夏はキャンプに行く予定がある人もいるのではないでしょうか。
キャンプといえば、キャンプファイヤーをイメージする人も多いと思います。
今回は、キャンプファイヤーに欠かせない焚き火のやり方や、より楽しいものにするための簡単なゲーム、出し物をご紹介します。
焚き火の基本的なやり方を知ろう!①準備開始時間と木材の取得
焚き火は準備をするのに時間がかかりますので、昼間の明るいうちから開始するのがおすすめです。
日が暮れた頃に準備を開始すると、手元が見えにくくなるので、作業がしづらくなります。
特に、キャンプにあまり馴染みがないような初心者の方は注意が必要です。
次に、焚き火で重要な役割を担う木材についてです。
必要な木材は、現地で取得するのではなく、予めお店で購入しておくのが良いです。
なぜなら、現地で調達した木材は、自然の中で水分を吸収しているので、燃料には向きませんが、市販の木材は乾燥しているので燃料向きだからです。
市販の木材を使用したほうが燃えやすく、火の発色もよいのです。
実際に準備するおすすめの木材は以下の通りです。
・円錐用の薪 長さ50~60cm 直径5~7cm 最低20本ほど
・井桁用の薪 長さ80~100cm 直径10cm 8~12本
ぜひ、このような木材をお店で購入してみてください。
焚き火の基本的なやり方を知ろう!②火おこし
木材全体に空気を伝え、簡単に火をおこすには、木材の配置の仕方などいくつかポイントがあります。
こちらでは、キャンプファイヤーに欠かせない火おこしの手順を、簡単にできるコツを交えながらご説明します。
①木材を設置する場所を決めましょう。
木材を設置する場所については、火床や土、コンクリートなどの地面を傷つけないところにします。
そして、火が燃え移らないように乾燥していて、風が弱いところかつ禁止されていないところを選択してください。
キャンプ場によっては、20cmほどの盛り土の上で木材を設置していきます。
②木材を組む前に、その周りの落ち葉などを除去してください。
③木材を束にして縦向きにしてから、円錐になるように並べていきましょう。
並べる際の高さについては、大人の膝くらいを基準にするとよいです。
④円錐が出来上がったら、その周りに漢字の「井」を形成するように木材を重ねて置いていきます。
それを積み終えたら、中心に並べた円錐の木材と「井」を形成している木材の間を埋めるように木材を置き、準備完了です。
後は着火剤などで火をつけるだけです。
以上の手順で行えば、初心者の方でも簡単に火おこしができます。
次項では、キャンプファイヤーで簡単にできるゲームをご紹介します。
キャンプファイヤーで簡単にできるゲーム!①「進化ジャンケン」
さて、ここからはキャンプファイヤーでできる簡単なゲームについてご紹介します。
こちらは小学生におすすめです。
新学期になり、クラス替えがあったばかりですと、あまり周りの人たちと打ち解けられていない人もいるでしょう。
そのようなときにキャンプファイヤーをやると、普段はあまり話す機会がなかった人とも接する機会が持てて、より団結できるかと思います。
まずご紹介するゲームは「進化ジャンケン」です。
ルールの説明をします。
お馴染みのジャンケンをしますが、全員最初は鶏の卵からスタートし、ジャンケンを進めていきます。
最初鶏の卵だったのが1回勝利するとひよこへ進化し、再び勝利すると今度は鶏へと進化できます。
しかし、途中でジャンケンに負けると、鶏の卵の姿だった人はそのまま変化はしませんが、ひよこや鶏の姿だった人はその1つ前の段階に逆戻りしてしまいます。
しかも、ジャンケンが出来るのは、自分と同じ姿をしている人とだけです。
見た目で即時に段階の違いが判断できるように、それぞれの姿でポーズを決めましょう。
鶏の卵の姿は両手を頭の上に置いて輪っかにして卵の丸に見立てます。
ひよこに進化したなら、体に沿って横に手で羽を作ってみましょう。
そして、鶏に進化したら、一方の手を頭の上に置いてとさかに、もう一方の手をお尻に当てて尾に見えるようにします。
鶏同士でジャンケンをして勝利したらゴールとなりますので、並んで待機します。
必要な道具も特にありませんので気軽にできますよね。
キャンプファイヤーで簡単にできるゲーム!②「ちょうちんゲーム」
