コアな燃料系ストーブ!オプティマス8rの使い方とは?

最終更新日:2019/01/15

OPTIMUS(オプティマス)は、アウトドアの調理器具などを扱うスウェーデンのブランドです。

世界中の登山隊や、極地観測隊などから愛用され、プロフェッショナルから信頼されています。

今回は、そんなオプティマスのガソリンストーブ「8r」の使い方をみていきましょう。

「弁当箱」の愛称で親しまれているオプティマスの8r

1889年、オプティマスはキッチンウェアのメーカーとしてスタートした、スウェーデンのアウトドアブランドです。

オプティマスはストーブの性能に定評があります。

気温が低い地域や厳しい自然環境に耐えるストーブは、登山隊や極地観測隊などプロたちからも厚い信頼を寄せられています。

オプティマスの8rは、ホワイトガソリンを燃料にする、アウトドア用のガソリンストーブです。

8rはその独特なフォルムから、ユーザーの間では「弁当箱」の愛称で親しまれています。

8rは、惜しまれながらも2005年に製造が中止になってしまい、8rの原型モデルからの60年の歴史に幕を閉じました。

そのため、現在では中古品を探さなければ手に入れることが出来ない、レアなアイテムとなっています。

そんなレアアイテム「8r」の使い方などをみていきましょう。

オプティマス8rは全てをコンパクトに収納出来る

オプティマスの8rの特徴は、何と言ってもその独特な形でしょう。

まさに「お弁当箱」のような四角い箱をしています。

13センチ×13センチ×8センチの四角い箱の中にストーブの本体が収納されています。

ガソリンストーブとしては、とてもコンパクトなタイプです。

重さも約600グラムほどしかありません。

8rは必要なものが、全て外側の箱の中に納まる設計になっています。

バーナーヘッド、五徳、燃料タンクといった、ストーブの本体自体が収まってしまうのはもちろんです。

また、ライター、ミニポンプ、火力調節レバーなども全てひとつに収納出来るので、持ち運びに便利です。

さらに、軍手やプレヒート用のアルコールなどを一緒に収納しておくという使い方をしている人もいるようです。

そうすることで、中の物が動かず、安定してストーブを運ぶことが出来ます。

オプティマス8rの使い方①注油とプレヒート

ここからは、オプティマスの8rの具体的な使い方についてみていきます。

プレヒートをしなくても使えるという方もいますが、公式的な説明書にはプレヒートの指示がありますので、そちらに沿って手順を追っていきましょう。

①注油キャップを外して、ホワイトガソリンを燃料タンクの3分の2くらいまで入れます。

燃料を入れすぎますと、燃料タンク内の空気圧が弱くなり、十分な火力が出ませんので注意してください。

スクリーン付き漏斗を使うと、ゴミが入らずに給油することが出来ます。

②火力調節キーを右に回し、バルブが閉じていることを確認します。

③予熱剤などを予熱皿の上に乗せ、直接着火させてプレヒートを行います。

予熱剤にガソリンを使う場合は、火の勢いがかなりありますので、予熱皿には数滴たらす程度にしておきましょう。

また、プレヒートの際に火力調節キーがしっかりと閉じられていることを確認しましょう。

そうでないと、ホワイトガソリンが漏れてとても危険です。

オプティマス8rの使い方②点火

プレヒートを終えたら、いよいよ8rに点火していきます。

①プレヒートの火が消えるころを見計らって、火力調節キーを左に回します。

火力調節キーを回すと、ホワイトガソリンがガス状になって出てきます。

②マッチなどでバーナー部分に着火します。

このとき、ニップルからホワイトガソリンが液体のまま漏れている場合は、プレヒートが足りていません。

火力調節キーを閉めてから、もう一度プレヒートを行いましょう。

③火力調節を行います。

火力調節キーを左に回したときに、火力が最大になる位置が全開の位置です。

それ以上左に回してしまうと、火力は弱くなっていってしまいます。

④火力調節が終わったら、火力調節キーをスピンドルから外します。

火がついている間は、火力調節キーを外しておいてください。

付けたままにしておくと、火力調節キーが熱くなってしまい大変危険です。

以上がオプティマス8rの使い方です。

消火する際は、火力調節キーを右に回します。

バーナーが完全に冷えた後、注油キャップを閉めて燃料タンク内の圧力を下げておきましょう。

8rを長く愛用するための正しい使い方

オプティマスの8rの、点火までの使い方をみてきました。

ここからは、8rを使ううえでのメンテナンスなどのポイントをみていきます。

正しい使い方を守って、8rをより長く使い続けられるようにしていきましょう。

・セルフクリーニングニードルでニップルを掃除する

オプティマスのガソリンストーブには、全てセルフクリーニングニードルが内蔵されています。

ストーブを使用する前・後に火力調節キーを左に目いっぱい回します。

そのときに、ニップルからクリーニングニードルが出ていることを確認しましょう。

・長時間使わないときは、ホワイトガソリンを抜いておく

長時間8rを使わない場合は、燃料タンク内のホワイトガソリンを抜いておくようにしましょう。

ホワイトガソリンを入れたままにしてしまうと、タンク内に水分が発生してしまい、タンクが腐食する原因になりかねません。

・ポンピングすることも出来る

オプティマスのガソリンストーブは自動加圧式となっていますが、別売りの「オプティマスミニポンプ」を使って加圧することも出来ます。

特に、気温の低いところで8rを使うときの火力アップに効果的です。

また、ポンプを使うことでプレヒートを行うことも出来ます。

数回ポンピングしたあとに、火力調節キーを開くことでホワイトガソリン出てきますので、そこに着火しましょう。

ただし、ガソリンは火の勢いがありますので、着火の際は注意が必要です。

オプティマス8rの進化系「99」

オプティマスの8rの使い方についてみてきました。

8rの最大の特徴である外側のケースですが、取り外しが出来ないので、他の用途で使うことが出来ません。

ふたが取り外せれば、なべや風よけとして使えるのに、なんだかもったいないなと感じた方もいるのではないでしょうか。

そんなもったいないを無くしたのが、オプティマスの「99」です。

99は、外側のケースがアルミ製になっています。

さらに、8rのケースは上下がくっついていましたが、99では上下が完全に分離するようになっています。

そうすることで、上のふたをコッヘルとして使うことが出来るのです。

中にハンドルが収納されているので、取り付けることで、より本格的な料理を楽しめます。

さらに、99には風よけも収納されています。

これだけの装備が揃って、まとめて一つに収納出来るのはうれしいですよね。

そんな99ですが、発売後まもなく生産が中止となってしまっています。

当時はガスカートリッジが主流時代で、手間のかかるガソリンストーブは人気がなかったようです。

8rは今でも人気のストーブ

8rはコンパクトで持ち運びがしやすく、当時から人気のモデルでした。

かわいらしい見た目とは裏腹に、寒冷地でも強い火力が保たれるのも人気の理由です。

生産が終了してしまった現在では、根強いファンからの支持でなかなか手にいれることが難しいようです。

使い方をマスターして、貴重な8rを大切に長く使っていきましょう。

こちらも合わせてご覧ください。