ヒルバーグのソウロはソロ登山者に人気!理由や特徴をご紹介

最終更新日:2019/01/15

登山のとき、山で泊まるためにテントが必要な場合があります。

そこでおすすめしたいのが、ヒルバーグのソウロです。

ヒルバーグのソウロは、その特徴からソロ登山者におすすめなのはもちろん、あらゆる旅の寝床として快適に使用ができます。

ここでは、ヒルバーグのソウロのおすすめな点や特徴などをご紹介していきます。

ソウロを作っているヒルバーグとは?

ソウロのお話の前に、ソウロを作っているヒルバーグについてご説明していきます。

まず、ヒルバーグは、1971年にBo Hillebergによってスウェーデンで設立されたアウトドアブランドです。

元々は、林業に使うための機器を製造していましたが、従来のテントに満足していなかったHillebergは、テントの改造に力を入れていくようになります。

当時のテントは今のテントと違い、外側と内側にふたつテントを張るような構造になっており、大変手間がかかるものでした。

それを、Hillebergは妻のRenateと改良を重ね、ひとつの作業だけで完成するテントを作り出し、事業に成功しすることができたのです。

ヒルバーグ社は、今も家族経営で成り立っており、家族の絆によって成功した会社だといえます。

世界的に支持され続けるヒルバーグ社のテントは、登山におすすめなだけでなく、あらゆるアウトドアシーンで使うことができます。

雪山の登山でも使える!ヒルバーグのテントの特徴

ここでは、ソウロを作っているヒルバーグのテントの特徴についてお話ししていきます。

〇簡単にテントを張れる構造

ヒルバーグのテントの特徴として、まず一番最初に挙げられるのが、「インナーテントとアウターテントを一緒に張ることができる」ということです。

普通のテントですと、インナーとアウターテントそれぞれ張るので2倍の時間がかかりますが、ヒルバーグのテントはその手間がいりません。

〇天候の変化に強い!

ヒルバーグのテントは、耐久性に優れているため、登山などでの急激な天候の変化にも対抗できます。

アウターテントは、暴風雨にも耐えうる素材を使い、インナーテントは軽く、通気性が優れているため、テント内で快適に過ごせます。

〇4つのレーベルから選べる!

ヒルバーグのテントは、4つのレーベルからできています。

・ブラックレーベル
・レッドレーベル
・イエローレーベル
・ブルーレーベル

ヒルバーグのテントは、雪山などの登山でも使えるため、オールシーズンで使えるテントとして知られています。

そして、4つのレーベルに分かれていることによって、より目的に合ったテントを選ぶことができるようになっています。

それぞれのレーベルについては、次項でご説明します。

ヒルバーグのソウロを登山で使うには?4つのレーベルの特徴

それでは、4つのレーベルに分けられたヒルバーグのテントの特徴を、それぞれご説明していきます。

〇ブラックレーベル

オールシーズン使用でき、特に雪山など寒さの厳しい環境下でも耐えうるテントになっています。

耐久性が優れていますが、その分他のレーベルに比べて重量が重くなっています。

〇レッドレーベル

ブラックレーベルをより軽くしたものになっています。

荷物の負担は減りますが、軽くした分だけ寒さに弱い構造になっていますので、注意が必要です。

通常の登山であれば、十分使うことができます。

〇イエローレーベル

レッドレーベルをもっと軽くしたものです。

アウターテントが地面まで覆っていないため、通気性が良い構造になっています。

ただし、寒さには全く対応していないため、冬での使用は避けたほうがいいでしょう。

春・夏・秋のシーズンでの使用が多いのであれば、このレーベルがおすすめです。

〇ブルーレーベル

このテントは、大型のタイプのテントであったり、用途に合わせて個別に対応したレーベルになっています。

普通のテント以外で考えている場合は、こちらから探してみましょう。

ソロ登山に使うなら、レッドレーベルソウロがおすすめです。

ソロ登山に使うソウロ!なぜ人気なの?

ヒルバーグのテントは、設置が簡単で、耐久性があるということを今までお話ししてきました。

それでは、ソロ登山者などで人気のソウロですが、その人気の秘密はどこにあるのでしょうか。

まず、一人用テントですので、場所を取りません。

また、自立型テントとなるため、岩場などの安定しない場所での設置が比較的簡単にできます。

また、他の国内メーカーのテントと比べると、前室が広く、窮屈さがありません。

あとは、ソウロだけに限らずヒルバーグのテントは、テントが簡単に設置でき、冬の雪山登山にも耐えられる良さがありましたね。

また、ヒルバーグのテントはその機能性の高さから、他のテントと比べて値段が高くなっています。

ですから、「大きいテントは値段が高くて購入できないけど、どうしても高性能のテントが欲しい」とか、「寒さが厳しい雪山ですぐに設置できるテントを」となると、ソウロがいいですね。

機能性の高さから手に入れたいヒルバーグのテントですが、まずはソウロで試してみることをおすすめします。

ソロ登山者におすすめのヒルバーグのソウロ!商品情報はこれ!

一人用テントとしてヒルバーグのソウロがありますが、ここでは具体的なソウロの商品情報をお伝えします。

〇ソウロ(レッドレーベル)

サイズは、横幅が220cmで、大人が横になっても充分な長さになっています。

縦幅は160cmとなり、前室と寝るスペースがしっかり分けられています。

広い前室があるため、狭苦しさを感じません。

また、高さは95cmで、座ってもまだ余裕が感じられます。

重量は2.4kgとなっています。

お値段は10万円弱くらいです。

テントとしてはなかなかのお値段ですが、ソロキャンプを頻繁にされる方には、十分満足のできるテントとなっています。

また、ネットでは、9万円弱で買えるところもあるようです。

軽量化が実現したレッドレーベルのテントであるソウロ、オールシーズン対応ですので、登山やキャンプ好きな方には持っていてもらいたいテントですね。

天候の変化によるヒルバーグのテントの強化ポイント

ヒルバーグのテントを設置したときに、思わぬ天候の変化などでテントを強化しなければならないとします。

そのときにすぐにペグがあればいいのですが、足りない場合もでてくることでしょう。

そうしたら、とりあえず身近なもので代用できないか考えてください。

雪山であれば、スキーの板やストックが使えます。

トレッキングポールも使うことができます。

また、木の枝や岩などで代用もできます。

身の安全を第一に、代用できるものは何でも代用することが大事になります。

あとは、強風などでテントが危ない場合の対処法です。

通常は1本のポールだけでテントを設置しますが、そのポールを2本にします。

それだけでもテントを強化することが可能です。

元々、ポールを2本使うことができるようになっていますので、テントを強化したい場合に使ってください。

雪山登山では、風や雪に悩まされることが多いですので、厳しい環境ではあらかじめテントを強化しておくことが大事ですね。

ソウロならテントが小さい分、強化に手間取ることはあまりないでしょう。

あらゆるアウトドアシーンに対応!ヒルバーグのテント

ヒルバーグのテントは、オールシーズン対応型のテントで、特に雪山登山など寒さの厳しい場所でも対応できるテントになっています。

ソロキャンプに人気のソウロは、機能性はもちろん、テント内の空間の広さに定評があります。

お値段が少々高いのですが、頻繁にキャンプを楽しまれる方を満足させるのに、十分な機能を兼ね備えたテントになります。

気になる方は、登山やキャンプのお供にぜひ使ってみてください。

こちらも合わせてご覧ください。