチンツールを持っていきたい方にも良いでしょう。
【内容】ターナー・レードル(おたま)・トング・菜箸
【収納ケース】約12×32×高さ12cm

ニトリ

アウトドア専用メーカーではないですが、ニトリでもキッチンツールセットを販売しています。内容は、おたま、ターナー、菜箸の3点です。
色はシックな黒で、素材は180度まで耐熱可能なナイロンです。付属の収納ケースはありません。

あると便利!キッチンツール収納ケースのメリット

キッチンツールを収納できるケースを用意することは、以下のようなメリットがあります。

  • ツールを自立させてスタンドとして使用できるものがある
  • ボックス式などになっていて仕切りがあるケースだと、いちいちキッチンツールを探さなくて済む
  • 収納ケースがあることでツールの定位置がわかり、入れ忘れなどを防げる
  • ケースがあると後片付けがしやすい
  • 荷物の運搬時など、キッチンツールが汚れから守られる
  • 持ち運びも便利で収納も簡単

このように多くのメリットのある収納ボックスは、アウトドア専用ショップではもちろん、手軽にいろいろなものを揃えることができる無印でも用意することができます。

ユニフレーム:キッチンツールBOX

ユニフレームでは、大手通販サイトでも高評価を得ている「キッチンツールBOX」がしっかりした造りで人気があります。散らばりがちなキッチンツールをすっきりと収納することができるでしょう。
【重量】約510g
【サイズ】約400×150×160(高さ)mm
【材質】ポリエステル・PVC(底面)

無印

無印では専用のキッチンツールボックスではありませんが、代用になるアイテムがたくさんあります。その一つが、「EVAスパポーチ」です。
EVAスパポーチは、水気をふきとりやすい EVA素材を使用しており、側面と底面は水切れの良いメッシュ仕様。多少拭き残しのあるキッチンツールを入れても乾燥しやすい構造です。
バッグのように持てる大きめの取っ手がついているので、持ち運びにも苦労しません。中には取り外し可能な小さなポーチもついているので、調味料やちょっとした小物を入れることもでき、便利に使えます。
【サイズ L】約15.5×29×9cm

キャンプ用キッチンツールケースを100均で自作する方法

100均にあるグッズを使って、キャンプ用に嬉しい工夫がされたキッチンツールケースを自作してみましょう。
準備するもの

  • ワイヤーネット:6枚
  • 結束バンド:20本くらい
  • ダブルクリップ:2、3個
  • ワイヤーネット専用フック:5〜10個
  • フック付きメッシュカゴ:1点

作り方

  1. ワイヤーネットを結束バンドで固定し、箱型を作る
  2. 天板部分の蓋になるワイヤーネットには1辺だけ固定し、開閉できるようにする
  3. 蓋の裏側から、ワイヤーネット専用フックを好みの位置につける
  4. 蓋の裏側の下方にフック付きメッシュカゴをつける
  5. 蓋部分にダブルクリップをつけてロックできるようにする

蓋を開けて調理中も、おたまやヘラ、トングなどをフックにかけて使用することができます。
蓋の下方にメッシュカゴを取り付けると、引っ掛けることができない菜箸などを入れることができ便利です。

まとめ

キャンプ用キッチンツールは、料理に合わせツールの素材を考慮して、持ち運びしやすいものを選ぶことがおすすめです。
キッチンツールセットは基本的なものが入っていますが、各メーカーによって違う場合があるので内容を確認することも大切です。

  • 料理、素材、携帯性・収納性で選ぶ
  • 収納ケースを利用して便利に使う

キッチンツールや収納ボックスは、アウトドアメーカーでなくても取り扱いがあったり代用できるので、リーズナブルに用意したい方は検討してみても良いでしょう。
これらの情報が少しでもお役に立てば幸いです。

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