コールマンは、様々なアウトドア商品を生み出しています。
近年、その中でもオーブンが注目を集めています。
ですが、アウトドア用のオーブンと聞くと、使い方に不安を覚える人も多いようです。
ここでは、コールマンのオーブンについてまとめていきます。
オーブンが人気のコールマンとは!?
まずは、コールマンについて学んでいきましょう。
創業者は、アメリカ合衆国のウィリアム・コールマンです。
前身の販売会社「ハイドロカーボン・ライトカンパニー」を1900年に設立しました。
ガソリン式ランプの優位性を感じたのがきっかけです。
ですが、当時は粗悪品のランプが多く、消費者に受け入れられませんでした。
この事態の打開に、「1週間で1ドル」のリース式への切り替えを打ち出しました。
ですが、リースの代金に修理費も含まれていたことが仇となり、負担が膨らみます。
これを機に、コールマンはメンテナンス性や耐久性に着目し始めます。
そして、ガソリンランプを1905年に販売しました。
後に電球の屋外での使用に目を向け、「アークランタン」を1914年に販売しました。
また、1923年「キャンプストーブ」の販売を開始しました。
このストーブは完成度の高さも評価され、「ツーバーナー」という名で現在も販売されています。
1942年には、米軍用として調理用のガソリンストーブの製造を開始しました。
しかし、このストーブを生産する工場の決定権は米軍にあり、製造が別の工場へ移ったため、コールマンでは現在製造されていません。
日本法人のコールマンジャパンをご存知でしょうか。
現在は、日本人向けに使い方などを工夫した設計に力を注いでいます。
オーブンなどの調理向け商品はもちろん、ウェアーなども取り扱っています。
使い方も簡単!?コールマンのオーブンとは!?
ここでは、人気のコールマンのオーブンについて詳しくみていきましょう。
【コールマン キャンピングオープンスモーカー2000013343スモーク対応】
サイズ:約30.5㎝×30.5㎝×8.5㎝(収納時)
重さ :約3.5㎏
材質 :スチール
付属品:収納ケース、中敷き網2枚
数あるアウトドア用オーブンの中でも注目の商品です。
カラーもレッドでかわいらしく目を引きます。
見やすい温度計が付いていて、温度調節が重要なオーブン料理に適しています。
ドアはハンドル式で、右回しで開けます。
ロック機能も付いており、気密性も十分です。
内側は穴が空いており、そこに網を引っかけるだけで固定されます。
楽にセットでき、使い方も分かりやすいのがうれしいですね。
3段階の高さ調節が可能です。
外側の蓋の部分には、ハンドルが付いて持ち運びに便利です。
外側の側面には、ロックが付いています。
ここを外すと、オーブン全体の形が崩れ、折りたたむことができます。
使い方の簡単さに加え、コンパクトになる点もポイントですね。
後ほど、このキャンピングスモーカーを使ったレシピもご紹介します。
コールマンのオーブンでおいしい料理を作ろう!
先ほどは、コールマンのオーブンのなかでもキャンピングスモーカーについてご説明しました。
ここでは、コールマンのオーブンを使った料理をご紹介します。
【材料 2人分】
・市販のピザ生地(約直径22㎝のもの) 1枚
・ベーコン 2枚
・玉ねぎ 中サイズ4分の1個
・クリームチーズ 大さじ2
・オリーブオイル 小さじ1
・ピザ用チーズ 大さじ2
・ナツメグパウダー 少々
【作り方】
①ベーコンを幅1㎝ほどに切り、玉ねぎを薄くスライスします。
②ピザ生地にオリーブオイルを塗り、切ったベーコンと玉ねぎを散らすようにのせましょう。
③ナツメグを少々振りかてください。
④その上に、ピザ用チーズとちぎったクリームチーズをのせます。
⑤ツーバーナーに「キャンピングオーブンスモーカー」をセットして加熱をします。
⑥おおよそ220℃くらいに温めましょう。
⑦温まったら、中段にアルミホイルを敷きましょう。
⑧その上にピザをのせ、5~7分ほど焼きます。
⑨チーズがとろけてほんのり焦げ目が付けば完成です。
⑩まだ焼きが足りないと感じたら、あと数分加熱してください。
キャンピングスモーカーは、先述したとおり3段階の網の高さ調節が可能です。
そのため、ピザ以外の料理にも対応できます。
様々な使い方で、料理の幅も広がりそうですね。
