たき火の周りをみんなで囲んで遊ぶ、キャンプファイヤー。
小学校高学年や中学生くらいで体験する定番のイベントです。
日常から離れた場所、そして夜なのに友達と遊べるって、本当にテンションがあがりますよね。
キャンプファイヤーでは、複雑なゲームより単純なゲームの方がおすすめです。
なぜなら辺りが暗くて視界も悪くなりますし、声も通りにくいからです。
そこで中学生におすすめのゲームを6つ、ご紹介します。
キャンプファイヤーで中学生におすすめ「命令ゲーム」
命令ゲームはキャンプファイヤーではオーソドックスなゲームなので、ご存知の方もおられるかもしれません。
リーダーとなる人が命令した時に、他の人がその動作を行うというゲームです。
リーダーが「命令!右手をあげて」と言ったら、他のみんなは右手をあげます。
そして、命令ゲームのポイントは、リーダーが「命令!」と言ったことに対してだけその動作を行うということにあります。
例えば最初に…
「これから『命令!』と言った時だけその動作をするゲームをします。例えば、『命令!手をあげて』と『命令!』と言った時だけ手をあげてください。」と説明します。
続けて「分かった人は手をあげて」と言います。
そこで手をあげた人がいたら、その人は負けです。
他のパターン
・「命令!立って。座って」と言い、座った人がいたらその人の負け
・「命令!担任の先生の名前を言って」など言葉を言わせる
中学生なら司会者は負けた人に「今のお気持ちをどうぞ」などインタビューするのも面白いかもしれませんね。
キャンプファイヤーで中学生におすすめ「猛獣ゲーム」
猛獣ゲームも大人数のキャンプファイヤー向きのゲームです。
まずリーダとなる人を決めます。
次にリーダーが先になって、以下の歌を身振り手振りをつけながら歌います。
その時、周りのみんなは歌を復唱しながら、リーダーのポーズを真似します。
♪猛獣狩りに行こうよ!(猛獣狩りに行こうよ!)
♪猛獣狩りに行こうよ!(猛獣狩りに行こうよ!)
♪猛獣なんて怖くない!(猛獣なんて怖くない!)
♪猛獣なんて怖くない!(猛獣なんて怖くない!)
♪やりだって持ってるもん!(やりだって持ってるもん!)
やり投げのようなポーズをします。
♪鉄砲だって持ってるもん!(鉄砲だって持ってるもん!)
鉄砲を撃つようなポーズをします。
♪あっ!(あっ!)
何かを発見して指さすポーズをします。
♪あっ!○○
○○のところには動物の名前が入ります。
最後は○○の動物と同じ字数のグループを作ってください。
例えば『ライオン』だったら4文字ですので、4人のグループです。
うまく作れたグループはあがりなので、その場から抜けていきます。
残った人たちは罰ゲームとして、その動物のモノマネをしてください。
そのあとは、歌の最初から繰り返してグループを作っていきます。
あがったグループは、歌の間は盛りあげ役に徹します。
以上が猛獣ゲームの基本的な遊び方ですが、中学生以上の方は応用しましょう。
最初に○○に入る動物に番号を振り分け、その番号と同じ人数のグループを作ります。
1…クマ
2…チーター
3…ゾウ
4…カンガルー
などです。
例えば最後が「あっ!!チーター!」なら、チーターは2番ですので、2人のグループを作ります。
瞬間的に判断しないといけないので、考えている時間はありません。
こちらの遊び方も、残ってしまった人たちはその動物のモノマネをしてください。
キャンプファイヤーで中学生におすすめ「ハレルヤ」
アメリカ民謡「こげよマイケル」という曲をもとにしたゲームで、キャンプファイヤーではこちらも定番です。
♪みんなで一緒に歌おう ハレルヤ
♪声をそろえて ハレルヤ
♪元気な声で ハレルヤ
♪もっともっと元気な声で ハレルヤ
♪男の子だけで ハレルヤ
♪女の子だけで ハレルヤ
…続く
様々な訳詩がありますが、基本的にはこの歌詞の「ハレルヤ」の部分をみんなで歌います。
次に「男の子だけで~」以降は、該当する人だけが歌います。
例えば「男の子だけで ハレルヤ」だと、男子だけが歌います。
「ハレルヤ」の直前はアドリブでいろいろ変えると盛りあがります。
