サーモスのイージースモーカーで作るおすすめ燻製レシピ!

最終更新日:2019/01/15

サーモス(Thermos)と聞くと水筒のイメージが強いと思いますが、サーモスから水筒の真空断熱技術を使った燻製器が発売され、今注目を浴びています。

それは「イージースモーカー」という商品名で、自宅で簡単に燻製を作ることができると評判の商品です。

今回は、その燻製器を使って作ることができる絶品燻製レシピをご紹介していきます!

燻製ってどうやって作られているの?日本で人気の木材は?

燻製(くんせい)という言葉を聞いたことがあるかと思います。

また、燻製を食べたことがある方も多いでしょう。

しかし、燻製とはどうやって作られているのかご存知でしょうか?

燻製とは食材に煙を当てて風味をつけながら、煙に含まれる殺菌・防腐成分を食材に浸透させた食べ物のことです。

もともとは、塩漬けにした肉や魚などに煙をかけて、長期保存をするための加工方法でした。

しかし最近では、冷蔵冷凍技術の発達で、燻製は保存食よりも風味を楽しむ料理に変わっています。

主に木材を使用して煙をおこしますが、使用する木材によって食材の風味もかわりますし、食材に最適な木材も存在します。

燻製に使用される木材は「サクラ」「ヒッコリー」「ブナ」「リンゴ」「クルミ」「ナラ」「ウィスキーオーク」など色々な木材があり、食材との組み合わせ方によって、色々な風味の燻製を楽しむことができます。

日本では「サクラ」が一番よく使われ、香りがとても強く、肉系と抜群の相性です。

流通も多く、ホームセンターでも購入することができます。

煙を食材に浸透させるのは難しいようにも思いますが、それを簡単に自宅でできるようにサーモスから燻製器が発売されています。

食材と木材の様々な組み合わせレシピで、自分好みの燻製を作ってみましょう。

サーモス保温燻製器イージースモーカーの使い方と購入方法!

サーモスの燻製器イージースモーカーは、サーモスのオンラインショップや直営店で購入することができます。

また、直営店以外でも、東急ハンズや家電量販店、インターネットショッピングでも購入することができます。

価格はお店によって若干前後しますが、10,000円程度が相場です。

イージースモーカーの使い方はとても簡単です。

1.鍋の底にチップを敷き、網の上に食材をのせます。

2.鍋を火にかけて、チップから煙がでたら弱火にし、ふたをして所定の時間加熱します。

加熱時間は食材によって異なりますが、チーズの場合は5分です。

3.鍋ごと保温容器にいれて、そのまま所定時間保温します。

保温時間は、チーズの場合15分です。

4.保温が終わると燻製の完成です。

加熱時や保温しているときは、ふたを開けると中の温度が下がって燻製ができませんので、調理中はふたを開けないようにしましょう。

イージースモーカーには、焼き芋用の石も付属しています。

サーモスの燻製器を購入すると、基本的な燻製レシピもついてきますので、初心者でも簡単に燻製を作ることができます。

また、交換用の部品も購入することができますので、万が一破損してしまったり、長期使用により劣化してきた場合は、サーモスへ問い合わせてください。

燻製用のチップや焼き芋用の石もサーモスで購入することができます。

サーモスの燻製器で作る燻製レシピ、ヘルシーな魚貝類編!

ご飯のおかずやお酒のつまみに最適な魚貝類のレシピをご紹介します。

【材料】

・塩鮭

【作り方】

1.鮭の水分を拭き取り、1時間ほど乾燥させましょう。

2.10gのチップをサーモスの燻製器にいれて、網をセットします。

3.網の上に乾燥させた鮭をのせ、強火で加熱し煙がでたら弱火にします。

ふたをして10分加熱しましょう。

4.10分の加熱が終わったら、ふたをしたまま鍋を保温容器にのせて20分保温します。

保温が終わると鮭の燻製の完成です。

続いて、元気が出るタコのレシピもご紹介します。

【材料】

・タコ
・塩胡椒

【作り方】

1.タコの水気を拭き取り、塩胡椒をふりかけます。

2.これ以降は鮭と同じ方法で、煙がでたら弱火にして、ふたをして10分加熱します。

3.加熱が終わったら、保温容器にのせて20分保温します。

4.保温が終わると燻製の完成ですが、タコは冷蔵庫で冷やしてから食べると味がなじみ、更においしくなります。

5.好みでオリーブオイルや胡椒をかけて、カルパッチョ風にするのもおすすめです。

次は、亜鉛を豊富に含む牡蠣のレシピです。

【材料】

・牡蠣

【作り方】

1.3分ほど牡蠣をお湯でさっと茹でます。

2.少し冷ましたら、ジップロックに塩水をいれて最低でも3時間ほど寝かします。

3.袋から出して、水気がなくなるまで乾燥させましょう。

急いでいるときは、キッチンペーパーで水気をきれいに拭き取ります。

4.サーモスの燻製器にいれて、以降は上記でもご紹介した方法で燻製させていきます。

5.燻製ができたら、そのまま食べても美味しく食べられますが、オリーブオイルでオイル漬けにするのもおすすめです。

サーモスの燻製器で作る燻製レシピ、体作りに必要な肉編!