使い方も簡単でおしゃれ!コールマン以外のおすすめオーブン
コールマンのオーブンが、使い方も簡単で高機能であることは先述した通りです。
ここでは、コールマン以外のオーブンをみていきましょう。
オーブンを選ぶ際の、選択肢のひとつとして参考にしてみてください。
【モルソー アウトドアオーブン】
材質:鋳鉄
サイズ:750㎜×620㎜
重量:960㎏
アウトドアメーカーの中でも人気の、モルソーのオーブンです。
このオーブンは、デザイン性の高さが目を引きます。
柔らかな丸いフォルムで、オーブンとは思えないようなスタイリッシュさが魅力です。
鋳鉄製でとても頑丈に作られています。
半艶塗装を施し、見た目にも美しさが際立っています。
イタリアのピザ窯のような内部構造です。
燃料室の天井は、低く高さがあります。
よって多くの牧を投入することが可能です。
また、構造により輻射熱を最大限生かせる広い空間となっています。
パンやピザなどを直火で美味しく調理することができます。
このオーブンの役割は、調理器具としてだけではありません。
人々の身体を暖めるものとしても広く知れ渡っています。
性能はコールマン並み!?自作オーブンの使い方
コールマンのオーブンがアウトドアに大きく役立つのは、先述した通りです。
ですが、いざ購入するとなると、値が張るのも事実です。
ここでは、手軽にできる自作のオーブンをおすすめします。
作り方や使い方を学んでいきましょう。
【材料・道具】
・段ボール箱 1箱
・アルミテープ
・クラフト用の接着剤・
・アルミホイル
・アルミ二ウム缶 4缶
・カッター
・スポンジ
・小石や砂
・金網
・オーブン用のトレイ(アルミ皿など)
・チャコールブリック
【作り方】
①組み立てた段ボールをアルミテープでとめます。
②カッターで側面を切り、窓を作ります。
③接着剤を内側と外側両方にスポンジで塗ります。
④その部分をアルミホイルで覆ってください。
⑤隙間を防ぐため、アルミホイルが角で重なるようにしてください。
⑥エッジや角にも貼り、下地の段ボールが見えないよう完全に覆います。
⑦小石や砂を空き缶に入れ、段ボールの内側の四隅に置き、網をのせます。
⑧アルミホイルを敷き詰めたオーブン用のトレイに、チャコールブリックを並べます。
⑨それをオーブンにセットしたらできあがりです。
使い方はいたって簡単です。
まず、チャコールブリックに着火し、食材を網にのせます。
扉を閉めたら重りをのせて開かないようにして下さい。
食材に火が通れば完成です。
オーブンと一緒に揃えたい!コールマンのキッチングッズ
ここまで、レシピなどを参考に、コールマンのオーブンの使い方をお伝えしました。
また、アウトドア料理には、便利なキッチングッズを使うことをおすすめします。
いくつかの商品をご紹介します。
【コールマン クッキングツールセット2000026808】
サイズ(ケース) 約12×32×12㎝
ツール内容 ターナー、レードル、トング、菜箸
数種類のツールがセットになっています。
収納スペースが大きく、手持ちのツールを足して入れることもできます。
箸やスプーンなどのカトラリーを入れてもよいのではないでしょうか。
色もカラフルで、おしゃれなのもうれしいですよね。
【コールマン スパイスボックス2 2000026810】
サイズ 約18×14×21㎝
重量 約250g
細々したスパイス類の持ち運びに便利な、持ち手付きケースです。
パッド入りのため、ケースの中での破損を防ぎます。
また、ケース内は仕切りが付いています。
取り外しが可能なところがポイントです。
調味料の大きさによって組み合わせられるため、実用的ですね。
様々な種類の調味料が入れることで、料理の幅も広がりそうです。
コールマンのオーブンで様々なアウトドア料理を楽しもう!
コールマンには、長い歴史があります。
創意工夫を重ね、現在のコールマンの発展に繋がったのですね。
コールマン以外にも、様々なオーブンが出回っています。
自分の用途に合った商品を選びたいですね。
便利なキッチングッズも、オーブンと同じく活用したいものです。
高機能のアイテムは、アウトドアの楽しさをより一層高めてくれます。
自作のオーブンなども、ユニークでよいですね。
色々な工夫をして、アウトドアライフを楽しんでください。