カヤック釣りを始める前に!体験施設で基礎を学ぼう!広島編

最終更新日:2019/01/15

気軽に沖に出て大物を狙えるカヤック釣りですが、たくさんの危険をはらんでいます。

そのため、もしこれからカヤック釣りを始めるのであれば、まずはインストラクターの下でカヤックを体験できる場所で、基礎を学ぶことをオススメします。

瀬戸内海に面した広島には、数多くの島々があり、カヤック体験ができる店舗も数多くあります。

そこで、この記事では、広島でカヤックを体験できるシーカヤックスポットをご紹介していきます。

カヤック釣りの魅力って何?

シーカヤックは、その名の通り、海で乗るカヤックの事です。

カヤックに乗って海へ漕ぎ出せば、普段体験できないような景色や、大海原の開放感を感じることができます。

静かな海に揺られながら、ゆったりと散歩しているうちに、シーカヤックに魅了された人もたくさんいらっしゃると思います。

さらに、シーカヤックで釣りを楽しむカヤックフィッシングは、その開放感の中で、思う存分釣りを楽しむことができます。

海の上を自由に散策しながら、自分のお気に入りの釣りスポットを探してみるのも面白いですね。

しかし、カヤックを体験したことがない方は、釣りはおろか、カヤックに乗るのも躊躇してしまうのではないでしょうか。

そんな、カヤックに興味はあるが乗ったことはない方は、まずはカヤックツアー体験から参加してみるといいでしょう。

カヤックに慣れて、一人でも落ち着いて乗ることができるようになれば、釣りも安心してできるようになると思います。

次の項からご紹介するように、広島には、カヤックツアー体験が豊富にあります。

一体どのようなツアーがあるのか、詳しく見ていきましょう。

広島でカヤックのショートツアー体験をしよう!

広島といえば、世界遺産の「厳島神社」がある宮島をはじめ、大小の島々が数多くあります。

この観光地として名高い宮島ですが、実は宮島から出発するカヤックツアーのプランがあり、観光客からの強い人気を集めているのです。

「釣りまでは考えていないけれど、カヤックに乗ってみたい」という方は、まずはこのような、短時間のショートツアーから参加してみてはいかがでしょうか。

シーカヤックで宮島を巡るショートツアーは、厳島神社を海の上で見ることができるツアーですから、陸からは見えないアングルで厳島神社を眺めつつ、カヤックの扱いを学ぶことができます。

おおむね1時間弱の体験になりますので、少しだけカヤックに乗ってみたいという方にも、小さなお子様にもおすすめできるツアーですよ。

カヤック本体はもちろん、パドルや救命胴衣、防水装備まで必要なものは全て揃えてくれますので、手軽に体験できるところも魅力です。

料金は、4,000円~と手ごろですし、学生の場合は更に値引きされるツアーもあります。

観光で広島を訪れたときには、ぜひ参加してみてください。

長時間ツアーでカヤック釣りのために基礎を学ぼう!

広島に限ったことではありませんが、どこで行われているカヤックツアーでも、半日や一日など、長時間カヤックを体験できるプランがあります。

「今後、本格的にカヤック釣りをしたい」と考えている方であれば、先ほどご紹介したショートツアーよりも、こういった半日、もしくは一日カヤックを体験できるツアーに参加するといいでしょう。

やはり、長時間体験できるツアーの方が、ショートツアーよりも内容が濃く、基礎をしっかりと学ぶことができます。

「でも、初めてカヤックに乗るのに、一日も乗っていられるか不安・・・」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのような不安はもちろんあるとは思いますが、インストラクターも参加者のレベルに合わせて、無理のないプランを組んでくれますので、安心してツアーに申し込んでいただいてもいいのではないかと思います。

もし、それでも不安であれば、インストラクターと一緒に同乗する、二人乗りのカヤックツアーというものもあります。

気になる料金ですが、半日の体験で、おおむね5,000円~程度のツアーが多いです。

また、一日の体験では、おおむね10,000円~程度になります。

自分の体力と予算を踏まえて、体験時間を考えてみてくださいね。

カヤック体験に挑むために適した服装は?

