キャンプなどのアウトドアで大活躍するコールマンのテントですが、その中でも多くのアウトドアファンから愛されているシリーズの1つに、タフドームがあります。
この記事では、初心者の方でも簡単に出来るタフドームの設営方法について、ご紹介していきます。
難しいと思われがちなテントの設営も、きっとスムーズに出来るはずです!
コールマンのタフドームの特徴
コールマンのタフドームシリーズといえば、テントの中でも定番中の定番で、どのテントサイトに行っても必ず目にすることが出来るほどの人気テントです。
その人気の秘密は下記の通りです。
①設営が簡単
入門モデルなので、キャンプ初心者の方でも説明書をきちんと読めば、驚くほど設営が簡単に出来ます。
中級者~になると、説明書を見なくても設営出来てしまうほどです。
また、タフドームシリーズの中には設営の時のアシスト機能が付いているものもあり、1人でも設営が可能です。
②広々快適な空間
大人数やファミリーキャンプなどに最適な広々とした空間も、タフドームの人気の秘密です。
これはテントの構造に秘密があります。
タフドームは、テント内の空間を外側に引っ張る構造になっているので、真ん中だけが高いというようなことはなく、全体的に調度良い高さが確保されているので、大人でも快適な空間を確保出来ます。
〇通気性が良い
特に夏などは、テント内に熱がこもりがちですが、タフドームは構造的にテント内にたまった熱が上部に集まるようになっています。
その上部に集まった熱は、テントのスカートから入ってきた外気が外へうまく逃がしてくれるので、真夏のテント内でも快適に過ごすことが出来ます。
コールマンタフドームの設営①テントの立ち上げ
ここからは、コールマンタフドームの設営方法について、ご紹介していきます。
タフドームシリーズの中でも特に人気の、タフワイドドームの設営方法を例にとってご説明します。
まずは、テント本体の立ち上げまでです。
①収納バッグから中身を出し、各パーツが揃っているかを確認します。
この時、各ポールなどを種類ごとに分けておくと、設営が楽になります。
②設営場所と向きを決め、インナーテントを広げます。
この時、中に空気が入りやすいようにフロントドアのファスナーは全部開けておいて下さい。
③メインポールを伸ばして、スリーブに通します。
④スリーブ部分を持ちながら、それぞれのメインポールを入れていき、本体を立ち上げます。
⑤立ち上がったら、エンドピンにポールの先端を差し込んで、インナーテントのフックを全てポールの所定の位置に掛けていきます。
これでまずは、立ち上げが完了です。
立ち上げる時は、1人よりも2人以上で一斉に立ち上げた方が楽に立ち上がります。
コールマンタフドームの設営②ペグダウン
次は、コールマンタフドームを設営する時の重要な工程の一つである、ペグダウンまでの工程をご説明します。
①フライシートをかぶせた時に、前室部分に必要になるフロントポールの先端を、インナーテントの床側のサイドに付いているエンドピンに差し込みます。
②リアポールも、フロントポールと同様にしてエンドピンに差し込みます。
③設置位置と向きを決め、8箇所のループをペグダウンしていきます。
ペグダウンをする順番は、風上側から打っていき、次に対角を打っていきます。
この時、フロアシートのシワがなくなるように、引っ張りながらペグダウンして下さい。
ペグの角度は、地面に対して60度~90度くらいの角度で打ち込むと、ペグが抜けにくくなり、風などにも強くなります。
せっかくペグダウンしたペグを抜かなくても良いように、設置位置や向きは、ペグダウンをする前に正確に決めておいて下さい。
コールマンタフドームの設営③完成
ここまで来たら、あともう少しで完成です。
①フライシートをかぶせ、シートの内側に付いているフックをインナーシートの4箇所のDリングに掛け、フライシートの内側に付いているベルクロテープで、メインポール・フロントポール・リアポールにそれぞれ固定します。
②フロントとバック側のループと、サイドのエアインテークのループを張り出して、5箇所をペグダウンします。
ペグを打つ場所は、インナーテントをペグダウンした場所から十分離れた場所で行うようにして下さい。
③サイドに付いているストームガードに付属のロープを結んで、ペグダウンします。
以上で、コールマンタフドームの設営は完了です。
設営が完了したら、打ち込んだ各ペグに緩みがないかを確認しておいて下さい。
また、キャノピーは付属のキャノピーポールを使うことによって、前室としても使うことが出来るので、一度活用してみて下さい。
タフドームは撤収方法も簡単!
設営も無事出来て、楽しいキャンプが終わった後に待っているのが、テントの撤収作業です。
この撤収作業の方が苦手、という方もおられるのではないでしょうか?
コールマンのタフドームシリーズは、その撤収作業でさえも簡単に出来てしまいます。
ここからは、簡単な撤収方法についてご説明していきます。
①フライシートを固定していたペグを抜き、フックやベルクロテープなども全て外し、フライシートをインナーテントから取り外します。
②フライシートをたたみます。
たたみ方は、まず屋根の部分の4隅を持って、中央を内側に折りながら半分にたたみます。
次に、半分にたたんだ両端の部分を内側に折り、長方形にしたら、さらに両端を内側に折ります。
③インナーシートの各ポールを全て取り外し、インナーシートもフライシート同様に細長い長方形になるようにたたんでいきます。
④ポール類を全てケースに収納します。
⑤ポール類を収納したケースを芯にして、フライシートを巻いていきます。
⑥インナーシートも同様に巻き、収納バッグに入れて撤収完了です。
設営簡単!オススメのタフドームシリーズ
数あるコールマンのテントの中でも人気の高い、タフドームシリーズのテントをご紹介します。
【タフドーム/240】
大人2人でも窮屈になることなく、ゆったりとした広さのタフドームです。
1人でも簡単に設営出来るアシスト機能が付いているので、初心者の方にも安心です。
〇重量 7.5kg
〇収容人数 1~3人
〇耐水圧 約2000mm
【タフドーム/3025】
家族4人でも快適な空間を確保出来る、ファミリー向けのタイプです。
〇重量 10kg
〇収容人数 1~4人
〇耐水圧 約2000mm
【タフワイドドームⅣ/300】
サークルベンチレーションが搭載されているので、とても快適な居住空間が魅力です。
〇重量 10.6kg
〇収容人数 1~5人
〇耐水圧 約2000mm
【タフスクリーン2ルームハウス】
広々としたワイドなリビングスペースを備えた2ルームテントです。
1人でも簡単に設営出来るアシスト機能が付いています。
〇重量 16kg
〇収容人数 1~5人
〇耐水圧 2000mm
以上のように、タフドームといっても豊富なラインナップが揃えてあり、利用する人数などで選ぶことが出来ます。
コールマンのタフドームで快適なアウトドアライフを!
コールマンの定番テントのタフドームシリーズの設営方法について、ご紹介してきました。
設営も撤収も簡単なので、あらゆるアウトドアシーンできっと大活躍してくれます。
初めてテントを設営する時は、難しく感じるかもしれませんが、説明書をよく読めば誰でも設営することが出来ますし、慣れればとても簡単にすばやく設営出来るようになります。
テントの設営が苦手な方も、ぜひ一度コールマンのタフドームを検討してみて下さい。