例えば
・髪の毛結んでいる子 ハレルヤ
・先生だけで ハレルヤ
・中学校のクラブに入っている子 ハレルヤ
他には、その時のキャンプファイヤーのエピソードから連想されるような言葉を入れると盛りあがりますよ。
そして最後は「小さな声で」「もっと小さな声で」と演出すると、落ち着いた雰囲気で終わることができます。
キャンプファイヤーで中学生におすすめ「愛してるゲーム」
近年SNSなどで中学生や高校生に流行ったこのゲームを、キャンプファイヤーでも使わない手はありません。
ルールは相手に「愛してるよ」と言い続けるだけ。
相手は「愛してるよ」と言われるたびに「えっ」と真顔で聞き返し続けます。
自分か相手が照れたり笑ったりしたら、その人が負けとなります。
2人一組が最小のグループですが、キャンプファイヤーでは大人数で輪になってもOKです。
大人数でやる場合は、右隣の人に「愛してるよ」と言います。
右隣の人はさらに右隣の人に「愛してるよ」と言うか、左隣の人に「えっ」と聞き返してもう一度「愛してるよ」と言ってもらうかどちらかを選びます。
それを繰り返してみんなが「愛してるよ」と言えるようにしましょう。
この「愛してるよ」のセリフもただ棒読みするのでなく、ジェスチャーを交えて大きな声で叫んだり、「○○だから愛してるよ」など相手の特徴をセリフにしたり、逆に真顔で心を込めて言うなど、相手が思わず笑ってしまうような工夫をしてくださいね。
キャンプファイヤーで中学生におすすめ「キャッチ」
キャンプファイヤーを大人数で輪になって囲んで全員で遊ぶゲームです。
右手で人差し指をたて、左手で人差し指と親指で輪っかを作ります。
右手の人差し指を右隣の人の輪っかに入れます。
この時、自分の左手の輪っかの中には左隣の人の人差し指が入っています。
リーダーとなる人が「キャッチ!」と掛け声をかけると、左手の輪っかを閉じ、隣の人の指を捕まえます。
それと同時に自分の右手の人差し指は右隣の輪っかから抜き、逃げ切ります。
ルールはとても単純ですが、両手で違う動きをするので意外に難しいです。
中学生にもなると恥ずかしがって男女一緒のゲームをできなかったりするものですが、自然にみんなで楽しめますよ。
掛け声は、「キャ」だけ言うとか、「キャベツ」など違う言葉をフェイントでかけるとさらに盛りあがります。
キャンプファイヤーで中学生におすすめ「大きいちょうちんゲーム」
大きいちょうちんゲームは単純なゲームですが、中学生でも楽しめます。
セリフは「大きいちょうちん、ハイ!」か「小さいちょうちん、ハイ!」の2パターンしかありません。
「ハイ!」の時に当てられた人は、このどちらかのセリフを言いながら手でちょうちんを作ります。
そのちょうちんを次の人に「ハイ!」で渡すジェスチャーをします。
この時、大きいちょうちんの時は手で小さいちょうちんを作り、小さいちょうちんの時は大きいちょうちんを作ります。
つまり、セリフと手の動きが逆になるところがこのゲームのポイントです。
考えれば考えるほど手がつられてしまうので、簡単なルールですが引っかかってしまう人続出です。
ちなみにキャンプファイヤーでは周囲が暗く誰が当たったのか分かりにくいので、「ハイ!」の部分は「○○さん!」など名前に変えたほうが分かりやすいですよ。
6つのゲームで盛りあがる組み合わせ方を考えよう
以上、6つのゲームをご紹介しました。
ゲームや出し物の順番は、キャンプファイヤーで盛りあがるのに重要なポイントになります。
大きく盛りあがるゲーム、しっとりと盛りあがるゲームなど、司会進行の人は内容を理解して順番を組まなくてはなりません。
さらにゲームを調べたい方はこちらはいかがでしょう。120ものゲームが紹介されており、短時間でできるものから、30分くらいかけて学級の成長に繋がるようなものまで盛り沢山!
中学生・高校生でも盛り上がる! 学級レク厳選120
そして一番大切なのは、参加者全員がゲームに大真面目に取り組むこと。
はすに構えるのは白けてしまいますので、キャンプファイヤーを大いに楽しみましょう!