自然豊かな海と、数々の島がある広島では、カヤック体験できる施設も豊富です。

もし、カヤック体験に参加するのなら、事前に服装や持ち物の準備が必要になります。

ここでは、カヤックの服装、そして準備について知っていきましょう。

まず、重要なことは、防寒、そして塗れてもいいような素材の服を選ぶことです。

特に冬場のカヤックは、上半身が海風に吹きさらしになりますので、しっかりと着込みましょう。

また、全身が濡れることが想定されますので、濡れてもいいような素材(ジャージなど)で参加しましょう。

間違っても、水分を吸うと重くなる、デニムや綿のパーカーなどでの参加は避けてくださいね。

さらに、シーカヤックは海の上を進むため、遮蔽物がなく、冬でも日差しが強いことがあります。

日焼け止めやサングラス、帽子なども装備しておくと安心ですね。

カヤック体験では、パドリングの基本(前進・後進・回転)や、波の乗り方を教えてくれます。

最初は、なかなかパドルを上手く扱えない事が多いのですが、次第に慣れてきて、終わりのころにはしっかりとパドルを扱えるようになることが多いです。

個人でカヤック釣りに挑戦する前には、これらの体験ツアーに何度か参加して、カヤックの基礎を全身で覚えておくようにしましょう。

さて、カヤックに慣れてきたら、いよいよ釣りに挑戦してみましょう。

カヤック釣りに挑戦!広島沿岸で出航場所を探す方法!

カヤックに慣れてきたら、「いよいよカヤックフィッシングに挑戦!」といきたいところですが、海岸のどこからでも出航できるというわけではありません。

そこで、海に行く前に、出航場所を探す方法について解説していきます。

現在、インターネットを使えば、どこの地形でも見ることが可能です。

そのため、出艇場所を探す際にはインターネットを活用しましょう。

例えば、広島でカヤック釣りをする場合には、どこで釣りをしたいか、おおよそのエリアを絞っておきます。

そうしたら、グーグルマップを活用しましょう。

グーグルマップは、初期設定のままですと地図がイラスト調になっていますが、これでは海岸線をイメージしにくいので、航空写真に切り替えます。

航空写真ですと、海岸が岩場なのか、砂浜なのかを確認したり、近隣の駐車場の有無を確認することができますので、とてもよい情報源になります。

もしストリートビューを使える場合には、さらにイメージがしやすくなりますので、そちらも活用しましょう。

調べた結果、出航できそうな場所が見つかったら、現地に下見に行ってみましょう。

そのとき、出航できるかどうかのポイントとなるのは、以下の点です。

・車を駐車する場所があるか
・岸までカヤックを運搬できるか
・周りに障害物がないか
・カヤックが周囲の邪魔にならないか

反対に出航場所として避けた方がいいのは、シーズン中の海水浴場や、地元の方たちがよく利用している港などです。

あくまでも、周りの方たちに迷惑がかからないようにするような場所であることが望ましいです。

広島の瀬戸内海でカヤック釣り!注意点は?

広島からもアクセスしやすい瀬戸内海は、波が低く、とてもおだやかな海です。

ですから、シーカヤックで釣りを行うのに適しているフィールドといえるでしょう。

しかし、おだやかといっても、絶対に安心であるとはいい切れません。

瀬戸内海は、時間によって潮の流れが変わります。

これは、上げ潮と下げ潮で、逆方向になることも多く、場所によっては複雑な潮の流れになることもあります。

うっかり潮に流されて、沖合に出すぎてしまうことのないようにしましょう。

また、出航前に天候の情報を収集しておくことが大切です。

出航地の最大風速が5メートル、 最大波高0.8メートル以上であれば、出航は避けてください。

カヌーが転覆したり、パドルを漕ぐスピードよりも速く潮に流されてしまう可能性があります。

さらに、雨や雪の予報でも出航は避けた方がいいでしょう。

比較的波がなく、いつもおだやかなイメージな瀬戸内海ですが、風向や風速などの天候の急変はいつ起こるかわかりません。

海に出てからも天候変化への警戒を怠らずに、十分に注意して釣りを楽しみましょう。

安全のためにもカヤック釣りの注意点を押さえよう!

いかかでしたか?

広島にはカヤックツアー体験が豊富にあるため、カヤックを始めたい初心者が経験を積むのにオススメの場所です。

「カヤック釣りに挑戦してみたい」という方は、まずはツアー体験から参加して、安全にカヤックに乗るための基礎や動きを学びましょう。

また、釣りをする際には、事前の準備をしっかりと行って、安全を第一に考えて行ってくださいね。

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