次にご紹介するのは「ちょうちんゲーム」です。
こちらも大人数でやると盛り上がるのでおすすめです。
ルールの説明をします。
ゲームを開始する前、いくつかのジェスチャーを覚えておきます。
まず、「小さなちょうちん」という指示では、両手の手の幅を狭くして、小さなサイズのちょうちんを持っているかのようなポーズをします。
「大きいちょうちん」という指示では、手の幅を両手いっぱい広げて、大きいサイズのちょうちんを持っているかのようなポーズをします。
それから、「短いちょうちん」という指示では、両手の手の上下の幅を狭くして短いちょうちんを持っているかのようなポーズをし、「長いちょうちん」という指示では、手を上下に大きく広げて長いちょうちんを持っているかのようなポーズをします。
以上のようなポーズを覚えて、指示をするリーダーを決めたらゲームを開始しましょう。
ゲームの流れとしては、リーダーが上記のポーズの中から指示するポーズを決めて「小さいちょうちん」などと言いながらポーズをとっていきます。
周りの人は、リーダーが指示したポーズを間違えないように注意しつつとっていきます。
この時リーダーの人は、指示したものとは違うもののポーズをとってお題を出し、周りを惑わせるのも盛り上がりますよ。
こちらも必要な道具はなく、簡単にできるゲームなのでキャンプファイヤーで試してみてはいかがでしょうか。
キャンプファイヤーで簡単にできるゲーム!③「バースデーチェーン」
続いてご紹介するゲームは「バースデーチェーン」です。
こちらも簡単で、大人数でやると面白いですよ。
このゲームは、言葉に出さないでジェスチャーのみで相手に伝えなければならないので、よりチームワークが高まると思います。
ルールの説明をします。
これは、周りの人たちの誕生日を確認して早い順に並び替えをしていくゲームです。
この順番としては、4月1日生まれの人から始まり、3月31日の人で終わるということになります。
しかし、このゲームでは言葉に出さずにジェスチャーのみで相手に伝えることが条件になっています。
メンバー全員が並び終えたら、順に正解を発表していき、間違った場所に並んでいたら順番を修正していきます。
並ぶ時はキャンプファイヤーの火を囲むように並んでいるので、そのまま輪になって踊るレクリエーションに移すのも楽しいと思いますよ。
また、グループ同士で競争し合うのも盛り上がりそうです。
キャンプファイヤーでおすすめの出し物
最後に、キャンプファイヤーでできる簡単な出し物についてご紹介します。
こちらも、ゲームと一緒に焚き火を囲んでやれば、皆の思い出に残るでしょう。
まず、学校行事で定番といえるのが「歌とフォークダンス」ですよね。
歌は幼稚園児など、小さい子供から参加できます。
キャンプファイヤーで人気の歌はこちらです。
・燃えろよ燃えろ
・遠き山に日が落ちて
・今日の日はさようなら
・大きな歌
フォークダンスは小中学生の学校行事でよくやるイメージですよね。
キャンプファイヤーでのフォークダンスの定番は「マイムマイム」や「オクラホマミキサー」「ジェンガ」などですよね。
振り付けも簡単に覚えられるので、人気となっています。
練習をしっかりとしてから本番に臨むと、より一体感も生まれるのではないでしょうか。
また、高校生以上の方におすすめなのが恐怖の怪談話や楽器演奏です。
怪談話は、まさに夏にぴったりです。
キャンプファイヤーという状況ですると、一風変わった怪談話になるので面白いですよね。
楽器演奏は、焚き火を皆で囲めば迫力満点ですし、熱を帯びるのではないでしょうか。
さらに、たくさん動いて少し休みたい場合や、一味違った食べ物を食べたい時などは、マシュマロをキャンプファイヤーの炎で焼いて食べてみましょう。
そう何度もする経験ではないと思いますので、思い出に残りそうですよね。
キャンプファイヤーを楽しんで!
この記事では、焚き火の基本的なやり方や簡単にできるゲーム・出し物についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
キャンプファイヤーは子供から大人まで幅広い世代で楽しめます。
せっかくキャンプファイヤーをするなら、非日常的なイベントとして思い出に残るものにしたいですよね。
是非、紹介したことを試してみてください。