次に、がっつりお肉の燻製レシピです。

【材料】

・スペアリブ
・塩胡椒

【作り方】

1.スペアリブに塩胡椒をすりこみます。

2.冷蔵庫で2時間ほど保存し、水で洗い流したあと水分を拭き取り、1時間ほど乾燥させましょう。

3.サーモスの燻製器に10gのチップをいれて、網をセットします。

4.乾燥させたスペアリブを網にのせて、強火で加熱し、煙がでたら弱火にして、ふたをして15分加熱しましょう。

5.15分たったら鍋を保温容器にのせて、25分保温します。

6.保温が終わると燻製の完成です。

次は、豚バラ肉のかたまりから作る美味しいベーコンのレシピです。

【材料】

・豚バラ肉のかたまり 250g
・塩 8g
・胡椒 2.5g
・砂糖 5g
・ナツメグ 少々
・パセリやセロリ お好みで

【作り方】

1.豚バラ肉のかたまりを使用します。

豚肉にフォークで数箇所あなをあけます。

2.塩、胡椒、砂糖、ナツメグを混ぜ合わせ、ジップロックに豚肉と一緒にいれて揉み込みます。

調味料の量はお好みで調節してください。

3.その中に刻んだパセリやセロリをいれて、空気を抜いて密封しましょう。

4.冷蔵庫で3日~5日間寝かせます。

5.豚肉を取り出して水でよく洗い、15分~30分ほど水に漬けておきます。

6.水分を拭き取り、冷蔵庫で2時間保存して乾燥させます。

7.燻製器に10gのチップをいれて、網をセットします。

8.乾燥させた豚肉を網にのせて、強火で加熱し煙がでたら弱火にして、ふたをして20分加熱しましょう。

9.加熱が終わったら、保温容器にのせて25分保温します。

他のお肉も同じ流れで作ることができますので、色々と挑戦してみてください。

たんぱく質が多く、淡白な味のささみも燻製にすることで、深みのある味になりおすすめです。

燻製以外のおすすめレシピ!意外と美味しい食材編

サーモスの燻製器を使って、燻製以外のものも簡単に美味しく作ることができます。

それはローストビーフです。

少し難易度が高いと思われがちですが、燻製器で作るレシピなら失敗しにくいですよ。

まずは以下のものを用意しましょう。

【材料】

・牛もも肉
・塩
・胡椒

【作り方】

1.まずはフォークを使って、牛もも肉に穴をあけます。

2.牛もも肉に塩胡椒をお好みの量、すり込みます。

3.ジップロックにいれて1時間ほど冷蔵庫で寝かしましょう。

4.燻製器に、チップをいれず、網をのせて牛もも肉をおきます。

5.強火で5分ほど熱し、10分ほど弱火にかけます。

6.次に保温容器にのせて20分ほど保温します。

7.あとは食べやすい薄さに切って、ローストビーフの完成です。

8.タレは市販のローストビーフのタレでもよいですし、作れる場合は自分で作ってみてもいいですね。

ローストビーフのタレは、簡単に作ることができます。

【材料】

・りんご 1/4個
・赤ワイン 90cc
・醤油 30cc
・にんにく 1片

りんごとにんにくをすりおろし、赤ワインと醤油も入れ混ぜ合わせます。

これだけでローストビーフのタレも完成です。

甘さが欲しければ、みりんや砂糖も少量入れるのも良いでしょう。

また、ローストビーフは、わざびと塩を混ぜたものをつけて食べても美味しく食べられますので、もしよければ試してみてくださいね。

その他、肉や魚貝類以外に有名なものは、やはりスモークチーズではないでしょうか。

相性のよいチップは、ヒノキです。

サクラ以上に香りが強く色づきもいいのが特徴です。

ソミュール液を使って更に美味しく!燻製を作るときの裏技!

ソミュール液はご存知でしょうか。

燻製を作るにあたって「塩漬け」を工程にいれることで、食材の余分な成分を引き出し、長期保存することも可能になります。

塩水に調味料やスパイスを加えたものをソミュール液といいます。

調味料やスパイスは好みのものを使って、自由に味つけしましょう。

調味料やスパイスに使われる一般的なものは、黒胡椒、シナモン、ナツメグ、にんにく、たまねぎなどがよく使われますが、ワインなどのお酒をいれる方もいます。

ソミュール液は、水を沸騰させて、その中に塩と好みのスパイスや調味料をいれていきます。

沸騰させたら火からおろし、常温で冷ますとソミュール液の完成です。

ソミュール液ができたら、それに食材を漬け込み、最低でも2時間は漬け込みましょう。

長い場合だと1週間漬け込む方もいるようです。

漬け込んだあとは水分をとり、表面が乾燥するまで冷蔵庫で保管します。

そのあとはサーモスの燻製器を使って、上記でご紹介した流れで燻製作りを進めていきます。

好みのスパイスをいれて、自分だけの秘伝のタレレシピを作ってみるのも面白いですね。

サーモスの燻製器でなんでも燻製に!保存食にもしてみよう!

最近は自然災害も多く、保存食もぜひ作っておきたいですね。

チップの種類によっては色んな香りを楽しむこともできます。

サーモスの燻製器があれば、家の中で簡単に燻製を作ることができるので、目の前で燻製を作りながら、お酒を飲むのも楽しくておすすめです。

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